プロジェクト概要

 

視覚障害者の方にも結婚という幸せな選択を

 

はじめまして。社会福祉法人岐阜アソシアの山田と申します。私たちは「視覚障害者生活情報センターぎふ」を中心に主に在宅の視覚障害者・児の方々を対象とした幅広い事業を展開しています。

 

その活動の中で大きなものの一つが「かがり火」というイベントです。これは、出会うことや結婚することが難しい独身視覚障害男女のための出会いの場の提供です。1962年に第1回目を開催し、昨年の3月で第46回を数え、成立したカップルも100組をゆうに超えるイベントとなりました。

 

このイベントは、視覚障害の方がメインのため、相手を知るためには時間がかかるので1泊のイベントにしております。毎年多くの方に参加のご希望をいただくものの、ボランティアスタッフの人数や予算の関係でお断り、もしくは交通費の関係で参加できない方もいらっしゃいます。

 

この度、クラウドファンディングを活用させていただき、多くの方にこの活動を知ってもらうことで、少しでもイベント全体や参加者の方の負担を少なくできればと思っております。ぜひ温かいご支援、よろしくお願いいたします。

 

50年以上の歴史を持つ「かがり火」

 

「かがり火」は1962年(昭和37年)から独身視覚障害等の男女の出会いの場の提供として、全国にも稀で、唯一岐阜で伝統的に行われている行事です。当時はまだまだ障害者差別、女性差別が当たり前で、視覚障害女性の結婚はなかなか困難な状況にありました。

 

そのような中、岐阜盲学校の卒業生を中心とする岐阜県盲人協会の青年部を中心に開催された「結婚研修会」が現在の「かがり火」の始まりです。その後、県内の独身視覚障害者を対象にした開催では、参加者のほとんどが同窓生もしくは幼馴染という状況が浮き彫りになり、その対象を全国に広げ、現在に至っています。

 

50年以上にわたって視覚障害者の出会いの場を提供してきましたが、視覚障害者同士でなければいけないというものではありません。もちろん結婚ですから、気持ちが理解しあえるもの同士でなければいけませんが、あくまでも「かがり火」は出会うきっかけを提供することが目的で、まずは同じ障害を理解しあえるということから、視覚障害者を主として行っております。

 

 

珍しいイベントの特殊な事情

 

視覚障害者を主として行っているため、一般的なイベントとは違う点が多くあります。細かく言うとたくさんありますが、大きなものでいうと「期間」と「参加人数」です。

 

◯期間

昨今では、各地で婚活パーティが催され、多くの独身者が気軽に参加しております。しかし、「かがり火」となるとなかなかそうはいきません。視覚障害者は目で見て相手を確認することが難しく、移動の保証も難しく自ら移動しいろいろ話すことでしか相手を理解することができません。

 

そのため、「かがり火」は1泊2日での開催となります。2日という長い時間を使って、多くの方とお話することでやっと深くコミュニケーションを取ることができます。
 

◯参加人数

参加人数というのは、もちろん参加者もありますが、「かがり火」ではスタッフが多くいます。概ね40名ぐらいの方にイベントへ参加いただくのですが、スタッフはその1.5倍の60名程います。

 

主催側として安全に対応することができ、イベントの運営も滞りなく行おうとすると、このような人数が必要になってきます。40数名の参加となりますと、1泊2日のイベントで60名以上のスタッフが関わって、なんとか会が成り立ちます。

 


 

少しでも多くの人に参加の機会を

 

スタッフ合わせて約100人が泊まることができ、イベントもできる施設を利用するとなるとかなりの費用になるため、イベント参加者の方には参加費をいただいています。(男性:15,000円、女性:10,000円)しかし、交通費は自己負担のため、それが理由で参加できない方もいます。

 

また、参加者の人数を減らせばと思う方もいるかもしれませんが、毎年80名以上の方々から申し込みがあり、男女のバランスや費用面、会場の規模等で、概ね40数名の参加に絞らせていただいているのが現状です。

 

さらには、スタッフは「岐阜はもんの会」というボランティアに協力していただいております。毎回、そのボランティアの宿泊費用などは、岐阜はもんの会から負担していただいて、なんとか「かがり火」が成り立っています。

 

そのため、今回は多くの皆様にこの活動を知っていただき、ご支援で会場費や宿泊費などをまかなわせていただき、参加者やボランティアの方に少しでも還元できればと思っております。ぜひ、よろしくお願いいたします。

 


 

「かがり火」の輪を広げる

 

このプロジェクトによって、多くの人に「かがり火」の意義や必要性が伝わることを願っています。支援者はもちろんのこと、参加対象となる人たちが一般の婚活パーティーと同様に気軽に参加できるようになることも合わせて願います。そして、なにより「かがり火」が各地の施設で催されるイベントとして発展することを強く望みます。

 

 

社会福祉法人岐阜アソシアについて

 

英国の宣教師・A.F.チャペル師と失明間もない伝道師・森巻耳(モリ ケンジ)師の働きによって124年前から岐阜の地において視覚障害者とともに歩み続けております。

 

両氏の働きは1891年に起こった濃尾大震災の被災視覚障害者の救援活動に始まり、1894年には「岐阜聖公会訓盲院」(現・岐阜県立岐阜盲学校)創立にこぎ着けるまでに及びました。その後岐阜聖公会訓盲院は1940年に岐阜県に移管され、社会事業部門を引き継ぐ施設として1941年に「財団法人岐阜訓盲協会」が新たに設立されました。これが現在の「社会福祉法人岐阜アソシア」の前進となります。

 

当初は、視覚障害女性の生活の場、訓練の場、就労の場としての役割を担っていましたが、1959年に「岐阜訓盲協会点字図書館」を開設すると、その後は時代時代に応じた事業を展開していきます。

 

現在は、多くのボランティアの協力により、点字・録音テープによる図書や各種生活情報を、全国に提供するとともに、地域の視覚障害者のニーズに応じて各種相談やリハビリテーションを行い、さらに一般市民への啓発などにより、「視覚障害者とともに生きる社会」を目指して事業を進め、視覚障害者福祉の拠点としての役割を果たしています。

 

 

リターンについて

 

ご寄附をいただく金額により、岐阜アソシアの1年間の活動報告「感謝のしおり」に加えて、点字用紙を再利用し、ボランティアさんと利用者さんとで作成した、ポチ袋や封筒3種各3枚、ペーパーバッグをお送りいたします。

 

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特定寄附金による税制優遇について

 

本プロジェクトを通じて寄附を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。


・個人の場合:2,000円以上の寄附をされた方は、寄附金領収書を添えて確定申告を行うことで所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。
・法人の場合:「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。
※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。

 

<寄附金領収書の発行について>

寄附をされた方には、後日「寄附領収書」を送付致します。

領収書の発送日は2018年12月頃(リターン送付月)を予定しています。
発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。


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