応援します!
Yuriko Yingさん、応援ありがとうございます。ご支援に感謝します。先週から今週にかけて、アイヌ民族の手仕事にかかわる親子孫3世代作品展を名古屋や佐渡、札幌で開いてきた日高・浦河町のアイヌ文化伝承者、遠山サキさんの娘さんを通じて、このほど亡くなったサキさんの活動や人柄をおうかがいしていました。子どもさんもお孫さんも、みんな伝統的な踊りや歌、刺しゅうや木彫りが好きになって、一人10点でも持ち寄れば合わせて200点ぐらいの作品展ができちゃったと言います。アイヌ文化が世代を超えて受け継がれていることのまさに証しであり、それをひと目で伝えるためにこれほどふさわしい展示会はなかったと思います。私は10年前の札幌での三世代展を取材したのをきっかけに、娘さんやお孫さんとも知り合う機会をいただきました。このことも感謝です。このたびは、ご支援ありがとうございました。
頑張ってください!
増本志帆さん、ご支援ありがとうございます。もうあと二時間ほどでクラウドファンディングが終了します。最後の最後までお気に掛けていてくださり、本当にありがとうございます。終わってしまうことに、寂しさを感じます。というのは、全くこれまで縁のなかった人が、自分のサイトを見つけ、自分がやろうとしていることに共感し、それを応援してくれている—それを実感する日々がこの90日間続いてきたからです。と同時に、自分がお付き合いしてきた人たちからの励ましももらい、それは絆を再確認する経験でありました。原稿の仕上げにも追われながらの90日間でしたが、クラウドファンディングという体験そのものが、ものすごく貴重なものとして、私の中にこれからも残り続けると確信しています。このたびはありがとうございました。
応援しています。
アイヌ文化を身近に感じることができたらと思います。
オチビさん、ご支援ありがとうございます。応援、心強く感じています。例えば、動物写真家の星野道夫さんは、東京で電車に揺られながらも、その同じ瞬間、北海道の森のどこかでヒグマが歩いたり、寝転んでいたり、食べ物をあさったりしているということを想像できるイマジネーションを持っていました。でも、ちょっと考えを巡らせば、野生動物は自然のなかでずっと変わらず野生の生活をごくあたりまえに続けているわけで、そのことに気づくか、気づかないかの人間の側の感受性の問題なのだと分かります。でも、その感性が持てないほどに、自然から遠ざかって暮らしているのが現代だと思います。今回の原稿には、生き物と人が関わり合うアイヌ民族の伝承、つまりお話をいくつか載せています。伝承に接すると、物の見方が日常から解き放たれ、より自由に、柔軟な視点で物事を見ることができるようになるような気がします。それだけでもアイヌ文化に触れることの意味はあると思います。そういう機会をご提供できれば、本当にうれしいです。このたびはありがとうございました。
アイヌの文化を残すご活動は素晴らしいです!
応援してます😊
ルッキさん、ご支援ありがとうございます。北海道の東部、中標津町の写真家、前沢卓さんの写真集『アイヌ民族 命の継承』で紹介されている106組の家族・個人を一枚一枚見ていくと、アイヌ文化が生きているということと同時に、アイヌ民族であるというアイデンティティーを大切にしながら生きている人たちが北海道にも、北海道外にも数多くいらっしゃることが分かります。先人の残したものの素晴らしさはもちろんですが、その素晴らしさを感じ取り、新たな創造性を加えつつ、伝承に取り組むことを自らの喜びとしていなければ、文化の「いま」はないと思います。その点で、アイヌ文化は「いま」生きていて、これからも生き続けるはずです。そして、それは今の担い手だけに閉ざされているのではなく、関心を持つ一般の人たちにも、接したり、自らかかわったりする扉は常に開かれていると思います。今回、その接点をつくる一助となれたらというのが私の希望です。その後押しをしてくださっているのが、ルッキさんをはじめ、数多くのプロジェクトご支援の方々です。感謝しております。このたびは本当にありがとうございました。
頑張ってください!
takagiさん、このたびのご支援、ありがとうございます。当初の想定を三割近くも上回り、三桁のご支援額に到達することができました。心から感謝しております。先週末は、新しい演目「ロストカムイ」が始まった阿寒湖温泉のアイヌシアター「イコㇿ」を訪ねて夜9時過ぎからの上演を見てきました。演目の「ロストカムイ」は「失われた神さま」を意味し、その神さまとは、アイヌ民族が畏敬の念を込めてホㇿケウカムイと呼ぶオオカミのことです。北海道でも本州以南でも、特に牧畜振興の立場から害獣と見なされ明治時代に絶滅しましたが、オオカミは狩りの名人であり、時に人間に肉を分けてくれる慈悲深い神として、アイヌ民族にとってはありがたい存在でした。舞台は、コンピューターグラフィックスでオオカミの躍動をよみがえらせ、古式舞踊の披露もあり、洗練された演出が光っていました。一人でも多くの方が阿寒湖温泉を訪ね、アイヌコタンで民芸品店や伝統的な食事を出すお店をめぐりつつ、シアターまで足を運んでいただければと願う次第です。お心遣い、ありがとうございました。
頑張ってください!
Satou michiruさん、ご支援ありがとうございます。みなさまのご支援を受けて、装丁を担当してくださる方と相談し、巻頭のカラーページを当初の8ページから16ページに倍増することにしました。カラーページを増やせばコストはかさみますが、アイヌ文化の概要をひと目でまずはつかんでもらうためには、重要な部分ということで拡充を決めました。着物や木彫り、踊り、儀式などを写真で見せながら簡潔な解説をつけています。自然写真家の伊藤健次さんにご提供いただいたヒグマとシャチの活写も、カムイ(アイヌ民族にとっての神さま)を紹介するページに掲載させていただくことになりました。これも、当初の想定を超えるみなさまのお力添えがあってできることです。感謝しております。
アイヌ文化に興味があります。
中原さん、このたびのご支援、ありがとうございます。お一人、お一人のお心遣いをこれまで一つ一つ噛みしめてきましたが、やはり100人の方がご協力してくださったこの節目に、ひとしおの感慨を覚えずにいられません。これだけの数の方々がご協力くださるとは、スタートした3カ月前、想像もしていませんでした。みなさまのお力添えに心から感謝します。今回の原稿をまとめるまでに、お話をおうかがいしたり、知識を伝授していただいたり、儀式やイベントに招いてくださったりして、お世話になった方々もおそらくは100人という数にのぼるのではないかと思います。また、先人が残してくれた記録をやはり何十冊も参考にさせていただきました。合わせると、今回の出版に当たって数百人の方々がかかわってくださり、さまざまなご支援をしてくださったということになります。その結晶として、今回の出版があると考えています。ありがとうございました。
遅ればせ。目標達成おめでとう。
古家さん、ご支援ありがとうございます。確か、秋田のご出身ですよね。今回の原稿には秋田も登場しますよ。数年前、巻き狩り猟に向けて神社に安全と豊猟の祈願に行く日に訪ねた阿仁のマタギの人たちです。マタギの人たちとアイヌ民族の自然観の違いや共通性にも触れていますので、ぜひ目を通してください。マタギの人たちは毎年、各県持ち回りでマタギサミットを開いて狩猟文化をどう伝承するかとか、イノシシやシカの増加にどう対応すべきかといったことを話し合っています。主宰しているのは東北芸術工科大(山形県)の田口洋美さんで、以前、ススキノで一杯やりながら締めのラーメンまでお付き合いいただき、情報交換した記憶があります。サミットという集まりの場を創設してそれを持続していく、そのパワーには圧倒されます。ひるがえって、北海道はどうなのか、どうあるべきか、考えないといけないですね。ありがとうございました。
頑張ってください!
bunbun_spkさん、ご支援ありがとうございます。先週の土曜日、オーストラリア国立大学のテッサ・モーリス=スズキ先生をお招きしての講演、討論の場が札幌でありました。その時、会場からの質問で、オーストラリアはかつて、白人中心でアジア人などを排除する白豪主義を標ぼうしていた国だったはず…といった質問が出ました。私も学校でそう習った記憶があります。当時は海外旅行など夢のまた夢でしたが、行ったら大変な差別や迫害を受けるかも、と子ども心に思いました。その国がその後、アジアの人々を受け入れ、自国のアボリジニやトレス海峡諸島民といった先住民族に寛容になり、2008年には首相が過去の同化政策を謝罪するに至りました。社会はたった数十年でがらりと変わる実例だと思います。日本社会も、寛容で差別を許さない方向に変わって行ってほしいと願います。このたびはありがとうございました。
頑張ってください!
