一頭でも多くの命を救いたい〜施設維持のためにご協力をお願いします〜

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支援総額

2,126,000

目標金額 1,540,000円

支援者
154人
募集終了日
2025年1月21日

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プロジェクト本文

第一目標達成のお礼と第二目標について

 

12月2日にスタートしましたクラウドファンディングですが、皆さま方の温かなご支援のおかげで目標金額を達成することができました。心より御礼申し上げます。

 

また、たくさんの応援メッセージを頂きまして、こんなにも動物たちのこと心配してくださっている方がたくさんいらっしゃるのを知り、特にクマたちのおかれている現状に涙してくださっている方がたくさんいらっしゃることに、私たちは勇気を頂き、背中を押して頂いているような気持ちでおります。これからの活動の励みになっております。

 

1月21日に終了日を迎えますが、次のネクストゴールを設定させて頂き、大変恐縮ではございますがこれからの活動を支えて頂けますとありがたいです。

 

皆さま方の温かなご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

新しく設定させて頂きます目標金額184万円

・20万円はクマ舎に関わるもの(夏場にクマ舎の屋根に設置するヨシズ、夏場クマ舎寝室へ涼しい風を送るためのダクトホース、クマ舎外周の人止め柵の資材等)

・10万円は植林活動に関わるもの(ドングリの苗を育てるポット、支柱の資材、土等)

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆さまからの多くのご支援をいだだけますと幸いです。

 

2025/1/10   くまんち代表 田勢美代子

 

 

自己紹介

 

くまんち代表の田勢美代子と申します。

 

私たちは会津若松市を中心に活動しているグループで、10人ほどのメンバーで植林活動や動物たちのお世話を行っています。

 

保護当初のふくまつ
保護犬まることふくまつ

 

この活動をはじめてから今年で20年になります。

 

私がなぜクマを飼育するようになったのか、また、たくさんの犬猫を保護するようになったのかを少しお話しさせていただければと思います。

 

私は現在49歳です。今から20年前、世間ではクマが人里にたくさん出没するようになり、連日のようにクマが射殺される映像がニュースで流れていました。理不尽に殺され続けるクマを見ては胸が張り裂けそうな思いでいました。

 

お腹をすかせてエサを求めて里に降りてきてしまうクマ。生きるために必死です。何もできない無力さに涙を流していました。

 

私自身、20歳の時にリウマチを発症し、全身の痛みと変形していく関節、今までできていたことができなくなっていく不安に絶望を感じながら生きていました。クマが殺されていく現状を見て、車椅子生活になっていた自分に何がてきるかを本気で考えていました。

 

そんな時に関西地方で活動している団体の存在を知り入会しました。当時、クマがまだ沢山生息している東北地方には支部がなく、しかし、たくさん殺されている現状があり、なんとかクマの捕殺を止めたいという思いだけで福島支部長に名乗り出ました。

 

そこで活動していた期間は4年ほどで、その間、会津若松市近隣の山々で植林活動や広報活動などを行っていました。

 

そんな時に出会ったのがふくまつ(生後2ヶ月)です。子グマが1頭で人里近くをさ迷っていると連絡があり現場へ急ぎました。

 

普通、親グマが近くにいるはずなので決して人が触ってもいけないし、危険なので近くに行ってはいけないのですが、すでに小さなケージに入れられていました。私たちはすぐケージごと山へ戻し、遠く離れた場所で親グマが来るのを待ち続けました。3日間、山中で見守り続けました。

 

その間、ケージの中ではふくまつがずっと母さんグマを鳴きながら呼び続けていました。「クォークォー」と。母グマが子グマの声を聞けばケージを壊して連れていくだろうと思いました。

 

しかし母グマは現れませんでした。

 

今思えば母グマはすでに射殺さされていたのかもしれません。3日目の朝、乳飲み子がこのままでは衰弱してしまうと判断し、はじめて私はふくまつを膝の上に抱き上げました。

 

ふくまつはすぐさま私の顎にしゃぶりつきました。きっとお母さんのお乳を吸おうとしたのでしょう。用意していた犬用ミルクを哺乳瓶であげたらふくまつはグビグビと飲み干してしまいました。

 

何も分からなかった自分が、クマを飼育した経験を持つ先輩方からいろいろと教えて頂き、手探りの子グマ育てがはじまりました。

 

檻を建設する土地探しからはじり、飼育する為に必要な許可、移送するための許可など、条例や法律などすべてがはじめて知ることばかりで、提出する書類の多さにくじけそうになりながらも、この子グマの親は私しかいないと思い、なんとかここまでくることができました。

 

その間、両親、家族、仲間たちが支えてくれました。そして、今から16年前にくまんちとしての活動がはじまりました。

 

クマを飼育することでクマの習性なども知ることができ、クマの臆病さや健気さ、賢さ、人の心を読み取る力などを知ることで、よりクマ目線で多くの方々にクマのことを伝えていけるようになっと思います。14年前にも、檻に捕獲され殺処分寸前だったクマ(設楽『したら』くん)を引き取りました。

 

また、7年ほど前には会津近隣の山間部の役場から母グマを射殺しため子グマが残ってしまいどうしたらよいかと相談を受け、役場に授乳に通いながら引き取り先の動物園を探し、三重県の動物園に届けてきました。

 

16年前の冬には、やはり近隣役場から連絡があり、ガリガリにやせ細った子グマが1頭で納屋にうずくまっていると連絡があり、当時協力してくださっていた獣医さんと共に現場に行き、診療所で治療してもらいましたが治療の甲斐なく亡くなってしまいました。

