目指せ500人!フィリピンの子供たちへ文房具を届けよう!

目指せ500人!フィリピンの子供たちへ文房具を届けよう!

支援総額

126,000

目標金額 110,000円

支援者
14人
募集終了日
2019年9月8日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

 

自己紹介

はじめまして。宮崎千夏と申します。

私は、ときどき絵本の読み聞かせなどを行う地域のボランティア活動に参加している会社員です。今回初めてクラウドファンディングを利用させていただきます。長文になりますが、プロジェクト立ち上げの経緯からお読みいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 海外の子供たちへ目を向けたきっかけ

私は、社会に出て10年以上ただただ普通に会社員をしていました。世界には貧困などにより、困っている子供たちがいるということは何となく知っていたので、海外でのボランティア活動に興味はありましたが、特にこれといった行動をすることもなく過ごしてきました。

そんな中、TVで堀田さんという元会社員の男性が単身でガーナに渡り、子供たちのための学校を自力で建築している姿を見て、私も海外の子供たちのために何かできることがあるのではないか、私一人の力でも何か役に立てることを探してみようと思いました。

 

外国の友達に聞いてみた

私はオンラインで知り合いになったフィリピン人の友人がいます。

彼女の名前はカリーナといい、まだ働き始めたばかりの若い女性ですが

休日には貧困エリアの住む子供たちのもとへ行き、子供たちに文房具を買って配布したり、絵本を使いながらフィリピン語で英語を教えている心やさしい女性です。

カリーナに、私も子供たちに何かしてあげられることはないか聞いてみました。

 

 

学校はある。しかし…

カリーナ

「フィリピンには、学校はあるんだけれど、

お金のない家庭の子供は、

学校に着ていく服が無く、持っていくご飯が無く、

持っていく文房具も無いので学校に行くことはできない。」

そう私に教えてくれました。

 

日本に生まれ、日本の教育を何不自由なく受けてきた私には、カリーナの言っていることがすんなり入ってきませんでした。

しかし、子供たちが困っている現状を知った私は、実際に彼女の力になりたいと思い、カリーナに何か力になれることはないかと聞いてみました。

 

 

文房具を分けてほしい。使いかけで構わない。

すると、カリーナは

使いかけの文房具で構わないので、日本で不要とされている文房具をフィリピンの子供たちへ分けてくれないかと言いました。

そして、彼女は私が子供たちに直接文房具を手渡しすることを提案してきました。

 

「子供たちは、あなたからの贈り物をとっても喜ぶと思う。」

 

 

ミンダナオ島は思っていたよりも危険な地域

カリーナからの提案により、私は直接子供たちへ文房具を渡すことを計画してみることにしました。

彼女の住むところはミンダナオ島。

外務省のHPによると危険レベル3の『渡航は止めてください。(渡航中止勧告)』地域になっており、治安が不安定な場所だということが分かりました。https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2019T030.html#ad-image-0

 

 

 文房具を運びにフィリピンへ。

外務省HPの注意喚起に小心者の私はとても躊躇しましたが、

文房具を運ぶだけなら私にもできるかもしれないと決心して

ミンダナオ島に行くことに決めました。

そして、親戚や友達、会社の同僚から寄付してもらった文房具たちを重量制限ギリギリまでキャリーバックに詰め、ミンダナオ島に向かいました。

 

 

無事にミンダナオ島に着き、カリーナと合流することができ、私たちは子供たちのための文房具セットを作りました。新しい文房具と日本から持ってきた文房具をセットにし、日本の100円ショップで購入したシューズバックに詰めます。

カリーナは50人程度の子供が来ることを予想し、私たちは50人分の文房具セットを用意し、農村エリアに向かいました。

 

 

子供たちのもとへ到着。しかし…

いざ到着してみると現地に集まってきてくれた子供たちの人数は、

私たちが用意した文房具セットの数を大きく上回っていました。

 

手持ちの文房具を配布し終わった後、

目の前にはまだ何ももらうことができていない子供たちがたくさんいました。

 

日本から持ってきていた使いかけの鉛筆たちも急遽子供たちへ配ることにしましたが、数が足りないことは明らかでした。

そこで人数の調整を行うために振り分けが行われました。

 

「まだ何ももらっていない10歳以下の子供たちは、ここに並んでー!」

しかし子供たちの数のほうが多い。鉛筆が足りない。

 

「やっぱり、8歳以下の子供たちは、ここに並んでー!」

まだ鉛筆よりも子供たちのほうが多い。鉛筆が足りない。

 

どんどん年齢制限をかけ、人数を減らしていき、鉛筆を配るという事態になってしまいました。

 

 

私は罪悪感を強く感じ、その場に集まってくれた子供たちの顔を見ることができませんでした。

私が良かれと思って行った行動が不十分だったため、

結果的に悲しむ子供たちを作ってしまうことになってしまい、

本当にいたたまれない気持ちになりました。

 

農村エリアの人々の暮らしの現状

私が行った農村エリアから、買い物ができるエリアまで行くのには、車で1時間半かかり、

農村に住む人々の多くは車を持っていないため、車を持っている人に買い出しを頼み、買ってきてもらったものを分け合っているそうです。

フィリピンの賃金の統計を調べてみると

農業に従事するフィリピン人の最低賃金は1日働いて235ペソ。

日本円で約490円ということが分かりました。

 

https://psa.gov.ph/philippine-industry-yls/table/Wage%20Statistics

引用 PHILLIPINE STATICTICS AUTHORITY 内 

Wage Staticticsの Average Daily Basic Pay of Wage and Salary Workers

   (Agriculture, Forestry and Fishing)

