全ての子供達に楽しい食卓を若手農業者が作った農産物を届けたい

全ての子供達に楽しい食卓を若手農業者が作った農産物を届けたい

支援総額

610,000

目標金額 500,000円

支援者
66人
募集終了日
2020年8月28日

    https://readyfor.jp/projects/35264?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

達成のお礼とネクストゴールについて

 

皆さまのご支援によって目標到達することができました。ご支援・ご声援、誠にありがとうございました!今後皆様のご期待に添える様に、今回のご支援を真摯に受け止め頑張ってまいります。

 

残り日数もわずかですが、ネクストゴールの目標金額100万に挑戦させていだだきます。できる限り本来の目標金額500万円(小作料)まで引き続き支援金募集させていただきます。

 

もう一度皆さまのお力をお貸しください。
 

よろしくお願い致します。

 

GREEN8 岩崎裕尚(イワサキ ヤスナオ)

 

い草農家の廃業から一念発起。会社、GREEN8を立ち上げます!
平均年齢36.7歳。4人の若手農家の挑戦を応援してください

 

ページをご覧いただきありがとうございます。熊本県八代市で「GREEN8」と言う会社を立ち上げている途中の岩崎裕尚(イワサキ ヤスナオ)です。平成元年生まれ、平成21年より農業大学校を卒業しそのまま就農して今年で10年目。元々い草農家の次男坊で我が家は55年間、い草から畳表まで栽培しておりました。

 

4人の若手農家の挑戦を応援してください!

 

しかし、近年座敷の減少で畳表の需要が減り、両親も高齢なため、やむなく廃業せざるをえない状況になりました。

 

このまま農業と言う仕事を辞めて違う職業に就こうか葛藤はあったものの…一度きりしかない人生…どうせやるならやっぱり農業、でも今度は水稲と露地栽培に重点を置いた農業をやろうと思い、同じ境遇の仲間と一緒にGREEN8と言う会社を立ち上げることにしました。

 

 

 

 

 

い草経営破綻した人、畳表検査技師を退職した人、両親が高齢で一人では農業が難しいという4人の若手農家集団です。会社名の由来は、植物のイメージカラーからGREENを、八代市から8をいただきました。8を横にすると∞、無限なるという思いも込めました。総面積約40ha。取扱作物は水稲、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーで平均年齢は35歳です。

 

豊本真嘉(トヨモトマサヨシ)

75年間作り続けた元い草農家。現在は水稲・キャベツを栽培し、父と子2人で農業を営んでいます。母親は腰の手術によりその後遺症で農場から離脱、父親も心臓の持病を患っています。

 

泉泰親(イズミヤスチカ)

106年間作り続けた元い草農家。近所の人からは「い草の神様」と言われていた父親を持っていましたが、現在はい草事業をたたみ、露地野菜に転換し、親子3人で農業を営んでいます。しかし近年父親が肩の手術を行い、その後遺症で思うように肩が上がらないため、母と子2人での作業が大半を占めています。

 

岩崎恭志(イワサキヤスシ)

8年上の兄メンバー2人とは高校の同級生。10年間畳表検査技師と言う職業に就きましたが業界での限界を感じ退職。現在、高齢の父母と弟の4人で農業を営んでいます。メンバー唯一の既婚者で3人の子供を持つ父親でもあります。

 

 

岩崎裕尚(イワサキ ヤスナオ)

 

2018年11月20日に結成したものの、近年の暖冬とコロナウィルスの影響により、物がだぶついて捌けず、資金難と栽培調整に悪戦苦闘中です。新型コロナウィルスが収束次第、スケジュールを組み、会社登録をしたいと思っています。

 

私たちの新たな挑戦に、お力を貸してください!温かいご支援を、よろしくお願いいたします。

 

 

失敗してもできることはある。
やっぱり農産物を通して子どもたちに笑顔を届けたい

 

