プロジェクト概要

 

私たちのこれまでの経緯

私たち、埼玉女子短期大学森川専門ゼミ生14名は、東北応援プロジェクトを行っています。この活動は2015年5月15日、東北に咲く17種類の花がラッピングされた飛行機が飛び立ったことがきっかけで始まりました。初フライトに立ち会うチャンスに廻り合い、この飛行機には、震災後、日本中世界中から届けられた応援の声に、何とか感謝を届けたい、という東北の人々の思いがこめられていることを知りました。

空に飛び立つ花達を見送りながら、苦労を経てそこに集う多くの人々の姿を目の当たりにしました。

その中で一際、いとおしそうに花を見上げている一人のおじいちゃんに出会いました。

長谷川謙吉さん。

福島県の西会津で、オトメユリという花を絶滅から守るため、高齢の仲間の皆さんと30年も作業をし続けてきた方でした。

「こんな日が来るとは思わなかった。生きてきてよかった  オトメユリを守ってきてよかった」そのおじいちゃんは、目を細目ながら学生たちにそう話してくれました。

そこからです。私たちは、このおじいちゃん達と一緒にこの花を守りたい!と思ったのです。そしてこのおじいちゃんの笑顔も守ろうと決意をしました。

この思いを繋げながら3年間、オトメユリの群生地で保護活動の一環として、草深い山に入り萱刈を手伝ってきました。

また、2018年からは地域で行っているオトメユリ祭りにも参加し、地域の方々と交流しながら、保護に際して直面している困難や後継者不足の実情を知りました。

現地での作業や調査をする中で、遠くに暮らす学生の私たちでもこれから先もこの花のために出来ることは何だろう…と様々な思いを巡らしました。

来年もそのまた次の年も美しいオトメユリを咲かせるために鬱蒼と茂る萱を刈りつづけなければならない。でも、それを担う人々は少なく、しかも80歳、90歳という現実。オトメユリを絶滅から守ることは、このおじいちゃん達の笑顔を守っていくことだと思いました。

 

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群生地までの階段を修復したい

長谷川謙吉さんとの出会いは全てのスタートでした。しかし、先輩が謙吉さんと共に萱刈をした保護地にうつくしいオトメユリが咲いた行く年の初夏に、謙吉さんの姿はもうありませんでした。

その年の花を見ることなく謙吉さんは90歳の生涯を終えられました。

今年活動を引き継いでいる私たちは残念ながら謙吉さんに会うことはできませんでしたが、先輩方から記録していたインタビューや思いをお聞きし、私たちもその思いに心を動かされました。

私たちに今できること…

これからのために繋がること…

そんな時、ふと保護地への急な勾配に作られた足下の階段に気づきました。

 

オトメユリの群生地に行くまでには、この急な階段が164段あります。そのうち6割以上の階段が、朽ちていて、階段を登ることはとても危険な状態です。思っていたよりも重労働でこれをおじいちゃんたちが同じ階段を毎日登っていると思うと、一緒にオトメユリ守りたい、保護したいという気持ちが強まり、クラウドファンディングを実施しようと決意いたしました。群生地では来年に向けて、広大な敷地で夏の日照りが強いなか朝から夕方まで萱刈をしました。オトメユリにかける思いを共に保護活動するにあたって感じ、私たちも何かしたいと感じましたが、学生で頻繁に行くことは金銭面や時間、距離の関係もあり、困難と感じました。

しかし群生地までの道のりを安全にきれいにすることはできるのではないかと感じました。

そこでクラウドファンディングを使って多くの人に絶滅危惧のオトメユリを知っていただき、この応援プロジェクトに支援していただきたいと思っています。

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階段の問題点

オトメユリの群生地は福島県西会津町の山の上にあります。そのため、オトメユリの保護を行う現地のおじいちゃん方は164段もの階段を登らなければいけません。

  私たちは6月の現地研修でオトメユリの保護活動と群生地までの階段調査を致しました。10代の私達でさえ危険と感じる階段が30段ほどあり、この階段を保護の度に上り下りするおじいちゃんたちの思いを痛感しました。さらに階段の腐朽と同時に現地の方々の高齢化も進んでおり、おじいちゃん、おばあちゃんの平均年齢は80歳を超えています。しかし、準絶滅危惧種に認定されているオトメユリを絶滅から守るには、保護をしているおじいちゃんたちの為に階段を整備しなければなりません。

 この現状を改善し、いつまでも安全にオトメユリを守るために階段の補修をお手伝いしたいと考えています。

 

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今後の予定

現在福島県西会津町では階段の修復をするために調査、準備を進めております。予定としては特にあぶない階段約20段を対象にこの金額で修復する予定です。そして私たちのクラウドファンディングの活動が終わり次第、修復費用に当ててもらうために保護地である安座地区に寄付をしたいと考えています。

クラウドファンディングで協力してくださった方々の思いを保護地に刻んで残せるようにもしたいと考えています。

 

 

 

支援金の使用用途

<内容>
オトメユリの群生地までにある腐敗などで危険な階段の修復
<資金の使い道>
全額を西会津町へ寄付、readyforへの手数料・消費税
 
・プロジェクトの終了要項
2018/12/1までに、山道に階段を作る費用として、金額261,120円を福島県西会津町 町役場に寄贈したことをもってプロジェクトを終了とする。
・関連事項
名称:福島県西会津町 町役場
URL:https://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/site/kanko/
詳細:町役場の管理口座 西会津商工観光係 青津
 
 

 西会津にはまもなく初雪の頼りも届きます。

皆様からの温かいご支援によってこのファンディングが成功したら、来年の春、雪が解けた5月頃に階段修復の着工が出来る見込みです。

一段でも多く修繕出来るよう、今月19日の〆切まで、引き続き皆様のご支援お待ちしております。