プロジェクト概要

「新たなご支援金は、新たな増ページに充てます!」

 

170万円は万年貧乏の私たちには大変な壁で、

達成は困難かと不安に思いながら始めた

特盛山椒魚本クラウドファンディング。

 

こんなにも早く目標に到達でき、大変驚くと同時に

「世に出せる!」という喜びと安堵感でいっぱいです。

ご支援くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

まだ1カ月近く期間を残していますし、また早期終了というのは無いそうです。

継続がマストであるのなら、今後いただくご支援金を

特盛山椒魚本の魅力アップに充てようと決めました。

一言で申すと、増ページをしようと思います。

それで増えた制作費に充てさせてください。

 

それでは、どんな増ページをしていくか。

構想中、相談中のものも含めて次のような内容を考えています。

 

1)江戸期文献に描かれたサンショウウオ・イモリの紹介を充実させ、且つ見やすくする。

  趣の異なる3本の読み物を用意し、そのうちイラストを主に紹介するページでは、

  10作品15枚にも及ぶサンショウウオ・イモリの描かれたものを載せる。

  そのとき、詰め込むのではなく可能な範囲で鑑賞できるようなサイズで掲載する。

 

2)1ページ、あるいは見開きでは写真が小さくなってしまう原稿を、

  見開きあるいは4ページとして読者が見やすいものにする。

 

3)関慎太郎さんと編集長の井上とで打合せているところですが、

  より特盛山椒魚本が面白くなるよう、読者が楽しんでもらえるよう、

  何かしら追加で新たな内容のページをつくる。

 

目標達成後、追加でご支援いただいた金額を資金として、

可能な範囲でこのような増ページに取り組んでまいりたいと思います。

今回、初めて特盛山椒魚本クラウドファンディングのページご覧になる皆様も、

こうした目的を設定し継続しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

※なお、継続していることを分かりやすくするため、

便宜上「ネクストゴール」という言葉を使わせていただいております。

「まだクラウドファンディングやっていますか?」と

新たに知ってくださった方からいくつかお尋ねをいただいております。

そのままだと「達成」と表示されてよくわからないようです。

もともと私たちとしては当初の目標額がすべてで、

段階的なゴールという意味でのネクストゴールはございません。

 

しかしながら、8月5日終了までご支援募集は継続ということで、

上記のように新たなご支援金を新たな増ページ費用に充てさせていただこうと考えました。

そのため継続中であることを分かりやすくするためにも

「ネクストゴール」と表示させていただいている次第です。

これまでご支援くださっている皆様にはその旨をご了承いただけますと幸いに存じます。

 

 

 

▼自己紹介

NPO法人北九州・魚部の副理事長で、広報担当の上野由里代と申します。

私たちはみんな生き物好きです!そしていろんな生き物好きさんがいます!

生き物好きが集まり、つながるような場(拠点)をつくり、その生き物好きネットワークで社会に対して「身の回りの自然」を問いかけるような働きかけをおこなっています。

私たち自身も調査をします。それを通じて生き物たちとの出会いに感動し、身近な自然の面白さ、楽しさ、素晴らしさとともに「現状」を知ることを重ねています。その成果を、展示や体験活動、講演会などさまざまな普及啓発活動に仕立てて、社会に自然を見る目を投げかけたり、現代の私たちの自然とのかかわり方を考えていく活動をしています。

 

そもそもは高校の部活動からはじまった私たち、2015年度からは北九州発、全国の生き物好きが集い、つながろうとスタートしました。2018年度には悩ましい選択でしたが、より社会に信用してもらえるよう責任感を持って取り組もうとNPO法人化の道を選びました。

 

今、全国36都道府県に「魚部員」(=定期購読会員、正会員)さんがいます。

いろいろなジャンルの専門家、研究者の方がおられます。

彼らの非常なご労苦を経て得られたすばらしい最新の研究成果や知見、見識などと社会をつなげることで、私たちが目指すところに近づくのではないかと考えています。それで展示等の普及啓発のほか、出版活動をしています。生き物・自然好きの雑誌ぎょぶるを8号まで刊行しています。専門家、研究者の皆さんを中心に、論文ではなく誰もが親しめるエッセイの形で、自分が見た、感じた、考えた自然のことを語ってもらっています。特集は私たち編集部が全国の「地域」や生き物・自然好き界の凄い人を紹介したりなど、これまでにないスタイルの雑誌で好評を得ています。日本タウン誌・フリーペーパー大賞2017では、200近い全国の雑誌の中から最高賞に選ばれました。

その特別版が今回の『特盛山椒魚本』です。特盛シリーズでは第1弾の『特盛どじょう本』につづく第2弾となります。

 

 

これも取材中の写真なんです!どんなお話しなのか乞うご期待!!

