
支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 18人
- 残り
- 4日
プロジェクト本文
子ども達は抗がん剤治療による脱毛で悩んでいます。
医療用ウィッグを無償で贈ります。
「学校に行けない!」
「バカにされたらどうしよう... 」
「笑われたらどうしよう... 」
会いたくない。外に出たくない。
小児がんの子ども達は、抗がん剤の副作用による脱毛によってさまざまな悩みを抱えています。外に出ることへの抵抗が拭えず、ニットキャップで頭を隠すように生活している子ども達もいます。
その不安を少しでも和らげることができるのが、医療用ウィッグです。
しかし、医療用ウィッグの支援と言えば当会も実施しているヘアドネーションなどがありますが、発注してから完成するまでに早くて半年、場合によっては一年ほどの時間がかかります。つまり、治療も進みウィッグを必要とするタイミングになってから発注することは、一番欲しい時期にウィッグが間に合わないことを意味します。
治療中は病気や医療費への支出が優先となり、髪の毛のことについては、どうしても後回しになってしまいがちです。
子ども達がやっと病気に勝ったと思った途端に、自分に髪の毛がないことよって絶望感に襲われることがあります。その絶望感を少しでも減らし、前を向いて外出できるようにすることは非常に大切です。
だからこそパルサポートキッズの会は、寄付などを通じて資金を集め、これまでも無償で医療用ウィッグを届けてきました。そして、医療用ウィッグが欲しいと思ったときに届くように、依頼をいただいてから10日~2週間以内にはお届けできるような体制を整えています。
パルサポートキッズの会について
子ども達の笑顔と安心を守り続ける為に。
私達NPO法人パルサポートキッズの会は、小児がんの子供や経済的に恵まれない子ども達を支援することを目的に2017年に立ち上げられました。
小児がん治療に長年携わられてきた先生方から、「毛髪が原因でいじめや不登校」「長期治療によって医療負担が大きくウイッグまで買えない」など多くの子ども達やその家族がつらい思いをしていることを教えていただいたことをきっかけとし、理事長である稲田の「医療用ウィッグはアピアランスケアというより治療用具」だという考えのもと、当会を設立しました。
2018年以降に800名以上の子ども達やママに医療用ウィッグをプレゼントすることができています。
私達は、退院時にウィッグを使えるように無償で届けること、必要なときにすぐに届けてあげること、子ども達のために作られたウィッグであることが、何よりも大切であると考えて活動をしています。
しかし、円安や海外工場の人件費、輸送コスト高騰の影響で、医療用ウィッグを届けるまでにかかる費用も上がり続けています。これまでのように無償でウィッグを届け続けるためには、たくさんの方からのご支援が必要です。
医療ウィッグを必要としている子ども達に、必要としているときに届けるために、ぜひご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。
NPO法人パルサポートキッズの会
【福岡のRKBテレビで当会の活動内容やウィッグを受け取られた方のコメントなどが放送されました】
前回のクラウドファンディングについて
昨年3月に今回と同じテーマのプロジェクトでクラウドファンディングを実施しました。皆様方の温かいご協力により目標を達成することができました。(100万円に対して101万円)おかげさまで小児がんの子ども達に医療用ウィッグをプレゼントする事ができ、ご寄付を頂いた皆様には心から感謝申し上げます。
プロジェクト終了後(令和6年4月27日)にウィッグを40個発注し、6月末に無事入荷しました。
ウィッグプレゼント案内は全国の小児がん治療を行っている病院(170か所)と、小児がん患者を支援されている団体等に活動を案内するリーフレットを配布しています。(2000部)
令和6年5月に23名、6月には24名の方からお申込みを頂き、全件無事に発送を完了しています。また昨年7月4日には、岐阜市民病院へ伺い、担当看護師長様へ、直接ウィッグをお渡しする事ができ、大変喜んで頂きました。
私達は、『多くの方々からの理解や支援が、子ども達や家族の大きな希望になる』という思いで啓蒙活動を続けております。これからも一人でも多くの子ども達に継続してプレゼントができるように取り組んで参ります。
│ウィッグをお届けしたお母さまよりお便りを頂きました。
副作用による脱毛で、思うように外に出られない...。
募る子ども達の不安。
小児がんの年間の罹患者数は、0歳から14歳の子どものうちが2,000名~2,300名ほどと言われています。(*1 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録))
抗がん剤治療が始まると副作用により脱毛になることがほとんどです。小児がんの抗がん剤治療によって脱毛になった子ども達は、幼稚園や保育園に行けない、学校に行けないなど、さまざまな不安と悩みを抱えています。
また、抗がん剤の治療は3ヶ月~約半年かかると言われています。 主な副作用は脱毛・吐き気・骨髄抑制(免疫力の低下)などがあります。すべての抗がん剤が脱毛するわけではありませんが、抗がん剤治療開始から約2週間で脱毛は始まります。
治療が終了し、3~6ヶ月ほど経過すると、髪の毛が生えはじめます。経過を見ながら学校にも行けるようになります。しかし、治療のためとはいえ、髪のない生活に慣れるまでの間は、本人にとってとても難しい時間となります。
家族も病気と闘うだけでも大変な中、このような状況になっても家族は、病気や医療費のことを優先しなければならず、医療ウイッグの手配までは手が回らないのが現状です。精神的にも経済的にも様々な苦しみが伴います。
私達のこれまでの活動経験から、通園や通学する年代でウィッグが必要になる子ども達は年間約500名程おられると思われます。 脱毛したことを友達に知られたくないという子がほとんどです。
脱毛していることで自信がなくなるだけでなく、残念なことに、中傷を受け、いじめにあう可能性もあります。自尊心を傷つけられるような体験を味わうこともあります。
私達が大切にしたいのは、無償でウィッグをすぐに届けてあげること。
そして、子ども達が使いやすいウィッグであること。
医療用ウィッグというと、ヘアドネーションが最近では有名になりつつありますが、1つのウィッグを作るのに30~40人分の毛髪が必要であり、確保できても注文を受けて頭のサイズを測り、お届けするのに半年から1年かかることもあります。これでは、子ども達が学校へ通い始めるタイミングには間に合いません。
私達は何よりも、治療を乗り越えようと戦い、やっと外に出られる!となったタイミングで、脱毛により悲しむ子ども達を減らしたいと強く思っています。そのためには、必要なときに直ぐにウィッグを届けてあげることが重要だと考えています。
特に学校に通うとなると、帽子などでは隠しきれず、できるだけ髪が自然になるようにしてあげることで、きっと笑顔になれると思います。
そして、辛い思いをしている子ども達がウィッグを手にすることで、子ども達が希望を持ち、ご家族や看護師さんたちも応援の言葉をかけやすい状態に繋がります。
私達はご依頼をいただいた後、すぐにお届けできるよう4つのサイズのウィッグを事前に準備して、10日~2週間以内にはお届けしています。お届け後、もしサイズが合わない場合はサイズ交換もお受けしています。
また、人毛100%のウィッグは、一見ウィッグだとわからない自然な仕上がりになりますが、「重たい、お家で手入れができなかった」と、取り扱いが難しい側面もあります。
