宮城の不登校生が居場所に出会うためのネットワークを作りたい!

宮城の不登校生が居場所に出会うためのネットワークを作りたい!

支援総額

709,000

目標金額 350,000円

支援者
103人
募集終了日
2020年10月20日

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プロジェクト本文

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 ネクストゴールを目指します! 65万円に挑戦します!

 本日(9月26日)第一目標である35万円に達しました!

 たくさんの方のご支援のおかげです!

 本当にありがとうございます!

 

 でもまだまだ残された日にちがあります!

 そこで 次のゴールを設定することにしました。

 

 次の目標は65万円です!

 もし 次のゴールが達成したら

  ・不登校関連の講演会・イベントなどの開催

  ・みやネット パンフレット作成

  ・「教育機会確保法」パンフレットの各居場所への配布

  ・各居場所・親の会支援

  ・不登校の調査活動

 など まだまだ実現したいことがたくさんあります!!

 

 ぜひぜひ 一つでも多くのことが実現でできるよう

 最後の日まで どうぞよろしくお願いします!!!

  

 

初めまして! 中村みちよと申します。「なかむ~」と呼ばれています。

 

 3・11のあと、不登校・ひきこもりの子ども・若者の居場所「フリースペースつなぎ」を2013年に設立し、子どもたち・若者たちの安心できる居場所をめざして活動してきました。

 全国から多くの支援をいただき、おかげさまで7年を迎えます。

 

多くの皆さんのおかげでオープンできた居場所「つなぎハウス」

 

しかしながら、課題は増える一方です!

 

①フリースクール・フリースペース・居場所はかけがえのない場所  

 

 不登校になる理由は本当に様々です。いじめ・先生や友達との人間関係・部活や「学校がが合わない」「自分のペースで学習したい」 また「なぜ学校に行けないのか自分でもわからない」といったケースもあります。

 

 学校に行くのが「当たり前」と思われ、学校に行けない子どもたちは「行けない自分はダメな自分」「大人になれない」「親に申し訳ない」など、自己否定感でいっぱいになります。

 そして、不登校経験をもつ若者たちや、一度社会に出たけれど人間関係などで悩み、傷ついた若者たちも、自分に自信がもてないままに、家に閉じこもってしまうことも多いです。

 

そんな子ども・若者たちにとって、「居場所」はとても大切な場所です。

 

 「ありのまま」「あなたはあなたでいいんだよ」「だいじょうぶ」…

 

そんなふうに自分を認めてもらえる場所 

 

 「遊びたい」「友達をつくりたい」「勉強したい」「社会に役立ちたい」「働くきっかけがほしい」

そんな当たり前のことが叶う場所が 居場所であり、フリースクール、フリースペースです。

 

 親同士がつながれる「親の会」「親カフェ」などを通して 悩みを分かち合いながら、親もどんどん元気になっていくことができるのです。

 

 でも まだまだ「不登校」「ひきこもり」への偏見は大きく、孤立し、苦しんでいる子ども・若者・親たちが大勢います。そのような子ども・若者にとって、かけがえのない居場所ですが、国からの経済的な支援は各家庭にも運営側にもなく、「居場所に通いたい」「居場所を継続したい」と思っても困難な状況です。貧困家庭も増えており、利用料が支払えない実態もあります。

また居場所が見つからなくて 右往左往しているお母さんたちがたくさんいます。

なかには 泣く泣く「仕事をやめて日中子どもといられるようにした」というお母さんもいるほど、本当に困っているのです。

 

 

②「もう学校復帰ではない」 教育機会確保法の設立

 

 2017年に「教育機会確保法」という法律が設立されました。

はじめて子どもたちの「休養の必要性」そして「官民の連携」「居場所の大切さ」が盛り込まれました。

 これまでは不登校になった子どもは、どんなに学校がつらい場所だったとしても、「学校に戻らなくてはならない」「学校復帰」が前提でした。しかしながら、この法律ができたことによって、学校に合わない場合、フリースクールなどの居場所に通いながら、社会的な自立を目指すことが官民の連携でできるようになりました。

