保護犬を幸せわんこに。 重度の心臓病が見つかった愛犬の手術をしたい

▼自己紹介

皆様、見ていただき本当にありがとうございます。わたくし、仲摩（なかま）と申します。

そして今回支援をお願いしたい愛犬のナナ、ミニチュア・ピンシャーのチョコタン２０１７年７月生まれ　現在３才の女の子です。（写真右）

 

↑愛犬。ルピー♂と、なな♀です。

 

 

ナナとの出会いは２０１９年８月、インターネット掲示板で里親募集の投稿を見て知り１週間後にようやく対面が実現しました。

 

飼育放棄でした。ナナは必要な感染症予防を受けないまま外で飼われていて、引越し先では家族と会えない個室で閉ざされた生活をしていました。元気すぎる、いたずらをする、吠え声がうるさい、床に傷がつく、個室に隔離している理由はどれも人間都合の身勝手なもので、１日のうち人と接触するのは給餌のときのみ。糞尿はその時に取り除くまではそのまま・・・ナナは生まれてからの２年間、楽しいはずの毎日を寂しく過ごしていました。

 

↑保護当日。よそよそしい表情。脱毛も多くあり、ストレス環境にあったことが一目でわかります

 

 

会ったその日からトライアル開始、当時のナナは私を怖がりました。初めて会った人に連れ去られるんだもの、想像以上のストレスを感じていたことと思います。

 

↑我が家に来て１時間、こんなふたりを見てとても嬉しかったです。

先住犬ルピーとはとても相性がよく、まるでずっと一緒に暮らしていたかのような仲の良さ。相変わらず私との距離はとってる。抱っこしようとすると固まる。私が物を取りたくて手を上げるとギュッと体が縮こまる・・・。一体過去にどんな生活をしていたのか？そんなことも思い始めた矢先のことでした。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

ある日散歩をしていたとき。ナナの呼吸が乱れたように感じました。直感で、おかしいと感じトライアル中のため飼い主に許可をとり病院へ。かなり進行したレベルの心雑音が見られるとのこと。。動揺しながら、診断を求めに１件目の病院へ。とある先天性心疾患の診断がなされ、進行度合いから手術は不可との判断。とても悲しく涙がとまりませんでした。まだ、ナナと一緒にいたいのに・・・当日はずっとずっと、泣き続けました。

 

 

この時点でトライアル３日目。重い心疾患があることを飼い主に伝えると、直前まで譲渡を渋っていた飼い主も手放すことを決断してくれました。病気だから、もう要らないんだ・・切なくもなりましたがポジティブに考えると、バトンを受け継いだような気持ちになりました。どんな環境であれナナを２年間生かしてくれた飼い主も、ナナを最期まで看取る私も、どちらもナナの親であることに変わりないのです。この日を境に私の中に より強い覚悟が芽生えました。この日の私の感情は、ずっと忘れません。

 

そして迎えた正式譲渡の日。たった１週間しか過ごしていないのにいつしかナナは私に抱きつき膝の上で安心して眠ることも増えました。来年、半年後、来月、もしかしたら・・・明日死んでしまうかもしれない。経験したことのない不安と闘う日々が始まります。

 

↑正式譲渡当日　こんなに甘えた表情を見せてくれるようになりました。

 

 

正式に譲渡を受けた翌日。２件目の病院へ行きました。代々飼い犬を診ていただいている、とても信頼できる先生です。ナナは何度も大変な検査を乗り越えてくれました。そして、ここで出た診断が「先天性肺動脈弁狭窄症」。２件目までにふたつの病気が候補にあがりました。これをさらに確実にするために、県で一番の心臓の先生に診てもらうために紹介状を出していただきました。

 

 

さらに翌日。ななは連日つらい検査に耐えました。検査を終え、出た診断。「先天性肺動脈弁狭窄症　中度の末期」「肺高血圧症」「右心肥大」。もう確定です。間違いありません。この診断は２０１９年１０月。今から約１年前です。この１年間は”楽しい・幸せ、甘えること”を体験してほしくて、クスリを飲ませ体調をみながら思いっきり遊ばせました。

