プロジェクト概要

 

<達成のお礼とネクストゴールにつきまして 1月9日追記>

 

ページをご覧いただいた皆さまへ

 

12月10日の公開からたくさんのご支援をいただき、第一目標の100万円に到達することができました。本当にありがとうございます。心のこもったコメントを夫婦で読ませていただき、とても励まされました。

 

ハウスの修理費用とトマト栽培の栽培に向け800万円ほどかかりますが、クラウドファンディングは目標額に達しないと成立しないルールがあるため、第一目標を100万円に設定させていただきました。

 

皆さまのお陰で残り期間2週間以上のタイミングで達成することができましたので、ネクストゴールとして180万円を設定させていただきます。

 

いただいたご支援は再建のために充てさせていただきたく思っております。どうかもう少しお力を貸していただきたいと存じます。

 

どうかよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

夫婦で花農家をしています。

 

はじめまして、 有限会社フローラルクマガイの熊谷(くまがい)です。ページをご覧くださりありがとうございます。

 

私は生まれも育ちも愛媛県西予市(せいよし)野村町で、夫婦で花農家を経営しています。29年間地元の皆さんに支えられながら、シンビジウムを生産してきました。

 

シンビジウムとは、ラン科の植物で、一般的には贈答用の生花として流通しています。シンビジウムの苗を種苗会社に注文してから、作品としてお客様にお届けするまでに4年近くかかるので、出荷までにはとても長い月日、そして手間がかかります。

 

 

 

2018年7月7日の西日本豪雨。川沿いにある900坪のハウスは完全に水没し、半分は倒壊、ハウス内にあったシンビジウムをはじめその他の生産物も全て流れてしまいました。他の場所に移動していた来年出荷用のシンビジウムは無事でしたが、持って帰るハウスもそう簡単には復旧出来ず、シンビジウム生産の継続は断念せざるを得なくなりました。

 

一度は諦めたシンビジウム生産ですが、周りの方の復活を望まれる声に勇気付けられて、復活を目指して立ち上がることにしました。しかし出荷まで時間が掛かるため、まずは縮小した形でスタートし、今後はトマト等も栽培しながら環境を整えていく計画です。そのためにはハウスの修理等おおよそ800万円の費用が掛かります。

 

今回のクラウドファンディングで皆さまにご支援を頂き、その一部に充てさせていただきます。再度、私独自のシンビジウムをお届けできるよう頑張っていきたいと思っていますので、どうぞみなさん応援をよろしくお願いいたします。

 

 

「やっぱり、あんたんとこのシンビジウムが一番や。」その言葉が誇りでした。

 

花は嗜好品です。特にシンビジウムは高価なため、これまでも不況の煽りを直に受けました。そのような困難も乗り越えながら、他の花農家との差別化を測るため、新たな品種の制作や花のサイズ変更など、さまざまな試行錯誤の中辿りついたのが、アーチシンビでした。

 

「アーチシンビ」とは、枝をしならせアーチ状にしてボリューム感を出させるような独自の技術です。花が成長する位置、度合いなどを綿密に計算し、想像しながら、綺麗に全体の形を作っていく難しい作業です。

 

この技術は、長年の経験で培ったもので、従業員にもなかなか真似できない私だけの技術です。出荷期は毎日夜遅くまで作業が続きます。

 

ただでさえ手間がかかるシンビジウムですが、自分独自の技を使い完成させることで、手に取る方に喜んでもらうことを想像しながら大切に育ててきました。

 

1株あたり約15分かけてアーチを手掛けます。それを6000〜7000個分行います。

 

 

私のシンビジウムは、県内のみならず、九州や東北など県外の多くのファンからお声をいただいています。

 

『やっぱり、あんたんとこのシンビジウムが一番や。』

『母にフローラルクマガイ様のシンビジウムを贈ったろころ、大変感激し、母自身もお世話になっている方へもお歳暮として贈りたいそうです。』

 

このようなお声を沢山いただき、それを聞くのが喜びでした。遠くから農園まで足を運んでくださる方も少なくなく、そんなシンビジウムを作り続けるられることが、私の誇りでもありました。

 

 

花も、誇りも、全て流された西日本豪雨。

 

■突然、全てを奪われた。

 

そんな中、私たちを襲ったのは西日本豪雨です。

 

7月7日、深夜より強い雨が断続的に降り続いていました。明け方にはその勢いがさらに増し、あまり経験した事のないような雨の降り方になんだか胸騒ぎがして、私は朝5時に目を覚ましました。何やら町内放送もされていましたが、聞き取れないほどの雨音です。

 

とりあえずハウスの様子を見に行こうとまだ寝ていた妻を起こし準備をしていると、消防団員の友達から連絡が来ている事に気づきました。

 

『やばい量の放流があるので逃げてください!!』まだこの時は半信半疑でしたが、川沿いで必死になって民家のドアを叩く大勢の消防団員の姿を見て、やっと危機感を持ちました。

 

そして朝7時前、町に信じられない量のダムからの水が流れ込んできました。

 

