プロジェクト概要

「米騒動は誤解されている」

いまを生きる魚津の人々の想いを、
ドキュメンタリー映画にしたい。

 

「米騒動」は、日本人のほどんどが見聞きしたことがある事件でしょう。教科書にも掲載され、軍隊が鎮圧に出動し、時の内閣を倒すほどの激しい事件であったことから、やや暴力的なイメージが付きまとっています。


その発祥の地とされる富山県魚津市で「あの時何が起こったのか、なぜ事件が『魚津』から起こったのか?」実態や真相を確かめてみたいと、地元魚津の人々が立ち上がりました。


当時を知る高齢者から聞く話では、魚津町であの時起こった出来事は決して暴力的なものではなく(事実、逮捕者はゼロ)生活苦から、慎ましい暮らしを強いられた漁師の妻たちの哀願であったということでした。

 

『米騒動』からまもなく100年となるこの時、当時から現存する米蔵を起点に、高校生を中心としたいまの魚津を生きる人々がその痕跡を追ったドキュメンタリー映画を作成し、その制作費用の一部をクラウドファンディングで募集します。

 

 

 

映画「百年の蔵」制作委員会より、ご挨拶

 

こんにちは、映画「百年の蔵」制作委員会、発起人の慶野 達二です。

 

大正7年7月、富山県・魚津の浜でコメの高騰に音を上げた、漁師の主婦たちが米の移出を阻止しました。その小さな騒ぎをきっかけに生活に不満を持つ人々の暴動が全国に燎原の火のように広まってから、平成30年7月に100年を迎えます。


教科書の中に記載される「米騒動」は言葉として知るところですが、騒動という言葉の響きからか人々の中で語られることがないまま風化してきました。しかしこの出来事は決して騒動ではなく家族を守るための切なる願いでした。また、今日につながる民主化運動の嚆矢となったことは近代史に特筆されるところです。


このような当時の事実を魚津市の皆さんはもちろん、多くの方々に知っていただき、次代に伝えていきたいと考え、ドキュメンタリー映画「百年の蔵」を制作し、上映会を開催したいと考えています。

 

少しでも多くの方の目に留まればと思い、クラウドファンディングに初挑戦します。皆様の応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

「米騒動」と、映画「百年の蔵」について

 

 

■ 「米騒動」について

 

北陸・富山県の東にある魚津市には、築100年を超す古い蔵があります。 素朴で鄙びたこの蔵は、大正時代に”米蔵”として建てられ、富山県東部一帯の大穀倉地帯の米を一手に集め、常時5千石(100t)もの米が収められていました。

 

そしてこの蔵は、教科書にも載っている「米騒動」が起きた現場です。

 

 

「米騒動」は、日本人のほどんどが知っている事件ですが、その詳しいことは、あまり知られていません。事件からもうすぐ100年を迎えるにあたり、100年前と変わらぬ姿の蔵を舞台に、「その実態や真相を確かめたい」そう想っている地元魚津の人たちがいます。

 

彼らは口を揃えて”米騒動は誤解されている”、”暴動や一揆ではない”と言い、さらに、事件のディティールには「教科書に載っていない何か」「魚津の主婦による大切な暮らしの中の想いや願い」が、その裏側に秘められているといいます。

 

また、この蔵は米騒動の後も、昭和、平成と激動の時代に所有者を変えながら、奇跡的にその姿を変えることなく使われ続けている活きた歴史遺産でもある。現在は、魚津の街に400年前から伝わる伝統漁の道具が置かれ潮の香りが立ち込める。蔵から運び出され行われる漁は、100年前の漁師たちの暮らしを彷彿とさせ、過去と今をつなぐ役割を果たしてくれています。

 

【米騒動】とは

 

1918年(大正7)7~9月、米価の暴騰のために生活難に苦しんでいた大衆が米の廉売を要求して米屋・富豪・警察などを襲撃した事件。

 

富山県の魚津に起こって全国に波及し、労働者・農民を主力とする未曾有の大民衆暴動に発展、軍隊が鎮圧に出動した。この事件で寺内内閣が倒れた。(引用:広辞苑)

 

 

■ 映画「百年の蔵」について

 

この映画では『米騒動の真相』と、その中心となった『漁師町の人々の暮らし』を100年前からの生き証人である蔵が見てきた真実や風景として描きます。

 

そこには100年間の中で、我々が失ってしまった地域の共同体や絆、ほこりなどが垣間見られるのではないでしょうか?またそれは魚津だけにとどまらず、100年間で目まぐるしい変化を遂げてきた近代日本、全国の町や地域にも通底する課題でもあるのではないでしょうか。

 

魚津で起こった歴史的事件や当時の暮らしを再検証していく温故知新のプロジェクトを立ち上げ、地元の高校生から高齢者までが一丸となり挑む姿を記録することで、魚津の風土が浮かび上がってくるはずです。

 

昔の魚津町の風景

 

 

今回のプロジェクトの詳細について

 

この映画の完成は2年にわたる撮影を経ており、2018年7月、米騒動100年の年に完成させる予定です。映画は更にDVD化して広く普及に努めます。映画制作の意図を少しでも共感いただいた皆様からの温かいご支援金をお願いいたします。

 

みんなの手で完成へ、そして上映会へ。 協賛いただいた方のご芳名を映画のエンドロールに載せさせていただきます(希望されない場合はお載せしません)。また、試写会にご招待いたします。

 

*2018年7月初旬完成予定
*富山県魚津市にて2度の上映を予定

・2018年07月23日(月) 
・2018年08月01日(水)

 

神央監督と魚津の高校生たち

 

今の魚津を生きる地域の人々
漁業関係者、浜辺の人々、歴史研究者…など

 

 

改めて、この映画にかける想いについて

 

魚津の米騒動がどんな背景で起こったのか、今も大切にして、次代に伝えたいメッセージは何かをこの映画を通して共に考えます。 また、映像が描くさまざまな場面に、改めてこの地の魅力に気づかされることでしょう。

 

一緒に、この作品を完成させてくださいませんか?ご支援いただいた想いは、決して無駄に致しません。

 

皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします!

 


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