台風19号の被害を受けた山形県黒川、館へ支援募金プロジェクト

2019年10月12日に日本に上陸した台風19号。

関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害が出ました。報道では全国各地の被害状況を取り上げていますが、山形県川西町の犬川という地区も被害を受けました。

特に黒川(くろかわ)と館(たて)という地域では、多くの家が床上浸水に見舞われるなど深刻な状況です。この地域はのどかな場所で農業が盛んな地域です。ほとんどの家庭が農業を営んでいます。

しかし、今回の被害で家屋や小屋、農機具が使いものにならず、農業を辞めようかと考えている家庭も多数あります。

そんな方々にこれからも黒川や館で生活してもらうため、農業を続けてもらうためにも、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

農業を盛り上げたい or 農業が好きな同志の皆さん、被災した農家復旧にご協力をお願いします！

 

ページをご覧いただきありがとうございます。犬川を浸水被害から救う会の遠藤僚太です。

私は山形県川西町犬川出身です。今回台風19号の影響でその犬川が被害を受けました。特に黒川、館という地域の被害は甚大です。

しかし、報道では他の地域が取り上げられることが多く、なかなか皆さんに現状を知ってもらえません。そこで今回全国の方々に少しでも知ってもらえるように活動を開始することとしました。

 

黒川、館の家屋、農機具の被害は甚大です。

 

私たちが把握している限りでも、床上浸水した家庭が30件近くあります。

床下浸水した家庭、農機具が故障した家庭を含めると50件を超えます。

そこで今回、クラウドファンディングを利用した募金活動を開始することにしました。

皆様にご協力いただいた支援金につきましては、READYFOR様への手数料と活動経費(リターンの準備等)を差し引いた全額を、対象地域の救済に充てさせていただきます。

 

 

 

ー農産物の被害、農機具の被害がほとんどの家庭ででていますー

 

下の写真は少し水が引いた後に撮影したものですが、

黒川と館では大の大人の腰ぐらいまでの深さまで浸水がありました。

そのせいで、小屋などに保管していた農産物や農機具が水に浸かり、

使い物にならない状況です。

 

 

 

写真はある家庭の小屋の写真です。

袋に入れていた米が浸水により散乱し、腐敗が進んでいました。

この家庭だけでも捨てた米は2トンを超えます。

 

 

ー家屋も畳/床板の交換や消毒のために石灰をまく作業が必要ですー

 

床上まで浸水した家庭では、畳や床板が使いものにならないため交換、張替えなどの作業をする必要があります。また、仏壇やテーブル、棚も汚い水を被ったため想像以上にボロボロになってほとんど使い物にならなかったりします。そういったものを移動するだけでも手間ですし、修理や交換を行うにもかなりの費用が発生し、各家庭がかなり厳しい状況です。

 

 

 

床下に石灰をまくだけでも30万円程度かかったり、畳を裏返してもらうだけでも20万円近くかかります。畳を新しく購入するとなればそれこそかなりの費用が発生します。そのため、自分たちでできる範囲は自分たちでやろうと必死に頑張っている家庭も少なくありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

▼クラウドファンディングを活用する理由

テレビや新聞では、大きな町やさらに大きな被害を受けた地域ばかり取り上げられます。恐らく補助金もそういった地域がメインで使用されることでしょう。それは至極当然なことだとは思います。しかし、私たちの地域も確実に被害を受けています。これからどのようにして生活していけばいいか真剣に悩んでいる家庭も多数ある状況です。そういった方々の現状を少しでも全国の皆さんに知ってもらいたいですし、もし可能であれば少しでも協力を頂けたら非常にありがたいです。

訪れたことのある方ならわかってもらえると思うのですが、山形県は非常にのどかで温かみのある県です。それは、黒川と館でも同じです。本当に良い人ばかりで素敵な町だと思います。そんな方々に少しでも普段の生活に早く戻ってもらいたい。農業を引き続き盛り上げてほしいという思いからクラウドファンディングを活用することに決めました。

 

 

 

農業を盛り上げたい or 農業が好きな同志の皆さん、

山形県が好き、山形県民が好きな皆さん、

被災した農家復旧のご協力をお願いします！

 

▼皆様から頂いた支援金の使用用途について

今回のクラウドファンディングで皆様からいただいたご支援は、「黒川」と「館」の農家の復旧・復興作業にかかる費用の支援金として送らせていただきます。

具体的には、

「黒川」と「館」の地区長並びに地区役員に活動資金を差し引いた金額の支援金を全額お渡しします。

今回黒川と館に支援を決定した理由は、農業が盛んな地域で農業/農家に対する被害が大きい地域だからです。

ニュースでそれほど取り上げられてはいませんが、被災された家庭のほとんどは家具家電を大量に廃棄しました。また、農機具も使い物にならないものが多数あるわりに保険適用外で支援してもらうことができないからです。この地域が早く蘇り、農業を盛り上げていってほしいという思いから、今回の支援を決定しました。

そのため、今回皆さんの力をお借りして復旧・復興を行わせていただきたいと思います。

 

以下はご協力いただいた支援の使い道になります。

※記載しているもの以外でももしかしたら保険や補助金が適用されるものがあるかもしれません。

・穀物乾燥機の修理代の一部に使用　（修理代20万円～40万円）　

・トラクター修理代の一部に使用　(修理代50万円)

・軽トラックの購入費の一部に使用　(新車150万円。そのうち60万円程度が保険適用)

・床板の張替え費用の一部に使用　(20万円)

・畳の交換費用　(20万円～30万円)

 

 

下記のブログで写真や状況等を載せています。

なかなか進捗がないため更新は遅いですがご了承ください。

https://ameblo.jp/ryotaendo0710/entry-12537703594.html

 

★リターンについて

今回のご支援頂いたお礼として感謝のメールや報告を行わせていただきます。

また、1万円以上のコースをご支援頂いた方へ犬川で生産した美味しいお米を送らせていただきます。

支援いただいたお金につきましては手数料と活動経費を除き、全額を黒川と館にお渡しします。

 

■支援コース
500／1,000／3,000／5,000／10,000／30,000／50,000／100,000

＜内容＞

・川西町で生産した美味しいお米
・感謝のメール
・基金の支援の実績・支援先の生産者からのご報告

　報告は報告書（紙）を郵送いたします

 

 

 

 

 

 

プロジェクト終了要項

寄贈するもの    
支援金

寄贈個数    
100万円

寄贈完了予定日    
2020年3月31日

寄贈先    
黒川地区 代表者名:江袋實
館地区　代表者名:奥村昭則

その他    
目標金額以上集まった場合は、全て寄贈先に寄贈します。