教育で未来を変える：フィリピン・トンド地区の子どもたちに希望を

▼自己紹介

はじめまして、私は喜多方ローターアクトクラブという団体で会長を務めております、佐藤正治と申します。

ローターアクトクラブとは、若い世代が地域社会や国際的な課題に取り組むための団体です。ボランティア活動やプロジェクトを通じて社会に貢献することを目的としています。

 

私たち喜多方ローターアクトクラブは地域社会に貢献できるような活動を行いながら、国際的な課題にも目を向けています。

その中でも、フィリピン・マニラにあるトンド地区は、私が初めて訪れたときからずっと心に残る場所です。そこには、厳しい環境の中でも明るく未来を夢見る子どもたちがいます。その夢を支え、彼らが貧困の連鎖から抜け出せるよう、今こそ行動を起こすべきだと考え、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

強烈な悪臭、大量のゴミの山、そのゴミの山を漁る子どもたち…

初めてフィリピンのトンド地区、スモーキーマウンテンを訪れたときの衝撃は忘れられません。

私がトンド地区を初めて訪れたのは2023年6月のことです。

ある先輩から「スモーキーマウンテン」というゴミの山で暮らしている人たちがいる、という話を聞いて実際に自分の目で確かめてみたいと思い、マニラのローターアクトクラブに連絡をとり、訪れたのがきっかけです。

そこに住む人々は日々ゴミを拾い、売って得たわずかなお金で生きています。その額はひと家族で$5ほどです。この現実が彼らにとって「当たり前」になっているのです。そんな環境の中でも、笑顔を見せる子どもたちの姿がとても印象的でした。

 

 

マニラローターアクトクラブを通じて出会ったのが「Young Focus」という教育支援団体です。

彼らは、教育を通じて貧困から脱出することが最も効果的であると信じ、子どもや若者たちに教育の機会を提供しています。

学業だけでなく、知的・感情的・心理的な成長を支援し、隠れた才能を引き出し、彼らが持つ可能性を最大限に発揮できるようにサポートしています。私もこの取り組みに強く共感し、何か力になりたいと強く思うようになりました。

2度目の訪問の際には、Young Focusが支援している子どもたちが作ったアクセサリーを購入し日本で販売するプロジェクトを行いました。

Young Focusで子どもたちに勉強を教えている先生や運営スタッフの給料は寄付金から賄われています。寄付金がなくなってしまったら、完全なボランティアになってしまい、先生やスタッフの生活にも支障が出てきてしまいます。

このような現状を踏まえて、2024年9月の3度目の訪問を経て、より具体的かつ継続的に支援を進める決意を固めました。

1人でも多くの子どもたちがこの過酷な環境から救われ、未来への希望を持てるように、教育の機会を提供していきたいと考えています。

↑Young Focusで行われている5つのプログラム

↓Young Focusの取り組み紹介（YouTube）

 

▼プロジェクトの内容

Young Focusと話していく中で、今後はICT教育に力を入れ、子どもたちがより効果的に幅広く学習できるようにしていきたい、というニーズが分かってきました。

そこで今回は、この子どもたちに必要なパソコンを提供し学びの場を支えることを目的に、ノートパソコン20台分の購入資金を募りたいと考えています。

子どもたちの学習の幅を広げ、より多くの学びの機会を提供することで、貧困から抜け出すための一助となれればと思います。

 

皆さまからご支援いただいた資金をPayPalにてYoung Focusへ送金いたします。

【資金用途】

目標金額：1,900,000円

1.ノートパソコン20台購入費用…1,518,000円

　※PHP=\2.53円として

　※ノートパソコン1台購入費用　30,000PHP＝75,900円

2.PayPal送金手数料（4％）…60,720円

　※1,518,000円×0.04

3.クラウドファンディング手数料（14％）…292,600円

　※目標金額1,900,000円×0.14×1.1

4.返礼品費用、他手配料…28,680円

 

↑まだ十分に整えられていない設備

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

Young Focusが掲げる「教育と支援を通じて、貧困地域の若者の生活と心を豊かにすること」のビジョンのもと、一度きりの支援にとどまらず、それをサポートする活動やプロジェクトを継続的に行っていきたいと考えています。

教育は短期間で成果が出るものではありません。1人でも多くのトンド地区の子どもたちが未来に希望を持ち、自分の道を自分の力で切り開けるようにサポートし続けていきたいです。

最後に…

私が直近にトンド地区を訪れた1週間後、その場所で大きな火災が発生しました。

ゴミからの自然発火が原因と言われています。

可燃物で簡易的に作られた家は焼けてなくなってしまいます。それでも彼らは、他に行き場所がなく、また同じ場所に家を建てます。

そんな危ない場所に住みながらも、笑顔を見せる子どもたち。彼らの笑顔を見て、1人でも多くの子どもたちの明るい未来に繋がる活動がしたい、という想いで今回のクラウドファンディングを始めました。

皆さまのご支援が、子どもたちを貧困のループから救う一歩となります。このプロジェクトに共感いただき、少しでも応援いただけたら幸いです。

 

※Young Focusの取り組み紹介（YouTube）の動画について、掲載許諾取得済みです

※Young Focusより、寄贈を行うことおよび名称掲載の許諾を取得しております