支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 71人
- 募集終了日
- 2022年5月16日
人類・鉄創世記 ―宇宙の賜物・隕鉄を素材とする、原始鍛冶の復活へ―
#テクノロジ
- 現在
- 1,485,000円
- 寄付者
- 70人
- 残り
- 28日
米各地を巡る上映キャラバンでアメリカの人たちに大陸汚染を知らせたい
#環境保護
- 現在
- 5,180,000円
- 支援者
- 160人
- 残り
- 31日
記憶の解凍|対話と色彩で蘇る。原爆投下前の日常、人々の想いを映画に
#子ども・教育
- 現在
- 3,670,000円
- 支援者
- 202人
- 残り
- 2日
2024年石川県能登半島地震 緊急支援
#国際協力
- 現在
- 1,274,000円
- 支援者
- 173人
- 残り
- 2日
継続支援|小児希少難病の患者団体支援事業にご協力を
#子ども・教育
- 総計
- 3人
311人募集中!|311子ども甲状腺がん裁判応援サポーター
#災害
- 総計
- 313人
プロジェクト本文
終了報告を読む
▼自己紹介
はじめまして「仙台空襲を記録する有志の会」です。
私たちの会は,2020年4月に戦後生まれの5人で結成いたしました。
会の目的は,1945年7月未明,アメリカの爆撃機B-29に空襲され,およそ1,400名が犠牲となった仙台空襲の記憶と記録を刻む「爆撃中心点銘板」設置を目標に活動を始めました。
会代表の宮城学院女子大学・大平聡教授,他4名(仙台・空襲研究会/市民サークル)が中心となり,市民に寄付を呼びかけました。
2020年7月10日,空襲から75年目にあたるこの日,爆撃中心点に隣接する個人ビル(オーナー・ご協力者)の壁面に爆撃中心点について説明プレートを掲示,続いて太平洋戦争開戦から80年にあたる昨年12月8日,同じビルの路面に「爆撃中心点銘板」を設置公開しました。
「平和の礎を踏み固める」という理想を目に見える形で実現できたことに,空襲体験者をはじめ,多くの市民から反響がありました。
2021年12月8日公開の銘板
しかし,この直後,安全上の問題点を指摘されました。
銘板が路面よりわずかに盛り上がったため,歩行者が足を滑らせるのではないか,という危惧です。
「平和の礎を踏み固める銘板が危険をもたらす」なんて…
会では,歩行者の安全を最優先にし,再工事を早急に行うことにしました。
しかし,問題は銘板設置の寄付金をすでに清算し,再工事資金が足りないことでした。
そこで,再工事のための支援を皆様にお願いしたいと思い,このチャレンジを始めました。
「爆撃中心点?仙台だけのことでしょう」
ほとんどの方はそう思われるでしょう。
「だいたい80年近く前の戦争を記録することに,なんの意味があるのか」とも。
今,世界中の人々が,戦時下にある国々とそこに生きる普通の方々の苦しみ,無念に思いをはせ,涙を流しています。
自分の住む街にも,かつて戦争があったという事実を思い起こしてください。
B-29は日本全国65都市をターゲットに空襲しました。
その爆撃中心点は空襲の象徴ともいえる場所です。
多くの民間人が犠牲となった空襲を記憶している場でもあります。
日本中の空襲下にあった普通の人々の声が,時と共に聞こえなくなっています。
「爆撃中心点銘板」を自分の住む街の「平和の礎」として残したいと,私たちは願っています。
どうか,ご協力をお願いいたします。
もう二度と「翼下」を恐怖の目で見上げることのないように。
▼プロジェクトの内容
①仙台の爆撃中心点銘板の再工事,不足費用ご支援のお願い
②米軍・B-29による日本空襲ターゲット65都市の「爆撃中心点」から戦争の実相を伝える
「施工の前に,もっとしっかり安全について確認すべきだった」という厳しい指摘に,私たちの会では深く反省しました。
話し合いを重ねる中で,この”つまずき”が,仙台という一都市の記憶継承だけではない,日本全国それぞれの「街の爆撃中心点」から知る新しい学びというものがあるのではないか,と考えました。
この”つまずき”を全国の皆様に共有するための報告書を作成し,市民による全国初のMPIモニュメント設置が街の新しい学びの場になった経緯をお伝えします。
リターンとしまして,街の新しい学びを知るきっかけとして,以下を提供できます。
(※金額により内容が変わります)
- 銘板再工事について報告書
- 仙台・空襲研究会『翼下の記憶』提供
- 「有志の会」の中心「仙台・空襲研究会」の知見を活かした資料提供
- 米軍資料研究第一人者のZOOM講演
