ベトナムの子どもたち発案！Tシャツ&雨合羽製作で地域を元気に！

BAJが活動を行なっているのはベトナム中部の古都フエです。
今回はフエがどんな町なのか？なぜBAJが活動を行なっているのか？についてお話したいと思います。

(フエはベトナムの中部、こんなところに位置しています。)

【フエ市の紹介】

フエのフーバイ空港には、ホーチミンあるいはハノイから国内線で1時間10数分程度。空港から車で30分程走るとフエ中心部に到着します。

(ちょっとホラーなルックスですが、歴史ある王宮の門です)

フエ市はベトナム最後の王朝グエン王朝が1801年にベトナム全土を統一した際、首都と定められた古都。グエン王朝は13代140年以上にわたって繁栄を誇り、壮麗な王宮や陸墓といった建設物が今も残されています。それらは旧市街に点在し、周辺の寺院等を含めて一帯が世界遺産に登録されています。時代背景や王の個性によって、ベトナム伝統の建築様式や中国風の装飾、また西洋の宮殿様式を取り入れたものなど多彩な遺跡群は、世界中から環境客を惹きつけています。

(フランスからの観光客がシクロで市内観光)

(活気のある市場)

この「観光都市」「古都（＝やや田舎）」という特徴が、BAJがフエで活動する一つの要因となっています。

【なぜフエ？】

BAJは以下の様な困難を抱えた農家と子どもたちを支援しています。

・観光地方面に土地を持つため、観光を推奨したい政府によって土地の売買が制限されている
・勾配が急で土地が狭く、土質がよくない
・高額なプロパンガスの代替燃料として木枝を拾うため、その確保に時間がとられてしまう
・養豚に際し、糞尿が適切に処理されていないために環境汚染と近隣住民との摩擦を産んでいる
・伝統や昔ながらの知恵が失われつつある

BAJは農家さんに対して、バイオガスダイジェスターという、家畜の糞尿の臭いを抑え、燃料となるガスを取るための設備の設置と運用をお手伝いしています。また、その農家さんが生産している豚肉や野菜等を販売するための直売所の運営をサポートしています。また、こういった農家さんの取り組みと平行して、地域の環境について、子どもたちが学ぶ機会を設けています。

(こんな感じで、それぞれの事業が繋がり合い、影響し合っています。)

活動の詳細はホームページやブログからご覧ください。

◆循環型地域づくり　http://www.baj-npo.org/Activity/B_Activity/index1.html
◆子どもの教育　http://www.baj-npo.org/Activity/B_Activity/index2.html
◆ベトナムからのブログ　http://ameblo.jp/bajvn

今回のクラウドファンディングは、フエの環境を守ろうとする農家さんを応援したい！という子どもたちを中心にチャレンジしています。

ぜひご協力お願いします！！