川の両岸にあった合計6棟、総面積900坪のハウスは全て天井付近まで水没。特に水流の強かった右岸側の5棟のハウスは、めちゃめちゃに押しつぶされているのが対岸からも見てとれました。水が引いた直後はいたる所で道路のアスファルトが剥げ、車がひっくり返ったり、大きな流木やへし折れた電柱で道がふさがれ、車ではハウスに近づく事もできませんでした。

 

 

 

■これは夢だったのではないか…?何度そう思ったか。

 

翌日、どうしても早く状況を確かめたかったので妻と二人、歩いて何とかハウスまでたどり着きました。予想はしていましたが、そこは想像以上にひどい状況でした。

 

温水ボイラーは小屋ごと流され、押しつぶされたハウスの上には無数の大きい流木が突き刺さり、全てが泥まみれ。大切に育てていた今年出荷予定だった6000鉢のシンビジウムの苗は全て栽培棚から転げ落ち、川から流れ込んだ泥に埋もれていました。

去年仕入れたばかりの2年後に出荷する予定だった6000本の苗も全て棚下で無残な姿になっていました。

 

 

施設がめちゃくちゃになり、全ての設備や大切に育てていた苗を失った私たちは途方にくれる日々でした。朝起きる度に「夢だったんじゃないか」と何度期待したことか。

 

しかし、やはりそれは夢ではなく紛れもない現実でした。あまりの被害の大きさに何をしていいかもわからず、将来の夢も希望も失って不安で押しつぶされそうな毎日でした。

 

 

 

 

■恩師の言葉で救われた。

 

「このような状況ではもうやっていけん。シンビジウムを辞めよう。」私はそう考えていました。

 

そんな時、同業者やお客様から『あきらめずにもう一度、熊谷さんにしかできないシンビジウムづくりを再開して欲しい。』という励ましの声を多くいただたのです。大学の恩師からも、『人生はサインカーブ。ピンチの後には必ずチャンスが来る!頑張れ!』そう何回も励ましの言葉をかけていただきました。

 

「生産歴29年、人生のほとんどを費やしたシンビジウムづくり。その長い歴史の中のたった1回の被害ではないか。そして私の作るシンビジウムを待っていてくれている方がこんなにもいる。」

 

このように多くの皆様からの励ましの声に心を突き動かされ、再開を決意しました。長い道のりになるかもしれませんが、諦めず挑戦することにしました。

 

大学の恩師(花き研究室)と。「俺はおまえらを花農家にさせた責任があるんや!」が口癖です。
毎年のように卒業後花農家を目指した弟子たちを集めて勉強会をしてくれます。

 

 

さまざまな作物を育てながら、シンビジウムを皆さんの手に。

 

本当はいますぐ再開したいシンビジウム生産。ですが、シンビジウム生産はとても時間がかかり、すぐには収入につながりません。また、以前の様な規模で再開するためにはかなりの投資が必要となります。そのため一旦シンビジウムの生産規模を縮小し、今後は多角経営を目指していくことになりました。

 

まずは唯一倒壊を免れた鉄骨ハウスを修繕し、トマトの生産ハウスとして利用を開始します。年内にハウスの修繕を終え、年明け2月までにトマト栽培のシステムを導入、来年の5月くらいからトマトの出荷を開始する予定です。

 

次に倒壊したハウスを解体、建て直し、来年秋にはイチゴ生産やシンビジウムのハウスとして稼働できるよう準備していきます。

 

シンビジウムを苗から育てていくのは現時点では難しので、他のシンビジウム農家さんよりある程度成長した苗を購入し、最後のアーチシンビ作業を手がけること所から始めます。

 

 

夫婦二人三脚で立て直します!

 

【資金使途】

このプロジェクトで集まった資金は、2019年3月31日までに、直近のトマト生産に向けた事業費の一部に使わせて頂きます。

 

・トマトハウス修繕費 4.000.000円

・トマト栽培棚 2.000.000円

・溶液システム 1.000.000円

・トマトの苗代 300.000円

・トマト栽培用培土購入 100.000円

・クラウドファンディング手数料 183.600円

 

 

大切なお客様や大好きな野村への恩返しを

 

この町も少子高齢化の波が押し寄せ、活気が失われてきています。そんな時に、追い討ちをかけるかのように、この災害。このような状況の中で私たちに何ができるでしょう?

 

私にできることは、やはりこの豊かな自然を最大限に活かした農業を通して、この町を発信し続けることだと思います。私どもの経営の再建が少しでも野村町の活性化に繋がれば、生まれ育った大好きなこの地への恩返しができるかもしれません

 

そして何より以前から私どものシンビジウムを求めてくださっていた大切なお客様に再び喜んでいただきたい!そんな気持ちで、私達にできることを今精一杯やっています。

 

みなさんの応援が私達の力になります。どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

ボランティアの皆さんや知人。周りの協力があっての今です。

 

 

リターンについて

 

リターンでは、生き残ったシンビジウムの苗をお届けします。うまくいけば来年夏に花芽を着けて、再来年の春に花を咲かせる事ができます。その詳しい管理についてはフェイスブックやホームページにて随時ご案内させていただきます。

 

50000円、100000円のリターンでは、フローラルクマガイオリジナルシンビジウム1鉢をお送りします。丁寧に大切に育てたシンビジウムをアーチ仕立てにします。

 


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