8才の猫の鼻腔内リンパ腫の治療費のご協力をお願いします!

8才の猫の鼻腔内リンパ腫の治療費のご協力をお願いします!

支援総額

576,000

目標金額 500,000円

支援者
88人
募集終了日
2025年2月28日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

 

初めまして。猫のムチ子(8才0ヶ月)と暮らしているタチバナユキと申します。

ムチ子との出会いは約2年前、駅に向かって歩いていたところ、大通りの街路樹帯から酷く疲れた様子で真っ黒に汚れた白キジ猫が姿を現したのです。一瞬で目が合い、向こうから擦り寄って来て、沢山お腹を撫でさせてくれました。それから彼女の縄張りだった商店街付近で何度か顔を合わせました。その度に野良猫生活の過酷さを目の当たりにしました。ご飯は商店街の人達が店の前の路上や電柱の裏に撒く僅かなカリカリのみ。水はありません。真夏のコンビニの前で、鼻の上を真っ赤に爛れさせてぐったりしている姿を見た時は動物病院に駆け込み、「治療が必要だったら連れて来るので、ここで診て貰いたいです!」とお願いしましたが鼻で笑われました。そんなことを繰り返すうちに、秋になり、冬になり、あの子は大丈夫だろうか、暖かい場所にいるだろうかと心配でいても立ってもいられなくなりました。

 

トドメは、ある寒い日。薄汚れた家屋の隙間。煤けた覆いに囲まれた古いボイラーのような物の稼働音が鳴る度に、彼女がそこに走っている姿を見た時です。ぶるぶると震えながら温まっていました。このままでは、肺を悪くして死んでしまうと思い、毎日片道徒歩30分の道のりを歩き、彼女に会いに行き、説得を繰り返しました。捕獲器の使用などは最初から頭にありませんでした。彼女には自分で自分の幸せを選んで欲しかったのです。 

通りがかる人達の目には「猫に話しかけている変な人」に見えたと思います。それでも「ウチにおいで?温かいお布団で一緒に寝よう?」「どうしても嫌だったら、必ずここに帰すから、一晩だけでも人間のおウチ体験しよう!」「私、貴女と家族になりたいの!」「明日もまた来るから!」と、毎日毎日話しかけました。根負けしたのか、とうとう抱っこして帰ることを許してくれました。

 

病院の検査では、猫エイズ陽性。臼歯が全部抜けていて、家猫だったら16才位の体と言われてショックでした。目撃情報から、5-6才位だと思っていたのです。足の爪は根本から折れて死んでいて、もう二度と伸びて来ないと言われました。爪の先がギザギザになっていたのは、折れた爪で壁などを登っていたからでした。肉球の皮は剥がれて硬くなり、周囲に絡まっていました。シャンプーを2回しても被毛の汚れは落ちませんでした。苦労して来た体でした。

 

ムチ子を迎えるに辺り、猫OKの物件に引っ越しました。初めて遊ぶオモチャに夢中になる姿は可愛らしく、この子が今まで知らなかったこと、出来なかったこと、全部体験させてあげたい。美味しいもの、もっと食べさせてあげたい。もっと幸せにしたい。そう思う私の心とは裏腹に、長い野良猫生活で傷んだムチ子の体は悲鳴を上げ続けました。

 

クシャミの度に壁や床に膿を飛び散らし、口腔鼻腔瘻で上顎の犬歯を両方抜歯する手術を受けました。歯周病菌が上顎の骨を溶かして鼻腔に貫通していたのです。その1週間後には肛門腺破裂。さらに1週間後には、乳腺脇にしこりを見つけて、病院に駆け込みました。しかし、しこりではなく乳液が溜まっていたということで細胞診の結果は異常なし。安心したのも束の間、1ヶ月後にまた同じ症状が出ました。考えてみれば、これが前兆だったのかも知れません。

 

私には人間の家族がいません。ムチ子は実の娘として育てています。今まで母として出来ることは全部して来たつもりですが、私1人では力が及びません。情け無い親です。それでも彼女の生涯が、苦労して来た時間よりも、楽しい時間の方が多いものにしてやりたいと思い、このようなお願いになりました。

 