まるやまさん、ご支援ありがとうございます。クラウドファンディングも終盤に近づいてきました。90日という期間は最初、長いように感じましたが、あっという間に1カ月が過ぎ、2カ月がすぎてしまいました。ただ、今回、アイヌ文化ということをテーマに広く全国の方々に呼びかけ、これだけのご協力を得られて目標が達成できたということは、次に同様のテーマで新しいプロジェクトを起こそうとする人にとっても力強い後押しになるのではないかと思います。私自身の感謝とともに、「これから」の人の分も、お礼申し上げたいと思います。このたびはどうもありがとうございました。
今、とても熱く注目している分野です。結果を楽しみにしています!頑張ってください!
(6/3)いよいよ完成ですね!膨大な作業だったと思います、お疲れ様でした。
手元に成果が届くのを、たのしみにしています!
つきのじさん、ありがとうございます。ご関心を寄せていただき、アイヌ民族の方々の思いも代弁して感謝したいと思います。アイヌ民族への関心は日本国内にとどまらず、広く海外、特にヨーロッパでは戦前から強い関心が持たれてきました。ただ、そこで行われた研究には、現在の感覚では許されない差別的なものもありました。とはいえ、1990年代の国際先住民年や2007年の国連の先住民族権利宣言などで研究者のアプローチもまた変わり、先住民族の尊厳や独自文化を尊重しながら、むしろ権利を擁護する方向に変わってきました。これはとても喜ばしい動きです。実はおそらく来月になると思いますが、東京駐在のヨーロッパの通信社の特派員から「北海道でアイヌ民族のことを取材したいので、人やトピックを教えてほしい」と連絡を受けています。できる限りのことをして、海外にアイヌ民族の「今」をしっかり伝えてもらえるよう頑張りたいと思っています。
このたびはありがとうございました。
頑張ってください!
ゆうさん、ご支援ありがとうございます。ここ数日、札幌は暖かく雪解けも進み、自転車も出せそうな感じになってきました。さまざまなプロジェクトにご支援されていらっしゃいますね。助けを必要としている方々、多様な生き方を模索している人たち、それから恵まれた環境にないペットなどに気配りをされていることがうかがえ、頭が下がります。アイヌ文化に関しては、まだまだ差別や格差の問題はありますが、自分たちのかけがえのない文化だと誇りを持って受け継ごうという人たちが若い世代の中から出て来ています。ですから、今が大事な時期であり、一つの岐路ではないかと考えています。そういう環境づくりに私自身も少しでも寄与できたらと思いますし、その主旨をご理解いただき、ご協力いただけるのは本当にうれしいです。どうもありがとうございました。
蝦夷三官寺研究所さんからご支援いただきました。「大いに期待してます。頑張ってください(蝦夷三官寺研究所)」。小坂洋右代理購入
ご支援感謝しております。北海道史のご研究にも敬意を表します。今回出版に向けた原稿の準備作業につきましては、昨日、日曜日、撮り残していた最後の写真をプロカメラマンの林直光さんに撮っていただき、写真はすべて揃いました。日本語版原稿も完成し、あとは英語版の最終手直しを残すだけです。昨年12月末にクラウドファンディングをスタートさせた時には9合目に来ているかなという感じでしたが、あとからあとから、追加の作業が出てきて、ようやく頂上が見えてきたという感じです。作業が順調に進んでいることをみなさんにご報告いたします。
蝦夷三官寺研究所さん、このたびはご支援、ありがとうございました。
中村一枝さんからご支援いただきました。頑張ってください。手元に届くのを楽しみにして待っています(中村一枝)。小坂洋右が代理購入
中村さん、ご支援ありがとうございます。中村さんは、『永久保秀二郎の「アイヌ語雑録」をひもとく』というタイトルで御著書を刊行されていますね。釧路の春採アイヌ学校の教師で、アイヌ民族の子どもたちと時をともにし、さまざまな記録を残した永久保秀二郎の事績を粘り強く読み解いた成果と、敬服しております。道内をはじめ、樺太やロシア、あるいは関東などに、さまざまな方の未発掘の資料がまだまだ、いくつも眠っていると思います。これからも、そうした資料に光を当てていかれることを願ってやみません。私も元気づけられました。このたびは本当にありがとうございました。
鈴木紀美代さんからご支援いただきました。出版楽しみにしています。また釧路に来てくださいね(鈴木紀美代)。小坂洋右代理購入
鈴木さん、ご支援ありがとうございます。今年も夏に釧路に行く予定でおります。お会いできるのを楽しみにしています。ムックリの製作に長年、携われてきて、多くの方が鈴木さんがお作りになった口琴を通じて、アイヌ民族の伝統楽器と親しまれたと思います。釧路地方はムックリが盛んですね。もう一つの口琴王国、ロシアのサハ共和国の演奏家とも交流されていますね。日本国内にとどまらず、ムックリの音色が各国の人達の耳にも届きますよう、願っています。私も今回の原稿で何度かムックリに触れております。ありがとうございました。
この春から娘の札幌生活が始まります(多分)。 近いうちに紹介しますね。
Entmol236さん、ご支援ありがとうございます。私の場合は、大学入学と同時に、室蘭の高校から生まれ故郷の札幌に移って、自炊の学生生活を送りました。今どきの学生はそんなことはないと思いますが、パン屋さんからパンの耳をただでいただいたり、アパートの管理人のおばあさんからも、しょっちゅう、おかずをおすそ分けしていただきました。アパートの住人たちでお金を出し合って週一回、おでんパーティーを開くのが、栄養源(+アルコール源)になっていた気もします。いろんな人に助けられ、苦しくも楽しい学生生活でした。娘さん、札幌で有意義な日々を送れるといいですね。何かできることがあれば手助けします。このたびは本当にありがとうございました。
本を楽しみにしています。中村
Bunkaさん、ご支援ありがとうございます。90人もの方が、ご賛同くださり、援助していただきました。クラウドファンディングを始めた時にはまさかこれほどたくさんの方が目に留めてくれるとは想像もできませんでした。驚きとともに感謝の気持ちでいっぱいです。知里幸恵さんの姪の知里(横山)むつみさんは「自分はアイヌ語や物語を受け継ぐことができなかった」とおっしゃっていましたが、「知里幸恵 銀のしずく記念館」の開設に奔走され、たくさんの方の協力も得ながら2010年に実現されました。それぞれの時代に、それぞれ自分の役割を見いだして実現に努力する。その姿勢をむつみさんから学ばせてもらいました。出版事業の方は大詰めですが、5月にはみなさまのお手元に本をお届けできそうです。ありがとうございました。
頑張ってください!
丸山先生、ご支援ありがとうございます。アイヌ新法案が国会で審議され、来年、国立アイヌ民族博物館や慰霊施設が開設される今の時期が、これからのアイヌ民族を取り巻く状況を左右する、とても大事な時期だと、私も同じ意識でいます。先生が呼びかけられて立ち上げられたアイヌ政策市民検討会議の意義も大きなものがあると思います。検討会議のインターネットのホームページもありますから、ぜひとも多くの人に活動を知っていただければとも思います。私も、これからも活動の一助をさせていただきたく思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。
今年は留学生といっしょにアイヌ文化を学ぶ機会や場を作ろうと思っています。英語訳がついているのはうれしい限りです。小坂さんありがとうございます。
やまちゃんさん、ご支援ありがとうございます。留学生と一緒にアイヌ文化を学ぶご予定とのこと、とても素晴らしいと思います。ご期待に沿ったものがお届けできるように頑張りたいと思います。昨晩、カナダから札幌の大学に留学している人と再会して話しをしましたが、アイヌ民族に強い関心をお持ちなことに驚きました。日本語はものすごく達者ですが、読むのはまだまだ難しいとおっしゃっていました。留学生は特に滞在が長いのでアイヌ文化に触れる機会も多いと思います。そうして関心を持った方に、お役に立てていただければ本当にうれしいです。ありがとうございました。
頑張ってください!