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

1.企画意図

 サンショウウオと言えばオオサンショウウオを考えませんでしたか?また、イモリってヤモリとどう違ったっけ?とよく思いませんか?カエルだけの本はあるけれど、サンショウウオやイモリだけの本はあまり見当たらない。源流域の清流から人の暮らしの隣まで、なんと日本は20cm前後の小さなサンショウウオが41種(2019年6月現在の種数を換算)もひっそりと暮らす多様な国なのです。昆虫のように飛んで移動できず、とても生息範囲が限られている種も多いようです。つまり、私たちは知らないで生活していますが、日本中のあちこちに貴重な自然があるということです。それを守ろうとする人々も全国各地にいらっしゃいます。

 これはまず、自分自身含め知ることから始めなきゃ!そう思いました。生物多様性の豊かさが大事だと聞きます。でも、なんだか難しい気がします。こんなにも多様なサンショウウオたちの存在を知れば、それに全国のあちこちで様々な人々が熱心に取り組むことを知れば、生物多様性を守る大切さも伝わるかもしれない。

 以上のような思いから、特盛山椒魚本の企画をスタートしました。

 じつは魚部は本書のシリーズ第1弾でどじょう博士とともに、特盛どじょう本を刊行しました。これはどじょう博士の最新研究の成果を活用させていただき、ドジョウ類の多様さから身の回りの自然環境の大切さを感じてほしいというものでした。

 今回はそのシリーズ第2弾となります。

 

2.予想以上の刊行資金のきびしさ

 魚部は2018年5月にNPO化しました。自然環境や環境保全の面で、社会に還元できる公益的な事業をより進めていこうと考えたからです。しかし、皆さんもご存知かもしれませんが、自然環境系NPOは想像以上に資金面できびしいです。ボランティアや無償ではなく対価を得られる活動を目指していますが、世間の認識を変えていくのはこれからです。同時にNPO化で重くのしかかる出費に頭を痛めていました。ですが、2018年12月の特盛山椒魚本の企画段階ではきびしいながら、何とかなるだろう、しよう、と話していました。しかし、その後、活動支援をいただいていた地元の企業さん2社からのご支援がなくなることになりました。また、もう一つ捕らぬ狸の皮算用で当てにしていた資金もダメになってしまいました。全国のご寄稿者の理解を得て、制作が進行している中、私たちの心の中は真っ暗になりました。一つ、とてもいいニュースがあったのですが、それも特盛山椒魚本の刊行には逆にきびしい話でした。それも率直に打ち明けますと、事務局長の工藤君が出した申請が地球環境基金の若手プロジェクトリーダーに採択されたのです。魚部初の専従職員であり、大変喜ばしいのですが、じつは資金面では負担が大きいのです。助成はされるものの、自己資金を多く拠出して新規のプロジェクトに投資しなければなりません。街中に地元や全国から生き物好きが集う学び・交流・憩いのスペースを創出しようという、非常に面白い試みです。生き物ブックカフェであり、地元の生き物アクアリウムカフェであり、生き物雑貨ショップであったり、サイエンスカフェや各種ワークショップ、野外での体験活動の拠点とすることを目指しているようです。2019年11月のオープンに向けてがんばっています。

 そんなきわめて厳しい中、助成申請をしたり、安全で安心な水や自然環境に熱心に取り組む地場企業さんの協賛をいただいたりなど、出来る限りの努力をしているところです。ですが、どうしてもきびしい面が大きく、かつ上段で申したように類書が無く、出すことが社会の何らかの役に立つ本だと考えて、プロジェクトを立ち上げさせていただいた次第です。

 

NPO法人北九州・魚部の拠点「魚部基地」メンバー(一部)です。私たちがプロジェクトの中心になります!

