プロジェクト概要

  「ホームドクタープラットフォーム制作準備室」代表後藤義満より

 出版、広告、フードサービス、研究開発現場の取材、行政指導、いままで関わった仕事には、その都度悲喜こもごもさまざまな場面がありました。共通しているのは、良い仕事を成し遂げるには、必ずそこに何らかのモチベーションが必要だったということ。

 機会があり、予防医療が国や自治体、医療機関の取り組みにも拘らず、未だ普及していない現実を知りました(下記に取り組みと現実との一例)。

 取組主体の大半が、結局のところ「国民の意識が変わらないことには」とその理由を、半ば投げ出しぎみに結論づけている印象がします。しかし国民の側からすると、予め医者にかかるほどの「切実な」理由は見い出せません。モチベーションがないのです。では、知っていればこの病気は防げた、となればどうでしょうか。一気に問題は切実になります(下記に防いだ一例)。

 

 国(厚労省)の取り組みの一例: 

かかりつけ医普及のため、平成30年度以降、初診料800円の医師報酬の上乗せ、紹介状なしの大病院受診には初診5千円、再診2500円以上の患者の負担増、など改定

 普及の現実の一例:

 「医師による紹介」で病院を択んでいるのは、病院の外来患者の37.3%

(平成30.9.4厚労省「2017年受療行動調査概況」統計表1 外来患者の構成割合,病院の種類、病院を選んだ理由(複数回答)別 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jyuryo/17/index.html

 顕著な予防の一例:英医学雑誌【Lancet 2013; 382: 1405–12】(http://www.kokuho-kumamoto.or.jp/base/upload/p54_291_21_kwhgbmf6.pdf / https://serai.jp/health/303844)によれば、イギリスでは20年前と比較して65歳以上の認知症有病率が22%も低下したが、そこには循環器疾患の予防のために、禁煙(本数の減少)や塩分摂取減量などの生活習慣病対策に、国を挙げて臨んだ背景がある、としています。

 ちなみに、イギリスでは地元のかかりつけ医を登録しないと公的医療機関の診察は受けられません。

 

 

 話は私事に変わります。もう遠い過去になりましたが、わたしの母は42歳の若さで亡くなりました。それ以前に父が早逝していたため、姉とわたしと母自身、3人の生活のために母は働きました。母は腎臓と心臓の疾患にかかっていましたが、日々自営の仕事に追われて、食事に塩分を控える程度の養生のほかは、医者には心臓発作が起きて、救急車に運ばれたときにしかかかりません。晩年、何度も救急車を呼ばざるを得ない事態があったのです。数日入院してはまた働く、のくり返しです。こう書けば悲惨ですが、発作が起きない限り、少なくともはた目には、普通の暮らしぶりです。一時、声が出なくなるという症状も有りましたが。

 いまさら思うのは、救急病院ではなく、身近で見守っていてくださるお医者さんが居れば、こうも早い死期を迎える事態にはいたらなかったのではないか、あるいは母の晩年仕事には絶えず付き添っていたわたしや姉が、母に代るなりして、何が何でも仕事をやめさせて、治療を強いるべきだったということです。

 一方で、何となくですが、治療をしても甲斐が無いというばく然とした空気が、当時、親子3人の間にながれていたのも確かです。もう手遅れだ、というあきらめのムードです。手遅れだ、と断定できる医療知識もなくてですから、本当はそら恐ろしい思い込みです。

 話しをつづけます。

 ついに最後の救急車となりました。救急病院でひと月近くも入院して母は死を迎えました。死の前、医師から、寝たきりで床ずれや痰の吸引、管の挿入など、もろもろの処置で苦痛を伴うが、延命策を取るか、このままで死を待つか、と問いかけられました。

 当時17歳のわたしは、迷わず延命処置をお願いしました。その後10日ほどの間、意識も定かでない母は、ある時はうめき、また「こんな痛い目に遭わせて」と朦朧とした状態でうらみ言を発します。そして10日という、当人には果てしもなかったであろう苦痛のもとで母は逝きます。

