
支援総額
目標金額 3,600,000円
- 支援者
- 405人
- 募集終了日
- 2025年10月29日
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- 58人

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- 42人

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- 総計
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- 現在
- 15,565,000円
- 寄付者
- 428人
- 残り
- 14日

月500円から子どもたちの学び場を守り、笑顔ある未来へつなぐ!
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- 総計
- 19人
プロジェクト本文
特定非営利活動法人コリアンネットあいちについて
特定非営利活動法人コリアンネットあいちは、国が分断されている状況下で、戦前に日本に渡り高齢を迎えることで、故郷に帰るのが難しくなった在日1世の高齢の方々に、故郷のような場を提供しようとデイサービスセンターの開設と共にスタートしました。
私たちは、故郷に帰れず高齢を迎えた在日1世たちに、故郷のような場を提供しようとデイサービスセンターを開設することをきっかけに、2003年に設立されたNPO法人です。
主に在日コリアン社会の福祉団体として、デイサービスセンターや居宅介護事業所の運営をする傍ら、2重のハンデを背負う在日コリアンの障がい者たちを支援する活動や、地域の子育て支援としてはイベントを企画し、コリアンの歴史や文化を伝える活動、人権擁護団体として専門家の斡旋など幅広い活動を行ってきた法人です。
デイでは郷土料理、韓国料理を提供し、民謡や民族打楽器を使って1世の方々の故郷への思いに寄り添った運営を心掛けてきました。NPO法人では福祉の主たる3分野として、高齢者、障がい者、子育ての各分野において、在日コリアン社会の課題を見つけその解決に取り組む活動を常に心がけております。
朝鮮学校における保健室の役割と運営について
朝鮮学校は日本教育法において各種学校の扱いとなるため、学校法人として受ける助成金や補助金が日本の学校に比べ極端に少なく、老朽化した校舎や設備へのメンテンナンスが行き届かなく、運営の多くの部分を学父母のボランティアや同胞、理解のある日本の方々の寄付などで賄っています。
高校無償化はおろか、小学校から高い授業料を払い、給食もなく、学校の財政は非正常な状況が常態化しています。年々学生数は減り、今となっては、母国語や自分の歴史、文化を学ぶ場を守ることが難しい状況にあります。
昨今教育の現場では、子どもの不登校やいじめ、心身のストレス問題はもちろん、膨大な量の仕事をこなす教員たちの疲労や精神的ストレス問題などが取り沙汰されていますが、朝鮮学校もその例外ではありません。そこへ追い打ちをかけるように、財政問題を理由に保健室の運営がままならい状況が当たり前のようになっています。
故に福祉団体として、近年特に深刻な問題となっている子供たちの不登校や心のケア、校内での居場所を確保するため、保健室の需要の高まりの中、社会福祉士の先生に相談し、2023年度よりボランティアでの保健室活動を開始。
2年に渡るボランティア活動を通して、学年別に保健授業を実施し、個別面談や父母からの相談を受けることができるようになりました。今後この芽を絶やさず、充実させるためにはボランティア活動から抜け出す必要があります。
また、地元に住む在日コリアンの医師たちは、数十年に渡り、内科検診や歯科検診を無償で実施し、子どもたちの健康を守り、学校を支えてきました。これらの資金は0に等しく、ただただ医師や専門家たちの良心のみで支えてきました。
想いや技術だけでも子供たちを守れないという現実があり、医師や社会福祉士たちの勇気ある行動を通して、今後も子供たちの心身の健康を守るためには、やはり一定の資金が必要であるとのこと。NPO法人としてできること。法人が主体となってその活動を支えることだという認識に達しました。
あくまで1年間限定としての活動資金となりますが、皆さんは、
数十年に渡り、ボランティアで検診を実施してきた在日コリアンの医師たちの存在を知ってましたか?
保健室がないことで、適切な相談や対応もなく、悩んでいた子供やその親たちがいることを知っていましたか?
