高知県立盲学校から未来の子どもたちを育成・応援したい!

高知県立盲学校から未来の子どもたちを育成・応援したい!
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった寄付金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。寄付募集は12月13日(金)午後11:00までです。

寄付総額

105,000

目標金額 2,260,000円

4%
寄付者
11人
残り
9日
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった寄付金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。寄付募集は12月13日(金)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

 

はじめに

 

今回のプロジェクトでは、高知県立盲学校で「ゴールボール競技」を始めることを目指しています。

 

競技に使用するゴールボールポストを皆様からのご寄付により、学校に設置し、子どもたちがパラアスリートを夢見て、いつでも参加や体験できる環境づくりを目指します。

 

 

高知県立盲学校について

 

高知県立盲学校は、昭和3年(1928年)3月31日に創立し、今年で96周年を迎えます。県内唯一の視覚障がい教育を専門とする特別支援学校です。学齢期における教育と視覚障がい者の職業自立に取り組んでいます。

 

 

 

|校訓

友愛・協力・感謝

 

 

|学部・学科

・幼稚部、小学部、中学部

・高等部本科普通科

・高等部本科保健理療科(あん摩マッサージ指圧師を養成する職業学科)

・高等部専攻科理療科(あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師を養成する職業学科)

 

本年度(令和6年度)は小学部から高等部専攻科理療科まで、児童生徒数は16名。9歳の児童から50歳代の成人の方まで幅広く学んでいます。子どもから成人までが同じ校舎で学び、お互いのよさを認め合いながら自立に向けた生きる力を育み、卒業後も社会とつながり続けることを目指しています。

 

 

近年高まるパラスポーツ競技への関心

 

視覚障がい者が参加できるパラリンピック競技も増え、以前にも増して、視覚障がい者がスポーツに関心を持ち、何事にもチャレンジし、スポーツを通じて社会参加したいという気持ちは高まっています。

 

しかし、現実的には個人で参加できる競技を除いて、集団で行う競技では、参加したくても施設までの移動(介助だけでなく、交通費なども含みます)、高価な専用の用具、競技中のサポーターなどを必要といった現状があります。

 

環境面やコスト面で未だ不利があり、積極的な支援者も少なく、なかなか一歩を踏み出せない方々もいらっしゃいます。

 

盲学校の児童生徒数は直近10年で、約半数までに減少し、集団で学ぶ機会も減りました。

 

特にスポーツの分野では、集団競技への参加も難しく、実際に体験できる機会は限られています。ゴールボール競技は3名の選手から参加が可能な集団競技です。少人数からパラスポーツに触れ、世界への扉を開き、チャレンジできる魅力を感じています。

 

|ゴールボール競技とは

 

ゴールボールは視覚に障害のある人を対象に考えられた球技で、パラリンピックに正式に採用されている種目です。

 

1チーム3人の選手が、鈴の入ったボールを転がすように投げ合って、味方ゴールを守りながら、相手ゴールにボールを入れて得点を競う競技です。ボールがゴールに入ると1点が入ります。最後に得点の多い方が勝ちになります。

 

選手全員が視野や視力といった障害の程度の差が出ないようにアイシェード(目隠し)をつけます。

 

 

しかし、残念ながら現在、盲学校の生徒はゴールボール競技に参加できていません。

 

理由としては、

 

・ゴールボール競技についてほとんど知らない。

・指導者がいない。

・児童生徒数が少ないので個人競技が中心。

・児童生徒数が少ないことで放課後の余暇活動を共有できる仲間がいなくて、興味関心が薄い

 

と言った現状があります。

 

上記に加え、そもそも盲学校にはゴールボール競技に必要な用具であるゴールポストがありません。

 

しかし、教職員は子どもたちの将来を心配し、様々な活動を増やしたいと願っております。

 

 

プロジェクト内容

 

ゴールボールポストを皆様からのご寄付により、学校に設置し、子どもたちがパラアスリートを夢見て、いつでも参加や体験できる環境づくりを目指します。

 

