プロジェクト概要

津波で流された自宅を再建した佐藤直志さんを追った映画『先祖になる』

4月16日監督や直志さんらをゲストに上映会とトークショーを開催!

 

はじめまして、こんにちは。ドキュメンタリー映画『先祖になる』の主人公直志さんの生き様に感銘を受け、交流を深めている仙台自主上映会実行委員会代表の足立千佳子です。震災当時、津波被害を受けた自宅から離れることなく、数々の障壁を乗り越え、自力で自宅を再建した直志さん(77歳)の生き様は、同じ被災地と呼ばれる地で暮らす私達の心を揺さぶるものです。その姿を追った映画『先祖になる』は、何度観ても新しい気づきがある、かめばかむほど味が出てくるスルメのような味わい深い映画です。

 

4月16日の上映会に監督と、直志さん、剛さんを仙台にお招きするための費用をご支援いただきたいと考えております。ご協力をお願いたします。

 

(池谷監督と佐藤直志さんと一緒に)

 

 

映画のはじまり~私と池谷監督、佐藤直志さんとの出会い~

 

東日本大震災のあと、自営業の仕事がストップしてしまい途方にくれた私は、縁のあった宮城県登米市を拠点にしたボランティア団体のベースキャンプに参画することにしました。そこで津波被害の大きかった宮城県北部~岩手県の沿岸地域の様子を目の当たりにします。仙台の仲間から発信された情報を頼りに陸前高田へ足を運び、混沌とした状況の中で力強く生き抜こうとする大勢のみなさんと会い魂を揺さぶられるほどの衝撃を受けました。


東京から「被災地の現状を記録に残したい」と相談に訪れた池谷監督とボランティアベースキャンプで出会い、即座に陸前高田に行ってくれる様頼みます。監督やカメラマンが車中泊を続けながら陸前高田の様子を見聞きしている間、私も折りを見て陸前高田に通いました。

 

(直志さんが山から町のあったところを見下ろしている様子)

 

そうしたある日「地元で花見が行われるらしい」という情報を監督から聞き、ともにその花見の会場となった成田山金剛寺に行きます。そこで、今回の映画の主人公となった佐藤直志さんが「津波は来たけれども、それでも桜は咲く」と集まった町の人達に語りかける光景に出会いました。監督は「あの人に話を聞いて見る!」と言って、そこで別れます。

 

それから1年半経った2012年10月。監督から「映画が出来ました」と完成試写会のご案内をいただきました。あの花見の日から、監督が見た陸前高田の様子。直志さんのユーモラス溢れる生き様。剛さんの心打つ実直な生き様。東北の私達の魂の一番強いところが表現されている映画だと、感銘を受け、映画が始まってから終わるまでずっと泣きっぱなしでした。

 

 

『先祖になる』あらすじ

 

 男の名は佐藤直志。岩手県陸前高田市で農林業を営み、仲間から“親分”と慕われている。彼の家は1000年に1度の大津波で壊され、消防団員の長男は波にのまれた。生きがいを失った男に何ができるのか? 直志はひとつの決断をくだす。元の場所に家を建て直そうというのだ。自分はきこりだ。山に入って木を伐ればいい。友人から田んぼを借り、田植えもしよう。仮設住宅には何があってもいかない――。

土地に根ざし、土地に生きる人々の行く末をおもう彼の強さと優しさは、少しずつ周囲を動かし、生きることの本質を問いかけていく。忍び寄る病魔、耐えがたい腰の痛み、遅々として進まない市の復興計画……。数々の障壁を乗り越えて、77歳
の彼は夢をかなえることができるのか――。

 

「俺達の復興は終わった。あなたはどうだ?」と問いかけてくる直志さんを支え自分も自宅を再建した剛さんの声。「一軒が三軒、三軒が五軒、そして群れてムラを作ればいい」と微笑む直志さん。二人の生き様から震災から3度目の春に、私達は何をすべきなのかを考えたいと思い、今回、自主上映を決意しました。ひとりでも多くのみなさんに『先祖になる』を観ていただきたいです。

 

(実行委員会ミーティングの様子)

 

 

上映会の開催

 

2013年3月に実現した櫻井薬局セントラルでのロードショーを大いに盛り上げ、続いて実現したMOVIX利府でのロードショーに多くのみなさまに足をお運びいただきました。 その後、全国各地での自主上映が始まり、2013年8月に宮城学院女子大学でも公開講座として上映されています。

 

昨年のロードショーで『先祖になる』を見て感動した人。まだ見ていないけどその評判を聞いてぜひとも見たいと思う人。などが、応援団メンバーです。現在100名近い方達がメンバーとして情報を共有しています。その中から、ぜひとも自主上映会を実現させよう!と7名のメンバーが手を挙げ、実行委員会を結成し、自主上映会を行うこととなりました。

 

【日時】2014年4月16日(水)

【場所】せんだいメディアテーク シアターホールにて

 

(2013年 2月 直志さんと剛さんが東北大学でのイベントに「出演」。

そこに応援団のメンバーが合流し、3月のロードショーを宣伝させていただきました。)

(2013年4月 3回目の花見の日の成田山金剛寺)

 

 

土地に根ざして生きる強さを直志さんから学ぶことができれば、、、

 

あの花見の時に直志さんは「津波は来たけれども、それでも桜は咲く」と言いました。あれから4回目の桜が咲きます。仙台に暮らす私達にとっては、東日本大震災は過去のこととなり、記憶が風化している感も否めません。しかし、その一方で、今もなお仮設住宅にお住まいの方、仕事の見通しが立たない方が多くいらっしゃいます。同じ被災地と呼ばれる地に暮らす者として、今もなお不自由な暮らしを強いられているみなさんに想いを巡らし、ともに取り組めることを探すきっかけになれば、と、思い、映画の上映や、監督や直志さん、剛さんを招いてのトークショーを企画しました。土地に根ざして生きる強さを直志さんから学ぶことができれば、、、ほかの多くの被災者のみなさんの力になると思っています。

 

 

【引き換え券】

 

『先祖になる』仙台上映応援団のメンバーによるオリジナルポストカードのほか、宮城県北部沿岸地域の女性達が作るオリジナルエコたわし「編んだもんだら」、映画『先祖になる』のパンフレットや当日の入場券をご用意しました。

 

(引換券のイメージ)

(引換券のイメージ)

(復興支援グッズ「編んだもんだら」を、編み手のお母さん達と

話し合いながらデザインを決めている様子)

 

【主催】

仙台自主上映会実行委員会
 


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