震災からの復興!みんなが楽しめる子ども盆野球大会を開催したい!

支援総額

531,000

目標金額 400,000円

支援者
46人
募集終了日
2021年1月26日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 楢葉町スポーツコミッションです。皆様の暖かいご支援のおかげで、目標額の40万円を達成することができました。本当にありがとうございます。

 来年の「盆野球大会」・「子ども盆野球大会」を大いに盛り上げ、新たな町の歴史となるように全力で取り組みます。

 皆様のご支援を頂いた「子ども盆野球大会」をさらに盛り上げるため、町内のチームだけに限らず、近隣の広野町・富岡町・川内村・いわき市・南相馬市の少年野球チームにも参加していただけるよう呼びかけを行い、被災地全体の取り組みとしていくため、新たに80万円のゴールを設定し、クラウドファンディングのネクストゴールに挑戦することとしました。

 追加のご支援は、大会優勝旗・トロフィーの準備や、各地域での募集活動などに使わせていただきます。今後、被災地域全体の取り組みとして発展させていきたいと思います。

 皆様の暖かいご支援が本当に励みになります。引き続きよろしくお願いいたします。

 

2021.1.5 楢葉町スポーツコミッション

 

 

 お読みいただきありがとうございます。楢葉町スポーツコミッション(一般社団法人楢葉町スポーツ協会内)です。

 

 私たちは福島県楢葉町でスポーツ振興、スポーツツーリズムの推進を行っています。

 

 東日本大震災を乗り越え、楢葉町の良さを全国の皆さんに知っていただこうと今年10月に旅行業登録を行いました。新型コロナウィルス感染症の影響により、東京2020聖火リレーの開催延期や合宿のキャンセルなど、大きな打撃を受けましたが、それでも、私たちはあきらめたくありません。

 来年、東日本大震災から10年となる節目の年に、町民の絆の象徴である「盆野球大会」「子ども盆野球大会」を開催するため、皆さんのお力を貸してください!

 

 楢葉町の震災と復興、そしてこれからの夢について、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

 

東京ヤクルトスワローズ 山田哲人選手

 

【応援コメント】

「楢葉町の取り組みに共感しました。応援しています。」

 

 3度のトリプルスリーを達成した東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手は、東日本大震災後、楢葉町のならは球場に3年連続で来ていただき、子どもたちの野球教室を開催していただきました。「子どもたちに夢と希望を持っていただきたい。少しでも野球を好きになってほしい」という山田選手は、とても素敵でした。

 山田選手、ありがとうございます!!

楢葉町での野球教室の様子

 

DREAM福島アクションプランフロントオフィス

元Jリーガー 西嶋 弘之さん

【応援コメント】

「笑顔あふれる楢葉町の復興への更なる挑戦を全力で応援しています!!」

 

 サンフレッチェ広島をはじめとして、Jリーガーとして活躍された西嶋選手。現在はDREAM福島アクションプランフロントオフィスの一員として、福島県の復興支援活動に携わっていただいています。楢葉町とのご縁も深く、Jヴィレッジにおける教室やイベントのインストラクターとしてご指導いただいています。

 西嶋さん、ありがとうございます!!

 

 

 楢葉町は福島県浜通りに位置する人口約6,800人の町です。

 サッカー日本代表の練習場所として世界的に有名な「Jヴィレッジ」があり、スポーツによるまちづくりを目指しています。

 

Jヴィレッジのフィールド

 

 現在、町が掲げる重点施策は農業再生、教育の充実、健康増進とスポーツ振興、そして新たな魅力の創造としています。「天神岬スポーツ公園」、「Jヴィレッジ」など東日本大震災以前より楢葉町の観光交流の中心を担っていた施設は現在も多くの方に利用され、「みんなの交流館ならはCANvas」や「ここなら笑店街」など、町民の生活基盤を支える施設も整備されています。

 さらに屋内体育施設「ならはスカイアリーナ」は、特殊素材であるタラフレックス使用のアリーナ、温水プール、ランニングコース、屋内遊具施設、会議室を併設した高機能な体育施設です。スポーツを通して仲間・家族・世代をつなぎ、町民の健康と魅力ある暮らしを支える「スポーツと文化の交流拠点」となっています。

 

