
支援総額
目標金額 6,000,000円
- 支援者
- 3人
- 残り
- 46日
応援コメント
プロジェクト本文
▼自己紹介
就労困難者の居住支援と農福連携
〜ワンストップでサポートする自立援助ホームを開設したい〜
一般社団法人イシノマキ・ファームの代表理事を務めております高橋由佳と申します。私は障害者の就労支援を行うジョブコーチの職歴を活かし、2011年にこころの病を抱える若者の就労支援を目的にNPO法人を仙台で創設しました。その後、東日本大震災が起こったことをきっかけに2013年石巻にも、困難を抱える若者の就労支援のための事業所を立ち上げました。その当時、被災された住民の方々とひきこもりの若者と一緒に農作業のプログラムを実施してきたことから、2016年石巻市北上町に一般社団法人イシノマキ・ファームを立ち上げ、それが現在の活動の原点となっています。初めて農作業をするこどもたちや多くを語らない若者たちがコツコツと作業をし、助け合い、笑顔で農作業する姿、彼らに農作業を教える地域の高齢者の方も生き生きと共に作業するその光景に感銘を受けました。農業に特化した就農支援が必要だと確信しました。被災で心の傷を負った人や学校生活でうまくいかなかったりした若者が、自信を取り戻していく「農業によって癒される」自己肯定感を取り戻すプロセスは今でも大切にしていきたいことのひとつとなっています。
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▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
【農業は人をリカバリーする力がある】
私たちが石巻を拠点として就農支援活動をはじめたきっかけは、東日本大震災によって被災した地域住民とひきこもりだった若者が一緒に農作業をするプログラムを実施したことからでした。そして、2016年8月石巻市北上町で「ソーシャルファーム」を理念とした農業を通じて地域で豊かな暮らしを提供する就農支援を本格的にスタートしていこうと法人設立しました。
2017年4月からは、ビールの原料をなる「ホップ」の栽培をはじめたことから、就労困難な若者を対象に中間的就労支援をはじめました。働く擬似体験をすることがリカバリーのきっかけにひとつになるため、利用者の方々には訓練日当を支給しております。その日当で、それぞれが就職活動の準備をしたり、家族にプレゼントを贈ったりする、または収穫した野菜を家族に持ち帰ったりしています。いつも怪訝そうな顔で自分を見ていた家族がいつの日が笑顔になり、自分の帰りを喜んで待っていてくれることに「こんな自分でも家族が喜んでくれるのだったらもっと頑張りたい」という若者が少なくありません。
【ソーシャルファームで多様性を認め合う社会を作る】
2017年、たまたま預かったホップの数株を津波の被害を受けた遊休農地に植えたのが始まりでした。その後、8月に入るとホップの毬花が大きくなり、緑が美しいグリーンカーテンの光景に魅了され、「このホップで商品開発をして雇用創出につなげていけたら」という思いが強くなりました。その後、このホップを使ったフラッグシップ「巻風エール」のクラフトビールの製造販売、「巻風ホップソルト」などを販売、ホップ圃場も拡大してきました。さらに、被災した遊休農地を活用して、さつまいもの栽培と干し芋の製造販売もスタートしていき、少しずつですが困難を抱える若者が中間的就労支援から、雇用へと移行していきスタッフをして農作業をするピアスタッフの職員が活躍しております
【働き続けるためには住まいから ハウジングファースト】
2020年より、生活体験と就労を組み合わせた「農村留学プログラム」をスタートしました。これまでのべ120人の若者が利用して、10人の若者が就職をしています。そこでは、16歳から39歳までの働くことに困難を抱える若者が、北上地域のコミュニティやリソースを活かし自立した就業生活を営むことを目的に、農業の就労支援プログラムの実施、地域住民や農業生産法人の農業者など信頼できる大人との地域のつながりが構築できるよう農村留学というスタイルで地域の担い手育成を行いました。農業を通じて地域へ貢献することにより自信を取り戻し、本格的な就職活動をさらにひとり暮らしなど自立した生活を営むことができるようスタッフがフォローしていきます。
5日間の宿泊型プログラムは、コンビニも何もない場所でも、「自分でもできることがあったことが自信につながった」という若者の言葉がいまでも忘れられません。また、家庭環境が複雑で、あたりまえの日常生活を過ごしたことのない若者が、自分の安全地帯としての居住場所を獲得することは、安心安全な住まいがあってからこそ、安定して働き続けることができることを教えてくれました。そこで私たちは、働くことが先でもいいけれど、安心して眠れる、ご飯が食べられる、お風呂に入れる、そういったあたりまえの生活環境を整えていくことが先になければならないのではないかと考えるようになりました。
まさに「ハウジングファースト」でした。その頃から、自立援助ホーム退所者からの相談や、生活困窮世帯で心理的虐待を受けていると思われる18歳の若者のケースを自治体の保健師さんから住まいや就労について相談されることがあったり、石巻の様々な課題がわかってきました。
【制度の狭間で適切な支援が受けられない若者の存在】
宮城県内の自立援助ホームは、令和7年9月時点で13ホームありますが、石巻圏域には1箇所しかない状況にあります。また、そもそもなぜ自立援助ホームの就労支援が脆弱になってしまうのか、それは以下の構造的な課題があると考えております。