Toraさん、ご支援ありがとうございます。いくつものプロジェクトにご協力されていらっしゃいますね。お名前からしても、人情味にあふれた方ではないかとお察しします。アイヌ民族の伝承には、野生動物が人間たちに寄せる情が描かれているものがあります。例えば、人間の村を見守るはずのキツネの神さまが油断したすきに村が滅んでいた。自分の失態を悔やみ、りっぱな男たち、女たちが失われたことに涙し、それこそ何年も泣き暮らすのですが、女神が年に一回、集落のあったところに連れて行ってくれるようになる。すると数軒の家から煙が漂い、次の年は軒数が増え、そうこうするうちに人間たちが復活したのが分かったというお話です。私が好きなお話の一つです。ご支援ありがとうございました。
野村六三さんからご支援いただきました。「期待しています。頑張ってください。野村六三」(小坂洋右代理購入)
野村さん、ご支援ありがとうございます。とてもうれしいです。今回の出版ではアイヌ民族が口承で受け継いできた物語もいくつか紹介する予定です。そのなかで、アオバトが和人の国を見たくなって飛び立つけれども、途中、「和人に祀られては生き返ることはできないんですよ」と諭されるお話があります。その忠告を振り切ってアオバトは和人の国に行くんですが、射られたあと、言われたとおり生き返ることができなくて、最後は小さい体になってようやく復活できたというあらましです。そこに、生命が復活して循環していくというアイヌ民族の発想が現れています。でも、なぜアオバトなのか。小樽勤務時代に、自分自身納得するところがありました。それはアオバトには、森から海辺に飛んできて海水を飲む習慣があるということです。海を目指すアオバトの姿を見て、「海の彼方に行きたがっているのでは」と想像した人がいたとしてもおかしくないと思います。そういうことをあれこれ考えていると興味もさらに増します。ありがとうございました。
ぼりっちさんからご支援いただきました。「出版を楽しみにしています。頑張ってください。ぼりっち」(小坂洋右代理購入)
ご支援ありがとうございます。山菜採りは名人級ではないかと、密かに尊敬しております。あと二カ月から二カ月半もすればギョウジャニンニクをはじめ、山菜の季節が来ますね。待ち遠しいです。その年の気温の傾向、標高、斜面の向きや地形を読みながら、「今はあの辺かな」「あの斜面が有望」と、ありかを見つけ出すテクニックに、いつも学ばせてもらっています。山野をぼーっと歩いてきた自分がちょっと恥ずかしくなるぐらいです。今年も連れて行ってください。ご支援、ありがとうございました。
北海道出身のため、興味を持ちました。楽しみにしています!
しゅうほう。さん、ご支援ありがとうございます。北海道の方から応援をいただくのはとってもうれしいです。昨日までさっぽろ雪まつりが開催され、街角ではさまざまな外国語が聞かれましたが、近年は私の会社のすぐそばの札幌時計台や大通公園、北海道神宮の境内までも通年で外国人グループの姿が見られるようになりました。目で見る体験も大事ですが、北海道に来られたらぜひアイヌ民族の歴史や文化に触れてもらいたいというのが希望です。きのう、アメリカの大学院で脳科学を勉強しているネパール人の方とお会いする機会がありましたが、「アイヌ民族のことにものすごく関心がある」と話されていました。そういう方々にも、役立つような本を北海道発で出したいと思っています。このたびは、本当にありがとうございました。
遊山さんからご支援いただきました。「出来上がりを楽しみに待っています。頑張ってください。遊山」(小坂洋右が代理購入)
遊山さん、ご支援ありがとうございます。きのう、装幀をしていただく方の事務所を訪ねて打ち合わせをしてきました。巻頭にカラー頁を8頁設けて、「手仕事の美」と題して着物と木彫りを、「口承・芸能」と題して踊りと歌・楽器演奏、語りを、「信仰」と題して神々への祈り(カムイノミ)とイオマンテ(クマなどの霊送り儀礼)を、「暮らし」と題して狩猟、山菜採り、サケの漁労を紹介する方向でまとまりました。カラー写真や絵図を中心に置きながら、短い説明を日本語と英語で付けます。最初にアイヌ文化のあらましを目で見て掴んでもらったうえで、本文に入って行った方が理解が進むだろうという発想です。ここまで来れば、出版に向けた私の仕事は8合目から9合目まできたという感触です。お礼とともに、みなさまにもご報告させていただきます。ご支援ありがとうございました。
ご無沙汰しております。微力ながら応援させていただきます。よい本をつくってください!
Yokoさん、ご支援ありがとうございます。登別に2010年、「知里幸恵 銀のしずく記念館」がオープンしました。開設に尽力された姪の知里(横山)むつみさんは、亡くなられる前、「私は幸恵のように口承やアイヌ語を受け継ぐことはできなかった」とおっしゃっていましたが、記念館の開設を自分の使命とみなしていたんだと思います。使命を持ってそれを全うするという点では幸恵さんと同じ道を歩まれたのでしょう。幸恵さんの『アイヌ神謡集』のフランス語訳に尽力された津島佑子さんもまたしかりだと考えています。惜しい人を相次ぎなくしました。そういう軌跡もまた記録として残しておきたいと原稿を書いてきました。このたびは本当にありがとうございました。
出村文理さんからご支援いただきました。「出版を楽しみにしています。頑張ってください。出村文理」(小坂洋右が代理購入)
出村さん、ご支援、ありがとうございます。さまざまな文献を渉猟し、書誌をまとめられてこられた出村さんに、言うのも気恥ずかしいのですが、今回の原稿では知里幸恵さんの『アイヌ神謡集』を読み解きつつ、幸恵さんの心象風景も私なりの解釈を加えて描いています。アイヌ文学を考える意味でも、歴史をひもとく上でも、大事な位置づけの人だと思っています。「その昔、この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました。天真爛漫な稚児のように、美しい大自然に抱擁されてのんびりと楽しく生活していた彼らは、真に自然の寵児、なんという幸福な人たちだったでしょう」。本当に心を打つ文章です。こういう言葉をみなさんにお届けできればと考えています。このたびは本当にありがとうございました。
頑張ってください!
akkeyさん、ご支援ありがとうございます。いろいろなプロジェクトにご支援されていらっしゃるようで頭が下がります。アイヌ民族が「神さまからいただく魚」「大事な食べ物」と呼ぶサケの稚魚が、今年もまた札幌市内を流れる豊平川で見られ始めました。200万都市のどまん中でサケが産卵し、生まれ、また戻って来るというのはなかなかすごいことではないかと思っています。消えたサケの姿を取り戻したのは1970年代に始まったカムバックサーモン運動の成果で、お耳にしたこともあるかもしれません。その運動で豊平川に最初のサケが戻って来た翌年に当たる1982年、市内の河川敷で「最初のサケを迎える」アイヌ民族の伝統儀式アシㇼチェㇷ゚ノミがほぼ100年ぶりに復活したのです。今ではおよそ2000匹ぐらいのサケが毎年、上ってくるようになり、運動を引き継いだ札幌ワイルドサーモンプロジェクトが自然産卵と野生サケの回帰を下支えしています。このたびは、ありがとうございました。
元気でやっていいますか?。
アイヌ文化は親父が勤めていた熊牧場の関係で神童の頃、結構触れ合いがありました。
又、星野道夫の大ファンなのでだめ押しの手伝いをしました。
暇ができたら連絡ください!!
ご支援ありがとうございます。元気でいます。高校の同級生が達成の最後の一押しをしてくれたこと、感激しつつ感謝しています。お互い、登別から室蘭の高校に通い、自分のことを言えば、あの頃は先のことは何も考えていませんでした。40年たって、気がつくと自分が想像もしなかった道を歩み、自分がなすべきことを手探りながら見つけつつあるような気もしています。それぞれ違った場所、違う仕事、違う趣味の世界で生きてきたと思いますが、切れることなくつながり、こういう時に手を差しのべてもらえる、本当に有り難いです。それからこの場を借りて、このプロジェクトを応援してくださったみなさま、全員に改めてお礼を申し上げたいと思います。小坂洋右
古代の蝦夷の研究をしております。その関係で近代以降のアイヌ問題にも関心があり、以前『流亡 日露に追われた北千島アイヌ』を読ませて頂きました。この度の企画は意義あるものと感じ、僅かですが協力させて頂きます。
田中聡さん、ご支援ありがとうございます。『流亡』は札幌での出版ですが、いろいろな方から「読みました」と言われ、本当に感謝しています。先生のご研究と重なるか分かりませんが、縄文時代から弥生時代への移行に際して最近、興味深い視点と思って読んだのは『文明に抗した弥生の人びと』です。暮らしのスタイルが変わるのに付随して社会のあり方が変わっていく(逆方向もあるかもしれませんが)としても、即応する社会がある一方で、慎重な姿勢を見せたり、以前の社会のあり方を守ろうとするコミュニティーがあったりする可能性が示されています。それは守旧とか因習にとらわれるという見方もできるかもしれませんが、新しい社会がもたらす弊害のようなものに気づいていた人たちがいたということかもしれないという考えもできます。古代の人たちにどこまでの洞察力があったのか、想像しないではいられません。古代といっても相当広く多岐にわたると思いますが、本当に興味深いです。ありがとうございました。
江上壽幸さんからご支援いただきました。大変意義のあることだと敬服しております。頑張ってください。江上壽幸(小坂洋右代理購入)
江上さん、ご支援ありがとうございます。これまでお付き合いいただくなかで、この北の大地に根ざすアイヌ民族の文化や生き方を理解することが、私たちの心をどれだけ豊かにしてくれるか、そんなことも話してきました。その本質の一つは周りの環境や生き物たちが平穏に存在し続けることへの感謝であり、自然をある意味、畏れ、その前にかしこまるという謙虚な姿勢ではないかと思います。厳しさも備えた自然のなかに身を置くことが少なくなると、自ずとそういう心持ちが少なくなってきます。そういう時代にあって、何が大事か、立ち返って思い起こさせてくれる大事な存在でもあると考えています。ありがとうございました。
頑張ってください!
