保護猫のコンちゃんを失明の危機から救いたい！

当プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

昨日、プロジェクトを公開し、早くも多くの方からご支援と激励の御言葉をいただきました。

初めて捨て猫を保護して戸惑うところも多い私にとって、皆様の応援は本当に勇気づけられる思いになります。

改めて厚く御礼申し上げます。

 

さて、コンちゃんについてですが、この場で改めてここまでの経緯をご説明したいと思います。

6月中旬に近所で保護したとき、コンちゃんは酷い有り様でした。

雨の中茂みに隠れていたので全身泥だらけで、目元は目ヤニが固まり、特に左目の瞼はヤケドでもしたような赤い色をして塞がっていて、もしかして目が潰れてしまっているのではないかと不安になるほどでした。

後に、野良猫を保護している方々の報告を拝見して、車に轢かれたり、重い外傷を負わなかっただけコンちゃんはまだマシなのだと思い知りましたが、それでも不憫でした。

 

 

 

 

コンちゃんは保護して暫くはご飯もあまり食べず、水ばかり飲んで寝ているような状態でした。

獣医さんからいただいた所見では、「猫伝染性鼻気管支炎、猫カリシウイルス、猫クラミジア感染症の疑いあり」などと書かれていて、その仰々しい病名にわけもなく怯えたものです。

総じて言えば要するに猫風邪だと窺って気の抜ける思いもしましたが、重篤になると命取りになる場合もあるのですから油断はできません。

先住猫の茶々丸がほとんど病気とは無縁の子でしたので、コンちゃんの看病は不安なことや戸惑うことも多いものでした（これは現在進行形でも言えることですが……）。

 

 

 

先の病名からも分かるようにコンちゃんは感染症を持っているので、茶々丸とは基本的に引き離して看病しました。

実際、この辺りのことは私もどこまで警戒していいのか分からず、茶々丸を一旦知人の家に避難させた方がいいだろうかと悩むほどでした。

とはいえ、コンちゃんの治療は一か月近くかかるかもしれないことや、茶々丸が毎年ワクチン接種を行っていることから、とりあえずは一室に隔離して、部屋や私自身を細めに消毒するという選択に落ち着きました。

幸い、コンちゃんの容態は10日もすれば安定してきて、最初は大人しくケージの中で寝ていたのが、部屋の中を動き回るようになりました。茶々丸ともドア越しにニャアニャア会話するようになり、私は百均の柵とビニールを使って猫達の面会のための簡単なパーテーションを作ったりしました。

 

 

 

コンちゃんの目は、両目とも上述のウイルス感染の影響で結膜炎を発症していましたが、特に左目の症状は重く、猫風邪が回復してもなかなか開きませんでした。日によっては比較的軽症の右目もショボショボしていたりして目だけは一進一退という状態です。

そして結局、左目はウイルスのせいか、自分で痒くて引っ掻いてしまったのか角膜が傷ついて潰瘍性角膜炎を併発し、手術を勧められたというのが現状です。

獣医さんが言うには、部屋飼いならば片目が失明しても命に関わるような事態には陥りがたいということや、症状が重篤化してもあくまで内科的方法だけに限定して治療をお願いする飼い主さんもいらっしゃると説明を受けました。

その意味では今回のプロジェクトは私の我が儘でもあり、支援者の皆様には感謝してもしきれません。

 

ちょっと私はネット音痴のきらいがあるので、記事にお見苦しいところや更新作業に手間取ってしまうこともあるかと思いますが、今後事態が進展しましたらまたご報告差し上げます。

どうぞ引き続き応援のほど宜しくお願い申し上げます。