【自立援助ホームの開設と農福連携による就労支援】
イシノマキ・ファームだからこそできる「住まい✖️就労✖️コミュニティ」の取り組み
宮城県内の居住支援においては、特に自立援助ホームや自立準備ホームはこの東部や沿岸部にほとんどない状況にあります。民間団体で行なっている緊急支援(シェルター)の機能もあまり充実しているとはいえないでしょう。私たちはこの課題を解決するために、居住支援と就労支援をワンストップで行う自立援助ホームと農福連携による就労支援の準備を始めることになりました。
▼プロジェクトの内容
【自立支援ホーム「Soilいしのまき」の創設】〜家族を頼れない若者にベースとなる場Soilをつくる〜
住まい・生活・相談・就労をサポートする地域のHOMEです
Soilいしのまきでは
・安心して過ごせる自分の部屋がある
・生活のサポート(家事・掃除・金銭管理)
・メンタルケアの相談機能(心理職スタッフ)
・地域コミュニティとの連携(地域貢献活動など)
・就労準備プログラム(中間的就労支援・インターンシップ)
・就労支援(農福連携 Soilプログラム)
【農福連携 Soilプログラムの実施】
SOilプログラムでは、若者が自分のペースで働く感覚を取り戻せるよう次のような段階的なアプローチを行います
STEP1:農作業で生活リズムを整える
・農作業・加工場での作業
・体を動かすことでストレスを軽減し、メンタルバランスを整える
・基本的な生活リズムの回復(食事・仕事の準備・掃除洗濯など)
SETP2:得意を見つける職域体験
イシノマキ・ファームには、農作業・加工・デザイン・イベントなど多様な働く場があります
「自分ならこれならできるかもしれない」を気づく体験を提供します
STEP2:地域企業との就労マッチング
地域農家・飲食店・加工場など地域企業とも連携し、インターシップや就労につなぎます
孤立していた若者が。地域で誰かに必要とされる体験を積む
これはSoilプログラムの核となるところです
【就労支援アフターケア事業の実施】
就職後も孤立しない、ひとりにしない「石巻モデル」を構築します
アフターケアでは、
・定期的な個別面談
・OB会の実施(食事会など)
・メンタルバランスや職場の課題の相談
・生活・金銭管理のアドバイス
・引越しやその後のサポート
・居場所としての機能
などを提供し、若者が地域で暮らし働き続けられる暮らしをサポートします
▼プロジェクトの展望・ビジョン
【プロジェクト概要と集めた資金の使徒】 目標金額:600万円
2026年4月開設予定の自立援助ホーム「Soilいしのまき」や農福連携Soilプログラム(就労支援)に関する事業費が必要となります
施設工事費用 320万円
①現在の居室を6部屋に増設する工事費
②トイレ増設に関わる工事費
③鍵の交換や監視カメラの設置
④相談室の設置工事費
⑤宿直室の設置工事費
農福連携事業設備費 180万円
①作業室の整備(エアコン設置・作業台・備品棚)
②圃場の整備(中間的就労支援や雇用創出による圃場拡大による整備)
開設前の雇用に関する心理職およびソーシャルワーカーの非常勤人件費 1.5人 100万円
【スケジュール】
2025年12月中旬:宮城県へ申請書提出
2026年1月中旬:ホーム改修工事着工
1月下旬:工事完了、消防署申請手続き、拡大する圃場の整備開始
2月下旬:宮城県検査
3月下旬:申請認可
2026年4月上旬:自立援助ホームSoilスタート
- プロジェクト実行責任者:
- 高橋由佳(一般社団法人イシノマキ・ファーム)
- プロジェクト実施完了日:
- 2027年1月15日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
プロジェクト概要と集めた資金の使徒 目標金額600万円 2026年4月開設予定の自立援助ホーム「Soilいしのまき」や農福連携Soilプログラム(就労支援)に関する事業費が必要となります 施設工事費用:320万円 ①現在の居室を6部屋に増設する工事費用 ②トイレ増設の関わる工事費 ③鍵の交換や管理カメラの設置 ④相談室の設置工事費 ⑤宿直室の設置工事費 農福連携事業整備費180万円 ①作業室の整備(エアコン設置・作業台・棚類) ②圃場の整備(中間的就労支援や雇用創出による圃場拡大による整備) 開設前の雇用にかかる人件費(心理職・ソーシャルワーカー) 非常勤1.5名:100万円
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- スケジュール 2025年12月中旬 宮城県へ児童福祉法による「自立援助ホーム」の届出書提出 2026年1月中旬 ホーム改修工事着工 2026年1月下旬 工事完了、消防署申請手続き、拡大する圃場の整備開始 2026年2月下旬 宮城県検査 2026年3月下旬 申請認可 2026年4月上旬 自立援助ホーム「Soilいしのまき」開設事業スタート 圃場整備完了、農作業開始
- リターンを実施する上でのリスクについて
- 農業体験プログラムおよびホップ収穫体験プログラムの実施時期においては、天候状況や成育状況により、日程が変更する場合などのリスクがあります。
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プロフィール
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リターン
5,000円+システム利用料