川村湊さん、ご支援ありがとうございます。新聞記者ですからほかにもさまざまな話題を取材しながらですが、ある時は古老の言葉に耳をそばだて、ある時はアイヌ文化振興法の成立とか、二風谷ダム裁判判決とか大きな流れを見つめつつ、30年にわたってアイヌ民族の文化や課題、歴史を考えてきました。そのうえで2010年代という時代のフェーズ(相)を書き残しておきたいと思いました。アイヌ語で祈り、狩猟の経験や背景にある精神文化を生々しく語ることのできる古老が相次ぎ亡くなり、復権に立ち上がった世代から、次の世代にバトンタッチされようとしている交代期の今。先立つ時代と「いま」がどんな意味合いを持つのか、それを残すことができれば、次に20年後、30年後に別の書き手が出てくることでしょう。私の大先輩に当たる山川力さんがアイヌ新法案の策定からアイヌ文化振興法の成立までの1980年代から90年代の課題と時相を書き残されました。すでに世を去った山川さんに申し訳ないぐらい、権利や法的な課題は未解決なままですが、先住民族を取り巻く世界情勢も変わりつつあるなか、数十年後はまた違った社会が到来し、違ったメンタリティーを持つ人たちが取り組んでいることでしょう。ご理解いただきありがとうございます。
アイヌの人たちを正しく理解することが日本の歴史を理解する入り口である。
五里さん、ご支援、ありがとうございます。全くその通りだと思います。最近、ニシンが復活してきてわが家でも今朝の食卓には塩焼きが並びましたが、江戸時代、本州以南で肥料の需要が高まり、ニシン漁場にアイヌの人たちを無理やり連れて行っては過酷な労働に駆り立てた歴史があります。人間を消耗し、資源も乱獲してきた日本人の姿勢が、アイヌ民族の歴史から浮かび上がってきます。松前藩は、漁場を商人に仕切らせ、その結果、配下の支配人や番頭のしたい放題になりました。最近、名前をよく聞く松浦武四郎はその実態を「告発」し、明治に入って開拓使の重責への就任を請われた時には、悪徳商人の排除を条件に受諾しました。開拓使にそれができそうもないことを悟ってわずか半年で辞めてしまいましたが、和人にもりっぱな人がいたことが救いです。北海道の近代の出発点を松浦武四郎の提言と挫折に置けば、また違った歴史が描かれます。歴史は多角的、重層的に理解することが不可欠だと思います。ありがとうございました。
頑張ってください!
比嘉ちゃんさん、ご支援感謝します。つい先ごろ、NHKが札幌の中心部を流れる石狩川の支流、豊平川でサケの稚魚が見られたと報じていました。2年前の1月半ば、同じ石狩川の支流である千歳川の上流に行った時、サケの最後の群れが産卵している姿がみられました。北海道に来るシロザケは産卵すると必ず死んでしまいます。命の交替が目で見てとれる時期が今、まさにこの1月なんですね。サケの恵みをもちろんアイヌ民族もいただいていました。人間だけでなく、クマやキツネ、ワシなどもサケを食べ、冬眠の準備をするため、厳しい冬を越すために大事な食料源になってきました。サケという一つの種の循環だけでなく、生き物たちが織りなす生態系を維持してきたのもサケだと言えると思います。いろんな人に勧めているのですが、一度、サケが産卵するところを見ると、生き物に対する敬意の念がわいてくると思います。ありがとうございました。
頑張ってください!
水越さん、ご支援ありがとうございます。いつもお世話になっているのに、今回もまたお心遣いいただき感謝にたえません。木や森、山岳、あるいはライチョウなど野生の生き物の写真家として第一人者でおられる水越さんのご活動にはいつも感服させられます。熱帯雨林帯の高山で氷河が溶けて範囲を狭めていることに危機感を覚えられ、それこそ100年前の先人が撮った場所を探し出して「今の姿」と比較するお仕事をされた時には、その着眼と、実現してしまう意志に驚かされました。微力ながら、このプロジェクトを紹介する一助を務めさせていただきました。私たちが簡単にいけないところで密かに進行している事実を、そこに連れて行ってくれて、目に見える形で突き付けてくれる、そんなお仕事をする人がいるからこそ、最低限の抑止ができるのではないかと思います。そして、それをもっと大きな力にするには市民の参画が不可欠です。ありがとうございました。
地田哲哉さんからご支援いただきました。「出版の趣旨に賛同します。今回の本を通じて、国内はもとより日本を訪れる海外の人たちに、アイヌ民族が大切にしてきた文化や自然観への理解が深まることを願っています。地田哲哉」(小坂洋右代理購入)
地田さんありがとうございます。今年も渓流にご一緒しましょう。アイヌ民族は川を生き物とみていました。北海道の中央を貫く石狩川が、ある意味で「蘇生」したのは、深川のせき(旧花園頭首工)に本格的な魚道が設けられ、サケの群が旭川まで160キロの川の道をさかのぼれるようになった2010年代のことだと考えています。このせきが設けられた1964年以降、全くサケが上らなくなった。けれども旭川アイヌ協議会の川村兼一エカシたちはサケを迎える儀式を行ってきました。サケの群れが復活したことで、本当の意味でカムイチェㇷ゚ノミ(神の魚を迎える祈りの儀式、札幌などではアシㇼチェㇷ゚ノミと呼びます)ができるようになりました。一昨年、儀式に参加して感動を覚えました。ご支援に感謝しております。
本の完成を楽しみにしております。
のりこさん、ご支援感謝します。さまざまな活動にご支援されており、頭が下がるとともに、このような方のご協力が、いくつものプロジェクトを成功させてきたんだなと心温められます。「アイヌ文化」で検索すると10件出てきて、現在進行中の私のプロジェクトを除いてすべて達成しています。中でも島田あけみさんのアイヌ・マオリ交流プロジェクトは、ニュージーランドの先住民族マオリの人たちのマオリ語学習法を学んできた関根健司さん、真紀さん夫妻が平取町二風谷の子ども向けアイヌ語教室でも活用を始め、成果を上げているようです。交流それ自体も大事なことですが、そこでの学びが役に立ち、アイヌ語の復興につながっていくとすれば、このプロジェクト、そしてそれを支えた方々の貢献は測り知れないほどのものだったということになります。私のプロジェクトはむしろ日本から、北海道から発信するというものですが、これが種となり、各地で芽吹けばうれしいです。ありがとうございました。
頑張ってください。完成を楽しみにしています。嶋田みどり(小坂洋右代理購入)
嶋田さん、ご支援ありがとうございます。北海道新聞の土曜日朝刊には「こども新聞まなぶん」が付録のように付いているんですが、今日は樺太アイヌの子孫、北原次郎太さんが2頁にわたってアイヌ民族の創世神話を分かりやすく伝えていました。それは生き物がいない土のかたまりのような太古の世界にコタンカㇻカムイという神さまが降りてきて地上を今の形に創り上げたというものです。ワタリガラスの創世神話のルーツを追ってアラスカからユーラシア大陸に足を踏み入れた星野道夫さんがゴールと考えていたのは北海道でありアイヌ民族だったかもしれないと思います。何年か前までアイヌ民族にはワタリガラス神話がなく、境界線が手前に引かれるのではないかと思っていましたが、その後、太陽をのみ込もうとした悪魔の喉にカラスが飛び込んで世界を助けたという物語がアイヌ民族に伝えられていることを知りました。長い旅の終盤、北海道を訪れ、この物語を知った時、星野さんはどう思うでしょうか。何より、さまざまな物語が伝えられ続けるということ、そのことに感慨を抱くかも分かりません。そんなことを考えつつ、没後20年からすでに2年が過ぎてしまいました。
アイヌ民族については、これからも学んでいきたいと思っています。がんばってください。
ありがとうございます。学んでいらっしゃる方からのご支援は本当にうれしいです。私も学び中の一人ですが、分からないことがたくさんあります。例えば、北海道内を旅していると、サクルー原野とか、サクルー川、咲来(さっくる)とか、もしかしたらアイヌ語の「夏の道(サㇰル)」由来かなと思わせられる地名と出合います。冬場の方が動きやすいということを基準にするなら、冬なら直線で行けるけど、夏場はこっちを行かないといけない、回り道になるけど…といった地形もあったかもしれません。そんな「夏の道」がどのように選ばれたのか、冬の道と対比しながら実地に歩いて見極められたら興味深いと思っています。
頑張ってください!
