草が全身に絡みついた子犬もバスティオン

Nairobi Feline Sanctuary　には、猫だけでなく、厳しい環境から救い出された犬たちも暮らしています。Bastion（バスティオン）もそのひとりです。

保護された直後のBastion、顔や体中が草で覆われていた

まだ小さな子犬だったBastionは、旧シェルターの周辺の空き地で保護されました。体中に草が毛にに絡みつき、それが口や目まで覆っており、食べることも飲むこともままならない状態でした。見かねた人が保護してサンクチュアリまで届けました。レイチェルさんとスタッフは根気よく丁寧に、お湯で体を洗い、顔や体を覆っていた草を取り除いていきました。少しずつ開くようになった口から腐った食べ物が出てきました。おそらく後数日救出が遅れていると命を落としたでしょう。食べれるようになったBastionは、次第に元気を取り戻していきました。

すっかり元気になってサンクチュアリを走り回るBastion

シェルター建設予定地を駆け回るBastion

数か月後、すっかり健康を取り戻したBastionは、新しいサンクチュアリの敷地を元気いっぱいに駆け回るようになりました。

この親子がBastionの家族に。幸せにね！

そして今週、素敵な出来事がありました。サンクチュアリを訪ねてきた親子がBastionに一目惚れし、家族として迎えてくれることになったのです。Bastion、よかったね！
これからは愛情に包まれて、幸せな毎日が待っています。