子どもたちに持続可能な教育を。フィリピンで折り紙教室を開催!

子どもたちに持続可能な教育を。フィリピンで折り紙教室を開催!

支援総額

189,000

目標金額 180,000円

支援者
20人
募集終了日
2018年8月17日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

19歳の時、初めて訪れたフィリピンのスラム街。彼らの力になりたくて、15年間続けた野球を辞め、国際協力への取り組みをはじめました。

 

はじめまして。高千穂大学経営学部2年の勝見仁泰と申します。

 

私は、大学で経営学を学びながら、課外活動で世界の貧困や環境問題について勉強をしています。世界の貧困状況に関心を持ったのは、大学入学前に人生初となる海外・フィリピンに1人で訪れ、そこで見たストリートチルドレンや児童労働に衝撃を受けたことがきっかけです。

 

フィリピンのスラム街には、お金が無くて学校に行けない子どもがたくさんいます。日本では、世界の貧困問題の解決のために募金活動が行われていますが、昨年12月にフィリピンのスラム街で調査をしたところ、募金の大半は家族の生活費として消え、募金で集まった資金だけですべての子どもが学校に通えるようになるのは、現時点では難しことが分かりました。

 

そこで私は、「お金が無くてもできること」をテーマに、古紙などでもできて、かつ、知育効果のある「折り紙」を広めようと考えました。

 

今回は、様々な事情で、学校に行きたくても行くことができないフィリピンの子どもたちに向けて、「折り紙教室」を開催したいと思います。知育効果はもちろんですが、それ以上に、折り紙を完成させることにより子どもたちが達成感を得て、様々なことに取り組む意識を持ってもらうことが一番の目的です。

 

本プロジェクトは、完全に私個人で立ち上げた企画です。自分のこれまでの貯金やアルバイト等の稼ぎを集めて資金を用意しておりますが、フィリピンで折り紙教室を開催するにあたりすべての予算を賄うことが難しい状況です。

 

どうか、皆さまの温かいご支援・応援をよろしくお願いいたします。

 

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子どもに申し訳ない」スラム街の親が語った悲痛な本音。

 

もともと私は、海外に関わる勉強や活動を行なっていたわけではありませんでした。高校時代は野球部に所属して部活漬けの毎日を送り、大学に入っても野球を続けようと思っていました。

 

そんな中、私が世界の貧困に関心を持ったのは、2017年3月の高校卒業後の春休みに行った初めての海外旅行がきっかけです。これまでお金や時間の関係で決意することができませんでしたが、「今を逃したら大学の部活でまた忙しくなる」と考え、思い切って一人きりでフィリピンを訪れることにしました。

 

そこで、私は初めて日本と異なる文化を体感し、現地の貧困層の人々の暮らしを目の当たりにして衝撃を受けました。そして、この経験を忘れられなかった私は、2017年12月に再度フィリピンのマニラ近郊を訪れ、スラム街で暮らす親御さんに話を伺いました。

 

そこで私が聞いたのは、「学校の授業料は無料だけど、教科書や制服にお金がかかるから、子どもを学校に行かせてやれない」「子どもが働いてくれないと生活できない」「子どもに対して申し訳ない」などと、本当は子どもに自由に学ばせてあげたいのに、それがどうしてもできない親御さんの辛い心境でした。

 

このようなご家庭の子どもたちは、学校に行けない状況をどう感じているのでしょうか。私は「学校に行けないから、将来に悲観的になり、きっと暗い表情をしているのだろう」と想像していました。しかし、実際は私の予想と反し、彼らは溢れんばかりに元気でエネルギッシュで明るい子たちでした。

 

子どもたちみんなが、それぞれの将来の夢を教えてくれました。お医者さん・学校の先生・警察官・スパイダーマン(笑)など、いろいろな職業が挙がりました。ちなみに、「先生になりたい」と教えてくれた子は、今は学校に行けないため、知り合いからもらった英語の本を読んで、自分で勉強しているそうです。

 

帰国後、私は5歳から続けた野球を辞めることを決断し、「彼らの力になりたい」という思いから今回のプロジェクトを企画しました。

 

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知育効果の高い「Origami教育」を、フィリピンの子どもたちに伝授します!

 

学校に行けなくても、学ぶ意欲はものすごいフィリピンの子どもたち。私は今回、そんな子どもたちに「折り紙」を伝授します!

 

「なんで折り紙なの?」と、疑問に思われる方もいるかと思いますので、
ご説明させていただきます。

 

日本において「折り紙」は、単なる娯楽としてだけではなく、幼稚園教育や小学校教育でも活用されており、日本の伝統的な遊戯の一つとして多くの人に親しまれています。

 

「折り紙」で作品を作ることによる教育効果は、実に多様です。

 

1. 手先の動きが運動神経や脳の発達などに好影響を与えます。

2. 想像力や色彩感覚を養います。

3. 集中力や空間認識能力を高めます。

4. 手順通り折れば誰でも完成させることができます。

5. 言葉が通じなくても一緒に楽しめます。

 

近年、世界中に広がる「origami文化」。私は、創造力や空間認識力などの知育効果のある折り紙を、フィリピンの子どもたちに伝授したいと思います。

 

 

 

みんなで一緒に「鶴」を作って、フィリピンの街に飾りたい!

