「ダンシング・オールドでい・クラブ4」全公演終了しました!
劇団鳥獣戯画45周年記念公演 第1弾
「ダンシング・オールドでい・クラブ4」
皆様から、予想を上回るご支援、励ましのお声を戴き、
全9公演を無事に上演することが出来ました!
私達は、客席の熱量や、息遣いを受け取りながら上演出来る事に、心が震えました。
また、このプロジェクトを通し、久しぶりに鳥獣戯画のお芝居を見て下さったお客様、私達のことを全く知らなかったお客さまからもご支援、そしてご観劇いただきました。
この出会いは、私たちにとって大切な宝物です。本当にありがとうございました。
8月初旬からお稽古が始まり、8月下旬に舞台美術プランが出来上がった時点で、舞台から客席までの距離等を考慮に入れて、設置できる客席数は9ステージで450名。
当初の予定よりも少ないことになり、私達も焦りました。
また、コロナにより移動を控える方や、劇場が怖いとのご連絡もいただき、ご予約数も伸び悩んでいました。が、公演が近づくにつれご予約が増え、公演間際に入場規制の緩和がはじまり、舞台からの距離、隣りの方との距離を保ちながら、弱冠ではありますが客席を増席しました。ザ・スズナリの劇場スタッフの皆様のご協力を頂きながら徹底した感染対策、消毒作業などを行い、最終的に506名のお客様にご観劇いただくことが出来ました。
ガイドラインに従い、お客様との面会はできませんでしたが、同じ空間で一緒に舞台を創り上げている感覚を共有したい!と、コンサートシーンでは一緒にライトを振って楽しんで頂くシーンも盛り込みました。
こちらでお客様のから戴いたご感想、舞台写真の様子をご紹介させて頂きます。
(撮影:山口笑加)
・ずっとお腹が痛いくらいに笑って、引き込まれ、佐々(さっさ)さんの所で泣き、地面師に腹を立て、マスターを思い、最後の天国ロックからは涙腺が壊れたように涙が止まらなくなりました。こんなにパワーのある素敵な皆さんを目にしたからこその涙かもしれません。私もコロナに負けず、頑張っていこうと思いました。
女性
・本当に楽しかったです!客席半減なんてもったいない……。
女性
・音楽と笑顔溢れる公演をどうもありがとうございました。往年の懐かしいナンバーとダンスに心踊りました。舞台装置もコンパクトながら場面転換の工夫をされており、見せ所のうまい多彩な舞台でした。コロナでみな苦しむなか、ぶっとばしてやろうぜ!という意気込みを感じました。また、次回公演楽しみにしております。
男性
・初めて拝見させていただきました。即、引き込まれて楽しい時間を過ごせました。このような状況の中、大変なご苦労があったことと思いますが、開演して頂き、元気を頂き、感謝しています。出演者皆様の温かいお人柄が立ち姿から伝わってくるようで、温かい気持ちになりました。生の舞台が、出演者とお客さんで作る空間がどんなに素晴らしく素敵なものであるのを久々に感じることもできました。ありがとうございました。
女性
皆さまからご支援頂いた資金は、劇場費、作品製作費(大道具・小道具・衣裳・音楽・照明・音響)スタッフ人件費、出演料へ全額使わせて頂きます。
リターンをご希望下さった方には11月中にクリックポストにて商品を発送させていただきます。(対面受け取りではなくポストへ投函)
ご到着まで今しばらくお待ちください。
創立45周年記念公演第1弾終了いたしましたが、
第2弾、跳び跳びロングラン「三人でシェイクスピア」公演が
10月20日(火) 19:00 池袋のシアターグリーンBASE THEATERにて上演されます。
アメリカの三人の俳優にによって創られ世界中で大ヒットしたこの作品は、劇団鳥獣戯画が2002年に本邦初上演。以来、跳び跳ロングランとして上演を続てけています。
高校、鑑賞会の上演を含めると、8万人近くの方にご観劇いただき、昨年、中国の青島で行われた国際演劇祭。The 8th International Theatre Academy Awardにて「作品賞」及び、出演の赤星昇一郎が「助演男優賞」を受賞しました。
ロングランで練り上げた俳優3人の秀逸な舞台をどうぞ、お楽しみください。
引き続き劇団鳥獣戯画をよろしくお願いいたします。