左:天神岬スポーツ公園 右:ここなら笑店街

 

 

 現在、楢葉町のスポーツ振興は楢葉町スポーツコミッションが担っています。職員は8名で構成されており、様々なスポーツイベントを開催しています。町内の皆さんにスポーツの楽しさを伝えることを第一に考えています。雰囲気を一言で表すなら「にこにこ」です。幼稚園児からお年寄りまで、全世代の人が楽しめる工夫を行っています。幼稚園児には安田式体操、成人向けにはヨガ教室、お年寄りにはファミリーゴルフが人気です。

 

スポーツ少年団やイベントの様子

 

 平成23年3月11日に東日本大震災が発生しました。

 震度6強の地震及び津波により町全体に甚大な被害を受けました。さらに東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、避難指示が発令され、近隣のいわき市や姉妹都市である会津美里町などに避難することが決定し、全町民がふるさとを離れることを余儀なくされてしまいました。

 

震災で大きな被害を受けたまち

 

 スポーツをするための環境も壊滅的な被害を受けました。原発の事故対応のため、Jヴィレッジはフィールドの芝を取り除き、中継基地としての役割を果たすこととなりました。また、役場の隣にあった町民体育館は震災で自動ドアが傾き、入ることができなくなってしまったため取り壊しとなりました。

左:震災対応で中継基地となったJヴィレッジ 右:被災した町民体育館

 

 本当に大変な被災状況でしたが、希望をもらった出来事が1つありました。それはスポーツの持つ力を実感する出来事でした。

 平成23年の震災直後の夏、避難先の福島県いわき市で、楢葉町体育協会(スポーツコミッションの前身)が例年楢葉町で行っていた「盆野球大会」と「楢葉町交流ゲートボール大会」の開催を企画したときのことです。震災直後の大変な時期で、楢葉町には当然戻ることができません。何とかして毎年行っている大会を開催したいと思っていたところ、避難先のいわき市で、いわきグリーンスタジアム様に協力いただき開催できることになりました。全町民が避難している状況であり「もしかしたら誰も集まらないかもしれない…」と不安もありましたが、なんと4チームものメンバーが集まってくれました。この時、スポーツが持っている"人を元気にする力"を感じ、とてもうれしかったのを覚えています。

 

震災で避難中ですが、スポーツをしている間は皆さん笑顔でした!

 

 そして平成27年、避難指示が解除され、町民の帰還が始まりました。

 ふるさとに帰ることができるようになりましたが、順風満帆とはいきませんでした。風評被害を受け、旅行者数は激減、特に楢葉町が位置する福島県浜通り地区は震災前の2/3までしか旅行者が戻っていませんでした。風評被害は今なお完全に無くなってはいません。

 それでも、皆で力を合わせ、一歩一歩復興への歩みを進めてきました。スポーツコミッションでは、被災したグラウンドの整備など町民がスポーツに親しめる環境を取り戻すために奔走しました。例えば、被災したスポーツ施設の改修の際には、除染や大規模修繕など専門業者に頼まなければいけない部分を除き、土や芝の整備など自分たちで出来る部分はメンバーの自身の手で修復しました。

 

メンバー自身でグラウンドの地面に空いた穴を埋め、芝を整備。きれいなグラウンドとして再生しました!

 

 令和2年4月、私たちはスポーツでにぎわう「スポーツの聖地ならは」を実現するため、スポーツと観光を扱う組織である「楢葉町スポーツコミッション」を立ち上げました。また、10月には自分たちで合宿商品の取り扱いができるよう、旅行業の資格も取得しました。

 震災から復興する様子を目の当たりにしてきて、スポーツの持つ力を直に感じてきた経験と、震災後の穴の開いたグラウンドを自分たちで整備し、ここまできたからこそ、多くの人に使ってほしい、もっと楢葉町を知ってほしいとの思いから、震災からの復興の手段として私たちは「スポーツによるまちづくり」をスタートさせようと決めたのです。

 

 ところが、新型コロナウィルス感染症の影響で多くのスポーツ大会・合宿が中止や自粛となりました。

 楢葉町でも、令和2年3月に予定されていた聖火リレーの延期を始め、合宿・大会のキャンセルなどで交流人口が大幅に減少しました。

 やむを得ないことですが、やはりたくさんの人に楢葉町を訪れてほしい・知ってほしいとの思いで始めたスポーツコミッション事業なので、人が少ない今の状況はとても寂しく感じています。