私達が作っているウィッグは、子ども達が対象です。日々の手入れのしやすさや軽さも重視して、人工毛を混ぜた子ども達のためのウィッグを作っています。
いただいた資金で実施できること
当会はふるさと納税のガバメントクラウドファンディング等での皆様からの寄付によって支えられてきました。さらに一昨年より、WAM(福祉医療機構)より助成をいただき、これまでに全国の小児がんの子ども達にウィッグを約800名以上(通算)にプレゼントすることができました。
全国の病院関係者や小児がん支援の団体様からのご協力もいただいており、これからも全国規模での活動を続けて行きたいと考えています。
しかし、ウィッグのコストは近年の円安の影響や海外工場の人件費、輸送コストも高騰しており、大幅なコストアップが続いています。さらに今後、多くの方へ届けるとなると今以上のご支援が必要となります。
私達は、“毛髪が原因で悲しむ子どもや保護者の方、ママを一人でも少なくしたい”、“一人でも多く子ども達やママを笑顔にしたい”という想いで活動しています。
これまでのご寄付や助成金のみでは、私達の想いや使命を大切にしながら活動を継続することが難しくなってしまいます。なによりも、ウィッグが必要な子ども達を待たせたり、悲しい気持ちにさせたくはありません。
そのために今年も、クラウドファンディングという手段で、皆様からの医療用ウィッグをプレゼントする為のご支援を募ることといたしました。本プロジェクトは【実行確約型】のALL IN形式で行います。
一日でも早く退院し、学校に笑顔で行けるように。
私達は、これまで医療ウィッグをプレゼントした方々からのお礼のコメントをたくさんいただくことができました。 脱毛に悩む子ども達は医療用ウイッグをつけた瞬間「これで学校にいける!」と笑みがこぼれます。
長らく病気に専念し、学校にいけないなどの大変な時期に、少しでも前向きになって笑顔を取り戻してほしいという思いで、私達はこの活動を続けています。
少しでも前向きに過ごしてもらい、1日でも早く学校に笑顔で行けるようにしてあげることが、私達が一番やらなければいけない使命だと思って活動をしています。
また、今回のプロジェクトを通じて、私達の活動をより広く認知していけるきっかけにもしていけたらと考えています。私達の活動を知っていただくことで、小児がんの子ども達が抱える悩みや課題を解決する意識向上や理解が広がることがなによりも重要です。
さらに認知が広がれば、全国へ活動を広げるきっかけにもなり得ます。取り組みを応援してくださる方がもっと増えれば、困難に立ち向かう子ども達やご家族を笑顔に導くことができると信じています。
どうか皆様からの温かいご支援、応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
プロジェクトメンバーのメッセージ
- プロジェクト実行責任者:
- 山下健一郎(特定非営利活動法人 パルサポートキッズの会)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年7月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
NPO法人パルサポートキッズの会の活動が広く認知され、小児がんの子ども達や子育て中のママにウィッグを無償で提供する為の企画・開発・生産資金、及び広報、啓蒙活動資金とします。 【120万円:内訳】 ①医療用ウイッグの生産、調達費用(40名分) 900,000円 ②上記の受注・発送、事務費用 150,000円 ③小児がん対応病院やウィッグを必要とする方々への広報活動費用(HP、SNS、リーフレット配布など) 150,000円
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
当会は2017年設立以来、小児がんの子ども達に医療用ウィッグや、医療用帽子を無償で提供する事業を行っています。小児がんの権威である中川原章先生(UICC小児がん委員長)や色々な先生方よりさまざまなレクチャーを受けました。抗がん剤治療に悩む子ども達や家族は、髪によるさまざまな悩みを抱えています。 脱毛のままでは幼稚園に行けない、学校に行かない等様々な悩みは尽きません。しかしながら家族は病気や医療費の事などが優先となり、髪のことや高額なウィッグは後回しにすることは避けられません。特に小中学生の子ども達は見た目にとても神経質です。当然脱毛したことを友達に知られたくないという子がほとんどです。 学校に通うとなると、帽子などでは隠しきれず、できるだけ髪が自然になるようにしてあげる事できっと笑顔になれます。この問題を少しでも解決するために、子ども達に医療用ウィッグを無償で提供する活動を行っています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円+システム利用料
3千円|応援コース
●御礼のメール
●活動報告書(PDF)
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
5,000円+システム利用料
5千円|応援コース
●御礼のメール
●活動報告書(PDF)
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
10,000円+システム利用料
1万円|応援コース
●御礼のメール
●活動報告書(PDF)
●ホームページへ掲載(希望制)
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
30,000円+システム利用料
3万円|応援コース
●御礼のメール
●活動報告書(PDF)
●ホームページへ掲載(希望制)
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
50,000円+システム利用料
5万円|応援コース
●御礼のメール
●活動報告書(PDF)
●ホームページへ掲載(希望制)
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
100,000円+システム利用料
10万円|応援コース
●御礼のメール
●活動報告書(PDF)
●ホームページへ掲載(希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
300,000円+システム利用料
30万円|応援コース
●御礼のメール
●活動報告書(PDF)
●ホームページへ掲載
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
500,000円+システム利用料
50万円|応援コース
●御礼のメール
●活動報告書(PDF)
●ホームページへ掲載
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
プロフィール
当会は2017年設立以来、小児がんの子ども達に医療用ウィッグや、医療用帽子を無償で提供する事業を行っています。小児がんの権威である中川原章先生(UICC小児がん委員長)や色々な先生方よりさまざまなレクチャーを受けました。抗がん剤治療に悩む子ども達や家族は、髪によるさまざまな悩みを抱えています。 脱毛のままでは幼稚園に行けない、学校に行かない等様々な悩みは尽きません。しかしながら家族は病気や医療費の事などが優先となり、髪のことや高額なウィッグは後回しにすることは避けられません。特に小中学生の子ども達は見た目にとても神経質です。当然脱毛したことを友達に知られたくないという子がほとんどです。 学校に通うとなると、帽子などでは隠しきれず、できるだけ髪が自然になるようにしてあげる事できっと笑顔になれます。この問題を少しでも解決するために、子ども達に医療用ウィッグを無償で提供する活動を行っています。