 そんな処置を択んで、わたしのいまも人生での大きな悔いです。

 迷わずお願いした、と書きましたが、あの時、医師とわたしの双方がもっと意思の疎通ができていれば、二者択一の決断ではなく、状況により、苦痛の日数を少しでも短くする手立てが施されていたかもしれません。わたしには「自分は母を苦痛で死なせた罪人だ」という思いが消えません。

 

 

 

 

  人生100年時代をみなが幸福に過ごすために
「ホームドクタープラットフォーム」を世に送りたい


  90歳でやっとお爺さんお婆さんと呼ばれるような、活力のある生き方。
 その基礎になるのは、病気をしないための心身の育成と管理であり、それにはみなが病気を知り、みなが主体的に医療を獲得する場が必要です。
 病気にかかってからではなく、病気を予防するために、病気をしないために医師と関わるという予防医療はいまだ定着を見ません。知っていれば防げるというモチベーションと医師とのコミュニケーション手段が欠如しているためです。
 病気を知る場、かかりつけ医を見つけるためのコミュニケーションの場、これを提供することが「ホームドクタープラットフォーム」のミッションです。
 その責務とともに、ホームドクタープラットフォーム」は主体的に医療を利用することがいかに豊かで楽しいことかの文化を追求します。
 さらに「ホームドクタープラットフォーム」は、人生100年時代にみなが長く活力のある生き方をするために、健康意識と体の管理を表裏一体とする、ハードカルチャーという、新たなイノベーションを創出します。

    医療に接することが愉しい、そんな地平を拓こうとしています
 

 システム概要

1、かかりつけ医を見つけたい

住民が希望するクリニックをいくつか選択・指名し、そのクリニック医師らに、かかりつけ医への希望を述べ、それに医師らが各々応答する。

 

住民問う、医師答え、→問いは定型

医師問う、住民答える→非定型

住民問う、医師答える→非定型

互いに感想を述べる→非定型 

以上のコミュニケーションを経て、住民がひとりの医師をかかりつけ医として選択するが、選択は2段階目以降なら途中でも可能。選択しない選択も可。

かかりつけ医選択で住民・医師間の合意を取り交わす。この際、事務手数料を医師側に課金

 

㊟住民のクリニック選択は、地域医療情報データベース、または住民の事前指名により行われる

                 

                       合意成立時のみ医師に課金

                         (一年ごとの更新料要

 

2、病気を知りたい

 AB2 種のサイトにより構成

 A、医師が日常目の当たりにする治験や体験を投稿し、一般および医師みなが閲

   覧できる

 B,一般からの病気や介護の投稿が閲覧できる

                           無料

3、自身や家族の健康を見守りたい

  自身あるいは家族だけの専用ボックスの提供

  ・日常の心身の状態のつぶやき

  ・何を食べたか、

  ・どんな運動をしたか

  ・どう過ごすか

  などを書き込むボックス

 ボックスには時折り医師からのアドバイスも届く  

                       有料年間3,240

 

 

・支援金の使用用途

<内容>

2019710日まで

必要機材を購入し、システムを設計してホームドクタープラットフォームをリリースする

2019111日から同年710日までホームドクタープラットフォーム制作室を運営する

上記①、②をもってプロジェクトの終了とする

<資金の使い道>

システム構築、必要機材、従業員給与(26ヶ月分)、仕事場家賃 (6ヶ月分)、東京出張新幹線往復運賃(京都~東京)、クリニック取材出張交通費、日常交通費(6ヶ月分)、名刺作成代(2名分)、営業用リーフレット作成代、事務用品費、Readyforへの手数料・消費税

<その他>

システム構築について:株式会社ブランドコンセプト、http://www.brandconcept.co.jp

給与について:2名とはプロジェクト代表である後藤義満と新たに雇用する1名。2019131日までに新しい従業員1名を決定する

仕事場について:2019131日までに仕事場を決定する

 

 


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