つくばで子どもたちに芸術鑑賞を！無料の演劇鑑賞会を開きたい！

こんにちは！つくば子ども劇場です。

先日、本プロジェクトの実行委員会　会議がありました。

 

地元企業・商店のみなさまに寄付をお願いするための資料作成と、

現在の状況を共有するための会議です。

 

クラウドファンディングについての報告を行い、

早速のご寄付のお申し出に一同感謝感激でした。

 

（劇場の事務所での会議　ごちゃごちゃしたところですが……）

 

仮チラシも作成し、寄付のお願いにまわります。

本チラシは９月以降に作成され、小学校や近隣の交流センターに配ります。

協力者のお名前をチラシに掲載させていただくことになっています。

 

つくば市は広いですが、どこの地域で公演を予定していても、

必ずご寄付いただいている事業者さまも多数いらっしゃいます。

「地域の大人」を超えて、「こどもの未来を考える大人」として、

みなさまにご協力いただいていることを感謝し、

その思いを大切にしていこうと思っています。

 

小学校開催にこだわる意味

 

わたしたちが、小学校を会場にすることには意味があります。

それは、「子どもの生活圏」を大切にする、ということです。

 

子どもにとっての「地域」「地元」とは、「学校」に直結しています。

友達がいて、自分の足で行けて、なじみの大人がいて、

そこは彼らにとっての「安全圏」でもあるのです。

 

「あそびに行ってくるね！」

「いいよ、気をつけて！」

そう言って子どもを送り出せるのは、小学校校区内まで、ですよね？

 

自分の意志で行動できる範囲で公演を行う。

 

「安全圏」が確保されてこそ、「子どもの自由意志」を尊重できる。

 

わたしたちは、そう考えています。

 

経済的な困難を抱えている家庭は、文化・芸術体験にお金を払うことを躊躇してしまうでしょう。

もっと緊急なことがらがたくさんあるからです。

「県民の日」で学校が休みといっても、親御さんの多くは働いています。

 

それでも、いつも通い慣れた学校で、こうした公演があるとしたら、

子どもは無料のアナウンスがあれば、

「お友達と行ってきなさい」と安心して送り出してもらえる可能性が

高くなります。

 

また、開催小学校区の児童館クラブに所属している児童は、

先生に引率をお願いしてご招待をしています。

 

すべての子どもに平等にチャンスを！

 

そんな理念から、小学校での開催をお願いし、

校長先生をはじめ、先生方のご理解とご協力を得て、

毎年の活動が続いています。