yuanziさん、ご支援感謝します。北海道内はこの2日間、吹雪に見舞われました。忘れられない冬山登山の一つが、ちょうど2年前、札幌近郊にある標高1071メートルの美比内(びひない)山でした。登山道がないので、冬しかいけないということでそそられ、エキスパートの仲俣善雄さんたちにご案内を乞うたのですが、入山から全く先行者のいない深雪。交替で先頭に立って道を切り開いて行くのですが、足の筋肉がみるみる疲労し、体力がどんどん奪われていき、山頂に立った時には何ともいえない感慨がこみ上げたことを覚えています。この時考えたのは、冬にだけ行ける場所があるということは、夏とは違った冬の道が、この季節にはできるということでもありました。雪が多く積もると、川にも雪の橋がかかり、難なく渡れるようになります。もっと活動しやすいのは春先の雪が堅くなる時期です。今のように道路や鉄道がない時代、もしかしたら、北海道内で人があちこちに一番行き来しやすかった時期は春先だったかもしれないと、そんな想像にも駆られました。ご協力、本当にありがとうございます。
専門書ではなく、みんなが読めるように書かれた文化と歴史の本はありがたいです。英語でも伝えられるということで、本当に貴重な本になると思います。頑張ってください。F・Uさんからご支援いただきました(小坂洋右代理購入)
ご支援、感謝します。先の続きですが、図書館と並んで書店の存在は本当に大事です。私が暮らす札幌で言えば、くすみ書店が異彩を放っていました。店主の久住邦晴さんはアイデアマンで、「中学生はこれを読め」とか「売れない文庫フェア」といったコーナーを自らのチョイスで設けて、商売以上に、一人でも多くの人に読書の楽しさや醍醐味を伝える役割を自認していました。地下のソクラテスのカフェも本をゆっくり読める空間で、北大の先生たちが市民を前に、これからの世の中をどうすべきか、論じる仕掛けもされていました。そこで弁舌をふるった一人が中島岳志さんです。くすみ書店が閉店し、久住さんが亡くなってあらためて思うのは、場は個人の思いによってつくられるということです。ありがとうございました。
アイヌ民族の歴史や文化に長年、取り組まれている姿を拝見していて、ご協力しようと思いました。手元に届くのを楽しみにしています。氏家正実(小坂洋右代理購入)
氏家さん、ご支援ありがとうございます。書店関係者からのご支援はとてもうれしいです。昨年、旭川に講師として呼んでいただいた折のことです。ちょうどあべ弘士さんが絵本「クマと少年」を出した直後で、みなさんから「こども富貴堂で原画展の準備をしているからご覧になりませんか」と誘っていただきました。そこであべさんの新作と出合ったのですが、アイヌ民族の世界観が、クマとのかかわりであまりに見事に描かれていて、あらためてすごい人だなと思わせられました。あべさんとは、もう何年も前になりますが、かつて日本海交易を担っていた北前船の歴史を実際に海の旅をしながら感じ取ろうといったユニークな企画で、小樽から舞鶴までフェリーでご一緒させていただき、楽しいお酒のお付き合いもありました。船内でのパフォーマンスも垂涎ものでした。そんなあべさんの新作に感動すると同時に、本を販売するだけでなく、原画展などさまざまな企画で普及活動しているこども富貴堂さんの健在ぶりにも元気づけられました。ありがとうございました。
頑張ってください!
前田さん、ご支援ありがとうございます。本を出すたびに出版人の方とお付き合いをさせていただいてきましたが、一緒に本を出す機会がなかったにもかかわらず、長年、お付き合いをいただいている出版人が前田さんです。申し訳ないような、ありがたすぎるような、妙な感覚ですが、このたびのご協力、心から感謝しています。間接的にはヘレロ先生の『ベア・アタックス—クマはなぜ人を襲うか』の日本語版出版にご協力させていただきました。星野道夫さんの事故を受けて、クマと人の不幸な事故を減らそうと企画され、実現にこぎ着けました。今回、知床にクマがごみをあされない強固なゴミ箱が設置されることになったのも、ヘレロ先生の警鐘に通じる大きな一歩だと思います。事故がなくなることを心から願ってやみません。
本企画を村雲先生から伺い、賛同致しました!陰ながら応援しております!
ご支援ありがとうございます。人から人へと輪が広がっていく手応えを感じています。本当にうれしいです。海に囲まれた知床半島と正反対、大雪山系のまんなか、標高2000メートルを超える白雲岳に遺跡があることを知ったのは2年ほど前でしたか。それで、秋に紅葉狩りを兼ねて訪ねてみました。地図も登山用具もない時代に、よくもこんなところまでと思う山岳地帯です。そこでやじりとかがたくさん見つかったのです。その場所に立つと、不思議さに打たれました。狩りのために滞在していたのでしょうか。でも、そのうちに山岳地帯を挟んだ両側の人たちが行き来するためのルートになった可能性にも想像が膨らみました。人間の能力のすごさ、好奇心の強さにも思い至りました。直接はそれは本には書きませんが、そういう体験もベースになっています。
頑張ってください!
ご支援ありがとうございます。本プロジェクトに目を留めていただき感謝します。前の方への返信コメントで、陸の王者(ヒグマ)と海の王者(シャチ)の両方が登場するアイヌ民族の物語を紹介しました。ほかにも例えば、アイヌ民族がコタン(集落)の守り神と崇めるシマフクロウの子どもが、これまた沖の神であるシャチの子どもに小馬鹿にされて、怒って羽ばたいたところ、暴風が巻き起こり、海も陸地も大荒れになったというお話があります。子どもでも神さまは神さまで敬わなくてはならないということと、力のある者は自分を簡単に失ってはならない、力は慎重に使わないといけないといった教訓が伝わってきます。きっとそういうお話をたとえに、日常の暮らしを律していたのではないかとも想像します。ありがとうございました。
今回の本の根底には、小坂さんが1992年に書いた『流亡』があるのではないかと思います。日露の狭間で翻弄され、「涙の島」に強制移住させられた千島アイヌの人たちの物語に、感銘を受けました。今回の出版が、ロシア人や多くの外国人の理解を進める一書となることを期待しています。金盛典夫(小坂洋右代理購入)
金盛さん、知床からのご支援ありがとうございます。ヒグマなど陸棲の動物とシャチなど海棲の動物を一つの同じ空間で捉えられる数少ない場所ですよね。今回の原稿では、シャチと結婚したメスのクマが窮地に立たされ、人間の男性が中を取り持って対立を和らげるというアイヌ民族の伝承を取り上げています。日常ではあり得ない想定ですが、さまざまな含蓄があります。知床のような場所に立つと、物語が生まれた背景にも近づけるかもしれませんね。ということは、アイヌ民族の物語世界を知ったうえで知床を訪れれば、また違った感慨に浸ることができるのではないでしょうか。感謝します。
大きな意義を感じます。日高の富川に小学6年生まで住んでいてアイヌ民族の友だちもいました。彫刻も、知里幸恵さんの文学も素晴らしい文化です。歴史を学ぶことも大事なので、ぜひとも世界に発信してください。川崎克(小坂洋右代理購入)
北見に講演に呼んでいただき、みなさんと旧交を深めた日を思い出します。北見は自治研究の活動が盛んで、名もなき人々の苦難や虐げられた歴史を掘り起こす民衆史運動も活発に行われた土地柄ですよね。歴史に学び、自分たちで主体的にコミュニティーの未来を選び取っていきたいという姿勢に敬意を表します。北見は、自分に合った職業なのか、分からないまま記者として最初に赴任した地でした。みなさんに育てられたことで、何とかここまでやってこれ、文章によって人に大事なことを伝えられるようになりました。今でも応援してくださることには心から感謝の念を覚えます。
嶋田みどりさんからこのプロジェクトのことを教えて頂きました。長いことドイツに住んでおりましたが、「AINU」は母音が多いこともあり、クロスワードパズルの常連です。言葉だけでなく、アイヌの歴史や現在の暮らしが世界に向けて正しく発信されることを期待しております。
mopsさん、ご支援ありがとうございます。嶋田みどりさんのご友人なんですね。嶋田さんとは星野道夫さんが事故に遭われて亡くなられた後、その背景の解明を一緒に進めた友人です。その作業が『星野道夫 永遠のまなざし』の出版につながったのです。つらい気持ちを抱えながらの解明でしたが、取り組んで、初めて見えてきたこともあり、やった意味は大きかったと今でも思っています。アラスカの大山卓悠さんとまとめた拙著を読んでいただければ、それもまた感じ取っていただけると思います。お力添えに感謝します。
頑張ってください!
ご支援、大変感謝しています。マイケル・ケンナさんと同じ自然写真家の星野道夫さんにも『旅をする木』という本があって、一本の木にも想像力を膨らませ、ドラマを見ていたことが分かります。もし同じ眼を持つことができれば、私たちは、身の回りがどれほどのドラマにあふれているか、気づけるのではないかと思います。この星野さんの著書にちなんだ「旅をする本」というプロジェクトが島根県の今井美術館さんたちの発案で、最近始まりました。ご関心があれば、tabiwosuruhon.comでネットで検索してみてください。ちなみに旅中の本の1冊は今月半ば、弟子屈町の写真家水越武さんのところにありました。ありがとうございました。
頑張ってください!
