現在の持ち主の方の善意に報いるために、返礼品を用意されるのはとてもよい考えだと思います。たしかに手ぶらで返すようなことはしたくないと、私も思います。応援します。
ただ念のため、日本刀をお送りしてご迷惑にならない環境かどうかは、事前に確認していただけるようお願いしますね。新しい刀は古い刀よりも頻繁な手入れが必要です。それと、もし相手が日本刀の取り扱いに慣れておられない場合、手入れがしやすいのは短刀だと思います。ご本人の意向しだいですが、予算に応じて送るのを大きな刀にするかどうかはご一考を。彫り物のある美しい短刀などもありますので。
ご賛同、誠にありがとうございます。また、貴重なご意見、拝聴致しました。実は、現持ち主のお祖父さんは、この刀だけではなく、合わせて5振りほど米国に持ち帰っています。元の持ち主に繋がる情報があるのは、本件だけだったのですが、もし返すべき場所があるなら全て返したいと言っています。本当に頭が下がります。
狩猟キャンプを経営していて、危ないモノの管理はちゃんと出来る人だと思います。ご指摘の通り、手入れが大事ですので、返礼の際には出来れば刀工にも同席頂き、その辺りを説明して頂ければと考えています。
また、刀は長ければ良いというものでもありませんし、大事なのは我々日本人の心かと考えておりますので、発注の段階で慎重に検討したいと思います。
この経歴の刀ならオークションで相当な金額になるかもしれません。
それを返還してくださる善意が報われれば良いですね、飫肥で大切に保管すべき刀だと思います。
ご支援、誠にありがとうございます。アメリカを中心に日本刀のマーケットは結構大きく、通常でも5000ドル~1万ドル、ものによっては数万ドルで取引されています。日本人の魂が売り買いの対象になっているというのは、本当に忸怩たる思いがあります。今回の刀は、そうした世俗の垢にまみれたものではなく、戦後に取り上げられ、その子孫が元の持ち主に返すという、400年の歴史が一本の糸で繋がる意義ある事です。飫肥の歴史を紡ぐものとして、末永く「あるべき場所」に納まってくれれば嬉しいです。
ご支援させて頂きます!
ご支援、ありがとうございます。実現に向けて頑張ります。