どうか温かな最期を…。高齢犬猫たちのための終生飼養施設をつくりたい

#動物
- 現在
- 10,975,000円
- 支援者
- 812人
- 残り
- 2日

可能性は無限大!ハンディがある犬猫のためにリハビリスペースの増設を

#動物
- 現在
- 7,826,000円
- 支援者
- 582人
- 残り
- 2時間

震災そして山林火災ーー大船渡養殖アワビ約250万個全滅から、復興へ

#災害
- 現在
- 8,805,000円
- 支援者
- 526人
- 残り
- 59日

失ってしまった声をもう一度|音声変換アプリの普及・実用化へご寄附を

#医療・福祉
- 現在
- 4,019,000円
- 寄付者
- 130人
- 残り
- 4日

【大船渡 山林火災】3.11の被災地が再び被災. 緊急支援を開始!

#災害
- 現在
- 3,621,000円
- 寄付者
- 397人
- 残り
- 4日
三春町発!農福連携「福福ピーマンワゴン」を走らせたい!
#医療・福祉
- 現在
- 138,000円
- 支援者
- 9人
- 残り
- 35日

【能登半島地震】液状化被害!ゼロからのスタート(石川県/内灘町)

#まちづくり
- 現在
- 75,000円
- 支援者
- 7人
- 残り
- 52日