私は14才の時から大人と同じように仕事をやってきました。い草の繁忙期は2回あります。一つ目は植付作業です。12月の寒い中、田んぼに水を張り、手作業で一株ずつ田植えのように植えていきます。二つ目は収獲作業。7月の朝3時から夕方7時まで1日16時間、収穫作業を行います。これほど重労働な農産物はないと今でも思います。イ草の栽培期間は2年間。その間前年度に生産したい草を畳表に加工する作業もやらないといけません。長いようで年中繁忙期が続くような作業でした。

 

14才の時から大人と同じように仕事をやってきました

 

昭和から平成に入り、日本の文化が大きく変わって畳からフローリングになりました。時代とともにコストも上がり、作っても作っても売れない(需要がない)状況になりました。さらに中国から安価な畳表製品が輸入されるようになり、平成元年をピークにい草の需要が年々減少。国内のい草農家と関連企業が連鎖倒産し、最盛期と比べると92%の廃業率となり、酷い時は同業者から自殺者が何十人も出る事態もありました。

 

目に見えない不安と恐怖との戦い

 

自分も辞めてしまったら同じようになるのではないだろうか…目に見えない不安と恐怖だけが襲い掛かる毎日。私の家は「手染」と言い、47年前の機械を駆使して作業を行うイ草農家でした。続ける場合、機械を全て更新するのに掛かる費用は約2500万円。続けたくても続けられないのが正直な話でした。

 

い草を通して様々な経験をさせていただき、良いことも悪いことも見てきました。父親から辞めると聞いた時、正直に安堵感の方が強かったと思います。なぜなら私にはこのまま続けて行ける自信と夢がなかったからです。

 

日本の文化が大きく変わって畳からフローリングに

 

我々はい草経営破綻を経験したメンバーです。

 

「失敗と言う経験を乗り越えて人にはできることとできないことがあります。しかしできることは全てやっていこう」

 

この言葉を踏まえ、自分達は世間様に何ができるだろうか、と考え、悩みました。

 

出した答えはやはり農業でした。自分達は一度失敗した側の人間だからこそ次の世代につながる農業をしよう。子ども達に自分達の作った農産物で楽しい食卓を届ける努力をしようと思い、今回のプロジェクトを立ち上げることにしました。

 

GREEN8メンバーで乗り越えていく

 

 

立ちはだかる壁、壁、壁。でも若さとやる気で乗り切りたい!

 

どんなに偉大な人でも一人で事を成し得た人物はいません。同じ境遇、同じ環境、同じ経験をしているからこそきっと分かりあえることがあると思っています。これまで私達の業界は一軒一軒で物事が成り立っている時代でした。

 

しかしこれからは一軒だけでやっていくのはよほどのことがないと難しいでしょう。4人全員が同じ疑問を思ったからこそやってみる価値があるのではないだろうかと思い立ち上げました。

 

乗り越えていく

 

会社を立ち上げるにあたっては、いくつもの壁に直面しました。

 

一つは周囲の反対。特に親からの反発が強く、なかなか理解してもらえませんでした。理由は二つ。一つは失敗して分裂している組合・組織が大半以上をしめているからです。もう一つは今している借金を子どもに引き継がせたくない気持ちがあるからです。

 

確かに、これまでにも多くの組合・組織が新たな組織を立ち上げたのをみてきましたが、分裂しているケースも多々あります。しかし、今回は一度失敗した経験者が強く共通の思いを共有している点が違うのではないか、と説得しました。また、借金については、私たちの代で必ず返済し、子どもたち世代には引き継がないということを固く約束しました。

 

い草に比べると苦戦する日々

 

仕事習慣の違いに慣れない、といった壁もあります。今まで個人でやってきた時間が長かったため、集団で何かをすることに不安もあります。また、感覚だけでしようとする習慣と環境に慣れてしまっているのでスケジュール調整にも苦戦する日々です。

 

栽培期間の違いもあります。い草の場合、栽培期間が2年かかるのに対し、露地野菜だと栽培期間が4ヶ月…1/6のスピードで物事が進んでいくことに慣れず、悪戦苦闘しています。時間に追われる毎日。畳と違い食べ物なので、保存が効かない上、相場の変動がイ草に比べると激しく、仕事をしても環境によってはマイナスになる週もあります。