 

そして迎えた１年後２０２０年９月の定期検査。出た結果は、「重度」。ついに最終段階に突入しました。

・・・大きく悪化していました。

ここから先はいつ症状が出るかわからない。

ナナの場合、苦しいことを我慢している可能性が高いようで、ある日突然、死んでしまうかもしれない。と言われました。

心臓が破裂しても、急に心臓が止まっても、ナナは最期まで楽しい時間を過ごしていたいよね・・・。

 

 

１年間にわたり”楽しい・幸せ”を教えてしまった私がいけなかったのか、全てのことを我慢させるべきだったのか、何が正しかったのかわかりません。毎晩 夢を見ながら眠る、そんなナナを見て思い悩む毎日です。

 

 

と　ここに来て、どうにか出来るのか、心臓の先生方が沢山考えてくださって、手術についてご提案いただきました。

 

手遅れにならないよう決断は急いでほしいと先生。だけど・・資金が、足りません。

お金が足りないことを理由に、ナナの命を幸せを、諦めたくありません。。。

貯金やハンドメイド収入をもっても、２か月のうちに１００万円を貯めることはとても難しいことです。

 

そこで皆様にご協力をお願いしたくプロジェクトを立ち上げました。

 

作戦は、以下です。

 

▼プロジェクトの内容

 

肺動脈弁の狭窄を改善するための手術を行います。

 

 

 

↑まずは、この一年間にかかった治療費・検査代を公表します。

 

心臓には現在も常に負担がかかっている状態で、狭窄をこのまま放置しておくと心臓はどんどん疲れ果てていき、心不全を起こします。合併症があれば、ますます死のリスクは上昇します。ナナの場合は血液の逆流、心肥大などあり程度は「重度」と診断されているので、現状は症状がないにしても状態はよくないのだと思います。

 

現在は心臓に対し「心臓さん。まぁゆっくりいこうよ＾＾」とそっと支えてくれるお薬のみを服用していますが、これはあくまでも対処療法で、改善がみられるものではありません。ナナと出会ったこの１年、少しずつお薬の量が増えてきました。

 

来年も引き続き内科的治療が出来るのか、それともナナが虹の橋を渡るのが先か。

いつ、ナナの命が尽きてしまうのか、先生でさえ見当はつきません。

 

肺動脈弁狭窄症は、目立つほどに大きな症状は出ず、症状が出た時には手遅れになっていることが多いのだそうです。症状は「咳・呼吸が早い・すぐ疲れる・あまり動こうとしない・呼吸困難・失神」など。そして一番悲しい症状が、「突然死」それだけは絶対に避けたいのです。。

 

最近は他犬と比較すると疲れやすく、寝ている時間が増えているように感じます。

また、先住犬と遊んだ後　肩全体を動かし大きく呼吸する様子も見られるため、もしかするとそれは症状のひとつなのかもしれません。

 

 

10/8、まずは一歩を進むべく、熊本から横浜にあるJASMINEどうぶつ循環器病センターさんに行き、手術がまだ間に合うかどうかの検査を行い、無事にクリアしました。

 

 

 

この日の検査結果は数値が少し安定しており、中度の末期あたり。

血液検査もしましたが、この子は本当に、心臓以外は完ぺきな健康体でした＾＾

いつかいつかと夢見ていたJASMINEさん。仲間に背中を押されたことで踏み出した大きな一歩。

無事に診てもらえて、心底嬉しかったです。

 

 

熊本から横浜の病院まで　片道でおよそ７時間でした。

とても長い旅　ナナはこんなに小さなリュックの中で一生懸命がんばりました！！

 

 

↑乗換のため一旦外にでました（博多）初めての新幹線、とてもお利口さんでした♡

 

 

