プロジェクト概要

3.11より前に撮影された宮城県仙台市沿岸部のまちの写真と、被災後の今を定点撮影した記録集「オモイデ ピース」を製作し、全国の図書館に寄贈したい!

 

初めまして。佐藤正実と申します。もともと「仙台の原風景を観る、知る。」をテーマに、書籍等の自主企画・製作を行ってきました。そして、それらの素材を活かし、昭和時代に撮影された“デパート屋上遊園地”や“蒸気機関車が行き交う駅周辺”の写真など、昔の町並みを写した写真を見ながら想い出を語っていただくという活動を行ってきました。

 

(“仙台の原風景を観る、知る。”をテーマに発行してきた書籍類)

 

2011年3月11日-。津波被災によりなくなってしまった、かつての風景。まるで、そこに暮らしていた人びとの生活、想い出までもがなくなってしまったかのようでした。風景をもとに戻すことはできませんが、地元の人々が想い出を語り合うためのきっかけとなるものを作りたい、そして、もともとあった町の姿を県外の皆さんにも知ってもらいたい、そんな震災前のまちの様子が分かる写真集を作りたいと思っております。

 

散らばった想い出の小片(ピース)を集めたいという願いを込め、本のタイトルを「オモイデ ピース」としました。この本の製作と全国図書館に寄贈するためのご支援をどうぞお願いいたします!

 

(【上】2007年‎5‎月‎7‎日震災前の仙台市若林区深沼海岸バス停 撮影/工藤 寛之さん 

【下】2013年‎7‎月‎5‎日震災後の同場所 撮影/工藤 寛之さん)

 

◆まちと人の原風景を観て知ってもらい、“想い出のピース”を集めたい。

 

東北の震災復興を牽引する役割を担う宮城県、仙台市。今後、ますますこの街を訪れる人は増えていくことでしょう。

 

来訪者にはこの記録誌を手にとっていただき、震災前と、後とを見比べることで、もともとあった町の姿をイメージしながら現地を巡ってもらえたらと思います。それと同時に、地元の人々には、「かつての風景」となってしまった風景から想い出を語りあってもらったり、復興後の未来を思い描くためのきっかけになればと願っています。

 

製作する記録誌は、全国106ヶ所の都道府県立図書館に寄贈させていただく他、今後開催する3.11ツアー参加者に無償配布、仙台市内図書館・市民センター、仮設住宅にも寄贈させていただきます。また、寄贈残数は書店での販売も検討中です。

 

( 「もういちど見てみよう3.11ツアー」では震災前の写真も用意し解説)

 

◆3.11以後に製作、活動してきたこと。

 

東日本大震災後、多くの市民の皆さんのご協力により、2012年3月「3.11キヲクのキロク」、2013年3月「3.11キヲクのキロク、そしてイマ。」を編集しました(発行/NPO法人20世紀アーカイブ仙台)。

 

また、2011年10月からは、「3がつ11にちをわすれないためにセンター(せんだいメディアテーク)」との共同事業「3.11市民が撮った震災記録写真展」を開催。その後、この企画は全国・海外の皆さんのご協力・ご支援をいただき、各市役所や図書館、大学、市民センター、空港など110ヶ所で開催してきました。

 

市民が撮った震災記録写真1,500枚を掲載した「3.11キヲクのキロク」と、1年後の様子を定点撮影した「3.11キヲクのキロク、そしてイマ。」

 

(2013年3月4日~22日 せんだいメディアテークとの共同事業「3.11定点観測アーカイブパネル展」)

 

◆震災直後と現状を撮る定点撮影を盛り込んだ3.11ツアーを開催

 

昨年度からは、仙台市との「震災メモリアル・市民協働プロジェクト」活動の一環として、大学生が中心となり「もういちど見てみよう3.11ツアー」という被災地ツアーを行いました。

 

このツアーでは、未曾有の大震災と言われる被害の大きさを知ってもらうだけではなく、その土地の「歴史」を知り、震災以前の人びとの「暮らし」を知ることで、町の歴史をつなげていきたい。そして若い世代の人たちも含め、後世に残す意味を一緒に考えて企画・運営することをコンセプトとしました。