 

ふくまつと同い年であったであろうその子グマは、ふくまつが体重30キロほどあったにもかかわらず、3キロしか体重がありませんでた。手足は冬の雪道を歩き回ったせいか柔らかい肉球が真っ赤に凍傷になっており、子グマ1頭でどんなに心細かったかと思うと今でも涙がでてきます。

 

その子グマの名前を「まるまつ」と名付け、火葬して頂き、故郷の山へ埋葬してきました。

これはほんの氷山の一角です。きっと私たちの知らないところでたくさんのクマたちが亡くなっているのだと思います。くまんちで関わった数々のクマたちの死を無駄にしたくないと思いました。

 

そんな中で、山に捨てられた仔犬、飼育崩壊現場から引き取った犬、野良さんが産み落とした仔猫、置き猫された仔猫、痩せて放浪していた猫、震災で被災した猫、捨てられた亀、ウサギ、アヒルなど様々ないきものたちも仲間入りしました。

 

現在ではクマ2頭、犬6頭、猫60匹、亀1匹の大家族です。

 

車椅子生活だった私も、人工関節置換術を受けなんとか歩けるようになり、毎日動物たちのお世話に忙しくしております。病気になり人生のどん底から引き上げてくれたのは動物たちです。

 

残された人生もすべて動物たちのために使っていきたいと思っています。

 

すべてのいきものたちには生きる権利があります。人間の勝手な都合で殺されていい命はひとつもありません。それは野生も同じです。

 

縁あってくまんちへやってきたいきものたちも終生大切にお世話をしながら、今後も1頭でも多くの命を救っていきたいと思います。

 

 

プール掃除するふくまつ

 

 

カボチャで遊ぶ設楽くん

 

 

今だに甘えん坊のふくまつ

 

 

リンゴ大好きふくまつ

 

 

ドングリが一番大好き設楽くん

 

 

 

 

昨年保護されたしらこちゃん

 

 

チュールが大好きな猫たち

 

 

飼い主のおばあちゃんが施設に入所したため放置されていた猫たち。くまんちの猫部屋へお引越し。

 

 

動物たちが安心して暮らせる森を目指し、森林の保全活動で植林や下草刈り、枝打ち作業を行ったり、リンゴ園に出向き電気柵設置(檻を設置をすればほとんどのクマが捕殺されるため電気柵でリンゴ園内へ入れないよう防御する)を行い、人と動物が共存できる社会を目指し活動を行っています。

 

 

大きく成長したクヌギの木々

 

 

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

くまんち活動も16年目を迎え保護した動物たちも旅立ちをむかえた子や闘病中の子、高齢になりお世話を必要とする子など人の介助を必要とする子が増え、同時に新たに保護された仔猫などもおり、経済的にも厳しい状況になっています。

 

施設維持に関わる費用

餌代+猫砂代 360万(年間)

医療費 60万(年間)

水道光熱費 30万(年間)

 

人件費は今後も私財を投じていきたいと思っています。

 

今までは温かなご寄付(年間25万円)や、私財(年間500万円)を投じて活動してきましたが、近年の物価高騰の影響もあり、餌代、治療費、水道光熱費などをまかなうことが厳しくなってきております。個人の力だけでは限界があると痛感しております。

 

 

プロジェクトの内容

 

令和7年2月〜令和7年8月の間、施設の運営維持をしていくために240万円必要になります。

 

クラウドファンディングでは、150万円を集め、下記の通り使用したいと思っています。

 

▼資金使途

餌代 100万円

猫砂代 20万円

治療費 20万円

水道光熱費    10万円 

消耗品費 4万円

※それぞれ4ヶ月間

 

くまんちで保護飼育されている動物たちが終生安心して暮らせるように。

 

また、1頭でも多くの動物たちの命が救えるよう、今後もクラウドファンディングでご支援いただければありがたいです。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

物に溢れ飢えを知らないた時代に生まれた私たち。少しだけ想像力をはたらかせて、目に見えづらいものではあるけれど社会のかたすみに飢えて辛い思いをしているいきものたちがいることを思い出していただければありがたいです。

 

私たちの活動はほんの小さなことです。しかし、やり続けることに意味があるのだと気付きました。

今、この手を止めたら救えない命があります。

 

どうかこれからもこの活動をご支援いただければありがたいです。

 

 


 

※本プロジェクトの資金は、くまんちで16年前より保護飼育されているクマ(ふくまつ)の為に開設された口座「ふくまつ基金」が受け取り、くまんちで現在保護飼育されているすべての動物たちの為に使わせて頂きます。

 

※プロジェクトとリターンはくまんちが実施します。

 

プロジェクト実行責任者:
田勢美代子(くまんち)
プロジェクト実施完了日:
2025年8月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

くまんちの施設維持のため 餌代、猫砂代、治療費、水道光熱費 消耗品(ペットシーツ、洗濯洗剤、ビニール袋、ティッシュ、ウェットシート、掃除機パックなど)

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リターン

3,000+システム利用料


3000円ご支援コース

3000円ご支援コース

ふくまつの画像入りお手紙で感謝のお便りをお送りいたします。

申込数
62
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年2月

5,000+システム利用料


5000円ご支援コース

5000円ご支援コース

ふくまつの写真入りポストカードで感謝のハガキをお送りいたします。

申込数
26
在庫数
制限なし
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2025年2月

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3000円ご支援コース

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5,000+システム利用料


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