【第2弾】杉並区と南相馬の子どもたちが南相馬でミュージカル!

【第2弾】杉並区と南相馬の子どもたちが南相馬でミュージカル!

支援総額

1,081,000

目標金額 1,000,000円

支援者
84人
募集終了日
2014年9月1日

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2014年08月27日 12:27

ゆな、みちる、りな。南組の星屑たち

今回、

1st.ステージは杉並組

2nd.ステージは南相馬組だ。

つまり、ダブルキャストでの公演になっている。

 

 

同じ脚本で、2つの演出。

子供達も演出の夢麻呂さんも大変。

 

けれど、ダブルキャスト、、、それは、とても素晴らしいものでした。

 

 

南組の主役達。

3名の女子。

 

ゆな、みちる、りな。

 

この3人は昨年の舞台から参加していて、

この活動を継続するか否かというときも、

率先して「また、やりたい」と言った子たちだった。

 

ゆなは、お芝居が好きで、

みちるは、ダンスが好き。

りなは、歌う事が大好きな女子達。

 

けれど、南相馬には、ダンススクールも、ボーカルスクールも

もちろん、劇団なんてあるはずなかった。

震災後「みんなのうた」という歌を抱えて東京から勝手にやってくる

なっぽが、毎月、細々と始めたボイトレレッスンに、

親がトモダチだったという縁で、

みちるが通い始めた。

 

最初はみちるの兄弟3人が通い、昨年の舞台にも弟も出演していたが、

今は、続けてるのはみちるひとりになった。

 

 

ゆなは、母親が小学校の先生ということもあり、この活動を知り、

ステージにたったり、面白い事が好きな性格の彼女は

あっという間にこの活動のトリコになった。

 

りなは、、、、お母さんが助産師さん。震災後、その活動を通じて、日本各地で講演会などに飛び回るママのそばで、いろんな人に会いながら、ママに言われるがまま、芸能事務所にまで席をおき(笑)なんだかわけもわからず、この活動に参加。

 

 

3人の女子は、それぞれの想いを抱えて、劇団どんぐりポッケに籍を置いた。

 

 

そして、それは、ただ、、、、、芸能を続ける、ということが目的ではなかった。

杉組の子供達と同じく、

「杉並にトモダチができた」

という想いが、彼女達の中にも大きく根を張っていたのだ。

 

 

杉並と、高円寺。

生まれ育った町は、全然違う。

 

 

かたや、高円寺

生まれた時から賑やかな商店街、たくさんの人波にもまれ、

流行の音楽も流行のファッションも、流行の食べ物も溢れ返ってる町。

オシャレだってできるし、なんだかカッコいい

南相馬の3人の女子は、そう思っていた。

近づいてみたい。。。話してみたい。。。仲良くなってみたい。。。

 

3人は密かに憧れ、その距離をどうやって埋めれば良いのか分からなかった。

 

 

 

かたや、南相馬

町にあるのは、ユニクロとしまむら(なっぽは、よくそこで服を買いますがww)

流行のサルエル?ってなんだ〜〜?

ゲームセンターも、マクドナルドもない

あるのは、大きな空と、ジャブジャブ池と、こぼれ落ちる星空。

杉並の子が、、この街を「ダサーー」って言うんじゃないかと。

 

けれど、杉組の4人は違った。

南相馬のJAまつりで、のんは、こう言った

「空気が、うんま〜〜〜〜イ」

ステージの上で、マイクを使って(笑)客席が爆笑した。

 

高円寺にはなくて、南相馬にあるもの。

南相馬にはなくて、高円寺にあるもの。

 

それを、こどもたちは、感じた。

 

近づきたい、一緒に、いたい。。。。

 

 

それは、小さな惑星同士が引き合うような引力を持って、

女子達は引き合い始めた。

 

 

昨年の本公演が終わった後、

 

