地学や恐竜を楽しく学べる3D地図教材を作りたい

地学や恐竜を楽しく学べる3D地図教材を作りたい

支援総額

1,091,000

目標金額 1,000,000円

支援者
39人
募集終了日
2020年12月11日

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プロジェクト本文

視覚障害者を含むあらゆる方が、楽しめる地質模型を制作!

 

初めまして。産総研発ベンチャー地球科学可視化技術研究所(株)代表取締役(所長)の芝原 暁彦と申します。

 

私は、1978年福井県生まれ。4歳で化石と地球科学に目覚めました。筑波大学で微生物の化石データから過去の地球環境を復元する研究で、2007年に博士号(理学)を取得し、その後はつくば市にある産業技術総合研究所(産総研)の地質標本館などを経て、2016年に産総研ベンチャーとして「地球技研」を設立しました。

 

2019年からは福井県立大学にある「恐竜学研究所」の客員教授を、また日本地図学会や東京地学協会の委員を兼任しています。また、プロジェクションマッピングやVRを使って、誰でも直感的に地球科学を楽しめる「未来の博物館」を作っています。


私たちはこれまでに、目が見えない方向けに「触察」できる高精度の地図の開発や、VR・ARなどのコンテンツと組み合わせたインタラクティブな地図の開発を行ってきました。しかし、ここ最近は、新型コロナウイルス感染症対策のため、各博物館とも入館者数や展示物にかなりの制限がかけられています。

 

そこで、視覚障害者を含むあらゆる方が、触察できる地形模型上に、AR等で地形と災害の情報を拡張し、効率よく理解できる地質模型を量産したいと思っています。

 

そして今回クラウドファンディングを活用することで、より多くの方に知っていただく機会にもなるのではないかと考え、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。どうか、あたたかいご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

家庭や学校でもより手軽に学べる地図を作成!

 

地図や地質図といった専門的な図面を読み解くには従来、大学などで専門的なトレーニングを受ける必要がありました。芝原が代表を務める産総研発ベンチャー「地球科学可視化技術研究所」では、誰もが直感的に地球科学情報を楽しめるようにするため、最新鋭のデジタル技術を活用した「次世代の地図」の開発を目指しています。

 

私たちはこれまでに、目が見えない方向けに「触察」できる高精度の地図の開発や、VR・ARなどのコンテンツと組み合わせたインタラクティブな地図の開発を行ってきました。

 

たとえば、2018年には茨城県つくば市にある地質標本館内に全長9mの精密な日本列島の3D模型を設置し、その表面に地層の分布や火山、活断層の位置、そして鉄道、道路網や上下水道など、地球科学とインフラ情報を高精度プロジェクションマッピングによって映し出すシステムを開発しました。

 

しかしながらここ最近は、新型コロナウイルス感染症対策のため、各博物館とも入館者数や展示物にかなりの制限がかけられています。そこで今回のプロジェクトでは、こうした状況にも対応できるよう、より安価でシンプルな小型地質模型の開発し、家庭や学校でもより手軽にこうした情報が学べるような教材を創って行きます。

 

 

 

害からいかに自分や家族を守るのかという意識にもつながるものに

 

具体的には、拡張現実(AR)などの技術を使い、立体地図の上に恐竜の産地やイラストなどの情報、火山の場所、地質図、河川の場所などさまざまな情報を表示し、私たちが暮らす国土の情報を直感的に理解できるような地図を、2021年3月31日までに制作します。

 

もし、地面の形やその場所の歴史などを、立体地図を通じてユーザーが直感的に理解できるようになれば、普段は意識していなかった地域の細かな地形や地質などを、日常的に掴み取ることができるかもしれません。ひいてはその感覚が、台風による水害や地震による災害からいかに自分や家族を守るのかという意識にもつながります。

 

ARによるコンテンツ追加実験

 

 

2次元の地図を読むのが苦手な方も、地図が得意になるかも..?


2次元の地図を読むのが苦手という人でも、立体地図に触れて直感的に地面の凹凸を理解したことで地図が読めるようになったというケースもあります。私たちは「脳に強制的に地図をわからせる」ということを実現したいのです。こうした今までにない人間の感覚を拡張し、新しい人類への進化を促すことが、私たちの最終的な目標です。

 

既に立体地図部分の試作は終わっており、今はこの上にARを使って恐竜や化石をはじめとするコンテンツをオーバーラップさせる実験に入っています。皆様から「こんな情報が見たい!」というご意見も積極的にコンテンツに反映させていきます。

 

精密地形模型

 

 


本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

地球科学可視化技術研究所 CEO。古生物学者、理学博士。1978年福井県出身。18歳から20歳まで福井県の恐竜発掘に参加し、その後はベーリング海やオマーンなどで化石調査を行う。筑波大学で博士号を取得後は、産業技術総合研究所で化石標本の3D計測やVR展示、博物館用3Dプロジェクションマッピングの研究開発を行った。2016年にはこれらの技術をもとに、産総研発ベンチャー「地球技研」を設立し所長に就任。「未来の博物館を創る」を研究テーマに、国内外へ向けて地学情報を発信している。2017年から明治大学サービス創新研究所の研究員を兼任、また東京地学協会、日本地図学会の各委員を務める。  おもな著書に『化石観察入門』、共著に『薄片でよくわかる岩石図鑑』(ともに誠文堂新光社)、監修書に『世界の恐竜MAP』(エクスナレッジ)など。

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リターン

3,000


alt

お気持ちコース

■サンクスメール
■プロジェクト報告書(PDF)

※いただいたご支援は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いてすべて活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

10,000


研究室バーチャル見学ツアー(事前質問受付)

研究室バーチャル見学ツアー(事前質問受付)

■研究室バーチャル見学ツアー(事前質問受付)

*2020年12月頃の開催を予定しております。

■サンクスメール
■プロジェクト報告書(PDF)
■HPへのお名前掲載(希望者のみ)

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

3,000


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お気持ちコース

■サンクスメール
■プロジェクト報告書(PDF)

※いただいたご支援は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いてすべて活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

10,000


研究室バーチャル見学ツアー(事前質問受付)

研究室バーチャル見学ツアー(事前質問受付)

■研究室バーチャル見学ツアー(事前質問受付)

*2020年12月頃の開催を予定しております。

■サンクスメール
■プロジェクト報告書(PDF)
■HPへのお名前掲載(希望者のみ)

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月
1 ~ 1/ 11

プロフィール

地球科学可視化技術研究所 CEO。古生物学者、理学博士。1978年福井県出身。18歳から20歳まで福井県の恐竜発掘に参加し、その後はベーリング海やオマーンなどで化石調査を行う。筑波大学で博士号を取得後は、産業技術総合研究所で化石標本の3D計測やVR展示、博物館用3Dプロジェクションマッピングの研究開発を行った。2016年にはこれらの技術をもとに、産総研発ベンチャー「地球技研」を設立し所長に就任。「未来の博物館を創る」を研究テーマに、国内外へ向けて地学情報を発信している。2017年から明治大学サービス創新研究所の研究員を兼任、また東京地学協会、日本地図学会の各委員を務める。  おもな著書に『化石観察入門』、共著に『薄片でよくわかる岩石図鑑』(ともに誠文堂新光社)、監修書に『世界の恐竜MAP』(エクスナレッジ)など。

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