「第6回石巻地区こども将棋大会」無事終了いたしました。
昨日の「石巻かほく」に第6回石巻地区こども将棋大会の記事を載せていただきました新聞記事にもあります様に皆とても真剣に指していまして、遊びとしての将棋から真剣勝負としての将棋へと棋力が向上してきたように思います。
振り返れば、この将棋大会をしようと思い立った当初は、まだ中央公民館は耐震の工事も終わっておらず子ども達が集まれる場所は、中瀬公園の中にある萬画館のみと言う状況でした。萬画館の狭い1室に仮設住宅から来たであろう子ども達がひしめき合って対局していたのを思い出します。
レディ-フォー様のご支援をいただいて実施しましたのは、今回で4回目です。当初から継続的に応援して下さる方や、ご自分がご病気なのに応援して下さる方もいらして、とても励まされます。本当にありがとうございます。「のっぽさん」はいつも楯や全員分の賞品を送って下さるので子どもたちの中では、もう「のっぽさん」は石巻の足長おじさんです。また、レディーフォーでのご支援では飽き足らずわざわざおいでになってご支援して下さった方までいます。
震災支援がきっかけではありましたが、もう石巻の子ども達の育ての親のような気がいたします。
今回は次の世代への引継ぎを念頭に置いて、高校生の支援をお願いしました。練習会を5回しましたが、そのうち都合のついた回は高校生も参加してくれて、熱心に小さい子ども達に教えてくれました。大会では対戦の組み合わせや受付会場づくりなど本当によく助けてもらいました。わずかですがお礼の図書券やお弁当などを出すことが出来ました。
会計につきましては、NPO等による心の復興支援事業との兼ね合いがあって(そちらは入賞賞品やお弁当代などは出せません。)もう少し整理の時間が必要です。ただ今の所もしかするとマイナス?と言った感じですが精査したいと思います。お礼の品物と一緒に最終的な会計報告ができると思います。
来年も頑張ると言った子ども達の声に応えて、来年も実施したいと思います。
今年は60名の予定の所67名まで膨れ上がり、賞品などドキドキしましたが結局61人の参加でしたので、今年と同じか少し増やすことも考えています。実施する時にはまた、9月ごろにレディーフォー様にお願いいたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。