 

しかし、壁ばかりではありません。私たちには強みもあります。

 

現在、農業界の平均年齢は66.8歳。それに対して我々の平均年齢は36.7歳。これからこの業界を担う組織です。私達は農業を専門とし、長い間農作物を栽培してきました。私達の目標は「家庭の食卓を野菜とお米でつなぎ、食べた喜びをコミュニケーションツールにすること」です。特に子ども達に焦点をあて、家族みんなのニーズに合った野菜作りお米作りに今後挑戦していきたいと思っています。

 

現在は発展途中ですが、若手のやる気と皆様のサポートで成長してきたいと思っています。ぜひ応援をよろしくお願いいたします。

 

子供たちに野菜を

 

 

農業を儲かる産業に。GREEN8がそのモデルをつくります!

 

今回、皆様からいただいたご支援で、大切な農地を所有されている地権者様に毎年お支払いする費用(約500万円小作料費)に当てます。本来であれば、野菜の収益をあてる予定だったのですが、国が輸入を進めている上、さらに新型コロナの影響で需要が落ち、資金を確保することができなくなってしまいました。しかし、ここで諦めるわけにはいきません。皆様のご支援を得てなんとしてでも会社設立に漕ぎ着けたいと思っています。

 

「GREEN8」は現時点ではまだ任意団体で法人格がないため取引してもらえない案件が多く、営業に苦戦しています。

 

長年、農業は儲からない産業だと言われ続けてきました。私自身、幼少の頃から両親とともに朝から晩まで働き、最後は事業破綻した人間です。正直に儲からないと言ってしまえばそうだと思います。

 

しかし、これからもそうでしょうか?

 

今回のプロジェクトを通して皆様からもう一度チャンスをいただけるのであるならば、農業でも儲かるんだというモデルをつくるための確実な一歩を踏み出したいと思っています。

 

リターンとしてはGREEN8がつくった自慢のキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、お米をお届けします。ちょうど今、生長しているところで、皆様にお届けするころには新米の美味しいお米ができる予定です。また野菜に関しては高温の夏にタネを播き苗を育て、秋の台風と残暑を耐え凌ぎ、冬の厳しい寒さに乗り越えた生命力の強い野菜をお届けいたします。

 

八代の元い草農家の再起をかけた挑戦をぜひご支援くださいますようお願いいたします。

 

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/35264?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

GREEN8代表。GREEN8は熊本県八代市でい草農家から脱却し再起をかけた挑戦団体です。おもに露地野菜(キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー)と水稲(お米)を栽培しています。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/35264?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

5,000


GREEN8応援コース

GREEN8応援コース

・GREEN8メッセージカード
感謝のお手紙を送らせて頂きます。

支援者
18人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

5,000


お米5kg

お米5kg

・2020年産の新米ヒノヒカリ(精米済み)5kg

※写真はイメージです。

支援者
23人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

10,000


お米3kg+野菜3種セット

お米3kg+野菜3種セット

・2020年産の新米ヒノヒカリ(精米済み)3kg
・我々が苗から育てた野菜3種(キャベツ1つ・ブロッコリー2つ・カリフラワー2つ)

※写真はイメージです。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

10,000


GREEN8全力応援コース

GREEN8全力応援コース

・GREEN8メッセージカード
感謝のお手紙を送らせて頂きます。

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

15,000


お米15kg

お米15kg

・2020年産の新米ヒノヒカリ(精米済み)15kg

※写真はイメージです。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

20,000


お米15kg+野菜3種セット

お米15kg+野菜3種セット

・2020年産の新米ヒノヒカリ(精米済み)15Kg
・我々が苗から育てた野菜3種(キャベツ2つ・ブロッコリー2つ・カリフラワー2つ)

※写真はイメージです。

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

プロフィール

GREEN8代表。GREEN8は熊本県八代市でい草農家から脱却し再起をかけた挑戦団体です。おもに露地野菜(キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー)と水稲(お米)を栽培しています。

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る