 

(2013年9月28日 在仙外国人をゲストに迎えた「もういちど見てみよう3.11ツアー」。大学生が中心となって企画・運営、全6回開催)

 

 

◆「もともとのまちの様子がわからない」というツアー参加者の声がきっかけ。

 

今、建物の解体、更地化、そして建設と、急速に変化し続ける沿岸部の風景を見ていると、かつてそこに町があり、人びとが暮らしていた、ということをイメージするのは容易ではありません。初めて訪れる方々にとってはなおさらのことでしょう。

 

実際にツアーを行ってみると、参加者から「震災以前のまちの姿を見てみたかった」という声が数多く寄せられました。

 

(【上】2011年3月21日津波の爪痕が残る名取市名取IC付近 撮影/三浦隆一さん 
【下】2013年9月14日2年半後、稲刈りを待つ同場所 撮影/佐藤正実)

 

 

◆仙台市沿岸部で「語る会」をお手伝いさせていただいて再認識した「想い出」という力。

 

一方で、震災から3年経ったいま、「3.11以前に撮られたかつての風景」は新しい意味を持ち始めました。

 

今からではもう撮ることができない、生活の一コマが写された大切な「わたしたちの宝物」となったからです。(本誌製作にあたりましては、お二人の方から震災前に撮影された写真をご提供いただく予定です)

 

また、2012年から2年間サポートさせていただいたプロジェクトがあります。仙台市沿岸部の仮設住宅で昭和時代の写真・映像をご覧いただき想い出を語ってもらい、それを書籍化するというものでした(発行/六郷・七郷コミネット)。

 

この語る会では、他の町と相互に手伝った田植えのお話や町が一丸となって盛り上がった運動会のお話など、予定時間を大幅に超えて盛り上がることもしばしばでした。

 

被害の大きさだけがクローズアップされて伝えられることが多い沿岸部ですが、もともとそこには生活があり、そこに暮らす人々がいました。古い写真や映像をみんなで見て語るという場において、それらは震災前以上に想い出を語る素材となりうること、そして、想い出が町の歴史をつなぎとめ、想い出の力は辛い記憶を優しく包み込むということを、改めて感じさせてくれました。

 

(仙台市沿岸部の「語る会」の様子)

 

前回「全国47都道県立図書館に市民が撮った3.11記録集を届けます」として挑戦し、おかげさまで多くの方々のご支援により達成することができました。


今回は、震災前と後とを定点撮影した記録集「オモイデ ピース~ここからはじまる、まちとひと。」を製作し、全国47都道府県立図書館に寄贈することにチャレンジいたします。全国のみなさま、どうかこの実現に、お力添えをお願いいたします!

 

 

引換券について

 

・ご支援サンクスカードをお送りいたします。
・本プロジェクトで製作する記録集「オモイデ ピース~ここからはじまる、まちとひと。」の巻末にお名前を記載します(本名、ログイン名どちらも可)。
・震災前・後のまちの様子を写したオリジナルポストカード8種類をお送りします。
・本プロジェクトで製作する定点観測記録集「オモイデ ピース~ここからはじまる、まちとひと。」1冊をお送りします。

 

5万円引換券限定

・仙台市宮城野区、若林区、名取市沿岸部をまわる「3.11ツアー」にご招待します。
「オモイデ ピース~ここからはじまる、まちとひと。」に掲載されている現地をご覧いただき、震災状況やまちの成り立ちなどをガイドする4時間程度のツアーです。10~11月の土曜日に開催予定、昼食、ツアーパンフレット付き。(※仙台駅までの交通費、宿泊費はご負担いただきます)

 

10万円引換券限定
・ご支援者ご自身が自由に使える4ページ(本紙と同用紙、カラー印刷)を巻末にご用意します。
ご用意いただくのはメッセージ(手書き可)や写真、などのPDFデータ「4ページ分」。ページを綴じ込み製本したあなただけのオリジナル記録集「オモイデ ピース~ここからはじまる、まちとひと。」を10冊お送りいたします。(※PDFデータ等の詳細につきましては後日打合せをさせていただきます)

 


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