 

今回のプロジェクトでは、皆さまからのご協力で、フィリピンの子どもたちに向けた「折り紙教室」を開催します。ご支援は、渡航費や滞在費として、大切に活用させていただく予定です。

 

当日は、現地のNPO法人Smokey tours様のご協力により、フィリピンのスラム街の子どもたちを「折り紙教室」に招待します。

 

最初に折り紙の説明を行い、日本の折り紙を写真や模型で紹介します。実際に子どもたちが折り紙を折る際は簡単なものから始め、全員がしっかりと「完成」まで到達できるよう、一つ一つ丁寧に教えてあげたいと考えています。また、もし英語が分からない子どもがいたら、現地のタガログ語通訳の方にお伝えしていただく準備もしております。

 

最後には、全員で「鶴」を作る予定です!みんなで作ったたくさんの「鶴」を、千羽鶴のような形でつなげて、フィリピンの街に飾ります。私の帰国後も、折り紙の作り方の教科書を寄贈するため、現地の子どもたちは自分一人でも実施することができるようになるでしょう。

 

【開催概要】

名称:Baseco Elementary School

開催場所:MITC Compound, Bagong Lupa, Port Area, Manila, Metro

開催日時:9月4日〜9月8日

主催:smokey tours

問い合わせ先:010639175785398

 

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フィリピンの子どもたちに、持続可能な教育を。

 

今回のプロジェクトでは、3つの村で折り紙教室を開催する予定です。

 

私が日本に帰った後も、フィリピンで折り紙教育が継続的に実施できるようにするため、スラム街で活動する現地NGO団体に「折り紙の教科書」を寄贈し、「Origami教育」を推進します。

 

家が貧しくて、働かなきゃ生きていけない。学校に行くことなんてできない。

 

だからといって、その子の生活や人生が終わるわけではないのです。「学校に行けない」という現実を受け止め、その上で「自分には何ができるか」を考えるきっかけとなったら幸いです。

 

折り紙は、用紙を買うことができなくても古紙を使ってできるため、お金がなくても楽しむことができます。しかも、知育効果もあります。折り紙体験を通して、子どもたちに毎日を楽しもうとする気持ちが芽生えたら嬉しい限りです。

 

皆さまからのあたたかいご支援・応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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プロフィール

はじめまして、わたくし高千穂大学経営学部2年 勝見仁泰カツミキミヒロと申します。 大学1年時にフィリピンのスラム街に訪れその貧困度合いに衝撃を受けました。 物資や募金のだけでなく自国で成長していくことが大事だと思い、他国の支援に頼るのではなく、自国で成長していく自立のビジネスを目指しております。 現在、準備しているスラム街での折り紙教室と並行して、文部科学省が展開する留学支援プログラム「トビタテ留学」の審査に合格し、ドイツ、フィリピン、オーストラリアで合計一年間留学します。 私はこの留学でフィリピンの特産品であるバナナの皮から洗剤や化粧品を開発したいと思っています。ドイツの大学で再生可能資源を学び、フィリピンでは有機農法を学びながら商品開発を進め、オーストラリアで有機化粧品会社でインターンをし、オーガニック認証を受けます。帰国後は開発した商品で起業します。

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リターン

3,000


お礼のメール

お礼のメール

感謝の気持ちを込めて、お礼のメールをお送りいたします。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

5,000


フィリピンの子どもたちからのお礼の動画メッセージ

フィリピンの子どもたちからのお礼の動画メッセージ

・感謝の気持ちを込めて、直筆のメッセージカードをお送りいたします
・フィリピンの子どもたちからのお礼の動画メッセージ

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

10,000


フィリピンのNGO団体に贈る「旗」にお名前を掲載!

フィリピンのNGO団体に贈る「旗」にお名前を掲載!

・感謝の気持ちを込めて、直筆のメッセージカードをお送りいたします
・フィリピンの子どもたちからのサンクスムービー
・フィリピンのNGO団体本部に贈る旗に、ご支援者様としてお名前を掲載いたします。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

10,000


プロジェクト応援コース

プロジェクト応援コース

・お礼のメール

*いただいたご支援から手数料を差し引いた金額を、本プロジェクトのために活用させていただきます。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

30,000


プロジェクト全力応援コース

プロジェクト全力応援コース

・お礼のメール

*いただいたご支援から手数料を差し引いた金額を、本プロジェクトのために活用させていただきます。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

プロフィール

はじめまして、わたくし高千穂大学経営学部2年 勝見仁泰カツミキミヒロと申します。 大学1年時にフィリピンのスラム街に訪れその貧困度合いに衝撃を受けました。 物資や募金のだけでなく自国で成長していくことが大事だと思い、他国の支援に頼るのではなく、自国で成長していく自立のビジネスを目指しております。 現在、準備しているスラム街での折り紙教室と並行して、文部科学省が展開する留学支援プログラム「トビタテ留学」の審査に合格し、ドイツ、フィリピン、オーストラリアで合計一年間留学します。 私はこの留学でフィリピンの特産品であるバナナの皮から洗剤や化粧品を開発したいと思っています。ドイツの大学で再生可能資源を学び、フィリピンでは有機農法を学びながら商品開発を進め、オーストラリアで有機化粧品会社でインターンをし、オーガニック認証を受けます。帰国後は開発した商品で起業します。

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