プロジェクト概要

日胆東部地震。被災した絵本図書館を再建したい!

 

 はじめまして。このたび私たちのプロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。発起人の村田育洋(むらたやすひろ)と申します。札幌で8歳と4歳の息子たちの子育てをしながら、NPO法人コミュネット楽創で働き、2014年から絵本図書館「ぶっくはうす りとるわん」の共同運営をしています。

 もともと「ぶっくはうす りとるわん」は絵本屋さんでした。札幌でも数少ない貴重な場所でした。

 しかし、2014年店長の佐々木さんが体調不良のためお店を閉める決断をされました。それを知ったNPO法人コミュネット楽創が手助けすることを伝え、営利が出る店舗としての経営ではなく、地域のための非営利の絵本図書館として形を変えて再スタートすることとなりました。

  北海道胆振東部地震にて、その絵本図書館「ぶっくはうす りとるわん」が被災しました。2階から灯油が漏れ、大切な絵本、本棚、天井、床が灯油にまみれてしまい現在閉館を余儀なくされています。

 絵本図書館を再建し、絵本を通した地域の憩いの場を作ろうと思い、はじめてクラウドファンディングに挑戦しました。

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少し長くなりますが、この絵本図書館「ぶっくはうす りとるわん」の再生のプロジェクトへの想いを伝えられればと思います。

 

 

▼目次
【1】いち個人として

【2】NPO法人として 

  ~NPO法人コミュネット楽創の取り組み 子育て応援企画~
【3】りとるわんの共同運営と被災
【4】資金の使い道
【5】リターンについて
【6】いっしょに未来を

 

 

 


【1】いち個人として

 

~あかちゃんをつれて引越し~
 私は結婚を機に苫小牧に移り住み仕事をしていました。苫小牧は海沿に面し、自動車関連会社や製紙工場等が基幹産業となっている街です。2010年に子供が生まれ、四苦八苦しながら生活していましたが、家族や知人の助けもありなんとか暮らしていました。初めての子育てをする私たちにとってとても有り難く、心の支えになっていました。
 2011年3月11日東日本大震災が起きました。その時1歳の子供がいる保育園は海のすぐそばでした。海の水位は上がっていましたが幸いにも防波堤を超えることはありませんでした。もしもあの時、もっと水位が上がっていたならば子供を失うところだったかもしれません。そう思うと津波の影響がないところで暮らしたいと思い、札幌に引越し今の仕事に着きました。
 

 札幌では、子供の病院(小児科、耳鼻科、皮膚科)はどこがよいのかわからず、誰に手助けをどれくらい頼んで良いのかわからず、ナーバスになってしまいました。自分は親だから子供にできることはあると思っていたのですが、慣れない土地で助けも呼べず、自信をなくし、自分には親として何もできることがないと感じていました。今思うと結構、苦しい時期でした。

 


~りとるわんとの出会い~
 何かで出かけた折にサッポロファクトリーで「ハンオーズトーイ キンダリープ」さんがイベントをしていました。ひき込まれるようにブースに入って行くと、息子が木のおもちゃ等でよく遊びました。

 店長さんに聞くと、子供の好みなどに合わせながら、その子の発達に合わせたおもちゃを選び、親も一緒に遊ぶと、変身ベルトなどの電気で遊ぶおもちゃとは違い、深く遊ぶことができるとのことでした。ルールのあるカードゲームなどでは、待つことを覚えたり、昔遊びでは練習することを覚えたり、遊びが変わるという話も聞くことができました。

 店員さんに言われるがまま、私も子供と一緒に遊んでみると、私も楽しい。子供の反応がいつもとちがう。おもちゃすごい!!という思いでした。

 横目で周りをみると、どうも他の人たちも子育てに苦労されてそうであり(失礼かもしれません)、僕と同じように「おもちゃすごい!!」で救われていそうに見えて、大変なのは自分だけではないとほっとした気持ちになり余裕ができました。

                     (サッポロファクトリーにて キンダーリープさん) 

 

 よく考えてみると、私が小さい頃は良いおもちゃと絵本を与えられていたことに気づきました。私は4歳まで発語がなかったのですが、リブロックというブロックと絵本を穴が開くほど読んでいました。その感触も内容もよく記憶に残っています。

 絵本をそろえたい気持ちとなり、妻にそのことを話してみると、賛同してくれました。早速絵本屋さんをネットで探したのですが、札幌では3件しかヒットしませんでした。そのうちのひとつが私の職場から500メートルのところにありました。「ぶっくはうす りとるわん」さんです。すぐに出かけてツペラツペラさんの「やさいやさん」を買ってきました。「すっぽーん」というフレーズで子供は大笑い。子供が笑うと僕らの心にも余裕が出ました。子供にせがまれて、何度も繰り返し読みました。

 

      ( 被災する前の「ぶっくはうす りとるわん」さん )

 

 

【2】NPO法人コミュネット楽創の取り組み ~子育て応援企画~


 私の勤める法人は、2003年にNPO法人としての歩みを始めました。「『自分力』をいかし、そしてわかちあうという」という法人理念に基づき、目の前の障がいのある方たちにどうしたらよい支援ができるのかを考え実践してきました。地域の居場所作りから就労支援、就労支援の一環としての子育て応援企画、がんの方へのリワークを行ってきました。
 子育て応援企画は、子育てするパパやママの応援をする企画でした。子育てしやすくなることは仕事をしやすくなることであると考え、就労支援の一環としてとりくみました。「SST講座」や「ぱぱ・ままラップ」や「元気に役立つワークショップ」などを行い、同じ悩みを持つ方とつながったり、子育ての悩みを共有したり、子供とのコミュニケーションを学んだりという内容で実施しました。
 私は法人のスタッフとして子育て応援企画に運営側として参画しつつ、数度は参加者としても参画しました。なぜ、子育てを応援する企画が必要なのかについて最初はふわふわとした理解でしたが、参加して親としての体験を話すうちに、少しずつ親としての孤立感が薄れたことに気づきました。孤立感があることすら気づけていなかった私にとっては、今思えば大切な時間であったと思います。気づけて良かったなと思います。

