「ふくしまミエルカPROJECT」クラファン終了報告
昨年、実施した「ふくしまミエルカPROJECT」継続のためのクラウドファンディングにご参加いただいた皆様、多大なご支援をいただきまして本当にありがとうございました。本クラウドファンディング終了のご報告をさせていただきます。ご支援いただいた皆様お一人お一人に、心より感謝申し上げます。
皆様からいただいた寄付金は、「ふくしまミエルカPROJECT」ウェブサイトの運営、冊子「福島の今とエネルギーの未来 」の刊行、3.11国際シンポジウムの開催、また原発やエネルギーに関するわかりやすいインフォグラフの制作費用に当てさせていただきました。
下記、収支報告になります。URLに制作した映像や記事を載せていますので、是非ご覧ください。
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【収支報告】
- 冊子「福島の今とエネルギーの未来 2023」制作費(執筆・デザイン・印刷・配布) ... 約120万円
https://foejapan.org/issue/20230428/12579/
- 3.11 国際シンポジウム開催費用(登壇者謝礼、通訳、会場費、広告、運営)... 約50万円
https://foejapan.org/issue/20230130/11325/
- ミエルカWEBサイトの運用、データ作成、翻訳費用 ... 約30万円
- ALPS処理汚染水(注)をめぐる情報発信(Q&A作成・翻訳・印刷、集会運営、広告) ... 約70万円
注)ALPSで処理されているが、まだトリチウムやその他の放射性物質が残留
していることから、FoE Japanは「処理汚染水」と呼ぶこととしています。
https://foejapan.org/issue/20230801/13668/
https://foejapan.org/issue/20230810/13865/
https://foejapan.org/issue/20221122/10382/
- 原発の運転期間延長など原発推進GX法案に関する情報発信(動画制作費、Q&AWEB版・パンフレット制作費、セミナー・集会、広告)... 約120万円
原発の運転期間 「原則40年」ルール 緩めてしまっていいの!?
【HP掲載に関して】
「ふくしまミエルカPROJECT」HPへのお名前掲載に関しては、現在特設ページの制作を進めております。大変お待たせして恐れ入りますが、公開時には改めてご報告させていただきますのでもう少々お時間いただけますと幸いです。
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このクラウドファンディングの後も、原発の運転期間延長などを盛り込んだ原発推進GX法案が可決され、さらには福島第一原発でタンクに保管されているALPS処理汚染水の海洋放出がはじまってしまいました。政府・東電は「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」と約束していましたが、その約束は反故にされました。
今もなお見えない不安を抱えて暮らす福島の人々の声を伝えていくため、私たちはこれからも原発事故被害を「見える化」し国際的に情報発信していきたいと考えております。
今後の進捗状況は、FoE JapanのHPやSNSなどで随時発信いたしますので、引き続きご注目いただき、お知り合いの方へのご紹介やSNSでのシェアなどのご協力をいただければ幸いです。
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X(旧Twitter) https://twitter.com/FoEJapan
Instagram https://www.instagram.com/foejapan/
改めまして、みなさまのご支援に心から感謝しております!!
今後とも、お力添えの程どうぞよろしくお願いいたします。
国際環境NGO FoE Japan
原発チーム:満田夏花、吉田明子、矢野恵理子、深草亜悠美、松本光
広報:舞木瑞季