ベトナムの子どもたち発案！Tシャツ&雨合羽製作で地域を元気に！

みなさん、こんにちは！！
目標達成まで与えられた期間、あと1ヶ月を切ってしまいました！！

子どもたちのアイディアが実現するかどうかが決まるまで、あと1ヶ月も無いんです...！！（応援するなら今ですよーーー！！！(｡≧Д≦｡)）

皆さんのお陰で、現在80%近くまで達成してきています。

どうか、引き続きのご支援、情報拡散、よろしくお願いいたします。m(._.*)m

さて、今日は子どもたちの住む地域の農家さんの支援に迫ってみたいと思います。

前回の新着記事で、バイオガスダイジェスター（以下BD）についてご紹介しました。

◇バイオガスダイジェスターについては6月25日の記事へ！

https://readyfor.jp/projects/4225/announcements

BDを設置した農家さんは、情報交換や交流のために月に1－2回程度のミーティングをもっています。日中の仕事を終えた夜、メンバーの家や閉店後の直売所に集まります。

（ある日のミーティングの様子）

話題となるのは『育てている豚の健康状態』や、『バイオガスダイジェスターのメンテナンス方法やガスの使い方』、『液体肥料はどの野菜には有効だが、どの野菜には向かない』、など日頃の農作業に直結したものがほとんどです。

知識が増えて実務に活かせる！助かるなあ！というのが参加者の感想です。

さて、最近の話題はやっぱり直売所、どの商品の売れ行きがいいのか気になります。直売所開店前には、既に育てている野菜を並べればいいと思っていた農家さんたちも、『あの野菜はないの？』『品切れ？いつならあるの？』などというお客さんの声を聞くにつれて考え方が変わってきました。

「お客さんの好む商品を育ててみよう！」

タイン（Tanh）さんがチャレンジしたのはニンジンです。

この写真のニンジン、わかりますか？日本でよく見る大きくて太いニンジンとはずいぶん違う、大人の小指程度の小さな小さなニンジン。

でもこのチャレンジは直売所メンバーにとって大きな一歩でした。

また、フー（Phu）さんはビニールハウスを作り、季節外の野菜を育てることにチャレンジ！

これまでは保守的で、あまり新しいことにはチャレンジしない傾向が強かった農家さんですが、グループ活動を通して励まし合い、刺激し合いながら新しいチャレンジを始めています。

常夏のイメージのベトナムですが、フエは雪は降らずとも、冬にはある程度寒くなります。そのため、冬季に不足しがちな種類の野菜を育てるのにビニールハウスは有効だと踏んでいます！

ところで、直売所では野菜、肉といった生鮮食品の他に、加工品も販売しています。キャッサバやショウガを乾燥させて砂糖をまぶしたお菓子や、レモングラス・にんにく・エビ・豚肉等を使ったふりかけ、焼酎などがラインナップ。これらの加工品は、直売所や農家さん宅で作り方を教わることもできます。

その中で特に人気なのはプリンです！このプリンは平飼い地鶏の卵を使っていて卵の旨味がギュッとつまっているだけでなく、なめらかでツルリとした食感が、フエ市民の胃袋をつかんで離さない様子♪♪

リピーターも多く、まとめて10個、20個と買っていくので（！）、入荷してもすぐに売り切れてしまう大ヒット商品です。

最近は、プリンに次ぐヒットを狙ってココナツゼリーも登場準備中のようです。

初めは所得の低い農家さんの所得向上のためのプロジェクトでしたが、このように意識や行動の変化に良いインパクトを及ぼしています。

そんな一生懸命な農家さんを、子どもたちも『応援したい！！』と思ってくれています。

子どもたちの活動と合わせて、農家さんのチャレンジも、是非一緒に応援してください！(｡･ｗ･｡ )