 

 

▼プロジェクトの内容

 

1.企画趣旨

 狭い日本の中できわめて多様な日本の小型サンショウウオ類、加えてオオサンショウウオやイモリ類などだけを紹介する本をつくり、彼らの姿かたち・存在と保全や研究に関わる人々の取り組みとを知ることで、広く社会が生物多様性保全の問題や身の回りの自然環境を考える一助としたい。

 

2.体裁・構成

 B5版フルカラーで160ページほどのボリュームです。

 2部構成とします。

 第1部は「図鑑編」とし、各種1ページずつ、全46種(小型サンショウウオ類41種、オオサンショウウオ2種、イモリ類3種)を紹介する。写真および執筆を両生爬虫類の図鑑等も多く出している自然写真家の関慎太郎氏が担当する。

 第2部は「読み物編」とし、北海道~沖縄の各地で取り組まれている研究者、専門家、愛好家が論文ではなく、一般にも読みやすいエッセイ形式で、関わりのあるサンショウウオやイモリへの取り組みや気づき、知見を語る。編集部メンバーも取材や調査の成果を披露する。現代の話だけでなく、過去の人々、たとえば江戸時代にはどう見ていたかなど歴史的・文化的・民俗的な紹介もおこなう。合計で約50本もの読み物を予定しています。

 

3.今回のために集った多様な執筆陣

 過去の魚部の特別編集本もそうでしたが、今までにまして今回は凄いです。関慎太郎氏をはじめ、いろいろなつながりでご寄稿を依頼しました。企画趣旨をご覧になり、皆さん「面白いね!」とご快諾くださっています。まあ、二度とは集まらない顔ぶれ、と申してもいいかもしれません。

 

 ①図鑑編は自然写真家の関慎太郎氏が手がけます。関慎太郎氏は両生爬虫類を中心に40数冊の著作があるほか、琵琶湖や京都の博物館、水族館でもご活躍された方です。愛するサンショウウオ・イモリを関慎太郎氏の思いで各種紹介していただくつもりです。小型サンショウウオ類は今、どんどん研究が進んでいるようです。最新の分類研究を踏まえた、全46種の紹介となる予定です。

 

 ②読み物編は全国各地でサンショウウオ・イモリに携わる研究者や専門家、愛好家の皆さんがそれぞれ関わる対象を語ってくれます。中には同じ場所に生息する淡水魚類や水生昆虫の専門家も参加してくださっています。

 以下、ご寄稿予定の方々のお名前をご紹介しますね。

 皆さんもご存知の方々がいらっしゃるのではないでしょうか?

 すでにこのズラリと並ぶお名前だけでワクワクしてしまいます。

 ※()内は対象エリアです。お名前は地域別・順不同です 

 

  1.照井滋晴氏(北海道)

  2.大八木昭氏(東北)

  3.木村青史氏(東北)

  4.草間啓氏(北陸)

  5.佐久間聡氏(関東)

  6.藤田宏之氏(関東)

  7.吉川夏彦氏(関東)

  8.田上正隆氏(中部)

  9.山上将史氏(中部)

 10.中津元樹氏(関西)

 11.岩田貴之氏(中国)

 12.岡田純氏(中国)

 13.川上靖氏(中国)

 14.松田真紀子氏(中国)

 15.畑間俊弘氏(中国)

 16.吉川貴臣氏(四国)

 17.倉本満氏(九州)

 18.中島淳氏(九州)

 19.古田つゆみ氏(九州)

 20.坂本真理子氏(九州)

 21.永野昌博氏(九州)

 22.伊藤辰徳氏(九州)

 23.末吉豊文氏(九州)

 24.渡邊剛氏(九州)

 25.池俊人氏(九州)

 26.松尾公則氏(九州)

 27.上田浩一氏(九州)

 28.富永篤氏(奄美・沖縄)

 29.上手雄貴氏(沖縄)

 30.盛口満氏(民俗)

 31.武田晋一氏(撮影秘話)

 

 魚部の拠点で一緒に企画編集をするメンバー(川原二朗氏・熊谷拓時氏・工藤雄太氏・鈴士由香氏・伊藤昴氏、井上大輔)も素人なりにいろいろ考え、あるいは調査し、取材したことなどを書かせていただく予定です。

 

 

 「チクシブチサンショウウオ」自然写真家 関慎太郎氏撮影

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

絶対に出したいです!

2019年夏の発刊めざして、制作を進行しています!!

プロジェクト達成を是が非でもしたいです!!!

