【第2弾】杉並区と南相馬の子どもたちが南相馬でミュージカル！

今日は、劇中歌の１曲をご紹介します。

この曲は、

南組、杉組双方のキャスト達に、

自分の夢をかいてもらい、それを元に歌詞を作った歌です。

 

昨年の秋に、新曲として作りました。

ダンスもゆっくりで、歌に集中できる曲として。

 

 

そして、この曲をリードボーカルとして歌ってくれる

女子達。

 

あんり、りな、まちゅり、べに。

 

彼女達のまっすぐな歌声と、まっすぐな瞳。

それは、純粋に夢を見る瞳。

遠くを見つめる瞳。

 

歌うことが大好きな彼女たち。

 

 

 

 

 

 

「はてなきゆめ」YOU TUBE

東北かけはしプロジェクト2014

https://www.youtube.com/watch?v=SZHUTxu7Au0

 

 

 

はてなきゆめ
words & music by  nappo

 

はてしなき　ゆめをみよう
終わらない　ゆめをみよう
この広い　そらのした
ぼくらは出会った　　あなたに出会った

だれかがほら　泣いてたなら　歌ってあげる
明日はほら　楽しいコト叶うかもだよ

 

パパとママと　トモダチと

ずっと笑っていたい
昨日よりも　できること　

ちょっとずつ　ほら　増えてくから

はてしなき　ゆめをみよう
終わらない　ゆめをみよう
この広い　そらのした
ぼくらは出会った 　あなたに出会った

 

 

ヤリたいこと　押さえきれないくらい溢れてく
行きたい場所　出会いたい人　数えきれない

夢はいつか　叶うなんて信じられなくて
泡のように　消えそうな　夢としても　離さないよ

 

はてしなき　ゆめをみよう
終わらない　ゆめをみよう
この広い　そらのした
ぼくらは出会った 　あなたに出会った

 

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

 

大きな舞台でも、たくさんの人の前でも

彼女達は夢を歌いました。

 

その中のひとり、まちゅり。。。

杉組のキャストの一人です。

 

 

彼女も「みんなのうた」に出会い、第１期からプロジェクトに参加し、

たくさんのステージを踏んできました。

昨年の座•高円寺でも、小さな身体全身を使ってのダンスに、

たくさんのお客さんが感動しました。

 

そしてまちゅりの妹、しきちゃん。

 

今年６歳になったばかりの、しきちゃんも、

全身を使って歌い踊るのです。

この二人の姉妹は、ほんとうに歌い、踊り、この活動が大好きで、

一度も練習を休んだ事はないほどです。

 

 

けれど、、、本公演には、いまのところ、参加できません。

 

二人は、震災後、福島に行った事は、ありません。。。

この、南相馬との交流がたくさんあるプロジェクトにいながら、

一度も福島に行けないのには、理由がありました。

 

やはり福島の現状を案ずる親御さんは、この姉妹を南相馬に

行かせる決断を迷っていらっしゃいます。

そんな現実を。小さいなりにも理解してるこの姉妹は、

自分達が本公演に行けない事を知った後に、

こう言いにきました。

 

「せんせ、あのね、わたしは南相馬に行けないの。

　だけど、歌と踊りは、一生懸命頑張るからね。頑張るからね」

 

と、笑顔で。。。。

 

 

演出家の夢麻呂さんは、まちゅりちゃんと、しきちゃんの

芝居の上手さに感心していました。

できれば、本公演でも役付きにしてあげたいと。

 

けれど、南相馬に行く事のできない姉妹に、役をつけるわけにはいきませんでした。

役のつかない姉妹でしたが、

その後も、一度も練習を休んだ事はありません。

 

 

 

そして、まちゅりと、しきのママ、まやさん。

 

 

彼女は、衣装係として、今回の舞台の衣装を、ほぼ縫ってくれます。

まやさんは、郡山出身。

けれど、震災後、自由に里帰りもできない状況の中、このプロジェクトに参加し

「これに関わってると、すこしでも福島に関われてる気がして。福島の人を

元気にできる気がして。自分の作る衣装を着て、こどもたちがキラキラ輝いてくれる事が、福島を元気にするんだと思って、やらせてください」

 

と。

 

まやさんは、ほんとうに丁寧に一枚一枚を、縫ってくれてます。

 

 

わたしは、涙がでました。

 

 

 

いろんな関わり方があります。

 

いろんな現実があります。

 

こうやって、想いをカタチにしようとしてる親子がいます。

 

 

 

 

本公演にで、まちゅりの「はてなきゆめ」は聴こえないけど

しきのキレッキレのダンスも観れないけれど、

まやさんの一針、一針想いのこもった衣装に身をまとった子供達が

思いっきり輝いてくれるでしょう。

 

 

まちゅりには、近くて遠い、フクシマ。

 

私にとっては、ツッカケでいけるほど、近いフクシマ。（笑）

 

 

いろんな距離感があります。

けれど、踊る曲は同じ。

歌う歌詞は同じ

 

 

 

 

想いは、そこに、ただひとつ。

 

 

 

重ね合わせます。

 

 

はてなきゆめ

 

 

 

 

出だしのフレーズ１行は、

将来「歌手になりたい」と言う、まちゅりの言葉です。

 

 

だれかがほら　泣いてたなら　歌ってあげる

 

 

はてしなき　ゆめをみよう
終わらない　ゆめをみよう
この広い　そらのした
ぼくらは出会った　　あなたに出会った

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽劇
「みんなのうた〜飛べ！ぼくらの空へ〜」

2014年9月14日（日）
＠福島県南相馬市　サンライフ

 

 

1st.stage 14:00（杉組メインキャスト）
2nd. stage 18:00（南組メインキャスト）

 

ticket （全席自由）
前売り　大人／2000円　中高生／1500円　　小学生以下／500円
当日　　大人／2500円　中高生／1800円　　小学生以下／800円

 

チケットのお申し込み
37nouta@gmail.com

 

 

チケット並びに公演のお問い合わせ
南相馬＞みんな未来センター　0244-26-9653
杉並　＞トモダチプロジェクト　37nouta@gmail.com

 

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南相馬　原町生涯学習センター＜サンライフ南相馬＞
福島県南相馬市原町区小川町322-1