銀杏さん、ご支援、ありがとうございます。木にちなんだお名前ですね。Fちゃんさんへのお礼の続きにもなりますが、一本の木を記憶に刻むということで思い出される写真家が英国出身のマイケル・ケンナさんです。私が13年前まで支局長をしていた弟子屈町の屈斜路湖畔に立つ一本の木にこよなく愛情を注ぎ、素晴らしい写真を残してくれました。「残してくれた」と過去形で書いたのは、その木が伐られて今はないからです。ケンナさんは米国から何度もこの場所を訪れ、木に触れ、木と会話をしながら撮影を進めたと聞きます。今、恵比寿の東京都写真美術館で個展が開かれていますが、できるだけ多くの人に、ケンナさんの「眼」と同じ視線でご覧になってもらい、北海道で厳しい風雪に耐えてきた木への思いを共有していただきたいと願います。
頑張ってください!
ご支援ありがとうございます。前日、応援コメントへのお礼でサンテグジュペリのことに触れました。もう少し言えば、『星の王子さま』で王子さまが自分が星で世話していたバラが唯一無二のバラであることに気づく場面があります。狩猟採集で生きる人たちにとっては、森のなかの一本の木、山の中の一個の岩が大事な存在になることがあります。ここで去年、ギョウジャニンニクがたくさん採れたな、とか獲物を授かったな、とか。それは個人にとっての体験ですが、一方で集落で共有される地名や記録される地点もまた集積していきます。ただの木が大事な木になり、ただの岩が記憶された岩になる、そういう大事なものが身近で増えてくれば暮らしが豊かになっていくのではないでしょうか。
大変有意義な活動と思います。
是非、頑張って下さい。
NightFlightさん、ご支援ありがとうございます。もしかしたら『夜間飛行』を書いたサンテグジュペリのファンではと連想してしまいました。彼は郵便を積んで砂漠の上空をまさに夜間飛行して、人間の土地がこんなにもちっぽけで、人間は孤独な存在なのかという思いを強めました。お礼の言葉で何度か私自身のアラスカ体験に触れていますが、アラスカの広大な人間不在のウィルダネス上空を軽飛行機で飛び、サンテグジュペリが見たものの一端に触れたような気がしました。自然とのつながりが切れて、いつの間にか人間中心主義というか人間絶対主義になりつつありますが、今でも大地の上を飛べば、多くの場所で人間のある意味「小ささ」というか孤独感が体感できると思います。それは大事なことだと思っています。ご協力に感謝します。
アイヌ文化について、わかりやすく楽しく読める本を期待していますよ。英文付きは、日本語に不自由な人たちによろこんでもらえるでしょう。
金子さん、ご支援に感謝します。旭川の杉村京子さんの半生をつづった『アイヌを生きる 文化を継ぐ』出版の折には大変、お世話になりました。この拙著に、着物や袋物の作り方を京子さんから教わった津田命子さんが「今まで満たされない気持ちがあったけど、アイヌ民族の伝統的なものの製作に取り組むようになって、今は自分のやるべきことが分かっている」と語ったことをつづっています。あれから25年たちます。京子さんが2003年に亡くなり、津田さんが着物づくりや伝統技法の知識において第一人者になったうえに、次の世代を育て上げました。世代が一つ交替しましたが、思いと伝承が変わらず続いていることに感慨を覚えます。次の世代につながっていくことにも期待しています。ありがとうございました。
頑張ってください!
シルフィールドさん、このたびはお力添えをいただきありがとうございます。さまざまなプロジェクトに支援の手を差しのべていらっしゃるんですね。今回、たくさんの人たちからご厚意をいただき、社会の変化も感じています。私自身もNPOが運営している登別の「知里幸恵 銀のしずく記念館」と旭川の「三浦綾子記念文学館」を微力ながら支える会員になっています。9年近く前に銀のしずく記念館を開設した知里幸恵さんの姪のむつみさんは「幸恵は幼いころ、祖母からユーカラなどを教わり、アイヌ文化の基礎を会得したけれども、私はアイヌ語を学ぶ機会がありませんでした」と悔やみつつ、自身の役割を記念館の開設に据えて多くの人の協力も得て実現しました。残念ながら2年ほど前に亡くなりましたが、それぞれ自分の役割を強く意識しながら生きたという点では幸恵さんとむつみさんには共通のものがあると思います。生前、長くお付き合いのあったむつみさんからそういう生き方も教わった気がします。
以前からアイヌ文化に興味がありました。本が出版されることを楽しみにしております。
ご支援に感謝します。アイヌ文化に興味を持たれている方からのご支援が、今回これほどまでにあるとは思っていませんでしたので、予想外の喜びに浸っています。出版する本ではアイヌ民族、文化を主軸に据えた博物館施設、アイヌ文化の展示が充実している施設を北海道の地図に落として紹介するつもりでいます。札幌、旭川、白老(今はアイヌ民族博物館が閉館し、2020年4月に国立アイヌ民族博物館が開設されます)、平取(二風谷)、登別、新ひだか(静内)、釧路(阿寒湖畔)、弟子屈、帯広、函館、網走などと、地方地方に展示施設がありますので、ぜひ訪れていただければと思います。
頑張ってください!
ご支援ありがとうございます。生き物がお好きの方のようですね。わが家でも特に子どもが動物好きなので、トカゲを飼っていた時期があり、ウサギがいたり、一時期ですがアヒルがいたり、カブトムシ、クワガタ、金魚などを飼っていて、今も11歳になる小型犬ダレンがいます。帰宅すると、100年間待ち焦がれていたような喜びようで駆け寄って来るのを見ると、犬にとっては毎日の別れが一期一会なんだなと感じます。かつて狩猟採集社会では狩りに出て必ず生還する保証はなく、集落や家庭に戻って来ると同じように一期一会の感覚で出迎えられたのではないかと想像したりもします。人間同士も本来は会うこと、別れることはそれぐらいの重みを持っているはずですが、現代では薄らいでいるような気がします。生き物を飼っているといろいろと教えられますね。
頑張ってください!
札幌大学ウレㇱパクラブのみなさん、ご支援ありがとうございます。若い方たちからの応援、申し訳ないとも思いつつ、感激しています。今回の原稿で、札幌大学が奨学制度を作り、ウレㇱパクラブが活動していらっしゃることは、指導者養成(担い手育成)事業などとともに紹介しています。正直、アイヌ民族について、アイヌ文化について、自分が知らないことがまだまだたくさんあると思いますが、伝承に取り組んできた人と会い、書物・記録を読み、取材してきた者として、「いま」がどのような時代にあるのか、ということを書いて残しておきたいと考えています。次の世代にはまた違ったものが次々出てくることでしょう。その時、前の時代、あるいはもっともっとさかのぼって100年、150年前、どんな人が何をしてきたのか、知るための座標というか、位置づけというか、そういうものがあることも大事だと思っています。みなさんにも期待しています。これからも頑張ってください。
いつも一所懸命に取組んでいらっしゃる姿勢に励まされています。頑張ってください。ご著書が製本されて届くのを楽しみにしています。
kiyokiyoさん,ご支援ありがとうございます。ジャーナリストとしてこれまでいくつかの大きなテーマと取り組んできました。1984年のアラスカ調査と大学卒業後、アイヌ民族博物館で学芸員として働いたことでアイヌ民族をはじめとする先住民族の「いま」「歴史」に目を開かされましたが、1986年以降、何度も東欧やソ連を旅し、取材して東西冷戦について「なぜ人類が真っ二つに割れて死滅を覚悟して対立しないとならなかったのか」という疑問を追いかけた時期もありました。2000年代は遺伝子改良という人間改変の時代の到来とそのリスクを考えました。時代、時代でテーマは違いましたが、アイヌ民族のことは常に念頭にあって、仕事でもかかわってきたのだと思います。応援、感謝しています。
旭川に単身赴任して3年になります。カムイミンタラ、カムイコタン
神様を大切に思い共存してきた素晴らしいアヌイの人々の文化を是非多くの人々に知らせてもらいたいです。
ご支援ありがとうございます。私自身も小中学校時代を旭川の神居で過ごし、ゆかりがあります。神居の裏山や神居古潭へのサイクリングロード沿いの自然に親しんだことが、自分の自然観をつくるうえで、大きく影響していると思います。そして、今の仕事に就いてから、旭川の伝承者杉村京子さんに教わったり、川村兼一さんが祭司を務めるサケを迎える儀式に参加させていただいたりと、さらに学ぶ機会がありました。おっしゃる通り、神さまの前で畏(かしこ)み、恵みに感謝する生き方こそがアイヌ民族の特質ではないかと思います。
ご活躍を応援します。
ご支援ありがとうございます。今回は「アイヌ文化」を前面に押し出してみなさまのご理解、ご協力を得ていますが、文化には伝統を守って受け継いでいく部分と、それを基礎に新たに生み出していく二つの側面が必要だと思っています。そういう意味で、木彫りでも伝統的な民具や祭具を彫るだけでなく、オリジナリティーあふれる芸術的な作品を生み出す人が出て来て,注目されていることは大事な動きだと思っています。その一人が平取町二風谷の貝澤徹さんです。最近、アイヌ民族が村を見守る神として崇めるシマフクロウが卵からかえる様子を造形し、現代作品として大英博物館に作品が展示されるなど国際的な評価も受けています。
アイヌの文化は北海道に於いても消えゆく遺産でしょうか。
しかし、そこから気づくことや学ぶことはたくさんあるのでしょう。
それを日本に、そして世界に発信するというのは素晴らしい企画です。
外国にいる友人にも紹介したいと思います。
そんなことはないですよ。アイヌ文化は北海道内でりっぱに継承されていますし、誇りを持って生きている人がたくさんいます。東京でもアイヌ語を熱心に学んでいる人がいますよ。たぶん東京に住んでおられるので分からないと思いますが、近年、道内では担い手育成事業で3年間みっちりアイヌ文化や伝統儀式などを身につけた若者が次々出てきていますし、札幌大学はアイヌ民族子弟の奨学支援制度を作ってやはり文化や言葉の継承をしています。今回はそういう世代間継承についても紹介するつもりです。道外や国外で、そうした状況を知らない人たちにこそ、読んでほしいと思っています。応援、ありがとうございました。
某漫画でアイヌのことに興味を持ちました!