それを見かねて、率先して保健室の「定期的な運営」を目指し、立ち上がった社会福祉士と、それを取り巻く4人のボランティアスタッフの頑張りを知っていますか?
まずNPO法人として、クラウドファンディングを通して、その事実を広く知ってもらいたいと思います。そして実際に子供たちのために取り組んでいる専門家たちの想いを皆さんに伝えたい、そこが社会的課題解決のスタートだと思います。
そして支援していただける皆さんと一緒に、支援者としてではなく当事者として一緒に解決していく。何か自分でもできることがないだろうかという皆さんの想いを形にし、多くの人たちの関心と支援のもと、プロジェクトの実施に取り組みます。
今回のクラウドファンディングを通し、まず保健室に必要な備品をしっかり揃え、保健室の先生が常駐し、日々変化する子供たちの心のケアを満足にできるようにし、日本学校と同等の保健授業や検診を通し、子どもたちの心と身体の健康を守りたいという強い想いをクラウドファンディングに託したいと思います。
※以下、2024年度の資料ですが、2024年12月時点で作成したものです。
学父母の声
子どもが不登校気味になった頃、どう対応すればいいかわかりませんでした。先生と事実関係を確認したとしても対策が的確なのかどうかもわからず、また、学校という既存の枠組みに子供をいかにはめ込むかことし考えなかったこともあります。
そんなとき、社会福祉士の先生に個人的に相談をしている父母もいるという話を聞いて、繋げてもらいました。解決できるできないは別として、親の自己判断が正しいかどうかも含め、第三者で専門家である方への相談窓口があることはとても重要です。
また子供たちの生活に、些細な変化があった初期段階での対応が、その後の学校生活を左右することになるとは、当時は思いもしなかったことです。
保健室が当たり前にあり、子どもたちに何かあったとき、子どもも父母も先生も、すぐに事実関係を確認し、早めの対応をすることにより、安心して学校生活を送れるようになればいいと思います。
集まった支援でできること
現在月3日の限定運営となっている保健室の運営を平日3日運営とし、保健室の先生が常駐するようにします。また、カリキュラム化された保健授業の確保と必要な検診の実施、運営するにあたって必要な備品を揃え、子どもの学校生活や先生たちの労働環境を整えていきます。
数年前、東海朝鮮学校保健委員会という会が発足されました。主に、愛知県を中心に活動する在日コリアンの医師らと各学校校長で構成されるこの委員会は、年2回の会議を通して、各種検診の実施、感染症対策や相談窓口の設置などを行っていますが、保健授業の実施や日常的な保健室活動を行うことができずにいます。
目標金額:360万円
集めた資金の使い道は下記の通りとなります。
│保健室運営の最低条件をかなえる100万円「備品の確保」
中部地方にある7校すべてに保健室に必要な備品を取り揃える。
│そして200万(計300万)「保健室の先生の常駐と検診の確実な実施、そして保健授業の実施」
現在ボランティアで月3日限定的に従事しているスタッフを中心に、平日週3日間の保健室の先生のシフトを組んで、いつでも子供たちや先生たちが気軽に訪れることのできる保健室を作る。
そして、在日コリアンの医師たちにより毎年春に行われる各種検診は、ボランティアで行われいる手前、全校に対するアプローチができず、現実的に実施できる学校とできない学校とがあり、実施される年とされない年がある。これを、保健室に人員を常駐させることにより、日程調整や実施チェック機能をもって、確実に実施できるようにする。
現在保健授業は「できる限り」実施しており、カリキュラムや学年単位で消化する内容にもばらつきがあり、講師の確保も難しい、当然ボランティアでの展開であるため、今後はカリキュラムを確立し、専門知識のある専門家を講師として誘致し、カリキュラムかされた授業を実施できるようにしたい。
残りの金額はその他決済手数料等に充てさせていただきます。
※学校法人愛知朝鮮学園より寄贈を行うことおよび名称掲載の許諾を取得しております。

私たちの想い
今回の保健室の運営にあたってるボランティアスタッフのコメント
約1年間、愛知朝鮮中高級学校での保健室活動に携わる中で、この活動には2つの役割があると感じました。それは「保健室本来の役割」と「朝鮮学校のチーム連携体制をより強化する役割」です。
「本来の保健室の役割」とは、学生たちの心と身体の健康を支えることです。現在朝鮮学校では、学生が怪我をしたり風邪をひいた時、手当てをしてくれる養護教諭の先生が常駐していないところがほとんどです。
