プロジェクト概要

鳥取県岩美郡岩美町で初めてのグループホーム。

一人で苦しんでいる方々を救う、生活の場を提供したい。

 

はじめまして、一般社団法人ここな会の岸田ひとみと申します。22年間の高齢者支援と障がい者支援の経験を生かして、鳥取県鳥取市で就労継続支援B型事業所を運営しています。地域の利用者をサポートする一方で、家族がいなかったり、関係性が悪かったりで孤独に暮らす方々がいることに大きな危機感を抱いています。

 

私たちのB型事業所を利用されている方の中にも、一人暮らしを強いられている方が4名います。少し視野を広げればもっといるはずです。精神的にも支えが必要な彼らをそのままにしておいて良いわけがありません。

 

そこで、そんな方々がともに暮らし、支え合う生活の場として「グループホーム」を2018年7月にオープンさせたいと考えています。場所は見つかり、現在建築士の方や岩美町の方と話を進めていますが、悔しいことに、オープンに必要な改修費用が50万円も不足してしまっています。

 

必要な支えがなく、孤独に苦しむ方々を一人でも救っていくために、どうか皆様ご支援をお願いできないでしょうか。

 

この場所をグループホームに生まれ変わらせます

 

22年の経験を生かし、一人でも多くの孤独な障がい者を救いたい。

 

私は、高齢者支援に10年間、その後12年間、障がい者支援に従事し、その中でも主にグループホームに関わっていました。そしていまは、一般社団法人ここな会を立ち上げ、就労継続支援B型の事業所を運営しています。支援を必要としている方々を支え、気づけば22年が経ちました。

 

長きにわたる経験の中で感じているのは、地域と暮らしている感覚をもってもらうことと、目標を持った生活を送ることの重要性です。そして、精神的に不安定である人も多いため、きちんとした生活リズムをつくることがすごく大切なのです。

 

現在のB型事業所の一人暮らしのご利用者さんは、夜になると外をウロウロしてしまい、日中眠くなり作業が進まず、寝てしまうことがあります。そしてまた夜になると元気になりウロウロ。結果、体調を崩し入院してしまうケースも発生しています。

 

こういった方には、見守り手が必要なのに、家族がいなかったり、家族とうまくいっていなかったりすることも少なくありません。そんな時こそグループホームが彼らを支えてくれるのですが、じつはここ岩美町には1つもないのです。隣の県庁所在地鳥取市には、11カ所あるのですが、ほとんどが満所で誰でも入れるという状況ではありません。

 

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd
ここな会のご利用者の方々

 

一人でいることの不安からリストカットをしてしまう人もいるのです。


グループホームの必要性を特に痛感したのは、支えてくれる家族がいない利用者さんが、一人で生活することに寂しさを感じて、不安からリストカットをしてしまった時でした。命に別状はなかったのですが、その後、大量の薬を一度に飲んでしまうなどを繰り返しています。

 

相談員の方も、なるべく一人にならないようにと、ヘルパーや訪問看護、日中活動を組み合わせながら対応されてます。しかし、居宅でずっと誰かが支援に入るのは、現在の福祉サービスでは難しいため、どうしても一人の時間が発生してしまっているのです。

 

そして、グループホームの利点は、見守りという側面だけではありません。利用者が支え合っている生活の場としての機能があります。一緒に生活を共にする人と、家族のように接することもあれば、友人として励まし合ったり、協力したり、時には喧嘩したりと。でもそれは誰にでもある生活の一部です。多くの障がいを持った方を見てきましたが、彼らは特別な場所を望んでいるわけではなく、ごくごく自然な生活の場を求めていることがほとんどなのです。

 

作業を終えての休憩のときにみんなでおしゃべりをしています。

 

巡り合わせに感謝。

一人暮らしで苦しんでいる方の救いの場をつくります。


B型事業所での悲しい出来事、そして、それはグループホームがあれば解決の糸口になることを知っているので、「いつかグループホームをやりたい」といろんな方に話をしていました。それから3年位が経ったでしょうか。職員の親戚のお家を使わせていただけるかもしれないという話があがりました。

 

すぐに話を聞きに行くと、家主であるおじいさんがなくなってしまい、おばあさんは施設にはいられたそうです。息子さんと娘さんは自分たちで家を建てて生活をしていたため、空き家になってしまったが、自分たちが育ってきた家を壊したくないから、使ってくれる人を探しているということでした。グループホームを立ち上げたいことを伝えると、「ぜひ使ってほしい」と快諾いただきました。

 

そこは、つい「ただいま」と言ってしまうようなとても趣のある懐かしいお家だったので、その良さを残しながら、グループホームに改修できればと考えています。現在は、建築士とも相談しながら、岩美町の福祉課と連絡を取りながら、改修に向けて話を進めています。
 

グループホームに変わるお家。風情がたっぷり

 

~こぼれ話~

今回譲り受けたお家の家主とそのご家族は、パンとコーヒーがとても好きだったそうです。そのため、今回のグループホームには、パンが焼ける場所を併設する予定です。

 

というのも、パンの焼けた匂いはセロトニンという幸せホルモンを出す効果があるという話を聞いたことがあります。また、「どんなパンを作りたいかを考える」「仕込む」「焼く」「できたパンの食べる」という一連の工程は、自分で目標を立てて、その成果が毎回見えるという点で、とてもやりがいと達成感を得られるのではと思っています。

 

生活の場を提供するというだけでなく、自身で工夫しながら生きていくという経験ができる場所にしていきたいと思います。それを、家主が好きだったもので実現していくというのがとても素敵だなと思いませんか。

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd

 

◇◆◇グループホーム詳細情報◇◆◇

住所:鳥取県岩美郡岩美町116

利用可能者数:5名

間取り:2階建ての5LDK

オープン予定日:7月2日

 

▶運営体制

管理者・サービス管理責任者1名(常勤)

世話人2名(非常勤)

支援員1名(非常勤)

 

▶利用者のご負担

32,000円/月 ※月30日として計算

<内訳>

・家賃:10,000円(助成10,000円があるため実質負担0円)

・水道光熱費:5,000円 

・食材費:24,000円 ※(朝)300円(夕)500円(昼食は各自)

・日用品費3,000円

 

【障害基礎年金 1級約80,000円、2級約60,000円の中で十分生活ができる状態で受け入れ、生活保護を利用しなくても生活ができることも目的の一つと考えています。】

 

◇◆◇ご支援金の使用用途◇◆◇

皆様からご支援いただいた50万円は改修工事費に充てさせていただきます。