プロジェクト概要

 

はじめまして、神戸市西区の有機農業を営んでいる大皿一寿です。42歳で有機農業の勉強 を始め、今年で就農8年目になりました。

 

現在は、同じ神戸市西区の有機農家5名と一緒に、有機農家グループ・BIO CREATORSを 結成し、日本ではまだ珍しい“CSA”という取り組みを通して、有機農家(特に新規就農 者)を支え、増やす仕組みづくりに挑戦しています。 

 

神戸市西区にあるBIO CREATORSメンバーの畑の様子 

 

 

CSA(Community Supported Agriculture)は“地域が支える農業”という意味で、野菜の“作付け費用”として数ヶ月~1年間の野菜代金を農家に先払いし、育った野菜を後から受け取るという仕組みです。

 

この仕組みが、野菜を買う時の選択肢のひとつとして“当たり前”になれば、新規就農者の暮らしを安定させることができ、農業がいま抱えている“新規就農者の離農”という問題も改善していけると考えています。

 

私たちがCSAに取り組み始めてまだ1年と少しですが、農家と消費者の距離が近くなり“仲間”のような関係が育まれつつあるなど、経済面以外でも大きな効果を感じるようになりました。

 

今回は、CSAをより多くの消費者・農家のみなさんに知ってもらうために、PR動画と案内冊子、WEBサイトを制作するための費用をクラウドファンディングで集めたいと考えています。農業にも時代に合った変化が必要です。ぜひ、応援よろしくお願いします! 

 

CSAでお届けする、野菜パックの一例 

 

 

就農当初は、野菜作りの技術向上と販売先への営業活動を同時にこなさないと売上が増えず、軌道に乗るまでの数年間の暮らしは非常に不安定で厳しい状況が続きます。

 

特に有機農家の場合は、大規模化・効率化よりも環境への負担を減らす“持続可能性”を重視するため“小さな農家”が多いため、なおさらです。私もそうでした。

 

いざ野菜を作っても売り先がなく、まずは近所の直売所などに並べて売ることから始めま す。しかし、直売所で待っているのは、この道何十年の先輩農家との激しい価格競争です。

 

そこで飲食店や八百屋さんに売り込みますが、その時間が増えると畑にいる時間が減り、栽培技術が身につきません。でも、営業は欠かせないし配達もしないと...そんな日々が長く続きました。 

 

BIO CREATORSの新規就農メンバー 

 

 

そんな時に出会ったのが、アメリカ西海岸を中心に広がっていたCSA(地域が支える農業)という考え方でした。

 

作付けシーズン前に、消費者が農家に数ヶ月~1年分の野菜代金を“作付け費用”として先払いし、農家はそれを資金にして種・苗や設備に投資する。つまり、私たち農家は野菜を売ることに時間を費やさず、育てることに専念できるようになります。

 

農家は信頼し支えてくれている人のために野菜作りに専念し、消費者は顔が見えて安心できる農家から、新鮮な野菜を毎週受け取れる。たくさん収穫できた時は一緒に喜び、天候不順で少ない時は一緒に肩を落とす。

 

そんな農業を日本でも広めたい...そう考えて、まずは自分たちができる範囲で始めていきました。 

 

CSAに参加してくださっているお客さまと、BIO CREATORSメンバー。お客さんであり、仲間でもあります

 

 

BIO CREATORSでは、現在6名の農家(うち新規就農者4名)でCSAを実践しています。

 

ひとりひとりは“小さな農家”ですが、グループで取り組むことで多くのお客さまに毎週野菜を届けられるようになりました。また、先輩農家が新規就農者を育てる良い機会にもなっています。

 

CSAは通販やデリバリーと違い、ピックアップステーションという場所に野菜を受け取りに“来て”いただく必要があります。しかし、農家と顔を合わせて会話したり、畑に受け取りに行って、野菜が育つ様子を見ることもできます。

 

スーパーでは見かけないような珍しい野菜や、不揃いだけどとても美味しい旬の農作物と出会うかもしれません。 

 

不揃いだけど、とっても美味しい有機にんじん。スーパーでは見かけませんよね

 

 

世界的に見て、日本の有機農業の普及率は極めて低いのをご存知でしょうか?また、あまり知られていないのですが、農業が原因の環境汚染も深刻な問題です。効率を求め、大規模化を進めている農業は、農薬や化学肥料に頼らざるおえず、環境に負荷をかけ続けています。

 

そのことに疑問を感じ、大規模化より持続可能性を重視し、環境に負荷をかけない“小さな農業”を選んだ私たち有機農家には、同じ志を持つ仲間がまだまだたくさん必要です。

 

有機農家・有機野菜が当たり前になるのには時間がかかると思います。しかし、その未来への第一歩として今回クラウドファンディングに挑戦しました。

 

今回みなさんからお預かりする支援金は、CSAのPR動画と案内冊子、WEBサイトの製作費として使用します。みなさん、どうか応援よろしくお願いいたします! 

 

PR動画の撮影風景。CSAを多くの人に知ってもらいたい! 

 

 

皆さまから頂いたご支援金で、CSAシステムを日本に広めるための以下の費用に大切に使用させていただきます。

 

・動画撮影・編集費用 200,000円

・リーフレット制作編集費用 200,000円

・Webサイト制作費用 100,000円


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