学生たちが安心して健やかな学生生活を送るために、保健室運営はとても大切な役割を担っています。そして在日コリアンとしての民族性やアイデンティティを育む朝鮮学校は、教員・学父母・地域の連携した教育体制がとても重要です。
その連携をよりスムーズに、より強いものにしていくための架け橋としても、保健室運営は欠かせない役割を担っています。この大きな役割を果たすには、人材費・設備費等が全く揃っていないのが現状であり、沢山のご協力が必要です。どうか、よろしくお願いいたします。
(愛知県在住20代R.Rさん)
随分と長い間「ないのが当たり前」に慣らされて生きています。朝鮮学校に通い、体育館のないことが当たり前の環境で中学時代は午前9時~午後5時までバレーボールの練習をしました。当たり前にクーラーのない環境で勉強しました。保健室のない環境は当たり前でした。
ふと周りを見ると、体育館がない学校、保健室のない環境、資格のない状態、助成金のない状況…これは「当たり前」でないことでした。頑張って闘わないと「当たり前」が当たり前のもの(こと)になりません。
色んな「当たり前」が不足している朝鮮学校に優先順位をつけるとしたら、保健室は何番目になるでしょうか。その順位は人によって違います。
ただ、異常気象による温暖化が歯止めをかけることのない今、インターネットが普及し、情報が溢れ、物が溢れ一見豊かに思えるかもしれない現代、人との触れ合いが減り、思わぬことが思わぬ速度で良くも悪くも広がるこんな時代だからこそ、保健室の存在は大切なように思えます。
保健室が当たり前にある環境にどうぞご協力よろしくお願いいたします。
(愛知県在住50代C.Iさん)
最後に…
あのとき保健室があれば学校を辞めるという選択をせずに済んだかもしれません。そんな事例が事実としてありました。子供にとっては消えることのない一生の傷になるかもしれないし、親は朝鮮学校の選択が間違っていたのではないかと後悔しているかもしれません。
そして今も悩んでいる子ども、親、先生たちがいます。
子どもたちは私たちの未来。1人でも多くの皆さんの力を貸してください。
※プロジェクトページ内で使用している写真の掲載について、許諾を得ております。
- プロジェクト実行責任者:
- 王清(コリアンネットあいち)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年8月13日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
保健室の備品(全7校)100万円 保健室スタッフの人件費、検診の医師、保健授業の講師への交通費は委託費用、法人の事務処理費などで200万 その他決済手数料60万円 主体のNPO法人が資金管理をし、月ごとに保健室の運営報告書と請求書を受け決済、必要に応じて学校がその仲介を担う。
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プロフィール
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リターン
3,000円+システム利用料
感謝のメール(関係者のコメント付き)
運営法人からの感謝のメールとともに、保健室の運営に当たるスタッフから感謝のことばをお送りします。
- 申込数
- 254
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
10,000円+システム利用料
簡易報告書
プロジェクト終了後、事業の概要がわかる報告書をお送ります。
- 申込数
- 150
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2027年5月
3,000円+システム利用料
感謝のメール(関係者のコメント付き)
運営法人からの感謝のメールとともに、保健室の運営に当たるスタッフから感謝のことばをお送りします。
- 申込数
- 254
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
10,000円+システム利用料
簡易報告書
プロジェクト終了後、事業の概要がわかる報告書をお送ります。
- 申込数
- 150
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2027年5月










