作家の小松左京氏が阪神淡路大震災の発災後75日目から書き始めた「大震災'95」。

「当事者一人一人のまずとるべき対応は。『記録』をとる事であろう。なぜなら、こういったあまりにも巨大で、異様な現象のもたらすすべての情報は、現在の公共機構やマスコミをもってしても、とてもとらえきれるものではなく、当事者一人一人が、『センサー』になる必要があるからである。」(P12「はじめに」より引用)

東日本大震災発災後、私たちが大切にしてきた“市民目線で震災を記録する”という作業。それを小松左京氏が言う“市民センサー”という言葉に置き換えてみると腑に落ちます。行政やマスコミが行う記録と、市民が行う記録はそれぞれ違いがあっても良く、むしろ違いがあるからこそ、それぞれが記録し続ける必要があるのでしょう。

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