台湾在住50年以上の日本人が開発したウキを日本へ広めたい！

台湾在住歴50年以上、磯釣り歴40年以上の稲田 太一さん(73)が発案、設計した特許公開中の浮力を微調整でき、理想の釣りを実現するウキ[魚心]を日本に広めたい！

 

 

はじめまして。私、小山和哉(41)と申します。簡単に私の自己紹介させて頂くと、台湾に移住して7年以上になります。日本で10年の会社員生活(建築関係)を経てシンガポールに2年、再び日本で独立して2年、そしてここ台湾へ移住してから出会ったのが稲田 太一さん(73)です。I稲田さんとはよく飲みなどに誘って頂いていたのですが、ふと釣りの話になった時に稲田さんが開発した日本と台湾で特許公開中のウキがあって、日本の大手釣りメーカーに話を持っていったけど、個人だとあまり相手にしてもらえなかったというお話でした。ただ、稲田さん本人も釣り仲間の評価も非常に良くて、「この浮力を簡単に調整でき、更に微調整も出来るウキ[魚心]を日本で釣りを、海を愛する仲間達にも広めたい！」との思いをお持ちでした。

そしてその思いに私も微力ながらお手伝いさせて頂きたいと思い今回のプロジェクトを立上げさせて頂きました。

 

なんと稲田さんは小学5年生の時に台湾に渡ってきており、10代からここ台湾で釣りを始め、30代前半には磯釣りに魅了され、それ以来磯釣り歴は40年以上になります。台湾の釣り番組にも出演されていた程の腕前です。

 

ご存知の通り台湾は小さな島国で、日本の磯釣りと同様、もしくはそれ以上に風が強く潮流も速いので思うようにみち糸～ウキ～ハリス～餌(ハリ)をコントロール出来ません。

重り(ガン玉)とウキのサイズで仕掛けを調整しようとしても餌の沈み方や動きが不自然になり釣果を上げる事が出来ませんでした。

またウキフカセ釣りなど理想的な釣り方ですが、潮の流れや風の影響を受けやすく皆さんもなかな釣果を上げる事が出来ない方が多いのではないでしょうか？

(特にしけの時などは従来のウキでは太刀打ち出来ません)

 

稲田さんもその内の一人でした。チヌ、クロダイ、グレなど、魚の特性を研究し頭の中では理解しているのですが、どうしても思い通りに仕掛けをコントロールする事が出来ませんでした。

潮流、海上の強風、これらを攻略すべく色んなパターンで試行錯誤するも稲田さんが理想とする、餌(仕掛け)とマキエを同調させて沈降させることが出来ませんでした。また色んなサイズのウキを用意し、状況に応じて変更したり、ガン玉やジンタンなどで微調整するのにも取付たり取外したりとわずらわしくもあり、ある程度の所で妥協してしまいませんか？

 

 

シンプルに理想の釣りを追求！

 

魚との駆け引き、自然との闘いでどうしても技術的に勝てない、思い通りの釣りが出来ない日々が数十年と続いたある時、ふと閃いたのが、みち糸～潮受け～ウキ～ハリス～餌(ハリ)の全てをガン玉・ジンタンだけでコントロールするのには無理があるのでは無いかと。そこでガン玉・ジンタンは餌(ハリ)とハリスをコントロールする為だけに使用し、ウキ自体でみち糸が強風で煽られるのを制御しつつウキの自重で自在に浮力を調整出来たら、かなり理想に近づくのではないかと、得意の機械工学、流体力学を使って開発したのがこの[魚心]です。

 

 

従来の浮力を調整出来るウキでは微調整が出来ない、または微調整は出来てもウキのサイズ幅が狭く結局ある程度のサイズを用意し、状況に応じて交換する必要があるなどの課題がありました。そこで[魚心]は空気室を広く持たせると共に、精密な浮力調整シャフトで空気室の体積を微調整する事に成功しました。更にウキ自体に質量を約25gも持たせる事で遠投も可能で潮流や風にも強く海中でも安定します。その上で000～2Bまでの浮力幅の調整、さらに無段階での微調整を可能とした、磯釣り、魚の心を研究し続け、理想の釣りを追求して開発されたウキです。

