75歳になる私の挑戦。長年書き続けてきた童話を絵本に！

 

 

はじめまして、井上共子と申します。私は北海道教育大学の美術学科でデザインを学んだ後、東京の透視図の研究所とインテリアデザイン事務所で修行し、建築インテリアデザインの仕事に就きました。また、色や形の組み合わせが織りなすデザインについても長らく一緒に勉強してきました。

 

そんな私は、2019年12月12日で私は75歳になります。その節目に、40年ほど書き溜めてきた童話を絵本にする決意をしました！タイトルは、「浜辺のクジラ（幼児向けの絵本で、クジラという名の子猫とおじさん犬との出会いから始まる小さな冒険）」です。この挑戦が成功したあかつきには、2020年10月中に出版予定です。

 

そもそも絵本をつくろうと思ったきっかけは、旅行先のカナダで出会った人たちとの交流の中で、見て聞いて感じたことに挿絵をつけながら文字にしてみたことでした。その文章と挿絵を見てくれた友人には「本当にあった話なの？」と驚かれるほどのエピソードでしたが、その感覚がなんだかすごく心地よかったのです。

 

とはいえ、絵本を出版するための費用をすべて自費で賄うことができないため、75年間の人生で最初で最後の大きな挑戦に是非みなさまのお力を借りたいと思い、クラウドファンディングに挑戦します。どうか、応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

小さい頃は、誰だって楽しそうに家の床や壁にグリグリと絵や線を描いた経験があると思います。その時々で、叱られたり、人と比較されたり、点数までつけられたりしながら……。

 

しかし、そうやって感性のまま描いた思い出が、いいものとして残っていたならば、きっと素敵な経験だったと言えるでしょう。

 

 

また、私が小さかったときは、戦争が終わってすぐの頃でした。大人はみんな忙しくて子どもに絵本の読み聞かせなどができる状態ではありませんでした。幼稚園に行っている子も少なかったほどです。

 

しかし先日、地域の親子が集まる読み聞かせ会に参加させていただいたとき、大人も子どもも、そこに集まっている人たちが絵本に向けるエネルギーに驚かされました。その体験に刺激を受けたことも、実際に絵本をカタチにしてみたいと思うようになったきっかけでした。

 

きっと、誰しも自分だけのいい話や面白いエピソードを持っていると思います。学生時代に起きた奇跡、思い出として記憶や記録に残しておきたい出来事など……。それらを私は今回の挑戦を通して、いろんな人たちに届けていきたいと考えています。

 

 

 

 

主人公は、「家の周りしか知らない子猫」。

 

その子猫が初めて海へ行き、そこで出会った「おじさん犬」との物語です。

 

出版後は、ささやかな茶話会を開き、友人や興味のある人を招待したいです。また、地域の子どもたちや大人に向けて、絵本の読み聞かせ会も開いていきたいです。

 

 

 

 

私は今回のプロジェクトを通して、自分を表現してみたい、と思った人が自分を表現するきっかけ、その後押しにつなげることができれば嬉しいです。

 

今まで75年間の人生で数多くの人からいろんなことを学び、たくさんの力を貸していただきました。これからは、自分が周りの人に何かお返ししたい。そんな気持ちで、生きていきたいと思っています。

 

私の望みは、一冊の絵本を作ること。まずは、その夢を実現するために頑張ります。ご支援ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。