          


 

【3】りとるわんの共同運営と被災へ


 突然新聞に「ぶっくはうす りとるわん 閉所」の記事が乗りました。とても驚きました。店長さんの体調不良のため閉店するという内容でした。

 地域に根付いている絵本屋さん「ぶっくはうす りとるわん」の閉所。法人としてどうするかいろいろな意見がありましたが、子育てのための地域の貴重な資源をなくさないことが大事であると結論づけ、2014年に「ぶっくはうすりとるわん」の共同運営に乗り出しました。
 店長の佐々木さんの体調のことや経営のことやスペースの使い方やコンセプトそのもの等、様々なことを話し合いました。そして、どのようにすると絵本を通して地域に貢献できるのか考えた末に、図書館へと運営の形を変え、2018年度から未就学児と保育士さん向けの絵本に的を絞って展示することとしました。絵本を絞って展示することでフリーになるスペースができるため、そこでレストスペースや交流スペースにできないかなど、アイディアを出し合っていました。  

 2018年9月6日に被災し、閉所に至ります。


(被災してすこしたったころの写真。上から灯油がもれているので、紙皿で受けていますが、すでに絵本や本棚が灯油をかぶってしまっています。天井は石膏ボード6枚ほどの大きさに漏れました。)
 

 

皆様から頂いた資金で、絵本図書館をリニューアルし、地域のみなさんが憩いの場所にしようと考えています。

 

 

【4】資金の使い道
 

 現在灯油の匂いがこもっています。天井と床と本棚が灯油まみれになっています。天井は近々工事を開始する予定です。配線や天井のボードの交換、壁紙の張り直しなどを行い30万近くかかりますが、この部分は何とかなりそうです。しかし、被災した本や本棚等使えなくなったものの廃棄に関しては何ともできずにいます。
 そのため、本の費用と本棚の費用にまずはあてさせていただければと思っています。具体的には、先ほども記載しましたが、保育園が周囲にたくさんあるため、未就学児と保育士さんを対象とした絵本の購入を考えています。

 そして、ゆったりと親子でくつろげることができるようにキッズスペースの確保も考えています。これは、2018年度に絵本を通して地域貢献するために出来ることは何かを話し合った際に出てきたアイディアの一つでした。けっこう、夕方忙しいお母さんが子供を迎えに行った後によってくれるのですが、休むスペースがないのです。被災したカウンターを撤去したり本を絞る等するとスペースが出来る為、そこをレストスペースとしようと思います。親やホワイトストーンの利用者さんが休めるようにと考えています。さらにキッズスペースも作成しようと考えています。キッズスペース作成費用とそこで使う木のおもちゃとカードゲームの費用、レストスペースの椅子・机の費用を考えています。

 宣伝費・広報費はこのクラウドファンディングが皆さんに届くようにするための、印刷代と保育士さん向けに勉強会の開催も企画しているため、その印刷費用にあてようと思っています。


本棚購入・作成費用 30000
キッズスペース制作 35000
絵本購入費用 100000
廃棄料(被災したもの等)20000
机、椅子 25000
宣伝費・広報費 20000
木のおもちゃ 40000
カードゲーム 10000
 

 

 

【6】これからの「ぶっくはうす りとるわん」 親と子供のための憩いの図書館

 絵本は子どもが最初に出会う文化と言われます。だからこそ、親は絵本を選ぼうとしますが、どのような絵本がいいのか、誰に聞くといいのかわからず、迷ってしまいます。僕はそうでした。
 絵本を手に取って、詳しい人に相談もできる。そして、ゆったりとできるスペースもある。そういう場所があればいい。親には余裕ができ、子供はたくさんの絵本に出会うことができ、世界を広げることが出来ると思います。

 今回のプロジェクトを通し、地域の憩いの図書館を作るだけでなく、保育士さんの研修会もあるといいと思っています。

 

 カードゲームで親子で対決できてもおもしろい。

 障がいを持つ方が店番を出来たり、近くの特別養護老人ホームの方も店番ができても面白いかと思ってもいます。

 

 地域の方々の、親と子の居心地よい絵本図書館再建のため、皆様のお力添えをぜひ、お願いします。
 

2018年12月31日までに天井部分の補修、本や本棚の廃棄を行う。 
2019年1月31日までにレストスペースのための椅子と机を購入する。 
2019年2月30日までに絵本と本棚購入する。  
2019年3月15日までにキッズスペースのためキッズコーナー購入する。 
2019年3月21日に内覧会を開催する。 
2019年4月1日までに絵本図書館「ぶっくはうす りとるわん」をオープンする。

*内覧会について 
主催者:ぶっくはうす りとるわん 
内容:内覧会 2019/3/21(水・祝日) 
開催場所:決定済み(名称:ぶっくはうす りとるわん、URL:http://www.little-one.co.jp/ 、住所:札幌市白石区本郷通6丁目 
南2-1リラハイツ南郷通1階) 
※天災等やむを得ない事情により予定していた日にイベントが開催できなかった場合:延期する。

*天井の補修について 
保険金で対応します。


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