 

 法律の中には「学校が子どもたちにとって安心できる場所になること」が提言されています。学校がより良い場所になるようにすることはもちろん大事ですが、それと同時に学ぶ場所を選択できるようになることも、子どもたちの命を守るうえでもとても重要であると考えます。

 

 

 もはや「学校」だけが唯一の学ぶ場所でなく、「ホームスクーリング」や「シュタイナー教育」「モンテッソーリ教育」などオルタナティブな教育を選択できる時代に変わってきていると思います。

 

 時代が多様になり、価値観や生き方が多様になっている時代に、教育も画一的な教育ではなく、子どもが自分で選ぶことができる「選択できる学びの場」を増やすことが今求められているのではないでしょうか。

 

③不登校の割合は増え続け、宮城は全国1位!

下の表をご覧ください。不登校の子どもたちの数は年々増え続け、小中学校合わせて、1昨年は14万人 昨年は16万人を越えました。中学生に至っては27人に一人が不登校です。

 

https://www.mext.go.jp/content/1410392 平成30年度文科省不登校等調査より 

そして 宮城は全国でも不登校の割合は1番に多いのです。

https://www.pref.miyagi.jp/site/gikyou-kkr/mkk-hutoukou.html「不登校への支援」

 

 

居場所のつながり・「宮城のネットワーク」を設立!!

 

 もはや不登校・ひきこもりの「居場所」の課題は、ひとつの市町村の問題ではありません。なかむ~は宮城県内の居場所の仲間たちとつながりあい、2019年4月 「多様な学びをともにつくる・みやぎネットワーク」(略称:みやネット)を立ち上げました。

 

 みやネットの仲間たちです!

 

・ふとうこうカフェ in せんだいみやぎ(仙台市・村田町)

・フリースクールINごきげんサロン こころのテラス(仙台市)

・NPO法人まきばフリースクール(栗原市)

・NPO法人こども∞感ぱにー “ぽはっく”(石巻市)

・ソーシャルアカデミー寺子屋(大崎市)

・一般社団法人フリースペース道(みち)(大崎市)

・ほっとスペースわっか(登米市)

・ひびのくらしの家(登米市)

・一般社団法人フリースペースつなぎ(気仙沼市)

 

 手弁当で月に一回、居場所の開設時間のあとみんなで集まりました。

どうしたら不登校の子どもたちの学びの場を保障できるのか、情報共有したりしながら、夜遅くまで話し合っています。

 

みやネットの会議 夜遅くまで宮城の不登校の課題を話し合いました

 

 民間のフリースクールだけでは、宮城の子どもたちへの支援を行うことは難しいです。

やはり、行政との連携は必要であり、「官民連携」ができるようになるために体制づくりを行っています。

 

 

みやネットの活動は次の通りです。

 

・研修会・講演会(教育機会確保法、先進事例、フリースクール運営方法など)

・調査活動(当事者意識アンケート)

・情報発信、共有(ホームページ・ブログ)

・行政・県及び市町村議員との懇談会

・先進事例の視察

 

 まず自分たちが「教育機会確保法」について勉強したいと考え、千葉県フリースクール等ネットワーク代表の前北海さんを招いて講演会を行いました(2019年6月)。

 

 

 

教育機会確保法について講演する前北さん

 

 

グループに分かれて 県内の不登校の状況を語り合いました

 

 

 

また、宮城県議会議員、宮城県教育委員会、みやネットと合同で、「教育機会確保法」の学習会を行いました。当事者のお母さんたちの声を聞いたり、各居場所運営の困難な状況を説明したり、議員の皆さん、教育委員会の先生たちに理解を求めました(2019年12月)。

 

 

県庁にて 多くの議員さんに不登校の現状を知っていただきました


そして、子どもの居場所、ネットワークづくりへ!