 

 そこで、もっと多くの方に楢葉町を知ってもらい、訪れていただくきっかけとして、震災から10年となる節目の年である来年、伝統の「盆野球大会」を開催し、最高に盛り上げようと考えました。

 震災直後に避難先で開催した「盆野球大会」は、町民を結ぶ絆であり、私たちにとって復興の象徴となっています。

 それに加えて来年は全世代の町民がみんなで楽しむことができるよう、クラウドファンディングで皆様のお力を借りることで、「盆野球大会」同日に「子ども盆野球大会」を新設して同時開催を目指します。

 これまで「盆野球大会」は社会人野球チームが対象であり、子どもたちが参加することはできませんでした。しかし、楢葉町にはスポーツ少年団の野球部もあり、子どもたちが日々練習をしています。子どもたちが参加できる野球大会を創設することは、町の元気創出に非常に有効だと考えています。

スポーツ少年団で野球をする子どもたち

 

 ご支援いただいた支援金は、「子ども盆野球大会」・「盆野球大会」の開催・運営費、PRのためのHP運営費等に充てさせていただきます。

(なお、新型コロナウィルス感染症の影響により、延期になった場合にはHP等でお知らせします。)

 震災からの復興を目指してスタートした楢葉町スポーツコミッションの動きを盛り上げるためにも、皆さんのご支援、よろしくお願いいたします!

 

【ご用意したリターン】

 

リーダーとなる坂本事務局長

坂本事務局長とサインボール

 

 楢葉町出身。夢は、いつか楢葉町のスポーツ少年団からプロ選手が誕生してほしいというものでした。それが、5年前に楢葉町出身者として初のプロ野球選手である、赤間謙(楢葉町スポーツ少年団所属、楢葉中学校野球部所属)選手が誕生し、長年の夢がかないました。現在も母校の野球教室に来てくれるなど交流もあります。その時もらったサインボールは宝物です。

 また再び、彼のようにプロ野球選手が誕生することを夢見て、子どもたちがスポーツを楽しめる環境を一生懸命整備しています。

 

主にイベント開催を担う小林職員

小林職員とこども体操教室

 

 福島県出身。スポーツにずっと携わりたいと思い、この仕事を選びました。子どもがスポーツできる環境を整えたいという一心で仕事に励んでいます。やりがいはイベントが無事に終わった時の達成感と、イベントの時に子供たちみんなが必死になって楽しそうにやっているところを見ることです。

 

イベント開催・経理を担当する田中職員

田中職員とバスケ教室

 

 福島県出身。小学校から大学までバスケットボールをプレイしてきました。やりがいを感じるのは子どもたちにバスケットボールの指導をしている時です。自身の少年時代、指導者がおらず、小学校でバスケットボールをプレイできなかったことがありました。自分が指導することで、子どもたちにそのような経験をさせずにすんでいるとうれしく思っています。

 

 

 

【プロジェクト終了要項】

開催日時    2021年8月15日9:00-18:00(予定)

開催場所    楢葉町総合グラウンド

主催者    (一社)楢葉町スポーツ協会

イベント内容    震災10年の節目の年に、楢葉町の復興を願って「盆野球大会」及び「子ども野球大会」を開催する。

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プロフィール

(一社)楢葉町スポーツ協会内 楢葉町スポーツコミッション 事務局長 坂本貴志

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リターン

3,000


メールによる御礼と、チラシ&パンフレットの送付

メールによる御礼と、チラシ&パンフレットの送付

スポーツコミッション職員から、御礼のメッセージを差し上げます。
また、楢葉町合宿商品のチラシとパンフレット(パンフレットについては2月頃完成予定)を送付いたします。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

5,000


「スポーツの聖地ならは」貢献者ネームプレートへの記名

「スポーツの聖地ならは」貢献者ネームプレートへの記名

「スポーツの聖地ならは」の誕生に貢献してくださった方として、お名前をネームプレートに掘らせていただきます。
ならはスカイアリーナ内に設置する予定です。
(ご希望されない場合はお申し付けください。サンクスメールをお送りいたします。)

