農産加工品：元気実感食「玄米君」で沢山の人に健康を届けたい！

夢２１という健康雑誌の中で琉球大学名誉教授伊藤悦男さんは、私は琉球大学医学部で教鞭をとりながら、３０年近くに渡ってガンの治癒に効果があるとされる食べ物の研究を続けて来ました。その中でも琉球大学を定年退官するまで続けていたのが「各種穀物及び玄米に含まれている抗癌成分」というテーマの研究です。様々な食材を調べていくうちに私の興味は雑穀類、特に玄米へと移っていきました。なぜなら抗癌作用が一番強いのは玄米であることが判ったからです。私は研究室の学生たちと数えきれない実験を重ね、ついに世界で初めて玄米に含まれる抗癌成分を特定、その作用機序（効果と副作用）を解明しました。玄米の抗癌作用とは米糠の部分に含まれているRBAとRBFと名付けた成分です。少し専門的になりますがRBAは多糖類の一種（αグルカン）で私たちの身体が持っている免疫（病気から体を守る働き）を強力に活性化することがわかりました。多糖類のうちキノコ類に含まれるβグルカンも免疫力を向上させることは良く知られていますが、αグルカンにも同じ作用があることを初めて発見したわけです。もう一つの抗癌成分であるRBFは癌細胞が生きていくために必要なエネルギーを熱に変え浪費させることによってエネルギーを補給出来なくする作用を持っています。つまりガン細胞を兵糧攻めにするのです。この作用によってガン細胞は核のDNA（デオキシリボ核酸、遺伝をつかさどる生体物質）が断ち切られ、細胞分裂（増殖）が出来なくなります。RBFはこのようにしてガン細胞のアポトーシス（自ら死に至る細胞死のこと）をうながすのです。以上の研究結果からも玄米がガンの特効色であることは明らかです。（以上夢２１の記事より抜粋）