若者応援コース
自立支援のサポーターとしてぜひ応援よろしくお願いします
少しでも皆さんのお力添えが若者の未来の助けになります
・お礼状
・石巻産ホップのポストカード
・領収書
尚、発送完了予定月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてはメールにてご連絡いたします。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
10,000円+システム利用料

若者就労支援応援コース10,000円
リターン商品の「巻風干し芋」は、中間的就労支援やピアスタッフが丁寧に作っている干し芋です。さつまいもは紅はるかを使用
農福連携の一環としてもぜひ応援よろしくお願いします
・お礼状
・イシノマキファームみんなで製造販売している加工品
(巻風干し芋コース)
・ニュースレター(活動報告)
・領収書
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 99
- 発送完了予定月
- 2026年3月
10,000円+システム利用料

若者暮らしの応援コース10,000円
「巻風ホップソルト」は、2025年NIPPON FOOD SHIFTセレクションで優秀賞を受賞した商品です。https://www.youtube.com/watch?v=hlIlcmmDmbQ 三陸の海野藻塩とホップの苦味が絶妙なバランスで人気の商品となっており、こちらも農福連携みんなで製造販売しています
・お礼状
・イシノマキ・ファームのみんなで製造販売している加工品
(巻風ホップソルト)
・ニュースレター(活動報告)
・領収書
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 200
- 発送完了予定月
- 2026年3月
30,000円+システム利用料

若者就労応援コース30,000円
・お礼状
・イシノマキ・ファーム農業体験フィールドワーク参加費(1泊2日)
就労訓練生やピアサポーターと一緒に農作業体験と北上町の農の暮らしを体験するコースです。
開催は5月中を予定しております。詳細については、3月末日までにメールにてお知らせいたします。 (開催時期:2026年5月の土日で調整)
・領収書
尚、発送完了予定月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 30
- 発送完了予定月
- 2026年7月
50,000円+システム利用料

若者就労フォロアップの応援コース50,000円
・お礼状
・ホップ収穫体験プログラム参加コース(1泊2日)毎年恒例のホッフ収穫体験プログラムです。収穫時期が気候によって変動しますが、2026年7月下旬頃を予定しております。ぜひみんなで栽培している石巻産ホップのグリーンカーテンの下で収穫体験をしながら就労訓練生を応援してください。
開催は7月下旬を予定しております。詳細については、6月中にメールにてお知らせいたします。(開催時期2026年7月下旬(土日)を予定)
・ニュースレター(活動報告)
・領収書
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 20
- 発送完了予定月
- 2026年7月
100,000円+システム利用料

とにかく若者応援コース100,000円
農福連携型自立援助ホームSoilをとにかく応援してくださる皆さま、よろしくお願いします
・お礼状
・ニュースレター(活動報告)
・領収書
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 7
- 発送完了予定月
- 2026年2月
150,000円+システム利用料

若者をみんなで応援コース
皆さまの所属先の法人へ高橋が出張して「メンタルヘルス講座〜セルフケアプログラム編〜」を実施します。支援するスタッフのセルフケアにご協力いたします
・お礼状
・代表高橋が皆さんの職場へプログラムを提供します
「メンタルヘルスプログラム」(3時間程度)
・ニュースレター(活動報告)
・領収書
*実施時期においては、まずはじめに2026年3月末日にメールでご案内をいたします。その後オンラインで打ち合わせさせていただきながら具体的な日程調整を行って参ります。また、実施の有効期限は1年以内とさせていただきます。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 5
- 発送完了予定月
- 2026年5月
プロフィール

不足している「自立援助ホームの受入増加」で青年たちを笑顔にしたい!
#地域文化
- 現在
- 13,000円
- 支援者
- 3人
- 残り
- 59日

【犬とともに社会に貢献する】活動する犬たちのサポーター募集中!!
#子ども・教育
- 総計
- 29人

「育てる仕事で未来をつくる」 メダカ養殖で就労支援を応援したい!
#地域文化
- 現在
- 0円
- 支援者
- 0人
- 残り
- 15日

何があっても、駆けつける。救急医療の生命線「病院救急車」の更新へ
#医療・福祉
- 現在
- 28,436,000円
- 寄付者
- 340人
- 残り
- 17日

ファシリティドッグ ドリーム☆サポーターを募集中!
#子ども・教育
- 総計
- 461人

済生会川口乳児院|子どもたちに安心と愛を。46年ぶり施設建て替えへ
#子ども・教育
- 現在
- 13,703,000円
- 寄付者
- 706人
- 残り
- 11日

子どもや家族の孤立を防ぐ。多機能・都市型の支援拠点モデルを福岡から
#まちづくり
- 現在
- 15,723,500円
- 寄付者
- 383人
- 残り
- 25日










