誰もが目指せる準硬式野球でしか味わえない日本一の舞台へ

はじめまして！甲子園プロジェクトチーム・早稲田大学４年生の池田有矢です。

昨年の甲子園大会は学生委員長として参加させていただきましたが、今年度は副委員長として今までの経験を活かし、サポートさせていただきます！

 

今年度で甲子園大会の運営に携わって３年目となります。本当に多くの経験をさせていただいたので、最上級生として準硬式野球に恩返しができるよう私なりに「準硬の魅力」を伝え、広めていければと思います。

 

《池田有矢　関東地区では学生委員長として活動中》

さて、クラウドファンディングがスタートし３週間が経過し、64名の方よりご支援があり、目標金額の65.4％を達成いたしました！ご支援いただき感謝申し上げます。

 

今回は一昨年、昨年の甲子園大会で東日本選抜チームの投手として選出された２名の方にお話を聞くことができました！現在は社会人野球で活躍している石井竜弥さん（中央大学OB）と独立リーグで活躍している道﨑亮太さん（中京大学OB）です。改めてインタビューにご協力いただいたお二方ありがとうございました。ぜひご覧ください！

 

〇石井 竜弥（いしい たつや）

[中央大学準硬式野球部出身、高校時代は浦和学院高校でプレー。現在は社会人野球チーム・日本製鉄室蘭シャークスに投手として所属。今年行われた第95回都市対抗野球大会では、北海道ガスの補強選手として選出され、２度の登板を果たした。]

 

《昨年甲子園大会前日に行われた東西対抗プレマッチで投球する石井投手》

Q1.　準硬式を選んだきっかけは？

A.　高校時代はメンバーに入っていても怪我がどうしても多く、高校の監督に「大学で硬式野球を続けて怪我してずっと試合出場できずに終わるより、準硬式で試合に出てた方が楽しいのではないか」と勧めてもらったことがきっかけです。最初は正直、準硬式はレベルが落ちるのかなと思っていましたが実は正反対で、僕なんか始めは試合でも投げさせてもらえず、レベルが高いことに衝撃を受けました。

 

Q2.　一昨年、昨年選抜メンバーに実際に選出されてどう感じた？

A. 準硬式の人口も１万人いる中で、選ばれたことは本当に嬉しく思いましたし、僕は高校時代に甲子園の舞台に立って悔しい思いをしていたのでまたリベンジしてやろうという気持ちが芽生えました。

 

Q3.　甲子園大会での一番の思い出は？

A.　試合だけでなく、大会プログラムの中で子供たちと交流して野球をする機会があったことがとても印象に残っています。準硬式の良さをみんなに知ってもらって準硬式をやってみたいなと思ってくれる人が増えていく、このような活動をすることはいいなと思いました。

 

Q4.　ズバリ、準硬式野球の一番の魅力は何？

A.　交流の場が多いことです。甲子園大会も含め、選抜チームで試合をする機会があるというのは硬式野球でも中々ないことだと思います。

 

Q5.　社会人野球の道に進んでから準硬式でよかったと思うことは？

A.　正直硬式に戻って練習を始めた頃は慣れるのがとても大変でした。しかし準硬式から硬式に戻ったということで色々な方に注目してもらえますし、硬式の選手たちに負けてられないなと人一倍強く意志をもって練習に取り組むことができています。投手目線で言えば、抑えたときにボールが硬式なのか準硬式なのかは同じ野球なので関係ないなと思います。

 

Q6.　今後の自分の目標は？

A.　都市対抗の舞台には補強選手として立たせてもらいましたが、次は都市対抗と日本選手権に自チームで出場できるように頑張りたいです。また、今後僕のように準硬式から硬式に戻ってプレーしたいと思う人に刺激を与えられるように僕自身も努力したいです。

 

Q7.　今年の甲子園大会に選抜された選手たちにエールを！

A.　阪神甲子園球場で野球をプレーするというのは誰もが夢見てきたことだと思うので、そこで野球ができるという機会をつくってくれた人達に感謝をし、そして野球を全力で楽しんでほしいです！

 

《第95回都市対抗野球大会・北海道ガスの補強選手として選出され登板した》

〇道﨑 亮太（みちざき りょうた）

[中京大学準硬式野球部出身、高校時代は東邦でプレー。現在は独立リーグ・富山GRNサンダーバーズに投手として所属。また、今月行われているフェニックスリーグには、日本独立リーグ選抜選手として試合に出場している。]

 

《準硬式時代は中京大学のエースとして数々の好成績を残した》

Q1.　準硬式を選んだきっかけは？

A.　高校時代は公式戦で投げる機会が少なく練習試合で投げることが多く、公式戦で投げたい気持ちが強かったです。さらに、監督さんから準硬式も１つの進路だと言われたのと中京大学の監督さんからも声をかけていただいて少しずつ興味が出てきて準硬式に決めました。

 

Q2.　一昨年、昨年選抜メンバーに実際に選出されてどう感じた？

A.　数多くの選手のなかから選ばれたことはとても嬉しかったです。自分は一度甲子園という舞台を経験していたので、もう一度甲子園のマウンドに立てると思うと楽しみでした。

 

Q3.　甲子園大会での一番の思い出は？

A.　選手同士でコミュニケーションを取ることで多くの情報を取り入れることで野球をもっと知ることができたことです。

 

Q4.　ズバリ、準硬式野球の一番の魅力は何？

A.　自分のように高校時代で試合の出番が少なくても、準硬式の道に進むことによって多くの試合を経験することができるところです。

 

Q5.　独立リーグの道に進んでから準硬式でよかったと思うことは？

A.　硬式に慣れることから始まったため他の選手より下の位置にいるということもあり、他の人より練習に対する意識を高く持って取り組むことができました。

準硬式で多くの試合を経験することができたので試合に対する気持ちの入れ方に慣れて、準備不足に困ることはなかったので準硬式でよかったと思いました。

 

Q6.　現状と今後の自分の目標は？

A.　自分はNPB入りを目標としています。

今シーズンは、1年を通して安定した投球内容をすることができませんでした。なので、試合が始まるまでの練習、練習試合を無駄にしないように取り組んでいこうと思います。

 

Q7.　今年の甲子園大会に選抜された選手たちにエールを！

A.　高校時代に誰もが憧れた甲子園球場です。そこで試合ができる機会を作っていただいた人達に感謝をして楽しんでプレーしてほしいです！

 

《現在は独立リーグ・富山GRNサンダーバーズでプレーしNPB入りを狙う》