具体的には、放課後のクラブ活動で活用し、盲学校の児童生徒チームを結成。社会人で構成される県内チームとの合同練習、オープンスクールなどの学校開放行事などの際に地域の皆様に体験していただき、スポーツを通じた視覚障がい者の理解・啓発活動にも役立てていきたいと思います。

 

 

【資金使途】

・ゴールボール用ゴールポストセットの購入費用

 

【スケジュール】

・2月 ゴールポストセット購入

・4月 授業やクラブ活動などで使用する予定

 

その他のクラブ活動では、備品購入費用が安価(最大でも30万円程度)だったので、公費や学校を支援する教育振興会(寄付団体)から資金援助を受けやすかったのですが、今回は金額も大きく、公費や学校を支援する教育振興会からの資金援助が難しかったため、ご支援をお願いさせていただきました。

 

また、子どもたちの意欲を喚起するために世界につながるパラスポーツを体験させたいという思いや、社会人(卒業生)チームも練習試合が少ないなど課題があるなかで、学校でクラブ活動を通じて学生チームができると交流を深められると考えたことから、プロジェクトの挑戦を決めました。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

高知県のゴールボール競技の現状

 

高知県では社会人の視覚障がい者5名、健常者サポーター4名から構成されるひとつのチームが存在し、月に数回練習に励み、年2回程度の社会人を対象とした交流試合に参加しています。

 

 

しかし、練習や試合に参加するための遠征費用(交通費)などは全て自費で賄っています。県内の競技人口が増え、練習や試合を重ねることで競技力の向上を図り、やがてはパラアスリートを育成可能なチームに成長できることが夢です。

 

パラアスリートの育成と共生社会の実現に向けて

 

パラリンピックの感動はスポーツを通じて、人と人とのつながりのすばらしさを私たちに教えてくれました。盲学校を卒業し、地域で生活する視覚障がい者が社会とつながり続けることで、余暇を充実させ、豊かな心を育み、お互いを認め合う共生社会の実現を一緒に目指したいです。

 

特に地方では、人口の減少や高齢化に伴い、視覚障がい者のサポートに前向きに取り組んでこられた方々も徐々に少なくなってきています。私たちはこれからも地域の一員として生活していくためには、衣食住だけでなく、文化・芸術・スポーツなどを通じてノーマライゼーションの理念を実現したいと考えています。

 

多くの皆様にご理解していただき、高知県の子どもたちがスポーツを通じて、世界に挑戦できる機会を増やすためにも応援をお願いいたします。

 

 

競技者からのメッセージ

 

中妻 智也(なかつま ともや)

高知県立盲学校 理療科教諭 出身地:徳島県(4年前より高知在住)

社会人ゴールボールチームMKTの主将を務める中妻智也です。私は高校時代に網膜色素変性症と診断を受けました。視覚に障がいがあってもスポーツを好きな気持ちは強く、今でも様々な障がい者スポーツに取り組んでいます。

 

ゴールボールは視覚に頼らず聴覚と触覚、チームワークだけを頼りにコートの中を縦横無尽に駆け回る、選手も見る方々も白熱し、楽しめるスポーツです。チームMKTも2023年にチームを結成し、パラリンピック出場を目標に、練習に励んでいます。活動する中で本当に多くの人に出会い、サポートを頂き、感謝の気持ちで尽きない日々を過ごしています。

 

これからの出会いも大切にしながら、多くの人にゴールボールを知ってもらえるよう頑張りたいと思います。ご協力よろしくお願い致します。

 

永田 征太郎(ながた しょうたろう)

高知県立盲学校 理療科教諭 出身地:長崎県

私は生まれつきの視覚障がい者(全盲)です。現在は特別支援学校の教員として働いていますが、学生のころからグランドソフトボールやフロアバレーなど、多くの視覚障がい者スポーツに親しんできました。

 