 

1.制作面

 ①デザイン制作チーム

 2018年12月に企画立ち上げのあと、すぐにデザイン制作チームにも話をしました。彼らとはこの4年間で10冊の本を出している実績があります。またクオリティも高く、日本フリーペーパー・大賞2017で最高賞(雑誌ぎょぶる4号)をいただいています。何度も面会、そしてメールでの打合せを重ねてデザインの方向性などを決めています。現在は入稿データを送り、制作を始めるところです。

 

 ②執筆陣

 図鑑編は全46種入稿済み。現在、記述事項の原稿について、専門家のお目通しをしていただいているところです。

 読み物編は現在のところ、約7割の入稿をいただいています。

 

2.資金面

 見積によると、全部で約200万円かかります。

 (B5版フルカラー160ページ、3,000部)

 上の「プロジェクトを立ち上げたきっかけ」で申し上げたような事情で、170万円(手数料引かれて約150万円)を何とか達成したいと考えてます。

 でも、残り50万円あります。

 助成金、そして協賛広告など考え得る手段で手を尽くして何とかしたいと考えています。こちらは現在、30万円目途がたち、あと20万円です。プロジェクトと同時進行でがんばるつもりです!

 

 

 

 

 

五島列島で取材中の編集部(2019年3月)

 

 

▼リターンについて

 どのような思いのもと、リターンコースをご用意したか、最初にお話しさせてください。

 

■まず、リターン全てに『特盛山椒魚本』を入れました!

 支援してくださった皆様に手に取ってほしいからです。同時に、ご支援金額に関わらず同じ大きさでお名前を載せさせていただけるリターンもございます(ご希望の場合のみ)。ぜひ完成本でご実感ください!

 

表紙・暫定版(2019.6.26)

■ご支援の金額によって周りにもお分けしたり、ふだん見る用と保存用など複数持っておくこともできるようにいたしました。

 

 

■好評のため残部わずかのシリーズ第1弾の『特盛どじょう本』とセットにしたリターン・コースもご用意しています。

残りわずかな『特盛どじょう本』

 

■また、プロジェクトを機に特盛山椒魚本とともにもらっていただこうとオリジナルグッズもつくります。ご支援の皆様が最初のお披露目になります。

 2種の「缶バッジ」、それと「B3版リバーシブル・サンショウウオポスター」です。図鑑編で写真・文と担当していただく自然写真家の関慎太郎氏のご協力を得て制作します。これらを各種のリターン・コースに組み入れています。

 

■サンショウウオやイモリが大好き!もっと一緒に本をつくろう!と思ってくださる方には「サンショウウオ・イモリに一言コメント!(ページ下・50字弱)」や「裏表紙の内側の1/2ページに取っておきのイラスト載せたい!」などのリターン・コースもご用意しております。ご自身でなくてもサンショウウオ・イモリが大好きなお子様の記念にもいかがですか?

 

■モビール作家よしい いくえ氏が魚部限定で作成してくださった「どじょうモビール」も、わずかですがリターンに組み入れています。

よしいいくえ氏(中央)と「どじょうモビール」

 

 

■オリジナルグッズの「生き物一筆箋」や上野由里代デザインの「ヒメドロムシトートバッグ」も個数限定でリターンに組み込みました!

 

セマルヒメドロムシをデザイン

 

 

魚部オリジナル「ドジョウ&水昆一筆せん」全7種

 

■さらに!魚部の事務局長、工藤雄太氏を中心に取り組んでいる新規プロジェクトの魚部カフェ(仮)を早速利用していただけるリターン・コースもございます。2019年11月のオープンめざして4月から準備を始めています。

 

 

 

「徳之島のイボイモリ」 自然写真家 関慎太郎氏撮影。

 

 

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2019/09/30までに、「特盛山椒魚本(仮)」(製作物)を3000部発行したことをもって、プロジェクトを終了とする。

 

以下の画像使用については全ての使用許可を取得した。

出典の記載についてはそれぞれの指示に従い、明記する。

1)国立国会図書館デジタルコレクション 
  ①水族四帖「オオサンショウウオ」「サンショウウオ」図の1点(春・39コマ) 
  ②日東魚譜「オオサンショウウオ」「サンショウウオ」図の2点(巻1・47コマ) 
  ③北斎漫画二編「イモリ」図1点(31コマ) 
  ④訓蒙図彙「サンショウウオ」図1点 
  ⑤随観写真「オオサンショウウオ」図1点 (4巻・29コマ) 
  ⑥魚貝能毒品物図考 「オオサンショウウオ」図1点(67コマ)

2)国文研データセット 
  ①日本山海名産図絵の「サンショウウオ」項の3ページ分 
  ②伽婢子(275コマ)

3)名古屋市博物館 
①『新卑姑射文庫 初編』(名古屋市博物館、2002年刊)50ページ「オオサンショウウオ見世物の図」1枚


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