今年も厳しい冬がやってくる。ネコ達の清潔で温かな生活のために

 

 

 

こんにちは、おりたてネコものがたりの岩渕です。ページをご覧頂きましてありがとうございます。

 

この活動は3.11東日本大震災によって被災した際、迷子ネコや置き去りにされたネコなどの二次被災ネコを救うべく私が個人で始めた活動です。

 

宮城県仙台市で2012年4月から「おりネコハウス」として殺処分を免れたネコたちや、多頭崩壊で行き場のなくなった常時80匹以上のネコたちを、ボランティアさんの協力をいただきながら保護し続けています。

 

 

 

ハウスで人慣れしたネコたちは、毎月行っている里親会に参加してご縁を見つけ、毎年50匹前後のネコたちが新しい里親さんに出会い、ハウスを卒業しています。

 

NPOでもなく、個人の集まりである私たちには資金がある訳でもなく、これまでもご寄付やクラウドファンディングによって活動を継続してきました。

 

ここまで続けられているのも、日頃から応援してくださっている沢山の方のお陰だと、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

これまで実施させていただいたクラウドファンディングでは、ネコの医療費や設備改修、厳しい冬を乗り越えるための光熱費を皆さんに助けていただきました。

改めて、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 

※いただいたご支援の使途、終了報告はこちらをご確認ください。

▶︎１回目　▶︎２回目　▶︎３回目

 

 

今回のクラウドファンディングでは、ネコ達の糞尿を運ぶための軽トラック購入と、ネコの家の光熱費をご支援いただきたいと思っています。

 

糞尿はまずは庭のプレハブで保管し、ハエが来ないようにスプレーを朝夕噴霧したり、ビニールを2重にするなどして工夫をしています。　

 

 

だいたい2日ほどで容量がいっぱいになり、その後ゴミ収集場に持っていきます。車内全体にビニールを敷き、糞尿が付かないようにして300キロ以上積み重ねます。

 

所持している車は、この1台のみ。おりたてネコものがたりの専用車はないため、私の個人車を使っています。

 

そのため、私自身の日常生活の移動の際にもちろん、里親会へのネコ搬送やTNR、病院への受診など、糞尿を運ぶ以外にも、全てに使っています。

 

 

糞尿を運ぶのは1週間に2度程で、その度に臭い消しや消毒を繰り返していますが、なかなか匂いは消えません。そして何より、ネコを病院に連れていく際に弱ったネコが何かの感染症などにかからないか、衛生面も心配です。

 

私的なところに行くにも、匂いがしなくなったのを確認してから使うため、行動に制限がされてしまいます。

そこで皆様のご支援で、おりたてネコものがたり活動時専用の排泄物を運べるトラックを購入させていただきたいと考えています。専用車として、ネコ達のために使わせていただきます。^※

 

※10月12日、13日の大型台風を経験し、災害の移動車としても使わせていただきたいと考えております。（2019年10月16日追記）

 

 

もう1つ不安なのは、寒い冬をネコ達が温かい環境で乗り越えられるかどうかということです。

 

ハウスは火の元が心配なので、ヒーターやストーブは使わずエアコンに頼らざるをえず、そのため冬場の電気代は高額になってしまいます。光熱費を抑えるために電力会社を変えたりと工夫をしていますが、体調の優れないネコのために入院室なども作ったため、部屋数の分、エアコンの台数も増え、それに比例して光熱費もかかっている状況です。

 

昨年のクラウドファンディングでは、1月〜3月にかかるネコの家の電気代を助けていただき、そのお陰で凍えるような東北の冬でもネコたちには寒い思いをせず、無事春を迎えることができました。

 

 

昨年、実際に掛かった光熱費は12月〜3月までで398,388円。今年もその状況は変わらないと予想されます。

 

ハウス維持のため節約や、生活費からの持ち出し、チャリティや募金箱を置かせていただく努力もしておりますが、それでも不足している現状のため、ぜひご支援をいただければありがたいです。

 

今年もネコ達が安心して冬を超え春を迎えられるように、どうかみなさまのお力をお貸しください。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

【資金使途】

いただいた支援金は、2020年3月31日までに軽トラック購入や、冬季電気代に充てさせていただきます。

軽トラック購入費    600,000円
冬季電気代（暖房費）    230,000円
クラウドファンディング手数料（税込）    176,000円
早期入金手数料    33,000円

 

 

ハウスにやってくるのは、元気なネコ達だけでありません。

 

気管虚脱の子は現在何ヵ月も入院が続き、東京の専門病院にも受診しました。交通事故の子ネコも助けましたが、脊髄損傷で入院中です。

 

 

 

「野良ネコが子ネコを産んで困っている。」

「アレルギーがありお世話ができない。」

そんなお問い合わせも多く、保護に向かいます。

 

そこからが大変で、感染対策で隔離室で体調管理したり、ウイルス検査・ワクチン・糞便検査を実施して、ハウスの子達をしっかりと守らなければなりません。

 

そんな子達がハウスで過ごしていく中で、元気になってくれることが私の一番の幸せです。

 

馴れている子もいない子も、朝夕に背中をそっと触ります。背中のゴツゴツした骨が手に当たらなければ、ご飯をちゃんと食べられている証拠です。

 

 

会計やネコのお見合い、トライアル、譲渡、ハウス清掃、チャリティーグッズ制作など、たくさんのボランティアさんに助けられてここまで活動が出来ています。

 

本当に感謝の毎日です。

 

それでもどうにもならないのが、やはり活動費用です。毎年皆さまに重ねがさねのお願いとなりますが、どうか応援・ご支援よろしくお願いいたします。

 

 

 

「おりたてネコものがたり」は、1匹でも多くのネコたちが、幸せに暮らしていくことを願っています。

 

そのために、地道な活動ですが、これらも私の役割をしっかりと果たし、今目の前にいるネコたちをできる限りサポートしていきます。