- 仙台の爆撃中心点,解説付き案内
▼資金について
- 銘板再工事費用 50万円
- 資料作成諸経費 7万円
- リターン・送料等事務経費 10万円
- READYFOR手数料(税込) 92,400円
不足分については活動の中心である「仙台・空襲研究会」の講演会,冊子売上から充当。
(※研究会では,講演,展示協力等,多くを無償ボランティアで行っておりますが,篤志家のご寄付とわずかな冊子売り上げを活動費用としております)
▼「爆撃中心点銘板再工事」プロジェクトに挑戦するまで
「爆撃中心点」という言葉を初めてお聞きになる方も多いと思います。
米軍が日本の都市を空襲する際,B-29爆撃機から街の中心部のある一点を狙って焼夷弾を投下するよう指示。この点を「MPI」(Mean Point of Impact=爆撃中心点)と呼んでいます。
MPIを中心とする半径1.2㎞の円内に焼夷弾の半数が落ちれば,街を焼き払い大きなダメージを与えることができると米軍は考えました。戦争末期,日本の多くの都市にMPIを設定し,空襲が実行されたのです。
「爆撃中心点」はB-29による空襲のターゲットとされた被災65都市にあります。
資料作成/仙台・空襲研究会
有志の会では今回のプロジェクトである「銘板再工事」を通して,ほとんど知られていない空襲の記録を全国の方に知っていただくチャンスと,とらえています。
▼市民によるMPIモニュメントは全国初の試み
多くの都市では公園や公的スペースに公設の立派な空襲慰霊碑等が設置されていますが,
有志が個人の寄付を募り,空襲の記憶を記し,個人の敷地に設置された銘板は,日本では画期的なことであると自負しております。
私たち「仙台空襲を記録する有志の会」は,爆撃中心点銘板を通して空襲の記憶継承や街の地域学習に寄与したいと願っております。
どうか,皆様のお力添えをいただけましたら,大きな助けとなります。
▼これまでのあゆみ
●2020年7月10日ー仙台空襲から75年
代表である宮城学院女子大学,大平聡教授の「”爆撃中心点を仙台市民に伝え,平和の道をふみ固める”礎となる爆撃中心点プレートと銘板設置のための寄付を」という呼びかけが,地元新聞各社に掲載されたところ,100名あまりの方々,地元5団体からご支援をいただくことができました。
戦争体験者だけではなく,様々な年齢層からも大きな反響があったことに私たちは驚きました。たくさんの方々からのご厚志を得て,仙台空襲から75年目の2020年7月10日,「爆撃中心点プレート」をMPIに隣接するビルオーナー様のご厚意により,ビル壁面に設置,公開いたしました。
プレートには「仙台空襲を記憶する場」として,爆撃中心点と空襲概要が記されています。
2020年7月10日/仙台空襲から75年目に爆撃中心点プレート公開
●2021年12月8日ーコロナ禍での開戦80年目
2021年12月8日 爆撃中心点銘板公開
(※報道以外の方は写真掲載について許諾済です)
当日は,空襲を体験された2名の方が公開に合わせて,かけつけてくださいました。
▼代表挨拶
ロシアのウクライナ侵略戦争が始まって一ヶ月余、罪のない一般人の無残な死が連日伝えられるのに接するたび、80余年前、日本が中国にしかけた戦争が実はこうだったのかという思いを強くしています。
戦争の記憶を、戦争を知らない世代へと受け継いでいくため、私たちは皆様のご協力を得て、しっかりと地上に記し、平和の尊さを訴えていきたいと考えています。
どうぞ皆様のご協力をお願いいたします。
仙台空襲を記録する有志の会
代表 大平 聡(宮城学院女子大学教授)
- プロジェクト実行責任者:
- 大平 聡/仙台空襲を記録する有志の会
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年5月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
①完了日までに行うこと ・2月中に地権者との協議を行い,銘板再工事の日程を決め,工事を完了します。また,近隣住民への工事騒音についての周知と再工事についての説明を報道などと通して広報する予定。リターンとして計画中のpdfデータ作成と講演者との打ち合わせを行います。 ②資金の使途 ・工事費として借用している別団体からの立替金を返済。 ・近隣住民への周知対策と再工事についての広報。 ・リターンとして計画している仙台空襲と爆撃中心点についての冊子「翼下の記憶」の送付費用。 ・講演者への謝礼金 ・資料作成のための費用 ・残金が出た場合は今後必要となるメンテナンス費用として確保。(ビル改修時の再設置または保存費用)