「みやぎのネットワーク」の力を活かして次のことをやっていきます。 

・居場所のマップ作り

・ホームページでの発信

 

「居場所マップ」には 各団体の所在地・連絡先がわかるようにします。

各学校・行政・公民館等に配布し、相談に行ったときにすぐに見てわかるようにします!

 

また、子どもたちの選択できる居場所を増やすために、行政の情報も入れていきたいと考えています!

 

ホームページでは随時 情報を発信し、イベント・講演会など、不登校の子ども・親が興味をもったところに行けるようにします。

 

  (ホームページはこちら → https://tmiyanet.wixsite.com/mysite)

 

不登校になると、お母さんたちは一様に「暗いトンネルの中に入ったようだ」「誰にも相談できなかった」「ママ友からも孤立してしまった」など 悲痛な声が聞こえてきます。

 

子どもは学校に行けなくなったことを自分で責めて、なかなか外へ出たがらなくなったりします。

 

そんなとき 

この「居場所マップ」「ホームページ」があれば、孤立せず同じような悩みをもつお母さんたち そして居場所とつながることができます! 

 

行政・相談機関はこの情報を生かして、居場所を紹介することができます!

 

 

 

クラウドファンディングでいただいたご支援は、居場所のマップ作り、ホームページ作りなどに用います。

 

全国で一番不登校の割合が多い宮城県 その宮城県が変わることはきっと全国に広がっていくと思います! 

 

「みやぎのネットワーク」に仲間を広げ、不登校の子どもたち そしてひきこもりの若者たちが孤立せず 生き生きと過ごすことができるよう ぜひ ご支援・ご協力をよろしくお願いします!!

 

【プロジェクト終了要項】


リリース完了予定日    
2021年3月31日

ウェブサイト・アプリ内容    
宮城県内のフリースクールなどの居場所を発信する

その他    
パンフレット作成に関して
制作物:居場所マップ
制作完成予定日:2020年11月30日
制作個数:5000枚
関連事項:
制作者:自身で行う

 

 

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プロフィール

2013年に不登校やひきこもりの子ども・若者の居場所「フリースペースつなぎ」を立ち上げる。2018年4月 新しい居場所の開設のため「フリースペースつなぎ」を法人化。現在代表理事。2019年4月より「多様な学びを共につくる・みやぎネットワーク」代表。2021年8月よりNPO登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク 共同代表。元教員。

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リターン

3,000


笑顔いっぱいプラン

笑顔いっぱいプラン

子どもたちからのメッセージのメールが届きます!

支援者
48人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年11月

5,000


笑顔満開プラン

笑顔満開プラン

子どもたちからのありがとうのメッセージがメールで届きます!

支援者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年11月

10,000


笑顔咲くプラン

笑顔咲くプラン

子どもたちからの感謝のメッセージがメールで届きます。
また紙媒体の居場所マップが届きます!

支援者
20人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

30,000


笑顔はじけるプラン

笑顔はじけるプラン

子どもたちの感謝のメッセージがメールで届きます!
居場所マップ・各団体のパンフレット(どちらも紙媒体)が届きます!

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

50,000


笑顔大好きプラン

笑顔大好きプラン

子どもたちの感謝のメッセージ+ ネットワークの居場所の代表が1時間の講演または 居場所つくりの助言に伺います!(宮城県内のみ・交通費は実費負担をお願いします。コロナウイルスの関係でオンラインになる場合もあります)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

プロフィール

2013年に不登校やひきこもりの子ども・若者の居場所「フリースペースつなぎ」を立ち上げる。2018年4月 新しい居場所の開設のため「フリースペースつなぎ」を法人化。現在代表理事。2019年4月より「多様な学びを共につくる・みやぎネットワーク」代表。2021年8月よりNPO登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク 共同代表。元教員。

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