ご協力よろしくお願いいたします。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

2024.10.21

口腔鼻腔瘻による、上顎犬歯2本抜歯。

 

2024.10.29

肛門腺破裂

 

2024.11.13

乳腺付近にしこりらしきものを見つけ、細胞診検査。異常なし。軽い乳腺炎ではないかという診断。しかし、避妊手術済みの猫がこのような症状を起こすのは稀と言われる。

 

2024.12.06

再び乳腺付近に、しこりらしきものを見つけ、細胞診検査。異常なし。

 

2024.12.11

傾眠、意識朦朧、元気消失で、血液検査。異常なし。脳炎かも知れないが、総合病院の予約を取れるまで1ヶ月は掛かると言われる。猫エイズ性の脳炎の場合、治るかどうかは炎症が起きている場所による。エイズ治療薬はないので、完治はない。予算は30万位だろうとのこと。

 

2024.12.12

セカンドオピニオンで別の病院へ。腹部エコー異常なし。脱水が見られるため補液。ステロイドと抗生剤投与。MRIを受けても、脳内の炎症や腫瘍は判断出来ない場合も多い上、複数箇所に発生している可能性もあると言われる。

2024.12.13

セカンドオピニオンの結果を踏まえ再診。ステロイドと抗生剤投与。脱水による補液。MRIを受けても、原因不明や助ける手立てがない場合の不安を伝える。総合病院まで電車とバスを乗り継いで片道2時間、この子の今の体で耐えられるかも判断出来ず。

 

2024.12.14

改善が見られず、再診。脱水のため補液、ステロイドと抗生剤投与。食欲増進剤の使用を勧められる。

 

2024.12.15

薬も効かず、痩せ細り、フラつき、もうダメかと思ったところで突然の回復。治ったのかと錯覚。

 

2024.12.23

再び元気消失、食欲不振。通院や手術によるストレスかも知れないと思い、家の環境を整備し直し、ストレス軽減サプリなどを与えて年末は様子を見ることに。

 

2024.12.29

食欲完全廃絶。ガリガリに痩せてしまい、強制的にご飯を口に入れて流し込む。ステロイドは引き続き投与。

 

2025.01.05

腹部エコー異常なし。排泄時に痛そうな鳴き声を上げるので、膀胱穿刺による尿検査異常なし。ステロイドと抗生剤投与。

 

2025.01.08

夕方突然鼻詰まりのような、息苦しそうな呼吸音をし始める。逆クシャミかと思い、様子を見る。

 

2025.01.09

気管虚脱だった場合危険だと判断し、病院に駆け込む。レントゲン異常なし。鼻腔内に腫れのようなものが見えるような気がするがハッキリしないと言われる。

 

2025.01.10

再びレントゲン。異常なし。エコーによる眼底検査。右眼の奥から圧力が掛かっている可能性がある言われるが、ハッキリとしないと言われる。夕方、別の病院でクリプトコックスのPCR検査を受ける。

 

2025.01.14

クリプトコックス陰性の連絡有り。

 

2025.01.15

腫瘍ではない可能性にかけて出来る限りの検査をして来たが、覚悟を決めCTの予約をお願いし、血液検査とレントゲン検査を済ます。

 

2025.01.16

CT検査。鼻腔の奥に腫瘍が見られ、鼻先からストローという器具を入れる方法では採材出来ず、喉から針を刺し、細胞診。病理検査が出るまでは1週間かかるが、腫瘍が頭蓋骨の一部を溶かしており、担当医からはリンパ腫の可能性がかなり高いと言われる。

 

 

2025.01.18

かかりつけ医にCTの画像を渡す。かなり大きい腫瘍だと言われる。リンパ腫だった場合の対応を3通り提示されるが、以前担当したリンパ腫の子の予後が悪かったということと、抗がん剤の副作用に体が耐えられない可能性も高いということで、抗がん剤治療には慎重な姿勢。安楽死という選択も出てくるかも知れないと言われる。よく検討して欲しいとのこと。

その夜ベッドから落下したムチ子が床から立ち上がれず、呼吸困難になったことから、私がパニックになり、翌朝別の病院に駆け込む。

 

