お陰様で無事に刊行を終え、全国各地に山椒魚本が広まりました!
皆様のご支援のおかげで、それまでにないサンショウウオの本を
つくることができました。ネクストゴールもさせていただき、
より多くのサンショウウオ研究者の方に加わっていただくことができ
もうこれ以上はできないと思えるまで取り組めました。
大変ありがとうございました。
達成時、刊行時だけでなく、ずっと今も心より深く感謝しております。
刊行後の反響は大きく、現在でもご購入いただけております。
その後、サンショウウオは新たに記載された種がいくつもありますが
あの時点では全種を紹介できましたし
読み物編でご寄稿いただいた全国各地での取組などは
今もまったく色あせるものではないと思っております。
先日、ぎょぶる11号特集の取材で、東京六本木の森美術館に
参ったことがございました。現代芸術家の方の取材でした。
その方と同行された方が、魚部をご存じで、しかも特盛山椒魚本を
お持ちだとおっしゃるのです。
サンショウウオとは全く関連のない場で出てきたことに
若干戸惑いつつも、全く知らないところで愛読いただいていることに
非常にうれしく誇らしく思ったことでした。
■ご支援いただいた全額を特盛山椒魚本の制作に使わせていただき
最後までより充実した内容になるように取り組むことが出来ました。
■リターンについても、完成が少し遅れてしまいお届けもさがってしまい
当時は申し訳ありませんでした。
ご満足いただけたのではないかと自負しております。
この方が寄稿してくださる、この方は外せない、など
皆様のご支援の状況が世間に広まり評判になるにつれ
急きょご参加くださる方が何人も現れてくださったのです。
そうしたご縁を逃したくなく、またそれにより一層特盛山椒魚本が
類のない本になる魅力を増すため、少し刊行が下がってしまった
面もございました。
編集室の力不足や段取りの悪さもあったかと思います。
そうした至らぬ点は大変申し訳ございませんでした。
特盛山椒魚本で原稿を書かせていただいた小学6年生も
高校一年生になっております。
今や調査や取材をはじめ活動に大活躍をしており、
魚部に欠かせない人物として成長をつづけております。
こうしたことも、この特盛山椒魚本が実現したというのが
とても大きな影響を与えていると考えています。
サンショウウオについても、
県や企業と連携した保全のための調査での躍動、
あるいは廃田をお借りして自ら産卵水場をつくり
様子を見守る継続調査の実施など、
特盛山椒魚本は彼に与えた影響は大きいと感じています。
本当に、特盛山椒魚本を世に出せて良かった。
そう思っております。
最後にもう一度、本当にありがとうございました。
終了報告がかなり遅くなり、大変失礼いたしました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。