
支援総額
目標金額 1,000,000円
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はじめまして。私たちは、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市の復興を願い、立ち上がった有志のチーム「輪島の響プロジェクト実行委員会」です。
本プロジェクトの中心に立つのは、世界を舞台に活躍し、2025年グラミー賞を受賞したチェリストでありメディアアーティストでもあるエル・マツモト氏。音楽を通じて楽しい時間を共有し、心温まるひとときを作れればという想いのもと、今回、輪島の地で復興支援コンサートを開催するためにチームへ加わってくれました。
実行委員会は、地元輪島市で工房が被災しながらも、輪島塗の復活を信じて営業を続ける田谷漆器店。アートと防災を繋ぐ株式会社ドリームホールディングス。そして、エル・マツモト氏の所属事務所であるWAREHOUSETRACKS株式会社。それぞれの立場から「輪島のために」という一点で結ばれたメンバーで構成されています。
また、全国からこの想いに共鳴してくださった企業様やご支援者様の力を借りながら、心をひとつにしてこのプロジェクトを進めています。
本プロジェクトが、音楽の力で人々の心にそっと寄り添い、長い道のりを歩き続ける希望の一歩となることを願っています。
2024年1月1日、能登半島を襲った未曾有の大地震。突然の日常の崩壊により、輪島では多くの命と暮らし、そして「心の拠り所」が奪われました。あれから月日が経った今も、輪島市には仮設住宅での生活を余儀なくされている方が多くいます。
支援が届きにくくなっている「被災のフェーズが進んだあと」、被災地の方々には目には見えない“心のケア”こそが大切だと私たちは感じました。
そんな中、倒壊した輪島塗工房から奇跡的に無傷で見つかった輪島塗りの「奇跡のチェロ」がありました。それはまさに、職人の魂と地域の誇りが宿る「希望の象徴」でした。
石川県輪島市の「大徹八井漆器工房」では、震災時に作業場が崩壊し、保管されていた漆器などの多くが、がれきの下敷きとなりました。そんな中、折り重なった木材の間に挟まる形で、地震から約一ヵ月後に奇跡的に無傷で発見されたチェロ。
それは、輪島塗職人・八井汎親(やつい・ひろちか)さんが「漆職人の集大成」として10年ほど前に製作した作品であり、現在は「地震に負けずに立ち上がる被災者の希望の象徴になれば」との思いのもと、金沢市の県立音楽堂で展示されています。
「このチェロの音色とともに、もう一度この街に希望の響きを届けたい」
そう願った私たちは、2025年にグラミー賞を受賞した直後のエル・マツモト氏に相談。彼女は快く、そして心から共感し、このプロジェクトに参画してくださいました。
「まずは能登半島地震の被害に遭われた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。この度、奇跡的に無傷で見つかった輪島塗のチェロを特別に演奏させていただくという貴重な機会をいただき、深く感謝しております。
このコンサートを通して、輪島塗の美しさや奥深さを、少しでも多くの方々に知っていただけるきっかけになれば嬉しいです。来てくださる皆様に、楽しんでいただける時間をお届けできるよう、心を込めて演奏いたします。
ぜひ遊びにいらしてください。お会いできることを楽しみにしています。」
エル・マツモト
皆様からいただいたご支援は、輪島市にお住まいの方々を無料招待する復興特別コンサートの開催、そしてその様子を未来へ繋ぐための映像制作費として、大切に活用させていただきます。
集めた資金の使い道:コンサートの映像制作費の一部(機材費・人件費・編集費)
│輪島市にお住まいの方々を招いた“復興のための特別コンサート”を開催
ステージに立つのは、2025年グラミー賞を受賞した世界的チェリストエル・マツモト氏。
彼女が奏でるのは、倒壊した輪島塗工房から奇跡的に発見された、輪島塗りの「奇跡のチェロ」です。
■日時:2025年10月26日(日)開場:13:00/開演:14:00