2025.01.19

病理検査が出ていないことから、こちらの先生も抗がん剤投与には消極的。しかしCTの画像から、かなり危ないということと、21日がムチ子を迎えてちょうど1年、初めての誕生日なので死なせる訳にはいかないんです!と頭を下げて、副作用が少ない抗がん剤を1種類投与してもらい帰宅。

 

2025.01.21

鼻の息苦しさも治り、無事誕生日を迎える。しかし抗がん剤の効果の様子から、この子の病気はリンパ腫だと確信。

 

2025.01.22

かかりつけ医から病理検査結果の連絡有り。かなり進行の早い大細胞悪性リンパ腫との診断結果を受ける。

 

2025.01.24

かかりつけ医は、抗がん剤治療にかなり抵抗があるようだったため、病院を変えることと御礼を述べる。必ず元気になったムチ子の様子を報告に行くと誓う。

 

2025.01.28

新しい病院で本格的な抗がん剤治療開始。

CHOP1週目ビンクリスチン(オンコビン)投与。※抗がん剤治療は毎週投与前に血液検査が必須

 

2025.02.04

ビンクリスチンの効き目が悪く、右眼が腫れ上がり、瞬膜の突出も酷く、目ヤニと鼻汁が凄まじく、かなり辛そうな様子を伝える。

 

ビンクリスチンはCHOPプロトコールで主軸となる薬のため、効果がないとかなり痛いということで、次回の投与は用量を増やすことに。今回はシクロファスファミド(エンドキサン)の投与。

 

2025.02.05

一晩経ち、鼻の息苦しさは相変わらずだが、顔の腫れと変形はやや改善。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

新しい病院で渡された診断書と抗がん剤治療のプロトコールです。

現在2週目のサイクロファスファマイドの投与を完了したところです。

 

順調に進んだ場合でも、終了までに必要な予算は最低50万以上、入院や予定外の投薬が必要になれば更に必要になると言われました。

 

私自身、疼痛を伴う身体表現性障害を抱え、ストレスが掛かれば寝込んでしまうような体です。しかし娘が命懸けで闘っているのだから、母親の私が倒れている場合ではないと、毎日自分に言い聞かせています。

 

どうか、今まで1人で頑張り続けた彼女に皆様のお力をお貸し下さい。彼女には、1日でも長く、楽しみと喜びに溢れ、自分は愛されていると確信出来る生涯を送らせて上げたいです。宜しくお願い致します。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

<プロジェクトについて>
(1)資金の使途
ムチ子の抗がん剤治療過去3回分の治療費と、今後のプロトコール終了までの治療費にあてます。

(2)目標金額と資金の内訳
目標金額:50万円
(資金の内訳)

今までの治療費:96690円

今後の治療費:475568円

 

※CT検査費用を含め、1月19日までに掛かった治療費、検査費用は自分で工面しております。治療費は目標金額を超える予定ですが、自分で工面出来るように努力します。

 

(3)集める資金を使用しての治療期間
2025年1月19日〜2025年7月8日
※治療内容や治療費、治療期間は動物病院の確認が取れています。

 

<ご支援にあたっての注意事項>
▶︎ 1. ペット保険について
ペット保険による補償の有無:無し

▶︎ 2. 万が一の場合の代替の資金使途について

万が一、治療期間中にムチ子が亡くなってしまった場合、頂いた資金は今までの治療費と火葬代に充てさせて頂きます。

 

▶︎ 3. 問い合わせ先について
本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先:muchiko2037@yahoo.co.

 

▶︎ 4. 掲載している資料について
ページ上に掲載している診断書や診療明細書などの資料は全て動物病院から掲載の許諾を得ております。

 

▶︎ 5. 治療方針などが変更になった場合について
プロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変更が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

 

▶︎ 6. READYFOR事務局からのご連絡
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
【ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え】
https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/

 

プロジェクト実行責任者:
橘柚希
プロジェクト実施完了日:
2025年7月8日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

猫の鼻腔内リンパ腫の治療を行います。頂いたご支援は、抗がん剤治療のために使用します。既に完了している治療と検査の費用は自分で工面しました。

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プロフィール

2024年ボロボロの体の野良猫を保護しました。数ヶ月後に、今度は捨てられる直前の子猫を2匹保護しました。人間の家族がいない私にとっては、唯一の家族です。

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リターン

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