これによりウキ交換やガン玉の取付、取外しのわずらわしさも解消し、潮流や強風に影響されにくく、そしてマキエと同調させるという理想の釣りが実現しました。

それでも風や潮流の影響を受ける時は、ガン玉をウキの中に仕込む事により更に重量を増やして安定させる事が可能です。

 

 

魚との騙し合いでは無く、魚と駆け引きをしたい！

 

稲田さんは、魚との騙し合いではなく、魚と駆け引きしたい！ただマキエをたくさん撒いて偶発的に魚が仕掛けに掛かるのではなく、もちろんマキエはするけれども、そのマキエと仕掛けをいかに同調させ、魚の警戒心を解き、そして狙い通りに魚を釣り上げる。これが磯釣りの醍醐味だとおっしゃられております。(お酒の席では恋愛を例え話にしておられました笑)

 

そしてこの特許公開中の浮力が簡単に微調整できるウキ[魚心]とは、従来のような重り(ガン玉)でウキを沈めたり調整するのではなく、ウキ自体の浮力を微調整して自重でウキを沈めていきます。ウキのつまみを回すだけで自由に浮力を微調整出来るので、餌(ハリ)、ハリスの動きや沈むスピードに影響を与えにくく、限りなく自然に近いかたちでマキエと同調させる事ができます。

 

そしてウキを見て釣るのではなく、ラインの触感、動きでアタリを判断して釣り上げる。

これもまた釣りの醍醐味であり、魚との真剣な駆け引きだ。とおっしゃられおりました。

※、ウキだけを頼りに見てアタリを探る釣法には適しておりません。ご注意下さい。

 

 

サンプルの制作、そして試し釣り！

 

 

海水の密度、ウキの体積などから計算し、設計した図面を元にサンプルを制作し、稲田さん本人はもちろんの事、釣り仲間にも試してもらいました。

従来の仕掛けの作り方とは若干変わってきますが、コツさえ掴めば後は自由自在に仕掛けを操れたとの事です。

釣り仲間からも高評価だったそうです。

海を、そして魚の心を理解する努力をされて、従来のウキでは満足な釣りが出来ない方に是非とも試して頂きたいとの事です。

 

そしてこの技術、この製品を日本にも広めたい！土地は違えど同じ海で魚と恋愛し、駆け引きし、そして自然というライバルと戦っているたくさんの釣り仲間のお力に少しでもなれたらとのお考えでしたので、微力ながら私、小山がこのプロジェクトを立上げさせて頂きました。

 

そして稲田さんが育った台湾、Made in Taiwanのクオリティ(品質)を是非日本の皆様に知って頂きたいという思いがあり、中国製ではなく100%台湾製にしたいと考えております。

(工場、原料、パッケージ、検品など全て台湾国内で行います)

 

※、デザイン等、実際に制作する際は再度考察致しますので写真と異なる場合があります。

※、設計上、どうしてもパーツが4つになってしまう為、金型の製作費が高くなってしまいます。

　　ご理解願います。

 

もし稲田 太一さんが開発された[魚心]にご興味をお持ちになられた方、稲田さんの釣りに対する思いに共感された方、必ず良い製品をお届け致しますのでご支援よろしくお蔥致します

 

こちらは特許の証明書になります。

左が日本、右が台湾の特許書類です。2カ国で特許を認められています。

稲田 太一さんのプロフィール

・昭和22年生まれ

・小学5年生で台湾へ移住(高卒後は進学、就職で帰国し10年間ほど日本滞在)

・日本国内の技術系の企業に就職し、後に台湾へ帰国

・30代後半で独立し、台湾、日本、アメリカなどで活躍

・40代の頃には台湾国内のケーブルTV(太陽衛視)で釣り番組に出演されていました

・73歳の現在も台湾での事業に技術者として活躍されておられます

 

最後までお読み頂き有難うございました。実現出来るよう頑張って参ります！

 

 

プロジェクト終了要項

 

製作物    
浮力調整ウキ

製作完了予定日    
2020年12月20日

製作個数    
3000個