応援してます、頑張ってください♫
応援ありがとうございます。漫画といえば最近は『ゴールデンカムイ』なんでしょうが、『アイヌ神謡集』を残した知里幸恵さんの姪、知里むつみさんのご主人の横山孝雄さんも漫画家で、アイヌ民族の文化や歴史も漫画で書き綴ってきました。目に付いたら手に取ってみてください。アイヌ民族のことが分かりやすく描かれています。孝雄さんはむつみさんとともに登別に「知里幸恵 銀のしずく記念館」を造った人でもあります。記念館は登別温泉街ではなく登別市街地にありますが、まだ行っておられなければぜひ一度、訪問されることをお勧めします。ご支援、感謝しています。
頑張ってください!
ご支援いただき、ありがとうございます。伊藤政美さんへのコメントで萱野茂さんのことを書きましたが、1994年の『アイヌを生きる 文化を継ぐ』の出版の時は、お名前が同じ三浦綾子さんにも事前に読んでいただきアドバイスをいただきました。その時、三浦さんがおっしゃられたことの一つは「一作で終わりでなく、長く書き続けるためには、文章に登場する人、場面に気を配って、慎重に取り上げないといけませんよ」ということでした。あれから25年たちますが、その間、何冊かの本を出せたのは、三浦さんのアドバイスのお陰と感謝しています。これからも執筆を続けますので、応援よろしくお願いします。
頑張ってください!
ご支援本当にありがとうございます。KUMOさんに、エカシ(長老)やフチ(媼)から教わったことを大切にしていきたいとお伝えしましたが、そのなかのお一人は多くの人がご存じの萱野茂さんです。日高・平取町二風谷のアイヌ文化伝承者で私費を投じて民具を集めて資料館をつくり、アイヌ語辞典も残しました。国会議員としてもアイヌ民族の復権に尽力されたことは記憶している方も多いと思います。その萱野さんに1994年、私が拙著『アイヌを生きる 文化を継ぐ』を出版するに際して、本の巻頭に推薦の言葉をいただけないかとお願いに行ったことがありました。その時、萱野さんは「内容がよければ推薦文なんか必要ないよ。読者が認めてくれるはずだ。だから自分は推薦文をもらったこともないし、他人のために書いたこともない」とお断りになりました。諦めて原稿だけ置いて帰りました。それから一カ月ぐらいしてから、萱野さんから「推薦文を書いたから取りにおいで」と呼ばれ、おじゃましたらちゃんと書いてくれているのです。大事なことをさりげなく諭しながら、最後は応えてくれる、そういう温かさというか、懐の深さのようなものに触れて感激しながら推薦文を大事に持ち帰った覚えがあります。萱野さんは世を去りましたが、今回の原稿には萱野さんの二風谷ダム裁判に込めた思いにも触れています。
アイヌ刺繍の仕事をしています。アイヌ文化をずっと大切に繋げて行きたい と思っています。
ご支援に感謝します。アイヌ刺繍のお仕事をされているということですね。今回、クラウドファンディングに際して、アイヌ民族の着物の写真を撮らせてもらい、その写真をもとに宣伝をさせていただいています。撮影に際して、じっくり着物を拝見させていただく時間がありました。あらためて丹念に仕上げられている手仕事のすごさに触れると同時に、色彩感覚や造形の素晴らしさにも感嘆しました。撮影させていただいた着物は3点で、それを掲載させていただく予定ですが、多くの方が刺繍や着物づくりに取りくんでおられることはとても素晴らしく、大事なことだと思います。ちょっと残念なのは、各地で取り組む人たちをつないでいたカリプの会が数年前に解散してしまったことで、その時の展覧会を取材させてもらいましたが、それでも各地に取り組みが根づいていることはとってもすごいことだと思っています。これからもお仕事、頑張ってください。本当にありがとうございます。
祖父や父が北海道にいた関係で、アイヌグッズが常に家にありました。それなのに何も知らないと思っています。頑張ってください。
ご支援ありがとうございます。北海道にゆかりがおありになるとのこと。今回、北海道を中心に樺太や千島列島にも広がっていたアイヌ民族の生き方や文化を海外の人も含めて多くの方々にお伝えするのがプロジェクトの目的です。北海道博物館の展示がリニューアルされたり、近年、『アイヌ神謡集』を出した知里幸恵さんの記念館が登別市にできるなど、アイヌ民族関連の展示施設が充実してきていますが、同時に家庭で手に取り、読んで理解できる本も必要とされていると考えています。北海道に根づき、息づいていた暮らしの知恵を、道内ゆかりの方々にも知っていただけたらうれしいです。
頑張ってください!
大きなお力添えをいただきありがとうございます。最初のころは不安ばかりのスタートでしたが、50%に達したことで気持ちがよりポジティブに変わってきました。クラウドファンディングがうまくいけば、というより、うまくいきそうな想定ができれば、本の装幀にも一層、磨きをかけることができますし、必要とあれば写真を追加したりして、説得力や臨場感を増すことができます。出版というのは、やろうと思えばどこまでもきりのない作業ですが、できる限り良いものを世に出し、後世に残すに値するものとなるよう頑張りたいと思います。ご支援、心から感謝します。
頑張ってください!
このたびはプロジェクトをご支援いただきありがとうございます。当初はどうなることかと不安だらけでしたが、多くの方々が目に留めてくださり、少しずつ希望がもてるようになってきました。アイヌ文化に関心をもっている方々がこれほどたくさんいること、そのなかでそれぞれの問題意識もお持ちであることを知り、できる限りそれをくんでいく必要があるんだろうと思うようになりました。今回のプロジェクトに限らず、最近は話をしてほしいと呼ばれる機会が年に数回あります。昨年は育った旭川や母校の北大、札幌のアイヌ文化交流センター「ピリカコタン」などでお話をさせていただきました。今後、そういう機会にもみなさまのお志しを生かせたらと思います。ありがとうございました。
私は旭川に住んだことがあり、その間アイヌ文化に興味を持ち、自分なりに勉強も始めましたが、本州に戻ってからは資料や学習の機会も少なく、今回のプロジェクトには純粋に興味があり支援をしたいと考えました。
オリンピックが来年東京で開催される予定ですが、近年五輪は多様性と多文化共生が謳われるようになっているにもかかわらず、日本においてアイヌや琉球民族などの先住民は「なかったことにされている」のが現状で、来年、平和の祭典の場において世界に向かってどう釈明するつもりなのか不安に思っています。
このプロジェクトにより未来の世代を担う日本のこどもたちが少しでもアイヌ文化に触れる機会が増えることを願ってやみません。
がんばってください。
ご支援、本当にありがとうございます。私も小中学校時代、旭川に住んでいました。そういうご縁も感じています。おっしゃる通り、オリンピックに併せてさまざまな国際発信が行われるのは間違いないと思いますが、アイヌ民族の存在をどれだけきちんと伝えていけるか、私自身も懸念を持っています。特に大事なのは、明治以来の150年の歴史をきちんと明らかにして、反省するところは反省するということがどれだけできるかだと思います。今回のプロジェクトは、どのような歴史が主に北海道を舞台にあったかを日本人と併せて海外の人にも知ってもらうことも一つの狙いとしています。お正月は歴史年表を日本語と英語で作っていました。ご協力いただいたご主旨を最大限、取り込むよう頑張りたいと思います。
頑張ってください!
yamamotoyamaさん、ご支援ありがとうございます。札幌はけっこうな降雪がありました。この時期、山に入ると、キツネやウサギの足跡が見つかります。場所によってはシカの足跡もあります。一面真っ白で、食べ物もなさそうな雪原をひたすら歩いている野生の動物たちの姿を想像すると、生きることの過酷さを感じずにはいられません。アイヌ文化は、そうした厳しい環境とそのなかでぎりぎりの命をつないできた生き物たちと向き合うなかで生まれてきた部分があると思っています。
些少ですが支援させていただきます。プロジェクトの成立を心から期待しています!