 

文房具(特にノート)が高い。

子供たちに配布する文房具を購入するために、

配布日前日にフィリピンの文房具やさんへ行ったのですが、

日本とほぼ変わらない値段でノートが売られていました。

この価格設定では、経済的に豊かな家庭の子供でなければ学用品を揃えることは難しいと感じました。

 

自宅学習のきっかけを作りたい

今回の経験を通して、フィリピンには金銭的な余裕がないため、学校に行くことができない子供たちがたくさんいることを身をもって知りました。

 

せめて学校に行くことのできない子供たちに自宅学習のきっかけを作りたい。』

 

そう思い、私とカリーナは現在までに合計150人の子供たちのところに文房具を配る活動を続けてきましたが、現在は準備してきたお金が尽きてしまったため、活動をすることができなくなってしまいました。

カリーナと私の2人で計画して始めてみた今回のプロジェクトですが、実際に子供たちの住む現地に行ってみると、そこには私たちと同じ想いを持った子供たちの両親、近隣の住民がたくさんおり、子供たちへのご飯の配給や子供たちへのエンターテインメントの提供などの協力をしてくれました。

私たちの活動は学校を建てるなどの大きなプロジェクトではありません。

子供たちに文房具を配るというとても地道な小さな活動です。

ですが、いつかこの小さな1歩を継続させることによって、子供たちの教育環境が少しでも良い方向に進むことを願い、これからもこのような活動を続けていこうと思っています。

どうぞご協力をどうぞお願いいたします。

 

▽活動の様子の動画を作成しました。よろしければご覧ください。

 

▼プロジェクトの内容

マニラの地域とミンダナオ島にいる複数エリアにいる子供たちに文房具を支援します。

マニラにおいてはモンテンルパにある貧困エリアに住む子供たちのもとへ週に1度、ミンダナオ島においては農村エリアを含む子供たちのもとへ月に1度訪れ、文房具セットを配布し、その機会を利用して絵本を使った読み聞かせによる英語教育や礼儀作法を教えます。

1セット200円程度の予算でメモ帳、ノート、鉛筆、クレヨン、消しゴム、鉛筆削りを現地で購入し、それらに日本で寄贈された文房具なども合わせ、1つの袋に詰めます。

子供たちの住んでいるエリアに手分けして文房具を配りに行き、合計で500人の子供たちに文房具セットの配布を目標にします。

 

 

 

▽文房具セットを配布した時の様子です。

 

▽文房具セットを背負って自宅へと戻る農村の子供たち

 

見たことのない外国人に興味津々のマニラの子供たち。

一斉に話しかけてきてくれました。言葉は通じませんがとても楽しい時間でした。

▼リターンについて

文房具を受け取った子供たちの様子を写真にしたフォトブックや子供たちが描いた絵のポストカードをご用意しました。よろしくお願いいたします。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・プロジェクトの終了要項
2019年12月31日までに、マニラのモンテンルパ地区に住む子供たちとミンダナオ島カガヤンデオロ市周辺に住む子供たちへに文房具セットを500人分寄贈したことをもって、プロジェクトを終了とする。
 *目標金額以上に集まった場合は、更に文房具セットを購入し、より多くの子供たちに配布します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 

 

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プロフィール

北海道生まれの道産子です。鮭の町の石狩市で育ちました^_^ 運動は、剣道だけできます。 体力づくりのために小学校から高校まで剣道を継続していました。 最近また体力づくりのために再スタートしました^_^ その他、私は絵を描いたり、手芸をしたり、オカリナを吹いたりすることが好きです^_^ 最近は国内のことだけではなく世界のことにも目を向けられるようになりたいと思い、できることから少しずつ行っているところです^_^

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リターン

3,000


ありがとうポストカード☆彡

ありがとうポストカード☆彡

フィリピンの子供たちが描いた絵を加工し、ポストカードを作成して送付いたします(^^)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年12月

5,000


ありがとうフォトブック☆彡

ありがとうフォトブック☆彡

文房具を手にした子供たちの様子が分かる写真を掲載したフォトブックを作成し、1冊送付します。サイズは文庫本サイズを予定しています。写真は40枚以上掲載予定です(^^)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年12月

10,000


ありがとうポストカードとフォトブック☆彡

ありがとうポストカードとフォトブック☆彡

①フィリピンの子供たちが描いた絵を加工し、ポストカードを作成して送付いたします(^^)
②文房具を手にした子供たちの様子が分かる写真を掲載したフォトブックを作成し、1冊送付します。サイズは文庫本サイズを予定しています。写真は40枚以上掲載予定です(^^)

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年12月

プロフィール

北海道生まれの道産子です。鮭の町の石狩市で育ちました^_^ 運動は、剣道だけできます。 体力づくりのために小学校から高校まで剣道を継続していました。 最近また体力づくりのために再スタートしました^_^ その他、私は絵を描いたり、手芸をしたり、オカリナを吹いたりすることが好きです^_^ 最近は国内のことだけではなく世界のことにも目を向けられるようになりたいと思い、できることから少しずつ行っているところです^_^

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