思い出を一生残せる仕事を。使われていない着物をリメイク！

 

皆さまこんにちは、井澤ルミです。ごく普通の主婦だった私が、モデルをしている孫のために、実家にある古くて着なくなった着物をドレスにリメイクしたところ、ファッション業界の方から「ステージで披露してブランドにしてはどうか」とお話をいただきました。

 

そして、2019年4月にMOKAsCollectionというブランドを立ち上げました。先日は、「奈良キッズコレクション」への衣装提供やイオン高槻でブランド独自のファッションショーを開催しました。

 

 

もともと、洋服を作るのが好きで服飾の専門学校に通っていたこともあり、自分の作った衣装を着てランウェイを歩くキッズモデルを観て、改めて「やっぱり私がやりたいことはこれだ！」と再認識しました。これからも毎日着物を解きアイロンをあて着物からドレスを作っていきたいと思っています。

 

しかし、今使用しているミシンが30年以上前のもので、作業していく上で効率が非常に悪く、ミシンの新調を考えました。

そこで今回、クラウドファンディングにて新しいミシンの購入費用を募らせていただきます。ミシンは1台40万円と非常に高額で、今後の活動のことを考えるとなんとか皆さまにご協力いただきたいと思った次第です。どうか応援のほどよろしくお願いします！

 

 

 

 

実際に作品の製作を始めたのは、2019年4月で、これまで3ヶ月で作ってきた作品

数は60着以上です。

 

私は、事前にすべてをイメージして製作するのではなく、手を動かしながらイメージを膨らませていきます。また、ショーに出る子たちがいればその人をみてイメージで作っていくこともあります。

 

着物のリメイクの過程として、着物を一から解き糸を取り、地直し（アイロン）をし、それからデザインに入るのですが、解いてみないと何が作れるか分かりません。

 

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アイドル活動をしている孫のステージ衣装です。

 

サイズ120センチくらいならばミニのフレアースカートが作れます。

 

 

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付下げを羽織に見立てロングドレスは黒留袖で仕立てました。

裾の柄合わせに意外と時間はかかりますが、

出来上がるとスタイルもよく着こなせます。

 

 

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3着分の着物の残り布を継ぎ合わせ作ったものです。

 

 

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袖の部分のフリルは衽を使いスレンダーなイメージで作りました。

 

 

 

 

 

今回のいただいたご支援はJUKIのミシン、ロックミシンの購入費用に使用させていただきます。

 

現在は1着の製作に、約1日半かかっています。これが新しいミシンになれば、だいたい6〜8時間で1着が作れるようになり、作業効率は格段に上がります。

 

 

 

 

 

私事ですが母の着物をチュニックにリメイクしたことがあります。形は変わりましたがこの着物を着ていた母の姿を思い出しました。小学校の入学式のために新調した付下げ、母が新調した着物に手を通し嬉しそうに帯を締めていた光景が写真のように見え何とも温かい気持ちになりました。

 

和服は何代にでも渡り着れるものです。その和服を洋服にリメイクし、思い出も一生に残せる仕事をしたいと思っています。

 

ミシンの新調でより良い環境で、より多くの作品を世に生み出したいと思っています。どうか応援のほどよろしくお願いします。