地域で健康格差が生じないよう、 健康意識を高めるイベントを！

 

 

はじめまして、NPO法人ナチュラルズ倶楽部の福田真悟と申します。調剤薬局に就職し、薬局に関わられる患者様を募って、ウォーキングや体操などのイベントを開く中、病気以前に一人ひとりが健康でいられる、そんなサポートをしたいと思うようになりナチュラルズ倶楽部に入りました。

 

ナチュラルズ倶楽部では、服を着たり、ご飯を食べたりするのと同様に、健康な暮らしが当たり前となるように、介護・福祉・健康の情報発信、イベント開催などを通し、地域コミュニティ・街づくりに関する活動をしてきました。

 

そうした中、消滅可能性都市と言われ、定住離れが問題になっている地域があることを知りました。それが岐阜県多治見市です。

 

住民1人あたりの*医療費が高く、また年齢層が低いほど健康診断の受診率も低く、地域による健康格差が懸念されています。そこで、まずは市民一人ひとりの健康に対する意識を高め、街の健康から多治見市の未来を明るくしていきたいと思いプロジェクトを立ち上げました。

 

今回、地域交流と健康を喜びあう関係づくりを目的とした健康イベントを開催します。しかしながら、初めての開催ということもあり資金が不足しているのが現状です。来場者の皆さまに楽しんでもらい、安心安全に運営を進めいく費用として100万円が必要です。皆さま、どうかご支援よろしくお願い致します。

 

 

 

 

世の中に情報が溢れ、にわかに健康ブームを感じつつも、どこか他人事であり、健康と言っても余りピンと来ない、そんなことってないでしょうか。

 

では、もし自分が住んでいる街と隣の街の死亡率や医療費に大きな格差があったとしたら。日本経済新聞が全国市町村のがん・心疾患・脳疾患の死亡率を比べたところ、県内の市町村別で2倍を超える格差があることが判明しました。

 

地域による死亡率の格差

 

北海道内のがんの死亡率（男性）で見た場合、※1最も高いところと※2低いところは全国平均と比べ、それぞれ2割以上の差があります。多治見市のある岐阜県では、心臓病の格差が最大で男性で8.04倍、女性で10.89倍にまで上ります。

 

 

これから先、65歳以上が20％近くを占める超高齢化社会が訪れ、医療費や介護費の増加が予想されます。若い人の負担は増え、このままでは健康保険で診療を受けることができない時代が来るかもしれません。

 

だからこそ、病気になる前の「未病対策」が必要になってきます。

そこで、地域の方たちに健康に対する意識をもっと高めてほしいといった想いから、多治見駅北口の虎渓用水広場で健康イベントを開催したいと思いプロジェクトを立ち上げました。

 

また、このイベントをきっかけに、美濃焼の産地として発展してきた多治見の良さを知ってもらい、町興し・定住・移住にもつなげていきたいと思っています。

 

 

賑いのあった多治見

かつて名古屋駅との行き来で日曜日の多治見駅はたくさんの人で賑わいました。927年には永保寺観音堂・開山堂が国宝に指定され、名古屋からはそれ見たさの観光客、また榎元座という映画館や飲み屋街では、製陶所やタイル工場に集団就職した従業員で賑わったと言います。

 

しかし、現在は廃業閉店している店舗がほとんどで、活気のあった街もゴーストタウンさながらの状態です。

 

 

 

地域の方たちの健康増進・健康診断の受診率向上を目標に掲げ、「運動」「食」「測定」「癒し」「ファミリー」5つのコンテンツを揃えた、地域参加型の健康イベントを開催します。以下、日時及び部門別プログラムです。

 

 

 

 

今回イベントを開催するにあたって、一人ひとりの健康意識が高まり、多治見が元気になることを期待しています。市内の企業や店舗が連携しながら、地域の人の健康をサポートしていく、その結果地域も活性化していく、そんな未来像をこのイベントからつくっていきたいです。

 

とくに、ロゲイニングは地域を知れる観光的要素のある野外スポーツです。多治見の特産品である美濃焼以外に、虎渓山永保寺、西浦焼など、多くの歴史文化を知ることができます。もしかしたら、そうした機会が他県から移住するきっかけになるかもしれません。

 

さらに、地域の人たちが元気になることで、医療費として使っていた予算を地域の産業や観光などに回し、消滅可能性都市・定住離れと言った問題解決への道筋をつくれるかもしれません。今回のプロジェクトはまさに序章。皆さまのお力無くして物語は始まりません。多治見の明るい未来のために、どうかご支援よろしくお願いいたします。