杉並からも何度も南相馬のステージに行き

南相馬からも何度も東京のステージに来てくれた。

 

その度に子供達は、ホームステイをしあい、

ゆっくり、ゆっくりとその距離を縮めた。

 

 

りは、いつも、あんりの家にホームステイする。

あんりも、りなの家にホームステイした。

どちらも、ステイが終わり、帰るときになると、大号泣する(笑)

 

それも、母親も泣くのだ(笑)

「なんて、りなちゃん。かわいいの〜〜」(あんりママ)

 

「も〜〜あんり〜〜ずっと、こっちで暮らせ〜〜え」(りなママ)

 

我が子のような気持ちになるらしい。

 

 

 

 

みちる、は、杉組でも何度もホームステイしている。

彼女の笑顔は、天性のきらめきで、

たくさんのファンがいる。

杉組でも、みちるのファンが多く、いつもみちるの取り合いになる(笑)

今回の舞台でも、みちるの笑顔が、ストーリーを牽引して行く。

 

 

そして、ゆな。

負けん気が強く、それは杉組のパワーリーダー、えりのと似ているところがあった。

昨年の公演では、ゆなは、正義の主役。えりのは、悪役の主役。

二人の主役は、舞台の後、どうやって近づけば良いのか分からないまま

別れた。

 

けれど、今年。

 

 

ゆなと、えりのは、

同じ役を演じる。

 

夢と愛と勇気を探しにでかける3姉妹の、長女役。

冒険の旅に出る、リーダーだ。

 

いつの間にか、気がつけばこの二人は

大の仲良しになっていた。

先日の合宿でも、別れの時間が近づくと

ゆなとえりのは黙って抱き合い、おいおいおいおい、泣いていた。

言葉もなく、泣いていた。

まるで、遠距離恋愛のカップルの様だった(笑)

言葉は、要らないという雰囲気で、泣いていた。

 

「今度は、本公演だね」

 

その言葉だけで、十分だった。

 

 

南相馬、高円寺。

全く育った環境も、抱える問題も違う。

 

けれど、彼女達の心の中は、繋がっている。

 

 

この先、どんなことがあっても、

ゆなは、えりのに相談するだろう。

えりのは、ゆなに、メールするだろう。

 

 

この先、一人では絶対に抱えきれない事が、たくさんでてくる。

 

そのとき、

自分には、300キロ離れた場所に、親友がいる、ということが

どれほど心強いものになるのか。

 

 

それに気づくのはもっともっと、後のことかもしれない

 

 

けれど、つないだこの手を離さない限り、

絶対に、支え合う時がくる。

 

 

ホントノトモダチニナリタインダ!

 

 

これが、このプロジェクトの心髄です。

 

 

 

離れた場所で、今日も

同じ台詞を、同じ歌を、同じダンスを

 

みんな、練習します。

 

 

さて、杉組6時間稽古です。

 

行ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リターン

3,000


alt

1)パンフレット
2)キャスト集合写真
3)キャストメッセージ付きポストカード

支援者
29人
在庫数
制限なし

10,000


alt

1)~3)に加え、

4)パンフレットに名入れ
5)劇中歌「みんなのうた/トモダチ盆歌」CD
6)本公演チケット1枚

支援者
50人
在庫数
制限なし

30,000


alt

1)、2)、4)~6)に加え、

3)キャストメッセージ付きポストカード
7)2014年版 トモプロTシャツ

支援者
6人
在庫数
制限なし

100,000


alt

1)、2)、4)、5)、7)に加えて、

3)キャストメッセージ付きポストカード4枚
6)本公演チケット2枚
8)本公演DVD

支援者
2人
在庫数
制限なし

300,000


alt

1)、2)、4)、5)、7)、8)に加えて、

3)キャストメッセージ付きポストカード4枚
6)本公演チケット4枚
9)2013年版 トモプロTシャツ
10)写真集

支援者
0人
在庫数
制限なし

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