応援ありがとうございます。原稿では飯島さんが仕事で通われた平取町二風谷のことにももちろん触れます。二風谷出身の著名な伝承者、萱野茂さんの言葉で先日、感銘を覚えたのが、松浦武四郎が残した地名と自身が知っている地名の数を対照すると、北海道の全域にはおよそ4万8000ぐらいのアイヌ語地名があるはずだという推察です。すごい数です。理由は狩猟採集で暮らしていたからで、どこそこで獲ったからそこに来てくれ、行ってくれと指示するにも細かな地名が要るというふうに萱野さんは説明しています。それだけ地域、土地、地形と深くつながり、切っては切り離せない暮らしがあったということで、うらやましくもあります。そうした土地と人間のつながりが、果たして現代にどれほど残されているのか、そこも考えたいと思っています。
頑張ってください!
ご支援感謝します。ゴリラ研究の第一人者で、京都大学学長の山極さんが「現代社会では、他者と共同して両方が楽しくやるための仕組みはなかなか見つからない。しかし狩猟採集社会では、そういう仕組みがあらゆるところに張り巡らされている。我々は、それを学ぶ必要がある」ということをおっしゃっています。現在は、アイヌ民族のほとんどの人が狩猟で暮らしてはいませんが、感性や発想を受け継いでいる人はそれこそ何人もいて、自然への物の見方に教わることがたくさんあります。出版を通じて、その感性の大事さにも気づいてもらえたらと願っています。今回、クラウドファンディングに挑戦してみて、双方が楽しくやれるための仕組みはここにもある、インターネットの普及でこんなことができるようになったんだ—ということもひそかに思っています。
頑張ってください!
応援、心強く感じています。本をお書きになり、次々出版されてこられた方からのお心遣いは本当に心に染みます。自分で言うのも何ですが、ものを書くつらさや、そこにかかる労力というものを同じく経験しているからこそのご支援だと思うからです。もちろんそこにやりがいや喜びもあるから取り組むのであって、誰かの小説の題名ではないですが、長距離走者の孤独を感じつつ、達成感をじわじわと味わっていくという感覚でしょうか。クラウドファンディングはまだマラソンで言えば一五キロ地点ぐらいですが、みなさんのお力添えを受けて、一歩一歩ゴールが近づいている手応えは感じています。本当にありがとうございました。
今回の取り組みは素晴らしい発想ですね。「アイヌ文化世界発信プロジェクト」の主旨に大賛成です。大変なご苦労が伴うことが容易に想像できます。頑張ってください」(松藤日出男様からご支援いただきました。代理購入)
ご支援ありがとうございます。オホーツク管内の北見にいた、記者として駆け出しのころからお世話になってきました。知床ではヒグマを人慣れ、餌付けさせないための強固なゴミ箱設置のクラウドファンディングを行い、私も微力ながら応援させていただき、達成との連絡がきました。ヒグマと共存していくために大事な活動です。この時代、共存ということが大きなテーマになっています。そのなかで、野生の生き物と共存してきたアイヌ民族の生き方、自然観もまた紹介に値するものと考えております。そのための1冊にもしたいと頑張っております。本当にありがとうございました。
頑張ってください!
応援、ありがとうございます。前のダンダンさんへのお礼で人気漫画「ゴールデンカムイ」のアシㇼパさんに触れましたが、彼女が時々,訪れるのが小樽で、もちろん小樽はアイヌ民族の集落もあったまちでした。しかし、先日、地域の歴史に詳しい小樽の人と会って聞いてみたら、「いつの間にか高島のアイヌ集落も、高島アイヌと呼ばれた人たちも消えてしまった」という話しでした。人は新しくできるものには敏感ですが、消えてしまったものには鈍感です。でも、なぜ小樽のアイヌ集落がなくなったのか、それもわずか150年の時間の中で。そういうことにも目を向け、その背景を探っていくことも大事だと考えております。今回出そうとしている本にもそういう視点を盛り込んでおります。一人でも多くの人が手に取り、さまざまなことを考えるきっかけになればと願います。
努力が報われますよう、祈っています!ファイト!
ありがとうございます。みなさん、お一人お一人の心温まるメッセージや励ましに元気づけられています。先日は新年に当たって一年の無事を神々に祈るアイヌ民族の伝統儀式アシㇼパノミに参加して、気持ちも新たに取り組む気力をもらいました。アシㇼパというのは「新しい年」という意味ですが、そういえば人気漫画ゴールデンカムイの主人公の名前がアシㇼパさんでしたね。時代を切り開いていく若い力としての願いが込められているのではないかと思います。現実の社会でも、これから新しい時代を創るための若い力が必要とされています。そこに参画する若者たちが輩出されるよう、新しい年の年頭に当たり、祈願しないではいられません。
アイヌ文化を広める活動は、今がチャンスだと思います。ぜひ頑張ってください!
ありがとうございます。来年の4月に北海道の白老町に国立アイヌ民族博物館ができます。あと1年ちょっとなので、ちょうど今年が発信に向けていい時期なのではないかと考えています。文化には、それを裏打ちする暮らしがあり、蓄積されてきた歴史と時間が縦軸としてあり、そして今を生きる人々それぞれの思いの集積が反映します。それをすくい取るのは簡単ではないし、1冊の本でできることは限られています。それでも、全体像があって初めて文化の一つ一つが生きてきて、輝いて見えるという側面は絶対にあると思います。何とかそれを目指したいと考えています。応援ありがとうございます。
頑張ってください 出版に期待しています
ご支援に感謝します。使われるかどうか、装幀やデザイナー次第ではありますが、今回は北海道の各地を歩いて撮影した美しい風景、真冬の樹氷とか清流とか、雲海とかそういう写真をイメージ用に提出しています。ちょうど、知里幸恵さんのアイヌ神謡集の序にあるような北海道の原初のイメージと重なり合う写真です。そういう風景もちょっぴりですが、本で紹介できればうれしいです。
お年賀状をいただいて、北海道でがんばって活動していらっしゃるのを伺い、ささやかな支援をさせていただきました。アイヌ民族の文化や言語には私も興味があります。本ができあがるのを心から願っています。
ありがとうございます。ずっと北海道から発信し続けています。今回は特に、出版社も釧路という北海道の港町発ですから、北海道生まれ、北海道育ちの本が出るということになります。出版事業が全国的に厳しさを増すなか、地方出版の大事さもまた訴えられるのではないかと思います。もう一つ言えば、アイヌ民族の文化や歴史は北海道マターではなく、全国マターであり、世界マターでもあると私は考えています。今回の出版事業に多大なご理解をいただき、感謝にたえません。
アイヌの歴史、伝統、守って行けたら…応援しています!
応援ありがとうございます。年末の北海道新聞の記事に千歳川で伝統的なサケ漁を行ったという話題が載っていました。長い棒の先にカギがついていてそれでサケを捕る漁ですが、その記事に野生動物のために魚の一部を残して行ったと書いてありました。その考え方がアイヌ民族らしさで、魚も動物も山菜も、人間が自分のためだけにあるのではなく、ほかの生き物もそれで生きている、だからその分は残して置くという発想です。今でもそれが生きているということが、その記事から読み取れ、うれしくなりました。
20数年前、アメリカに留学していたのですが、アイヌに関する英語の文献が少なく非常に苦労しました。すばらしいアイヌ文化を世界に発信してください。
海外発信ということでは、知里幸恵さんの『アイヌ神謡集』(岩波文庫)がサラ・ストロング(Sarah M. Strong)さんによって英訳されてAinu Spirits Singingのタイトルで出版されています。アイヌ神謡集は作家の津島佑子さんらの手でフランス語にも訳されて出版されております。確かエスペラント語訳もあるはずです。そうした翻訳活動も非常に重要だと考えています。今回の出版では知里幸恵さんの日記などをもとに、どのような思いが背景にあったのかの分析も含めて、その生涯に1章を割いています。それから札幌の寿郎社という出版社から計良(けいら)智子さんがお書きになった『アイヌの四季』という本が英訳されて最近出版されています。アイヌ民族の女性が四季折々、どのような仕事に携わり、どんな暮らしをしてきたのかをアイヌ料理のレシピもつけて紹介しています。計良夫妻はお二人とも亡くなられましたが、私はご自宅に何度もおじゃまして、いろいろなことを教わりました。英文のタイトルは今、明確には分かりませんが、これもとっても大事な活動ですのでご関心がありましたら、探してみてください。