■会場:輪島中学校体育館(〒928-0022石川県輪島市宅田町25部36番地1)
■参加方法:入場チケットはございませんので、当日お時間に会場までお越しください。
■出演者:エル・マツモト(チェロ)、斎藤龍(ピアノ)
■演奏: グラミー賞受賞作品からの楽曲、ハロウィーンソングやジブリ映画のカバーソング、そして輪島のみなさまに馴染みのある楽曲などを演奏します
音楽を“癒し”として届けるだけでなく、地域の伝統技術・誇り・文化と融合させ、心の奥深くへ届く一時をつくります。
│輪島の響スペシャル映像の制作
「輪島塗のチェロ」という存在をきっかけに始まったプロジェクト、輪島の響。
10月26日に開催する輪島の響コンサートの映像のほかに、日本が誇る伝統工芸で、日本三大漆器の一つでもある「輪島塗」にフォーカスし、100を超える輪島塗製作の工程から、職人さんの手捌きや素材、そして漆黒と金の発色の繊細な美しさが特徴の輪島塗の代表的な作品、輪島塗大型地球儀「夜の地球EarthatNight」などを含む映像を撮影予定。
輪島塗大型地球儀は奇跡のチェロと同じく、能登半島地震でも奇跡的に無傷であった「復興シンボルの一つ」であり、2025大阪・関西万博でも展示され、直径1mにもおよぶ大迫力の地球儀で「対立や分断を超えて他者に思いを巡らすことの意味を世界に向け伝えていきたい」との願いも込められている。
それらをエル・マツモトの演奏する輪島塗のチェロの音色を軸に一つの映像作品としてまとめあげ、世界に向けて輪島の伝統工芸の素晴らしさと人々の強さを発信する。
■公開:2026年1月1日(木)世界配信予定
このプロジェクトは「音楽で癒す」だけではありません。
輪島の誇りを、世界に響かせる。そして“希望はここから始まる”と、未来へ証明するための一歩です。
※プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響含む)によりイベントが開催できなかった場合は延期とします。
※本プロジェクトの資金は輪島の響プロジェクト実行委員会メンバーである「株式会社ドリームホールディングス」が受け取ります。プロジェクトとリターンは輪島の響プロジェクト実行委員会が実施します。
このプロジェクトが目指すのは、今もなお仮設住宅や震災の傷が癒えないまま生活を続ける輪島の方々に、音楽でそっと寄り添い、心を癒す時間を届けることです。
地震から月日が経っても、日常は戻ってきません。目には見えにくい“心の傷”を抱えたまま、誰にも言えずに耐えている方が多くいます。
私たちは、そうした方々に「あなたに寄り添いたい人が居る」「遠くからでもあなたの力になりたい人が居る」と感じていただける時間を届けたい。それが、今回のコンサートを企画した理由です。
演奏するのは、グラミー賞を受賞した世界的チェリストのエル・マツモト氏。ただ演奏を届けるのではなく、音の力で“心”に触れ、“癒し”を生むひとときをつくりたいと考えています。
また、演奏では、震災後に無傷で見つかった「奇跡のチェロ」で演奏します。これは、あくまでも“背景にあるストーリー”であり、主役はあくまでも聴く人の心だと考えております。
このプロジェクトは、地域の方々に無料でご参加いただくため、その運営費や映像制作費をすべて、支援者の皆さまからのご支援によって賄う仕組みです。
想いだけで動いているプロジェクトだからこそ、一人ひとりの賛同が、大きな意味を持ちます。
どうか、この想いに力を貸してください。その支援は“音”に変わり、“支え”になる。輪島の心に、響かせてください。
-輪島の響プロジェクト実行委員会-
株式会社ドリームホールディングスを中心とした団体が、輪島の地で復興コンサートを開催する。集まった資金は、コンサートの映像制作費の一部(機材費・人件費・編集費)へ充てさせていただきます。
5,000円+システム利用料
お礼状をお送りします。
10,000円+システム利用料

チェロのf字孔が入った輪島うるし箸を2膳お送りします。
5,000円+システム利用料
お礼状をお送りします。
10,000円+システム利用料

チェロのf字孔が入った輪島うるし箸を2膳お送りします。