また、チラシ&パンフレットを送付いたします。

※実行者は、支援者が以下に該当し、またはそのおそれのある名称、愛称、表現等を使用した場合には、当該支援者の指示に従わないことができるものとし、その場合であっても、支援者に対する支援金の返金は行われないものとします。
法律・条例に違反するもの
公序良俗に反するもの
政治活動に関するもの
宗教活動に関するもの
実行者又は第三者の名誉・信用、知的財産権その他の権利を侵害するもの
その他不適切なもの

支援者
23人
在庫数
完売
発送完了予定月
2021年4月

5,000


「スポーツの聖地ならは」貢献者ネームプレートへの記名2

「スポーツの聖地ならは」貢献者ネームプレートへの記名2

「スポーツの聖地ならは」の誕生に貢献してくださった方として、お名前をネームプレートに掘らせていただきます。
皆様から予想以上のご支援を頂いているため、ネームプレートの追加またはサイズの変更を行います。(リターンとしてはどちらからご支援いただいても同じ内容です。)
ならはスカイアリーナ内に設置する予定です。
(ご希望されない場合はお申し付けください。サンクスメールをお送りいたします。)

また、チラシ&パンフレットを送付いたします。

※実行者は、支援者が以下に該当し、またはそのおそれのある名称、愛称、表現等を使用した場合には、当該支援者の指示に従わないことができるものとし、その場合であっても、支援者に対する支援金の返金は行われないものとします。
法律・条例に違反するもの
公序良俗に反するもの
政治活動に関するもの
宗教活動に関するもの
実行者又は第三者の名誉・信用、知的財産権その他の権利を侵害するもの
その他不適切なもの

支援者
15人
在庫数
10
発送完了予定月
2021年4月

5,000


「スポーツの聖地ならは」貢献者ネームプレートへの記名3

「スポーツの聖地ならは」貢献者ネームプレートへの記名3

「スポーツの聖地ならは」の誕生に貢献してくださった方として、お名前をネームプレートに掘らせていただきます。
(リターンとしては2・3は同様のものになります。)
ならはスカイアリーナ内に設置する予定です。
(ご希望されない場合はお申し付けください。サンクスメールをお送りいたします。)

また、チラシ&パンフレットを送付いたします。

※実行者は、支援者が以下に該当し、またはそのおそれのある名称、愛称、表現等を使用した場合には、当該支援者の指示に従わないことができるものとし、その場合であっても、支援者に対する支援金の返金は行われないものとします。
法律・条例に違反するもの
公序良俗に反するもの
政治活動に関するもの
宗教活動に関するもの
実行者又は第三者の名誉・信用、知的財産権その他の権利を侵害するもの
その他不適切なもの

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

10,000


Jヴィレッジの人口芝フィールドで無料練習のご提供

Jヴィレッジの人口芝フィールドで無料練習のご提供

「Jヴィレッジの人工芝フィールド」または「ならはスカイアリーナ」の利用料を、合宿期間中(1泊2日)無料にいたします。
また、支援団体のお名前(チーム名)をネームプレートに掘らせていただき、チラシ&パンフレットを送付いたします。

<条件・期間>
期間は2021年1・2・6・7・10・11月(閑散期)の平日に利用できます。(疑問等ありましたら、事前にご相談ください。)
先着3組限定です
※宿泊費・飲食費は割引されませんのでその点ご注意ください
※Jヴィレッジで宿泊した場合に限り、人工芝フィールドを1泊2日分無料でご利用いただけます
※運営主体である株式会社Jヴィレッジより許諾を得ております

支援者
3人
在庫数
完売
発送完了予定月
2021年4月

10,000


合宿サポートプランのご提供

合宿サポートプランのご提供

楢葉町スポーツコミッションへ合宿申し込みいただいたチームを対象に、合宿中の買い出しやコインランドリーでの洗濯が必要になった際、私たちスポーツコミッションのメンバーがマネージャーとしてサポートいたします。楢葉合宿で有意義な時間を過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。
また、支援団体のお名前(チーム名)をネームプレートに掘らせていただき、チラシ&パンフレットを送付いたします。

※有効期間は1年以内となります。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

プロフィール

(一社)楢葉町スポーツ協会内 楢葉町スポーツコミッション 事務局長 坂本貴志

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