スポーツを通して、視覚に障がいがあっても身体を動かすことの気持ちよさ、同じ障がいをもつ仲間との交流の楽しさ、晴眼者の協力を得ながら社会参加していくことの大切さなど、多くのことを学びました。

 

現在はゴールボールの社会人チームに所属して活動しています。練習や試合出場のときには多くのボランティアが関わってくれており、障害のあるなしに関わらず、すべての人がお互いに支え合いながら生きていく共生社会の実現に向けて、パラスポーツを広めることは大変有意義なことではないかと考えています。これからもゴールボール競技を通して、パラスポーツの魅力を多くの人に伝えていきたいと考えています。

 

 

留意事項

 

▼ふるさと納税について
本プロジェクトに対する個人様からの寄附金は「ふるさと納税」の対象となります。ふるさと納税では、寄附金のうち2,000円を超える部分について、住民税の概ね2割を上限に、所得税と合わせて全額が原則として控除・還付されます。


例えば、30,000円の寄附をした場合、還付又は住民税からの控除額は28,000円となり、実質負担額は2,000円となります。今回のプロジェクトでは、実質2,000円の負担でふるさとへの想いをカタチにできるとともに、リターンがあるプロジェクトについてはリターンを受けることができます。

 

※寄附者様の収入や家族構成に応じて、還付・控除額は変わります。詳細は高知県HP(https://www.pref.kochi.lg.jp/furusato/)をご覧ください。


※企業版ふるさと納税の対象ではないため、法人様による寄附はふるさと納税の対象にはなりません。


▼本プロジェクトにおける寄附の流れ 
本プロジェクトは、高知県の「ふるさと母校応援制度」の対象事業として実施します。


そのため、このプロジェクトに対する個人による寄附はふるさと納税の対象となり、ご寄附頂いた額に応じて、個人住民税等から一部が控除されます(企業版ふるさと納税の対象ではないため、法人による寄附はふるさと納税の対象となりません。)。


寄附金は高知県がふるさと納税として受領し、その寄附金から手数料を除いた額でプロジェクトを実施します。なお、プロジェクトを実施し、残金が生じた場合は、高知県立盲学校の教育活動に関する経費に充てさせていただきます。


その他、ふるさと納税の詳しい内容や注意点については、高知県HP(https://www.pref.kochi.lg.jp/furusato/)をご参照ください。  


▼ワンストップ特例制度の申請をご希望の方へ 
ふるさと納税制度の適用において、確定申告が不要となるワンストップ特例制度の申請をご希望される場合は、寄附申込の際に必ず希望有りを選択してください。


令和7年1月10日(金)(必着)までに、高知県に申請書をご提出いただく必要があります(期日を過ぎた場合、確定申告が必要になります。)。


プロジェクトが成立して寄附金額が確定した後、県から領収書とともにワンストップ特例申請書の様式をお送りします。


また、申請にあたり、マイナンバーに関する添付書類をご提出いただく必要がありますので、ご遺漏の無きようお願いいたします。

 

▼個人情報の取り扱いについて
本プロジェクトは高知県の「ふるさと母校応援制度」の対象となるプロジェクトであり、寄附者様の個人情報は、高知県に提供されます。この点をご理解いただいたうえで、ご寄附をお願いいたします。

 

▼本プロジェクトの中止または延期について

感染症拡大による休校、自然災害における休校、その他高知県教育委員会または学校長が合理的に判断する事由等で学校の運営が継続できない場合は、やむを得えず、プロジェクトもしくはリターンの中止・遅延する可能性があります。プロジェクト・リターンが遅延する場合には高知県立盲学校公式ホームページにその旨を記載するとともに中止になった場合は、集まった資金について高知県全体の教育振興に活用させていただきます。

 


※掲載している画像は、社会人ゴールボールチーム MKT、生徒の保護者より掲載許諾を得ています。

プロジェクト実行責任者:
中野直喜(高知県立盲学校)
プロジェクト実施完了日:
2025年2月28日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

ゴールボール用ゴールポストセット購入費(運搬料含む)

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