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- pdfデータ作成中です。(資料をまとめるための時間がかかる)
- リターンを実施する上で必要になる資格や許認可について
- pdfデータの作成に伴う元データの使用許諾をいただきました
- リターンを実施する上でのリスクについて
- 再工事はモルタルなどが凍らない時期に施工することを業者と契約し確認済。冊子は在庫が250冊ほどあるため,寄付者への送付は確実です。講演につきましては,毎月ZOOM開催での研修会を行っていますので,対応可能と考えています。会の司会進行が課題と思われます。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額の差額は,活動のコアとなっている「仙台・空襲研究会」から補填を行い,冊子講演等の売上金で対応する。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
仙台の爆撃中心点を通して,日常と隣り合わせにある戦争の記憶を様々な方に伝えたいとの思いを込めて2019年に会を結成しました。今ほど,戦争の記憶と向き合い,平和への導を探ることが求められている時代はありません。
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リターン
1,000円+システム利用料
感謝のメール
気軽に支援できる金額でとの要望をいただきました。ご支援よろしくお願いいたします。
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
3,000円+システム利用料
礼状(pdf)
・礼状には活動報告書も含みます。
領収書不要の方,住所欄に「不可」とお書きください。
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
5,000円+システム利用料
礼状(pdf)・冊子『翼下の記憶』仙台・空襲研究会
冊子「翼下の記憶」は1945年のB-29爆撃機による仙台空襲と県内市町村に行われた艦載機空襲を,米英資料と各市町史,証言と併せて新たな視点から空襲について探った類書の無い書籍です。
- 支援者
- 16人
- 在庫数
- 183
- 発送完了予定月
- 2022年6月
5,000円+システム利用料
リターン希望なしーその1ー
感謝のメールをpdfでお送りいたします。
領収書不要の方,住所欄に「不可」等,お書きください。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
10,000円+システム利用料
礼状(pdf)・被災67都市のMPI(pdf)・「工藤洋三講演会ー全国の爆撃中心点についてー(仮題)」(ZOOM)
爆撃中心点について講演いただく工藤洋三氏は,米軍資料研究について国内外有数の研究者として,数々の著作があります。2022年8月以降,ZOOM講演の予定です。日程は後日,案内いたします。参加可能人数は40名(ZOOM対応可能な方)
- 支援者
- 16人
- 在庫数
- 23
- 発送完了予定月
- 2022年6月
10,000円+システム利用料
リターン希望なしーその2ー
感謝のメールをpdfでお送りいたします。
領収書,リターン不要の方,回答欄に「不可」等,お書きください。
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
30,000円+システム利用料
10,000円のリターン内容と冊子『翼下の記憶』に加え,仙台の爆撃中心点案内
仙台の爆撃中心点を空襲研究会の解説付きで案内いたします。現地までの交通費,滞在費等はご負担ください。日程につきましては別途お伺いいたします。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
30,000円+システム利用料
リターン希望なしーその3ー
感謝のメールをpdfでお送りいたします。
領収書,リターン不要の方,回答欄に「不可」等,お書きください。
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
プロフィール
仙台の爆撃中心点を通して,日常と隣り合わせにある戦争の記憶を様々な方に伝えたいとの思いを込めて2019年に会を結成しました。今ほど,戦争の記憶と向き合い,平和への導を探ることが求められている時代はありません。