発達障害のある子どもたちにオリジナルパペットを作ってあげたい！！

 

 

こんにちは。

特定非営利活動法人Tie'n Link　と申します。

私たちは、発達障害の子どもの支援をしています。

 

昨今、

家で仕方がなくゲームばかりして時間をつぶす。

とにかく、暇。

どうやって余暇を過ごしていいかわからない。

・・・そんな子どもたちが増えています。

 

我々、Tie'n Link の活動目的は、子どもたちの居場所づくり。

楽しい、わくわくする活動を毎日用意しています。

そして、何をしたら喜びを感じられるのかを、一緒に見つけていきます。

みんなが安心して笑顔で通いたくなる、心の通い合う場所を目指しています。                                                                                                                                                                                       

 

 

この度、オリジナルパペットを作るための、毛糸の購入費用を募りたいと思い、

今回このプロジェクトを立ち上げました。

 

 

オリジナルパペットとは？

 

Tie'n Linkでは、毛糸で作ったパペットを支援活動に

取り入れています。

Tie'n Linkのキャラクター、ハチさんをはじめ、最近、コアラ君が登場。

子どもたちに親しまれています。

それらは、職員が手作業で一体ずつ時間をかけて編んでいます。

子どもたちのアイディアも取り入れ、一緒に作っている、という彼らの気持ちを尊重し、パペットに愛着をもつきっかけにもなっていくことを目指しています。

 

 

 

 

パペットのチカラ

 

特定非営利活動法人Tie'n Linkには、ADHD、自閉スペクトラム障害、愛着障害、知的障害、発語の困難や、その他コミュニケーションの苦手さを抱えた子どもたちが通っています。

それぞれが、それぞれの課題を日々、学校やご家庭などでかんじ、けれどどうすればいいかわからず困っています。

 

ある例としては・・・

自分の気持ちをお友達や先生に伝えたくても、言い返されてしまって怖くなったり、ボキャブラリーが少なく思うように気持ちを言葉にできない。

結果的に、焦ったり、落ち込んで泣いてしまったり、頭の中でモヤモヤしたまま終わってしまう。

そんな繰り返しで警戒心ばかり育ち、そもそも伝えることさえ諦めるようになった子がいます。

 

もう一度、大丈夫だから話してみよう、と思えるようになるには、支援者や周りの人との信頼関係の構築が重要です。

でも、それには、子供たちそれぞれが感じている壁があり、それを取り除くには多くの時間と経験が必要です。

 

しかし、支援者との遊びの最中でパペットが現れると、ほとんどの子どもたちが思わずにこやかになり、手を伸ばしてパペットの口元に持っていって遊び始めます。

彼らは、支援者がしゃべっているのに、口が動くパペットの動作や聞こえている声に意識が向きます。

パペットが質問し始めたときには、心の警戒を解き、思い切って気持ちや意見を伝え始める子供たちがいます。

それは、失敗よりも喜びワクワクがが勝る瞬間です。

そして「失敗した、けど許された、だからもう一度話してみる」

この繰り返しが、パペットを使った対話で可能となるのです。

 

 

子どもたちの未来

 

そんな遊びの先に何が見えてくるのでしょうか。

それは、子供たちの自信と可能性です。

パペットとのふれあいは、そのきっかけの一つとなりえます。

私たちは、子供たちの明るい未来を信じて活動をしています。

 

 

 

 

今回のプロジェクトで寄付していただいたご資金は、手作りのあみぐるみパペット制作費用と、一部、活動費用にあてさせていただきます。

なお、多くの子どもたちとパペットのふれあいが可能となるよう、なるべく多くのパペット作成を試みます。

今後の展望としては、パペットを使った活動を通して児童の対話力を向上することを目指すことから始め、自分たちでパペットを操れるようになり、いずれは子供たちの人形劇場を行って、YouTubeで流すことまでを目指したいと思っています。

また、資金が多く集まり余剰金が出た場合には、児童と相談したうえでTie'n Linkの施設の運営・活動費にあてさせていただきたいと思います。

 

皆様からの、あたたかいご支援を心よりお待ちしています。