JASMINEさんでは、開きづらいナナの肺動脈弁がスムーズに開閉するように人工的に弁を作ることと、狭くなった道をナナの中の組織を一部使い拡張する方法によりナナの体内の血流を少しでも良好なものにして、ナナを救ってくださるそうです。

 

 

 

□術前検査代 ・・・ 計７万円

□検査時の新幹線移動費・宿代（熊本→横浜） ６万円

□手術代 ・・・ ７０万円

□入院費（５日）・・・ ５０万円

□手術時の新幹線移動費・宿代（熊本→横浜） １０万円

□術後検査 ３万円×年４回、２年目以降３万円×２回  ２年目までに１８万円

 

※術後の検査・移動費・宿代（熊本→横浜）は術後最低２回は必須 合計１２万円　

術後の検査については金銭的負担を考慮し、私が住むエリアで検査を引き継いでくださる病院を今後探していきます。

 

他　READYFOR手数料 ・・・ 支援金額の１２%

 

２年目までに推定１７３万円支出見込み。 プラスREADYFOR手数料

３年目も検査は続きますので出費は多くありますが、２年目までに安定軌道に乗せます！！

 

 

 

・・・ちなみに予想される成功率は９５％。

状況により異なるものだとわかっていても、ついつい、期待してしまいます。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

この作戦が成功すると今ナナが辛いと感じる状態が大きく減少します。

手術がうまくいくとより沢山のおともだちと楽しく遊ぶことができるようになります。

 

念願のドッグランに行ける日が来るかもしれないのです。♡

 

 

正直なところ、

ご支援いただく皆様にとっては大きなリターンはありません・・・。

 

ですが、巡り合わせで出会ったひとつの命が、繋がります。

それは何よりも大きなリターンだと　私はそう感じています。

 

 

今回挑戦する手術は、目に見える症状が出始めたらもう不可能となる手術・・・

「今だから挑戦できる手術、今しかできない手術」なんだそうです。

 

幸い、まだ間に合う状態で、だから先生は決断を急ぐようにと言ってくださっています。

・・つまり時間がありません。

 

おともだちと遊ぶことが大好きなナナ。

一日でも一分でも長く、つらくない呼吸で犬生を謳歌してほしいです。

 

 

あまりにも力が入りすぎ熱く語ってしまいごめんなさい

 

２年の孤独で過酷な生活を経てようやく幸せを掴んだ保護犬ナナ、

３年間ずっと呼吸がツラいことをひた隠し 今を必死に生きる愛犬ナナ。

 

手術が成功しても寿命を全うできるかはわからない。

だけど、だからって、それを簡単に諦めたくありません。

 

いつか必ずやってくる最期、

「よく頑張ったね　キツかったね　でもすごく楽しくて幸せだったでしょう　私たちもナナと出会えて本当に幸せだよ　心からありがとう　ずっとだいすきだよ」と胸を張ってナナに伝えて天国へ送り出したいです。

 

出会いは　少し寂しい出会い方でしたが、今やナナは誰からも愛され守られ大切に想ってもらえる、みんなを惹きつけるとっても可愛い子に生まれ変わりました♡

そんなナナを、ナナを一番近くで支える者の代表として、守り抜きたいです。

 

それでも私の力だけでは達成できない、とても大きな計画ですので、今回皆様にご相談させていただきました。

 

本プロジェクトは目標金額に1円でも満たなければ成立しない仕組みになっています。

このコロナ禍　出費ばかりかさむ毎日の中でのお願いとなってしまったことも申し訳ないのですが

皆様どうか、ナナに暖かいご支援を宜しくお願い致します。

 

 

長いメッセージ　さいごまで読んでいただきありがとうございました。

ご縁に　感謝申し上げます。

 

 

 

 

※本プロジェクト成立後から手術までの待機期間中に万が一亡くなってしまった場合でも、支援金のご返金は致しかねます。またその場合は、資金をこれまでの治療費・検査費・検査にかかる移動費にあてさせていただきます。

 

【プロジェクト終了要項】